偽りのメロディ 驚きの続報
18年間佐村河内氏のゴーストライターだった新垣(にいがき)隆氏は、今日の記者会見で、「私も共犯者です。」と謝罪した。
悪いが、この人には何のオーラもない。嘘で塗り固められた18年だったが、もし本当のことを言って、この新垣氏の作品として世に出したら、これほど売れることは無かっただろう。
結局私たちは、佐村河内氏の「生い立ちや風貌」に惑わされ、全ろうの作曲者という「偽りの情報」をすっかり信じて、この曲を聴いていたことになる。皮肉なことに、そのように偽装したからこそ、この曲が大ヒットしたと言える。
これはある意味佐村河内氏の功績と言える。
この曲が世に出たことは幸運であり、名曲に変わりはない。だから、私は騙された世間が悪いとは決して思わない。感動的なフィナーレは多くのファンの心を捉えた。たとえなんと言われようと芸術的価値はあると断言できる。
ある音楽評論家が、週刊誌に「佐村河内守は本物か?」という記事を書いて、その中で、「どこか作り物、借り物の感じが付きまとう」とし、虚構を見抜いていたなどとあるが、これも怪しい。そんな簡単に見抜けるはずはない。
どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか、もう誰も信じられないが、この曲を聴いて感動したファンの姿は真実だった。
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