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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「音楽コンクール(国内・国際)」の30件の記事

2020年6月30日 (火)

withコロナ時代の「苦悩するクラシック音楽界」

感染拡大を続ける新型コロナウイルス。ついに世界の感染者が1000万人を超えました。まだ特効薬もワクチンもありませんが、感染予防策を講じながら徐々に市民生活が再開されています。

そんな中、クラシック音楽の世界では試行錯誤が続き、無観客でのライブ配信や、座席を減らしての公演、リモート演奏などが試されています。

自宅に居てコンサートが聴けるというメリットもあるかも知れませんが、一体こんな異常事態はいつまで続くのでしょう。当ブログでは、ネットや新聞などの情報から、クラシック音楽界の苦悩を調べてみました。


■ こんなのは、オーケストラと言えない

先日、全国に先駆けて日本センチュリー交響楽団 によるフルオーケストラの演奏会が再開されました。(2020・6・20 NHKニュース)

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画像 NHKニュースより

ステージ上では、演奏家たちが2メートル近い距離をとって座り、管楽器奏者の前には飛沫防止のアクリル板を置いての演奏となりました。

客席は、1700席のホールに300人です。もちろん入場の際、全員検温を受けたとのことです。また、「ブラボー」などの声援は控えるよう求められていて、拍手だけとなりました。

また、関西フィルハーモニー管弦楽団 など一部のオーケストラは管楽器奏者以外は、マスクを付けての演奏に踏み切りました。



海外でも、ヨーロッパツアーが中止になった名門ベルリンフィルが、無観客で演奏会を行い(2020・5・1)、世界に無料でライブ配信されました。

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note より https://note.com/belgiesoho/n/ncfb8dde8b26d

ベルリン・フィルは弦楽器奏者は1.5メートル、管楽器に至っては5メートルもの距離を置いて演奏したそうです。コンサートマスターの樫本大進氏は「いつもは隣にいる仲間たちを、ありえないほど遠くに感じた」と述べています。

一方、6月に公演を再開したウィーン・フィルでは、実証実験を経て80センチと定めましたが、全員が事前にPCR検査を受け、陰性が確定した奏者のみを出演させたとのことです。

 

日本でも、東京フィルハーモニー交響楽団は80センチ。新日本フィルハーモニー交響楽団は弦楽器1.5メートル、管楽器2メートルと定めています。さらに東京都交響楽団は、感染予防の専門家も交えて詳細なマニュアルを策定しました。東京都交響楽団(都響) 演奏会再開への行程表と指針

どのオーケストラもコロナ対策に躍起になっています。その努力には敬意を払いますが、演奏者どうしの距離を数メートルも置いて、広いステージに20、30人しか配置できないオーケストラは、オーケストラと言えるのでしょうか?

客席のキャパ(定員)を大きく減らして、採算は取れるのでしょうか? チケットも自分で切り取って入場し、プログラムも自分で取って客席へ、しかも離れて座るのです。声を出すこともは禁止され、もちろんマスクは外せません。


しかしそれでも演奏会は続けねばなりません。音楽家は「表現者」です。それをやめたら生きる実感を失うでしょう。観客も音楽家の奏でる芸術を感じる(共有する)大切なパートナーです。

非常時で完全な演奏会は望めませんが、当ブログは今の異常な状態を憂慮するものです。
一日も早く以前のようなコンサートが開催できますことを祈っています。

 

■ こんなのは、合唱といえない

全日本合唱連盟が昨日(2020・6・29)出した指針によると、合唱の練習時であってもマスクの着用を奨励しています。
■ ご参考 合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大予防のガイドライン 6月29日 第1版(PDF 

ガイドラインでは、練習時の団員の距離は前後 2m 以上、左右 1m 以上を確保し、団員同士が向かい合う配置は避けるとし、指導者・伴奏者と団員との距離は、適切な距離を確保するとあります。

そして、マスクは飛沫拡散防止の効果があるため、着用が望ましいと推奨しています。

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J.S.Bach - Motet: Jesu, meine Freude BWV 227 - Collegium 1704

やはり海外では、上↑写真のように、指揮者もオーケストラも合唱団もマスクを着用しています。また、カラオケ大手「JOYSOUND 」では、お客にマスク着用の協力をお願いしています。

はたして、マスクをしたままで歌は歌えるのでしょうか?

