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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年7月 6日 (日)

異端の科学展を見る

世にも珍しい特別展 「 明治大正 異端の科学 奇なるものへの挑戦 」 を観て来ました。

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科学万能時代の一方で、科学では説明できない不可思議な現象が存在することも事実です。そして、その不可思議な世界に迫る様々な出版物やTV番組も多く存在します。

最近のベストセラー「 人は死なない 」 (矢作直樹 東大病院集中治療部部長 著)は、死後の世界の存在をめぐる様々な思索からなる衝撃の本と言えるでしょう。

100年~150年前の明治、大正時代にも心霊現象を科学的にアプローチしようとした多くの研究者や知識人がいました。

日本初の心理学者 元良勇次郎(東京帝大)、弟子の福来友吉(東京帝大)、世界的ヒーリング「レイキ」の創始者臼井甕男(みかお)、精神医学の呉秀三(東京帝大)、同じく今村新吉(京都帝大)物理学の山川健次郎(東京帝大総長)など錚々たる面々です。

そして、心霊研究に興味を抱いた文学者、知識人には、夏目漱石、志賀直哉、武者小路実篤、芥川龍之介、宮沢賢治、川端康成、土井晩翠などがいます。

今回の特別展では、人間の霊性や心霊現象を科学的に解き明かそうとした先人の研究成果の一部を貴重な資料として展示しています。

地方の一博物館が、これほどの資料を集め、大規模な展示会を開催することは容易なことでは無かったはずです。 ご努力に敬意を表したいと思います。

館長の言葉を借りれば、「知的好奇心で奇なるものに野心的かつ真摯に取り組んだ先人たちの足跡を発掘し、知られざる近代史をひも解く。」 というこの特別展は、現代にも通じる多くの真理を包括していると思いました。

※レイキは国(英国など)によっては健康保険対象の代替医療として公式に認められています。

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