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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月 4日 (土)

与生を生きる

元旦のブログに関係していますが、

「与生」という造語があることはご存知でしょうか?

もちろん、「余生」とは全く違う意味です。

「与生」とは、与えられた生命(いのち)、という意味です。

私たちは、自分ひとりの力で生きているのではなくて、両親から生を享(う)けて、多くの人たちの愛情と善意によって生かされている存在なのだということです。

水も空気も太陽も、自然の恵みにより与えられています。

 

「与生を生きる」とは、そのことに感謝して生きるということです。

感謝をして生きる上で最も大切なことは、今まで与えられてきたのだから、これからは「与えて生きていこう」という考え方です。

「与生」とは、与えられた生命であるということに感謝して生きるだけではなく、与えることに喜びを見出していこうとする考え方です。

「与生」という考え方には、「与えられたことへの感謝」と「与えることで得る喜び」の両面があるのです。

そして、人には天分があります。

天分も与えられたものです。

だから、天分を生かして、これからの人生は何か人のため社会のために生きていこうという高い志(こころざし)を持つことが、「与生を生きる」の、本当の意味です。

 

元旦から今日まで、私は思考をめぐらせて、

サミュエル・ウルマンの「青春」という詩の精神を改めて学び、

天馬空を行く」という心境を学び、

そして今、「与生」という考え方に至りました。

これからの人生の指針を得たような気がします。

こんな立派な生き方が実践できるとは思いませんが、せめて志だけは高く持ちたいものです。

005オキザリス 花言葉「輝く心」

進む道も、夢の地図も、すべて心の中にある。   小山薫堂 詞 

「ふるさと」より  (歌手 嵐)

 

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