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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月21日 (火)

音楽で巡るチェコの旅

チェコの作曲家のピアノ作品ばかりを集めた「音楽で巡るチェコの旅」を聴いてきました。


演奏は、国立プラハ音楽院で学ばれたご姉妹です。

ドヴォルザーク、スメタナ、スーク、ヤナーチェクなど、チェコが生んだ作曲家は、日本人の心情に合う名曲を数多く残しましたが、旋律が美しいだけでなく内面的にも奥が深い音楽ばかりです。


豊かな響きを感じながら、プラハ城やゴシック建築の大聖堂を思い浮かべました。

「1905年10月1日街頭にて」と題した、ヤナーチェクのピアノソナタが、印象的でした。チェコの歴史は、近隣諸国からの侵略の歴史であり、この曲もデモの最中に銃弾に倒れた労働者に捧げられたとのことです。

特に、第1楽章「予感」は、悲しくも美しい曲想の中に深い哀悼の気持ちが込められているようです。演奏は完成度が高く内面に迫るものがありました。音楽の発するメッセージの大切さを改めて思いました。


連弾のスラブ舞曲は、ご姉妹の息の合った演奏が楽しめました。また、曲間の解説も分かりやすく、このようなコンサートが、身近で聴けることが音楽普及の第一歩だと思いました。


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