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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年10月24日 (金)

10年後(2025年)を空想する (3万回PV記念)

誰もが驚いた3Dプリンター。実用化へ大きく前進したIPS細胞。突然ベールを脱いだ次世代の量子コンピューター。 そして、起こるはずの無かった原発事故。はたまた全国を席巻する「ゆるきゃら」ブーム。

1年先すら予想出来ない今日、まして素人に10年先など予想出来るものではない。もしかしたら、タイムマシンや、テレポーテーションが実現しているかも知れない。また、宇宙人とのコンタクトが始まっているかも知れない。

そこで、10年後の日本を予想ではなく、空想してみることで、少し頭の体操をすることにした。日頃の考えを思ったまま記事にしたので、自分が読んでも荒唐無稽な箇所もある。あくまでも空想なのでご容赦いただき、しばしお付き合い下されば幸いです。

 
■ 空想の10年後 キーワードはロボット

ソフトバンクが来年2月に発売するパーソナルロボット「Pepper」。198000円という価格設定は、2015年がロボット普及元年になることを意味している。


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先ず、私たちの身近な生活はどう変わるのか。


【家庭】遂に登場、クッキングロボット

戦後、家事労働を軽くした最大の発明は、電気洗濯機ではないだろうか。他にも冷蔵庫、炊飯器や瞬間湯沸かし器、掃除機、電子レンジ、食器洗い機など、多くの製品が開発され家事の負担は激減した。この時点で、便利にするための機械はすでに出尽くしてしまった感があるが、2025年、遂に究極の家事ロボット「クッキングロボット」が登場する。

朝、野菜、肉などの材料をセットすれば、帰宅時間に合わせて料理が完成している。留守中は防犯ロボットとして家を守り、ペットのえさやりや、宅配便の受け取りもこなす。帰宅すると「お帰りなさい~」と明るく出迎える。ただ、このロボット君、掃除は苦手なので、進化した次世代の「おそうじロボ ルンバXⅡ」に任せる。ルンバは業務用にも進出し、ビル掃除に活躍するだろう。

Panasonicdishwashingbotパナソニック クッキングロボット

家事から完全に解放された主婦は、社会進出して経済発展に一役買うが、自立したことで離婚率はさらに上昇する多様な人型ロボットが開発され、家庭にはロボット亭主、ロボット妻も登場して、生涯結婚しない若者が増える。

団欒の中心のTVは、100インチのフィルム式壁掛け型が主流になるだろう。自宅で映画を楽しむ人が増え、映画館は衰退するが、バーチャル、体感、マルチスクリーンなどミニテーマパーク化した一部の映画館は生き残るだろう。

高効率の液晶パネルや、窓に貼る液晶フィルムの開発で、省スペース型の太陽光発電が可能になる。駐車場の屋根程度の面積で、家庭の電気を作ることが出来るので、多くの家庭で電気代がゼロになるだろう。

また、健康志向の高まりと食品の高騰から、家庭用のカプセル式野菜生産機「植物工房」(仮称)が爆発的に売れる。その他にも、水を使わない洗濯機(したがって乾燥しなくてよい)が遂に完成して、節水にも一役買うことに。

2010012911031304_13 現在の野菜栽培機

以上、10年後、家庭に起きる変化は想像を超えたものになると思う。

 
【車】ガソリン車は姿を消す

ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車(FCV)、ソーラー自動車が主流になり、とうとうガソリン車は姿を消すだろう。特に究極のクリーンエンジンといわれる燃料電池車は、政府主導で水素ステーションなどのインフラ整備が進み、一気にシェアを拡大する。

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オートマチックドライブ(自動運転)が一部の高速道路で試験走行される。その結果、先行して高速道路で自動運転システムが実現するだろう。

トラックなど大型車は、装備が義務付けられた「自動ブレーキ装置」のお蔭で追突事故が激減する。

また、ワゴンタイプのマイカーには、防災対応の装備がオプションで可能になる。キャンピングカーほどの設備はないが、簡易トイレやベッド、電子レンジを備えたワゴン車が万一の大災害に個人用仮設住宅として威力を発揮することになる。

