会長の死を悼む
昨年1月まで勤務していた会社の会長が亡くなった。(享年76歳)
40年以上、公私共にお世話になった。
訃報に接した時は、余りのショックに言葉を失った。
その夜、ひとりで「モーツァルトのレクイエム」を聴いた。
もちろん指揮はバーンスタイン。 静かで悲しい夜だった。
聴きながら、在りし日の会長のことを思った。
上原彩子ちゃんを、オーチャードホールへ見に行ったこと。
金沢まで1泊でヤマハミュージックを見学に行ったこと。
ワイドビューで高山の飛騨センターまで大きな商談に行ったこと。
そして、会社の創業80周年の大事業(私は司会を任された)。
私が定年退職した日に、夫婦で招待を受け、労をねぎらってもらった。
会長の亡くなった10月4日と同じ日に、作曲家の三善晃氏が亡くなったが、
氏を公開講座でお招きした折、JRの改札口で、会長と出迎えたのが昨日のようだ。
知らず知らず歩いてきた 細く長いこの道
振り返れば遥か遠く 故郷が見える
でこぼこ道や曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生 (会長の好きだった「川の流れのように」より)
人は死んでも、その人の影響は死ぬことはない。 キング牧師
会長の御霊よ、高き霊層に進み給い、会社の発展を見守り下さい。永遠に・・・・・
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