ホームコンサートで聴いた夭折の作曲家
滝廉太郎(1879-1903) 享年23歳
貴志康一(きし こういち 1909-1937) 享年28歳
共にドイツへ留学して西洋音楽を学び、同時に日本音楽を西洋に広めた先駆者である。
惜しくも、滝廉太郎は結核で倒れ、貴志康一は虫垂炎をこじらせ帰らぬ人となった。今なら治る病気である。
↑滝廉太郎物語(1993年) ↑ヴァイオリニストでもあった貴志康一
音楽ファン十数人が集まったホームコンサートでは、滝廉太郎の「荒城の月」がソプラノ独唱で、貴志康一の「月」がヴァイオリンで演奏された。 この日は中秋の名月であった。
参考動画 月 ヴァイオリン&ギター 貴志康一 バレエとのコラボ映像youtubeより
二人の夭折の作曲家に光を当てた今回のホームコンサートは大成功だった。
« 優しさの欠落 杉山平一の詩に学ぶ | トップページ | ウィーンの話題 3つ (2014年9月) »
「音楽」カテゴリの記事
- 知られざる名曲 第278回 ノクターン9番 / フィールド (2024.12.03)
- 知られざる名曲 第277回 ラルゴ / ヴェラチーニ(2024.11.29)
- 知られざる名曲 第276回 ラドロー / ジェームズ・ホーナー(2024.11.24)
- 知られざる名曲 第275回 ロマンス (遺作) / スクリャービン(2024.11.22)