災害時に排気口が自動で閉まるなど、水に強い防水仕様の車が広く販売され、押し流されても一定時間沈まないことで、多くの人命が救われることに。


【経済】コーヒーは一杯1500円、空気を売る新ビジネスが誕生

一強多弱の政治体制の中で、現在のアベノミクスは強引な手法で、デフレ脱却に成功する。経済は上向くだろう。

しかし、インフレは進行し、非正規労働者や年金生活者の生活は困窮し、格差は広がる。人口減と高齢化で労働人口は不足するが、産業用ロボットが大幅に投入され、労働力をカバーすることになる。結果的には生産性は向上し、工業立国が復活する。

ディスカバリー日本Ⅱのキャッチフレーズのもと、海外からの旅行客は年間3000万人に達する。お台場の国際カジノも大繁盛、多くの観光客誘致に成功する。この頃、1000円硬貨が発行される。

一方、生活困窮者は都会を脱出し、田舎で自給自足の生活を送るようになるだろう。物価の安い海外への移住も合わせると、人口の1割近い1000万人が都会を離れるか、日本を捨てて生活するようになる。しかし、このような人口の移動は経済に好循環をもたらす一面もある。

サラリーマンは、成果主義による年俸制が浸透し、過酷な労働を強いられる。勝ち組、負け組がハッキリして、社会は二分される。労働賃金の格差はそのまま格差社会につながる。ストレスも蔓延するだろう。

経済に大いに関係のある100円ショップはインフレの影響で成り立たなくなる。店内の価格構成は、100円商品は1割程度、平均では300円程度となり、もはや100円ショップとは言えなくなるので、100YENの看板は外して、ダイソーショップとか、セリアショップに名称が変わるだろう。100円回転寿司も同じで、ファミレス化してメニューを増やし生き残る。

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「水」ビジネス時代は続くが、新たに「空気」ビジネスが誕生する。高濃度の酸素発生装置や、缶詰に入った「アマゾン川の空気」が家庭向けに発売され、療養中の高齢者や都心の富裕層に売れるだろう。

また、諸外国に比べあまりに法外な葬式費用は、斎場の乱立によって是正され、同時に香典という風習は姿を消すことになる。風習と言えば年賀状も減少し、会社関係や高齢者のみによって継続される。

 
【政治】民主党は消滅する 女性初の首相が誕生するも短命に終わる

二度も野党を経験した自民党は、巧みな政権運営で盤石の体制を築く。民主党は分裂し、大多数は自民党に吸収される。一方、共産党と社民党は合体し、野党や公明党の一部も取り込んで一大勢力に発展する。

すなわち10年後の政治構造は、自民対社共となり、戦後の大勢に戻ってしまう。ゴチャゴチャある今の政党は、自民か社共に二分される。右か左かの危険な構造が緊張感を生み、意外にも政治は安定して腐敗や癒着は一掃される

また、女性初の総理大臣が遂に誕生する。その人はN氏またはO氏であるが、議員定数の大幅削減を断行した後、年金改悪や消費増税で国民の反感を買い短命政権で終わる。

一方、北朝鮮による拉致問題は、南北朝鮮の統一が実現し、一気に解決に向かう。これにより民主化が遅れた中国は、アジアの中で孤立するだろう。

 
【自衛隊】戦争する自衛隊、隊員募集は困難に

集団的自衛権の行使容認で、事実上平和憲法の失われた日本では、自衛隊の戦闘地域への海外派兵も視野に入れなければならない。自衛隊の募集は難しくなり、徴兵制度の導入議論が本格化する。また、法律を改正して日本国籍以外でも自衛隊に入れるようにする。さらに、自衛隊を「自衛軍」に名称変更する動きが出てくる。

世界の紛争は無くならない。国連は各国の利害が対立し、機能不全のまま難民だけが増え続けるだろう。難民救助の目的で、自衛隊の医療部隊と、その護衛部隊が派遣される。
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一方、自然災害の多い日本では、自衛隊の存在は大きい。災害現場ではNASAの技術を使った生体反応探査ロボが活躍し、パワースーツを着た隊員が瓦礫除去に当たる。また、発生初期の台風を消滅させようと、自衛隊機がフィリッピン沖で特殊な物質(積乱雲を抑制する)を散布するが、周辺国の反発を買う。

