枯れないアサガオ
夏の花といえば朝顔 ( アサガオ )。 朝咲いて、夕方には枯れてしまいます。
だから、花言葉は 「 はかない恋 」。
その朝顔がバイオ技術によって、24時間咲き続けることができるようになりました(サイエンスポータルより )。
これは、花びらの老化を促す遺伝子が発見され、さらにその遺伝子の発現を抑制する技術が開発されたという ビッグニュースです。 成功したのは、つくば市にある 「 花き研究所 」。
近い将来、朝顔だけでなくすべての花の寿命が延びるかも知れません。世の中に花がいっぱい溢れて幸せな気分になれるでしょう。
しかし、花は儚い生命だから美しいのであって、もし数か月も枯れない花が出来たら、それは精巧な造花と同じように、いつか埃をかぶって誰も見向きもしない存在になるでしょう。
科学の進歩は素晴らしいですが、自然の摂理に逆らうことは、得るものはあっても失うものも大きいことに気が付くべきだと思います。 そんなことを考えてしまうニュースでした。
花は散る、また咲くために・・・
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