人生に歌あり
愛好者が4千万人いるというカラオケ。友人の応援のためカラオケ大会に出掛けた。
カラオケと言っても、キーボード3名、ギター3名、サックス1名、ドラムス1名計8名の生バンドが伴奏しているから「生オケ」と言うのが正しい。
出演者は中高年が多いが、スポットライトを浴びて、仲間や家族の声援を受け、気持ちよく歌っている。 ステージ衣装も素晴らしいから遠目にはプロの歌手と変わらない(笑)。
もう40年以上も前、会社のパーティで尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を歌ったことを思い出した。 カラオケはそんな昔からあった。 誰かの結婚式では、エレクトーンの伴奏で「新妻に捧げる歌」も歌った。6年半通った支店勤務の最後の日、夜遅くまで同僚たちとカラオケをやった。あの時は「サライ」を熱唱した(笑)。 今の若い人たちは知らない歌ばかりだろう。
オペラも演歌も合唱も、人間は歌うことで生きる実感を味わっている。 人生に歌あり、歌に人生ありである。
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