5月3日に思う
日本国憲法は、施行から67年を迎えた。 その憲法が崖っぷちに立たされている。
現政権は、国会での改憲手続きを踏まず、閣議決定による憲法九条の解釈変更を目指している。
中日新聞の世論調査によれば、九条の解釈変更による集団的自衛権の行使容認への反対は50%で、賛成の34%を大きく上回っている。
またNHKの世論調査でも、反対41%に対し、賛成は34%となっている。
朝日新聞にいたっては、反対63%、賛成は29%と、世論の多くは反対を表明している。
私たちはこの機会に今一度、日本国憲法を勉強してみる必要がある。
制定の背景や経緯について。 そこに込められた思いは。 不戦の誓いを立てた憲法九条の理念とは。 まだまだ議論を深める必要があるだろう。
先に成立した特定秘密保護法、尖閣や竹島問題、靖国、慰安婦、辺野古基地、八重山教科書問題、そして原発再稼働までリンクして考えなければならないと思う。
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