 

【犯罪】監視社会の到来、コンピューターの犯罪

格差社会の広がりは犯罪の増加を招く。犯罪は凶悪化するが、犯人逮捕の決め手は防犯カメラの普及である。監視カメラ大国イギリスを模範に日本でも急速に防犯カメラの設置が進む。

各家のインターホンは24時間録画式になり近隣に目を光らす。全ての自販機はカメラ内蔵式になる。全ての児童のランドセルにも小型カメラが内蔵される。バス、トラック、タクシー、マイカーにはドライブレコーダーが義務付けられ、全てのエレベーター、全ての商店のレジスターにもカメラが装備される。

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そしてズーム機能、夜間対応などカメラの性能も飛躍的に向上させる。プライバシーの問題が浮上するが、犯罪抑止のためにはやむを得ないと国民は理解を示す。

防犯カメラの映像(顔)から、犯人を割り出すため、近い将来、運転免許証の顔写真が警察のデータベースに保存され、容疑者の照会に利用される。さすがに反対意見もあるが、すでに個人のプライバシーなど無いに等しい時代なので容認される。いずれは、公務員や企業の身分証明書なども警察にコピーされることになる。犯罪の抑止と引き換えに恐るべき監視社会が到来するだろう。

また、集団登下校の常態化と防犯カメラの設置効果で、子供の誘拐事件は激減する。欧州で始まっているICチップを体内に埋め込む案は検討されたが見送られることに。

一方、資産家や要人、その家族を狙った凶悪な誘拐事件が多発する。振り込め詐欺は高齢者への周知徹底と刑罰強化(死刑又は終身刑)で姿を消すことになるだろう。

コンピューターが犯罪に加担するケースが初めて発生する。行政機関や大手企業のコンピューターから大量の顧客情報が流出するが、これは、ある犯人がコンピューターを(破壊すると)脅し、その結果コンピューターが情報を漏らすプログラムを勝手に作り発生した史上初の事件となる。自身(マシン)の保身のため嘘をつくコンピューターはあったが、法律を犯すに至ったことで社会は大きなショックを受ける。

ハイテク捜査が進む一方で、警察に透視やテレパシーといった能力を活用する部署が出来るが、運用は秘密裏に行われる。

 
【医療】ヒーリングサロンが町中に

年間40兆円、医療費の抑制は急務である。その柱として期待されるのが、医療用ロボットの開発と医療現場への導入である。10年後は多くの先進医療の現場で医療用ロボットが投入され、「神の手」ならぬ「ロボの手」が大活躍することになる

 増え続けるがん患者に対し、やっと歯止めが掛かる。東大医科研の免疫細胞療法が承認され、副作用のないワクチンによる治療が一般的となる。他にも世界中で開発が進む新薬の効果で、がんは不治の病から脱出できる。

さらに、代替医療や漢方が注目され、統合医療として認知されるだろう。山間地の農家は漢方の薬草栽培で大きな収入を得る。

また、若者を中心にヒーリング療法が急速に広まり、各地にヒーリングサロンが誕生する。特に、うつ病などの精神疾患に効果が期待される。科学の発達と同時に精神世界を信じる人も激増し、現代医学に限界を感じる人たちが、ヒーリング療法や免疫療法に走る場面もありそうだ。

そして、何といってもIPS細胞などの再生医療が実用段階に入り、多くの医療分野で著しい成果が出るだろう。IPS技術で人工血液ができれば、献血は必要無くなるだろう

しかし多くの病気が克服される一方で、原因不明の難病や感染症が新たに出現して医療関係者を悩ませることに。鳥インフル、エボラに加え、新種のインフルエンザにより先進国も含め世界中で数百万人規模の死者が出る。日本では大規模な検疫施設が運用され水際作戦は成功する。大気汚染の著しい中国では、肺疾患が激増し訴訟騒ぎとなり、政権を揺るがす。

