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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月15日 (水)

歌会始め

宮中で恒例「歌会始の儀」がありました。今年のお題は「静」。

印象に残った歌は、


東京都の中島梨那さん20歳(聖心女子大2年生、美智子皇后の後輩)の歌

二人分焼いてしまった食パンと 静かな朝の濃いコロンビア

愛知県の伊藤正彦さん83歳(今回入選者の最高齢)の歌

いなづまのまたひらめきし静かなる 窓ひとつあり夜をひとりあり


いずれの歌も、ひとりになった「さみしさ」を詠ったものだと思います。

中島さんの歌は、自分にとって大切な人を失ってしまった時のさみしさを詠った歌(本人談)とのこと。伊藤さんの歌からは、ひしひしとした孤独感が伝わりますね。この二首に共通する「愛する人をうしなった悲しみや孤独感」が、「静か」という文字によく表れていました。


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