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開設以来のバックナンバー

書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月29日 (水)

茶話会で戴いたもの(1)


書のサークルの新年茶話会がありました。

その席で先生から戴いた色紙(半紙サイズ)を額に入れてみました。

Bokudousennsei

「 春宵多旅夢 」 しゅんしょう りょむおおし と読みます。

直訳すると、「春の宵は、旅人にとって夢多いもの」 となります。

中国でも日本でも、春の訪れは待ち遠しいものです。特に春の宵(夜)は、おぼろ月夜の薄明りの中、心地よい風がそよぎ、どこからともなく花の香りが漂ってきます。遠くには宴の音楽が聞こえ、時おり風に乗って歌声も聞かれます。

春の夜は、そんな夢のような風情があります。


同じような言葉に、「 春宵一刻値千金 」 があります。

春の夜は何ともいえぬ趣があり、一時が千金に値する心地がする、という意味です。


長い冬を経てやっと訪れた春を心行くまで楽しむ人々、とりわけ夜の風情を五感で楽しむ様がよく分かります。

少なくとも、現代人よりはるかに感性が豊かな先人に、学ぶところは多々あると思います。


あと一週間で立春です。

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