シャガール 「夢の花束」
いかにもシャガールらしいタイトルですね。 仏の文化相 アンドレ・マルロー の依頼でマルク・シャガールは、パリ・オペラ座の天井画を制作しました。
その作品名が、「夢の花束」です。この天井画は、仏、露、独、伊などの大作曲家14人のオペラ、バレエ曲をモチーフに描かれています。 モーツァルト「魔笛」、ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」、チャイコフスキー「白鳥の湖」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」などなど。
天井画は、彼が78歳の時(1964年)に完成しています。(彼は長命で、98歳で死没。)
今春、東京、大阪を除く全国5会場で、シャガール展が開かれます。シャガール展は何度もありましたが、今回は未公開作品を中心に約250点が展示されるとのことです。
また、シャガール展に合わせて、「シャガールコンサート~パリ・オペラ座の天井画」というコンサートも企画されています。
3月27日は、シャガールの忌日で、ベートーヴェン(3/26)と一日違いでした。
« 二つの声楽コンサートを聴く | トップページ | 似て非なるもの »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 東洋文庫ミュージアムへ行く(2022.07.19)
- 日本音楽コンクール、ピアノメーカー指定に(2022.07.12)
- 名画との出会い「鏑木清方展」(2022.07.11)
- 追憶の「雨だれ」、情感の「風」(2020.07.11)