ウィーンの話題 3つ (2014年9月)
【その1】 楽聖のそばで安息の眠りに包まれる
この程、ウィーン中央墓地の一角が、日本人のために売り出されることになった。
クラシックファンも驚くこのニュース(出典 IRORIO)。 音楽ファン憧れの世界遺産ウィーン、その中央墓地が、ウィーン国外の人に提供されることは初めてとのこと。
この事業を手掛けるのは、ワールド・ミュージックファン・セメタリ―(株)。
お値段は永代供養込みで、お一人300万円だそうである。(310基限定)
死んでから、ベートーヴェン、ブラームス、ヨハンシュトラウス、シューベルトなどの楽聖たちと一緒に眠るという究極の墓所の提案。
興味はあっても・・・
https://www.youtube.com/watch?v=_xJUXWP4Ug4
【その2】 華麗なるコロラトゥーラ 田中彩子 CD発売 (2014・11・26)
ウィーンを拠点に、ヨーロッパで活躍中のソプラノ歌手の田中彩子が待望のCD第2弾を発売する。(エイベックスクラシックスよりメジャーデビュー)
彼女はウィーンで学び、22歳の若さで名門ベルン州立歌劇場(スイス)でデビューした。
数少ない ハイ・コロラトゥーラソプラノとして最も注目の新星である。
CDタイトルはズバリ「華麗なるコロラトゥーラ」、夜の女王など全12曲を収録。
2015年3月、東京、大阪で公演予定
【その3】 ウィーン国立歌劇場音楽監督の突然の辞任
小澤征爾氏の後任として名門ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任していた オーストリア人指揮者 ウェルザーメスト氏が、シーズン途中で辞任を表明した。(ロイター発)
同劇場の総支配人 ドミニク・メイエール氏との、芸術性の違いが原因とのこと。
ドミニク・メイエール総支配人(左)と ウェルザーメスト氏
今シーズン残りの34公演は代役として誰が指揮をするのか、また後任の音楽監督には誰が就任するのか、このニュースの行方から目が離せない。
« ホームコンサートで聴いた夭折の作曲家 | トップページ | 今日も美味しく、楽しく! ほのりん男の料理 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- チャイコフスキーコンクール国別出場者(2023.06.18)
- 書を再開しました(2023.05.14)
- チャイコフスキーコンクール に ウクライナが参加 ?(2023.05.01)
- テロメアとは(2022.07.26)
- 東洋文庫ミュージアムへ行く(2022.07.19)