全世界のネット中毒やデジタル依存症患者は10億人に達し、WHOは憂慮を表明する。専門医による診療が行われ、日本では保険も適用される。また、一定時間経過するとネット接続が一時的にに遮断される機器も発売される。各国政府は従量制の料金体系に戻すよう勧告するが、市民は猛反発する。

予防医学と免疫療法、がん新薬、ヒーリング、そして再生医療、医療ロボットが10年後の医療のキーワードである。

尚、予防医学の観点から推奨されたスポーツは、東京オリンピックを契機に国民的盛り上がりを見せる。スポーツの各シーンではロボットが導入され、テニスロボや剣道ロボ、ロボットコーチが活躍する。

Award02_03_01_img01オムロンの卓球ロボット

現在ブームのジョギングやマラソンは効果が無いことが判明し、その地位をサイクリングに譲る。一方、免疫医学の観点から「笑い」の効用が医学的に認められる。日本の落語や吉本喜劇は思わぬ脚光を浴び、海外の医療機関に招かれる。

 

【新聞】発行部数の激減で存続の危機

現在、日本の報道の自由度は世界ランキング50位。そんな不名誉な評価を挽回するのは難しい。残念ながら自浄能力が無いに等しい報道機関。これでは発行部数は減るばかりだ。

一般のニュース、天気予報、株式欄、スポーツ記事に関しては新聞の価値はゼロに等しい。TV欄なども必要ない。どの情報もテレビかパソコンがあれば十分である。社説と文化欄など一部に限って新聞の存在価値がある。したがって、新聞は電子化が進み、読みたいジャンルを切り売りして配信し、読者はスマホやPCで見るというスタイルが一般化する。

テレビが出来てもラジオが無くならなかったように、新聞は生き残る。チラシ広告を見る主婦や、暇を持て余す高齢者に売れるだろう。しかし新聞業界の縮小は避けて通れない。新聞各社は、リストラ、合理化、企業合併などで当面は乗り切ることになる。

個人的には活字文化である新聞の衰退は避けたいので、自由な報道、ジャーナリズムの復活に期待したい

音楽・美術】ロボット作曲家の登場、バーチャル美術館の誕生

音楽の分野では、遂に完璧な作曲ロボットが登場する。このロボットは、何百通りものパターン(音楽的要素)を入力すれば、思い通りの曲を仕上げてくれる。ちょうど佐村河内氏と新垣氏の関係のようだ。もちろん、楽譜も書いてくれる。才能のない作曲家は廃業することになるだろう。ただし著作権は全てこのロボットの製作会社に帰属する

絶対に間違えないロボットピアニストが作られ、実際にリサイタルも開催される。このロボットは声楽や合唱の伴奏にも広く使われる。

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若者のクラシック音楽離れは進み、特に地方のホールは65歳以上の高齢者が聴衆の9割を占める。したがって、ホールを高齢者向けにバリアフリー化したり、階段に手すりを付けたり、医師を配置したりと対応が急務となる。シルバー社会のコンサート(ホール)の在り方

一方、文科省は若者のクラシック離れが深刻なことから、教育現場でのクラシック音楽重視の方針を打ち出す。結果、小、中学校では音楽鑑賞の時間が大幅に増える。

また美術の分野では、日本のハイテク技術を生かして、東京に世界初のバーチャル美術館が誕生する。館内は4つのエリアに分かれ、ヨーロッパ、アメリカ、中近東、アジア各地の美術館、博物館が精巧に再現される。Googleのバーチャル美術館と違い、建物内を歩いて見学する。展示物は映像と3Dで再現される。美術品は原寸サイズで表示され、色調はもちろん全てが本物と見分けがつかない程に。居ながらにして世界の超一級品を鑑賞できる施設だ。大塚国際美術館のバーチャル版といえる。

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余暇時間の増大によって、芸術の振興に拍車が掛かり、多くの国民が豊かな情操を身に着けることになるが、その副産物として、いじめ、児童虐待は減少する。結局のところ、いじめや虐待はすさんだ社会の縮図なので、社会が健全化して情操が育まれれば、自然と減少するはずである。

