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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月27日 (月)

音楽と絵画の融合

東山魁夷 「 緑響く 」 。 ご存じ、ロマンティックな風景画です。


Midorihibiku12_2

東山は、この絵が心の中に浮かんだとき、モーツァルトのピアノ協奏曲が聴こえたと言っています。

その一節は、

「一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消えていった。 私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲の第二楽章の旋律が響いているのを感じました。 (中略) 白い馬はピアノの旋律で、木々の繁れる背景はオーケストラです。」

白馬はピアノの音色で、緑の木々はオーケストラだと言うのです。


これは、絵画とクラシック音楽の融合ではないでしょうか。


旅する画家東山魁夷と、旅する作曲家モーツァルトの芸術が見事に溶け合った作品です。

東山の聴いた曲は、モーツァルト ピアノ協奏曲23番K488 第2楽章でした。

本日は、モーツァルトの誕生日です。どうぞ心静かにお聴きください。

You Tube ↓
https://www.youtube.com/watch?v=teZ6mA_hE-c

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