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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年1月24日 (金)

名曲の暗号 (本の紹介No.004)

タイトルに惹かれて買った一冊の本。

Anngou

著者の前書きを一部要約すると、

クラシック音楽にはひとつ大きな問題がある。それは他のジャンルの音楽に比べて一曲の時間がきわめて長いということだ。30分~1時間は、今日的な時間感覚でいうとかなり長い。

しかし、長くてもベートーヴェンなどの大作曲家が命をかけて生み出した音楽は、そこに込められた意味や面白さが分かれば、映画のストーリーのように時間を忘れて楽しめるはずだ。

本書では、楽譜の中に込められた作曲家のメッセージを読み解きながら、名曲の真の姿に迫っていこうと思う。


第一章  名曲の真相

第二章  死の概念を知ろう

第三章  暗号をあぶりだせ!

第四章  特別に作られた楽器たち



■ 著者の佐伯茂樹氏はトロンボーン奏者でもあるので、この本の内容は管楽器にまつわるものが多い。 また、楽譜から読み解く方式は、やや専門的ともいえるので、初心者には向かない。 ただ、今までにない切り口で音楽の真相に迫った点で、音楽ファン待望の一冊といえる。

「 名曲の暗号 」 2013・12・31発行  音楽之友社(1900円+税)

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