国際行方不明こどもの日
あまり聞きなれない記念日ですが、今日5月25日は、「国際行方不明こどもの日」です。私も1年程前に知りました。
35年前の5月25日、アメリカで6歳のエビアン・ペイツ君が通学途中で行方不明になり、社会問題となりました。 この事件に心を痛めた当時のレーガン大統領が、1983年に5月25日を「全米行方不明こどもの日」にすると発表しました。
その後、国際社会に広まり、2010年に「国際行方不明こどもの日」が制定されたようです。(news source=Voice of Russia)
先日も、アフリカ西部のナイジェリアで、200人以上の女子生徒が誘拐されたニュースは記憶に新しいところですが、何と世界中で年間800万人もの子供が行方不明になっていると言うのです。
信じ難い数字ですが、もし本当なら、毎日この地球上のどこかで2万人以上の子供たちが行方不明になっている計算になります。 開発途上国や貧困国では人身売買が横行していると聞きますが、本当かも知れません。
また、欧米などの先進国でも、親権をめぐる子供の誘拐が頻発しています。セウォル号のように、事故に巻き込まれるケースもあるでしょう。
800万人という数字の根拠は定かでありませんが、人類の宝であるべき多くの子供たちが、大人たちの身勝手な行動で行方不明になっているという事実は衝撃とともに重く受け止めなくてはならないと思いました。
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