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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年3月 9日 (日)

薄幸の詩人

青いお空のそこふかく

海の小石のそのように

夜がくるまでしずんでる

昼のお星はめにみえぬ

      見えぬけれどもあるんだよ

      見えぬものでもあるんだよ


ちってすがれたたんぽぽの

かわらのすきにだァまって

春のくるまでかくれてる

つよいその根はめにみえぬ

      見えぬけれどもあるんだよ

      見えぬものでもあるんだよ


Flowerback1479

夫に童謡を書くことを禁じられ、失意のあまり病気になって、やがて離婚。わが子の将来を母親に託し、26歳の若さで自死した薄幸の詩人、金子みすずの「星とたんぽぽ」という詩です。命日の3月10日には、毎年故郷の長門市で「みすず忌」が行われます。

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