心に沁みる音楽 矢島勝ピアノ演奏会
先日のブログ記事でお知らせした「 矢島 勝 ピアノ演奏会 」 がお蔭様で、盛況のうちに終わりました。 私は舞台袖にいましたが、まさに心に沁みる演奏会でした。
翌日の中日新聞(クリックで拡大します)
指導者として多くの音楽家を育て、生徒からは「 自慢の先生 」と尊敬された矢島勝先生。
77歳で(20年ぶりに)挑んだ本格的なピアノリサイタル。 年代順に、スカルラッティ、モーツァルト、ベートーヴェン、アルベニスと、すべて暗譜され、一曲一曲を心を込めて弾かれました。
これまで音楽に精進できたのは、多くの方々のお蔭だとし、弾き終わるたびに会場に深々と一礼される姿には心を打たれました。 ご参考→ 先の記事 感謝のピアノ演奏会
長年陰で支えられた紀代子夫人も、モーツァルトの変奏曲を披露され、ステージに花を添えられた形になりました。
アンコールは連弾で、バッハの「 主よ人の望みの喜びよ 」を弾かれましたが、寄り添うような曲想とお二人が重なって、とても温かな気持ちになりました。
そして、お孫さんたちから花束をもらい、終演後はロビーで全国から駆け付けた多くの友人や教え子たちに囲まれて両先生はとてもお幸せそうに見えました。
益々のご健勝、ご多幸をお祈りいたします。
当日の写真(クリックで拡大)は → 音夢さんのHP をご参考下さい。
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