 
【旅行】宇宙旅行が100万円で実現

JTBなど旅行各社の通常パンフレットに、宇宙旅行が載ることに。現在2500万円の料金は100万円ほどまで大幅に下がり、誰もが夢の宇宙旅行を楽しめ時代が到来する。

Lifestyle061106_p1_ph_002 photo スペースアドベンチャーズ社

これまで以上に体験型のツアーが人気で、潜水艦を使った深海体験、長期の離島体験、不謹慎とも思えるが、火山体験、地震体験、台風体験ツアーなど新しい旅行が登場する。

日本だけで3700万人に達する高齢者。年寄り向けのツアーは全盛時代を迎える。世界中の観光地は老人で溢れ、バリアフリー化、休憩施設やトイレの増設、ツアー専属医師の配置など対応が追い付かない。

飛行機や新幹線では、小型の接客ロボットが導入される。また、リアルタイム翻訳機の普及で、言葉の壁は無くなり、誰もが安心して海外旅行が楽しめるようになる。反面、英会話教室などが影響を受ける。

 
【ペット】ペットGメンと、ペット型ロボットの社会貢献

高齢者の増加に伴いペットを飼う人はさらに増加する。ペット可のマンション、アパートは半数に達し、住民トラブルも激増する。公共施設、スーパー、飲食店はもちろん、一部の交通機関でもペットの同伴は可能になる。

ペットのための公園、介護老犬ホーム、総合病院、ホスピス、死後も霊園や永代供養など、まさにペット天国の反面、ペットへの苦情、虐待が社会問題化して、厚生労働省内にペットGメンが発足する。このGメンは各都道府県に配置され、指導取締りにあたる。

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また、人工知能を備えたペット型ロボットが多種類発売され、ペットショップやスーパーにもコーナーが出来る。ペット型ロボットは子供からお年寄りまで多くの国民に愛される。特に高齢者はペットと会話することで認知症の予防になる

■ 本棚の隅にあった文春新書の「10年後の日本」。(2006年発行)

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読み返してみて驚いた。今日の日本をものの見事に予測している。

格差社会、治安悪化、消費税二ケタ化、がんの急増、年金崩壊、代理母の功罪、切迫する大震災、恐怖の感染症、北のミサイル脅威など、残念ながらそのほとんどが当たっている。

特に東海地震が起きれば、中電浜岡原発で放射能漏れの大事故が起こる可能性が書かれている。地域は違うものの、あまりにも予想は的中している。すでにこの時点で、日本の原発は地震に弱いという認識があったかも知れない。

 
■ ご参考までに

1901(明治34)年の新聞に書かれていた100年後の世界 

 海外の友人と話ができる
いながらにして遠距離のカラー写真が手に入る
・野獣が絶滅する
・サハラ砂漠が緑化して文明がアジア・アフリカに移る
7日で世界一周ができるようになる
空中軍隊や空中砲台ができる
・蚊やノミが滅亡する
機械で温度を調節した空気を送り出す
電気の力で野菜が成長する
遠くの人間と話ができる
写真電話(テレビ電話)ができる
写真電話で買い物ができる
電気が燃料になる
葉巻型の列車が東京・神戸間を二時間半で走る
・鉄道網が世界中に張られる
・台風を一ヶ月以上前に予測して大砲で破壊できる
人の身長が180センチ以上になる
・医術が進歩し薬が廃止され、電気で無痛に手術できるようになる
馬車がなくなり、自転車と自動車が普及する
・動物と会話でき、犬が人間のお使いをする
無教育な人間がいなくなり、幼稚園が廃止され、男女ともに大学を出る
・琵琶湖の水で起こした電気を国内に輸送する

                       ※青字は実現済み

 

 あとがき

未来は言うまでもなく現代の延長線上にあります。ですから、現代の事象を注意深く観察すれば、未来は多少なりとも予測できます。

かし、今回のような素人の考察では予測は困難です。ですから居直って空想と致しました。空想しながら楽しい時を過ごすことが出来ました。良いことは全て当たって欲しいと思います。「心の時代」と言われて久しいですが、一向に心は充足しません。来る10年後が平和で豊かな社会になることを切に願うばかりです。

 

 

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