白書は捉え方次第
3日、政府が決定した「子ども・若者白書」によると、日本の若者は、自分への満足感が最も低いことが分かった。(NHKニュース)
ある意味、暗い気持ちになる。
NHKニュースより
調査は、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン(7か国)の13歳から29歳までの若者を対象にインターネットで行われ、7400人から回答があった。
その結果、自分自身に満足している若者の割合は、各国とも70%を超えているにもかかわらず、日本は45,8%で最低だった。
本当に日本の若者は、自分に満足していないのか。 この結果について白書では、自らを肯定的に捉える感情を育むことが必要とし、その為の環境整備に取り組むとしている。
白書が認めた日本の若者の姿は、
自分に満足していない → 自らを肯定的に捉えない(自己否定している)、ということになる。
しかし見方を変えれば、
自分に満足していない → 現状に満足しないで、成長しようとする向上心の表れ、とも思える。
私は後者を取りたい。 その証拠に白書は、「自分の国のために役立つことがしたいか」という質問には、日本が最も多く54,5%あったと書いている。
志を持った若者が多いとも取れる。 この白書を見て、悲観的に捉える大人たちが多いことのほうが、日本にとってマイナスだと思う。 若者を信じたい。
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