変わる学校検診
ぎょう虫検査、座高測定。 もう死語かと思いきや、まだやってたみたいです。
しかし、ついに2015年度限りで廃止になるそうです。
調べてみると、子供の寄生虫感染率は、1950年には62%でしたが、1965年には激減して2%を切るほどになりました。
それでも、ぎょう虫検査を50年間も続けてきたことは、驚きですね。
座高の測定も何の意味もありません。 健康増進に活用されることもなく漫然と続けてきたわけです。
懐かしい座高計
一方、最近の子供は関節や筋肉、骨の異常が多く、今後の学校検診はそれらに焦点を当てて行うようです。
ぎょう虫が減ってクリーンな環境になったはずですが、アトピーや花粉症、気管支ぜんそくなどに悩む子供が増えています。
栄養状態が良くなったはずですが、骨折しやすい子供が増えています。
学校と家庭はもちろん、社会全体で子供たちの健康を考えていくべきでしょう。
子供にはすべての最も大きな可能性がある。 トルストイ
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