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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年7月18日 (金)

バッハと対峙した真摯な演奏

名古屋音楽大学の定期演奏会を聴きに行きました。(芸文コンサートホール 7/15)

時間の関係で、後半の6人しか聴けませんでしたが、どの学生さんも立派な演奏でした。

最後のトリを務めた 田中百合子さんのJ.S.バッハのパルティータ4番(序曲、アリア、ジーグ)は、久しぶりに聴く素晴らしいバッハでした。

あの幾何学模様と重層構造のバッハは、とてつもない集中力を要します。もし、一瞬でも途切れたら、音楽はグチャグチャに崩れてしまうでしょう。

一音の無駄もないバッハの音楽。彼女は相当なプレッシャーの中、よく弾ききったと思います。 澄み切った曇りのない音楽でした。

バッハと真摯に対峙し、バッハと会話しているかのように自然に音楽の流れに乗って、彼女は演奏する喜びを感じていたようです。

彼女にはバッハの声が聞こえていたのでしょうか。 演奏ありがとうございました。とても楽しめました。

Teienintei

折しも、ライプチヒの国際ヨハン・セバスティアン・バッハコンクールで、岡本誠司(東京藝大2年)さんが、ヴァイオリン部門で日本人初の1位に輝いたと言うニュースが飛び込んできました。  最近、国際コンクールで低迷している日本の若き音楽家の大きな励みになれば幸いに思います。

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