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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年3月26日 (水)

喜劇は終わっていない。

死の3日前、「諸君、拍手したまえ。喜劇は終わったのだ。」という有名な言葉を残して、ベートーヴェンは56歳の生涯を閉じました。

1827年の3月26日のことです。

ベートーヴェンの人生は、本当に喜劇だったのでしょうか?

聴覚を失った作曲家としては悲劇の人生であり、名声を得たことは輝かしい人生でありました。

そして、時に気難しく、家庭も持たず、人間嫌いの彼が、人類愛を歌った「第九」を作ったことは、喜劇と言えなくもありません。

拍手こそしませんでしたが、ベートーヴェンの葬儀には2万人もの市民が参列しました。

ベートーヴェンの音楽は、今も生き続け、喜劇は終わることなく不滅の輝きを放っています。

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