変節する公明党
国会で圧倒的多数を誇る自民党。 もはや独走態勢に等しい。
そんな中、唯一この暴走に歯止めをかけられるのが与党の一員である公明党だ。
実際、公明党の消費税軽減税率導入と、原発ゼロ方針は、多くの国民の支持を集めた。
しかし、消費税が8%に上がった4月1日、安倍総理と山口代表の会談では、2015年10月の消費税10%時に軽減税率を導入するかどうかは微妙な情勢だ。
西日本新聞電子版より(クリックで拡大)
さらに、3日の「エネルギー基本計画」で自公両党は、再生可能エネルギーの数値目標を見送るとともに、原発は「重要なベースロード電源」と位置づけ、原発再稼働を決める方針を明記した。(4日YAHOOニュース)
東京新聞Webニュースより
これでは公約無視と言われても仕方がないだろう。
今こそ、公明党に頑張ってもらいたい。政権にすり寄る党などという汚名を返上するチャンスである。公明党に最後の望みを託す国民の期待を裏切らないでほしい。
次は、集団的自衛権の行使について、自公の本格的な協議が始まる。
自公連立政権の「急所」は揺れているが、行使容認については、慎重なうえにも慎重な議論を重ねてほしい。
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