相次ぐ校長の不祥事から見える心の闇
教育現場のトップや幹部による不祥事が相次いでいる。
大阪では、スーパーで万引きした高校校長が懲戒免職になった。 群馬では、女子トイレで盗撮していた小学校校長が逮捕された。
福岡でも、小学校校長があろうことか覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。この校長は音楽が専門で、市内の小学校の校歌を作っていたが、曲はすぐに変更されたようだ。 いづれも卒業アルバムや卒業証書なども変更しなければならず、事後処理に追われている。
また兵庫では、教育委員会の部長が、女性の胸にさわったとして、強制わいせつ容疑で逮捕された。 滋賀でも、中学校教頭が、PTA会費を使い込んだとして懲戒処分となった。
万引き、盗撮、覚せい剤、強制わいせつ、公金横領など、信じられない事件がこの1、2か月の間に起きている事実に只々驚くばかりである。
このような事件が後を絶たないが、何が人生を狂わせたのか。
人には誰にも言えない「悩み」や「心の傷」があり、「もう一人の自分」が存在すると言われている。「自分とは別の人格を持った自分」は、心の闇の中に生きている。
ジメジメした梅雨空のような「心の闇」には、クロカビがびっしり生えている。
心のカビ退治をしてみては如何だろう。それには、明るい心、感謝の心が大切だと思うが、分かっていてもなかなか実践できないのが人間の愚かさでもある。
ある勉強会で、真理を勉強して水道の蛇口は取り付けたのに、蛇口をひねることをしないと、真理の水は決して流れることはないと教えてもらった。
この事件は、知識ばかりで実行が伴わない自分を反省するには良い機会であったと思っている。
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