交響曲 「 HARIKOMI 」 を聴く
週刊文春が、あの新垣隆氏に作曲を依頼した交響曲 「HARIKOMI」 (張り込み)が、にこにこ23時間TV(生放送)で初めて披露された。
注目の作品だが、交響曲(クラシック)と言うより、ビックバンドジャズのような雰囲気で、リズムに乗って管楽器群がパワー全開で演奏する。 曲想は、明るく楽しい。
本人は、自分が青春時代に聴いた多様な音楽を盛り込んだと言うが、曲の途中に突然チンドン屋が現れてビックリ。 なかなか趣向があって面白い曲だ。 そして、新垣氏自身のピアノソロもあったが、タッチがきれいだった。
何だか、ラプソディ・イン・ブルーのような都会的な描写もあり、新垣氏の豊かな音楽的センスには驚いてしまう。 弦楽器がもう少し聞こえると良かったが、もしCDならバランスも良いと思う。 曲は9分余りで終わったが、新鮮で野心的な曲だと思った。ただ、クラシックファンに受け入れてもらえるかは微妙なところだ。
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にこにこ23時間TVの画面より
その後の週刊誌の報道では、この曲を聴いた(やっぱり聞こえてた)佐村河内氏は、「あれはシンフォニーじゃない。僕がプロデュースしたらあんな風にならない。」 とコメントしているそうです。 真偽は定かでありませんが。
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