今回、全日本合唱連盟がガイドラインで推奨したことで、一般のコーラス団体などに波及すると思いますが、これからの蒸し暑い時期に、マスク着用で歌を歌うことは辛いのではないでしょうか。

かと言って、少しでも安全に歌を練習しようとすれば、マスクは必要かも知れません。自分たちのコーラス団体からクラスターが発生したら大変です。葛藤は当分続くでしょう。

※歌えるマスク?
2020・7・4付の新聞に、東京混声合唱団がマスク着用で公演するとの記事が出ました。

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マスク着用のリハーサル風景(中日新聞より)

大変申し訳ありませんが、これでは見た目が怖いだけです。どこかの秘密結社みたいで不気味です。

当ブログは今の状況を憂慮します。


■ こんなのは、コンクールといえない

毎日新聞は社告で、第89回日本音楽コンクール、第74回全日本学生音楽コンクールの両コンクールとも、新型コロナウイルスの今後の感染拡大状況によっては、映像審査に切り替えると発表しました(2020・6・26)。

また、
日本音コン本選会のオーケストラ共演は、ピアノ伴奏に変更する可能性があるとのことです。

驚きました。歴史ある日本最高峰の音楽コンクールを映像審査で行う可能性を示唆したからです。本選会もオーケストラ伴奏ではなく、ピアノ伴奏になるかも知れません。

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画像 ニコニコニュース https://news.nicovideo.jp/watch/nw6072525

映像審査に切り替える場合は、7月21日の受け付け終了前後にホームページで告知し、参加者に直接連絡するとのことですが、これは由緒あるコンクール史上、かつてない大変な事態と言えるでしょう。
中止するか迷った末の決断だったかも知れませんが、毎年受賞者記念演奏会(2020は中止でした)を聴きに出かける私としては複雑です。


今回のコロナ騒動で、すでに多くの国内外のコンクールがビデオ審査などの映像審査を取り入れています。ヤマハは一部でWeb審査を実施しています。さらに映像審査のみに特化した新しいコンクールも登場しています。

権威あるコンクールでも、コロナには勝てないものです。そう思い知らされた憂慮すべきニュースでした。何とか映像審査を回避できることを祈るしかありません。


今年(2020年)は、ベートーヴェンイヤーでしたが、全く盛り上がりに欠けました。クラシック音楽界にとっても受難の年でしたが、今日で半分過ぎました。残り半年ですが、特効薬、ワクチンが完成して、世界のコロナ災厄が収束に向かいますよう切に願っております。

2020年3月13日 (金)

2020 第18回ショパン国際ピアノコンクール 日本人出場者

2020年9月12日 更新 (この記事は随時更新いたします)

第18回ショパンコンクールは 2021年(10月2日~23日)に延期されました。

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ポーランドの文化・国家遺産相, ピオトル・グリンスキ(Piotr GLIŃSKI) 氏は、ワルシャワのショパン研究所アルトゥル・シュクレネル氏とともに、保健省との更なる協議の後、コンクールを2020年10月から2021年10月に1年延期することを決定しました。


・チケットは、そのまま有効です。(キャンセル希望は、年内返金受付)
※戻ったチケットの再販売がある場合は今後案内があります。

・出場ピアニストのリストは変わりません。

・審査員、会場ともに変更はありません。



2021年の新スケジュールは以下の通りです。

2021年4月8~19日      予備予選

2021年10月2日-オープニングコンサート

2021年10月3〜7日    第1次予選

2021年10月9~12日    第2次予選

2021年10月14〜16日  第3次予選

2021年10月18〜20日  ファイナル

2021年10月21~23日 受賞者コンサート

公式サイト(スケジュール)
https://chopin2020.pl/en/calendar
https://chopin2020.pl/en/competition/information

■ ちなみに、第19回ショパンコンクールは2025年に開催されます。

1年延期になってしまいましたが、
第18回ショパン国際ピアノコンクールの予備予選に出場する日本人ピアニストの皆さんおめでとうございます。

■ 日本人出場者(敬称略・公式サイト発表順)

※お名前は、公式サイト 出場者一覧 でご確認下さい。
万一、下記お名前に漢字の間違いがありましたらご容赦下さい。


1.古海 行子         2.原 沙綾      3.林 佑希乃

4.久末 航       5.五十嵐 薫子      6.井川 華


7.今井 理子       8.石田成香       9.伊藤 順一 


10.岩井 亜咲   11.開原 由紀乃  12.片田 愛理


13.木村 友梨香   14.小林愛実    15.黒木雪音


16.京増 修史     17.三好朝香    18.水谷 桃子


19.中川 真耶加  20.中村 優似  21.野上 真梨子


22.小野田 有紗  23.齊藤一也     24.沢田 蒼梧


25.重森光太郎   26.進藤実優   27.東海林茉奈


28.反田恭平     29.角野隼斗   30.竹田 理琴乃
                                           

31.山縣 美季


今回のショパンコンクールは世界53か国から過去最多の500名を超える応募がありました。

その中から、書類とDVD(テープ)による審査が行われ、250時間以上の録音を聞いた結果、33か国から164名のピアニストが予備予選に選出されました。※一部、テープ審査免除(推薦)で出場権を得た方もみえます。

国別の内訳は、中国が34名(香港3名含む)、次いで日本の31名、地元ポーランドから18名、前回優勝者を出した韓国から16名、台湾9名、アメリカ、イタリア、ロシア各7名、カナダ6名、フランス4名、ドイツ、イギリス、ラトビア各2名などとなっています。 

予備予選に31名もの日本人が出場することは過去最多です。(前回2015年は25名、2010年は17名)

また、前回のファイナリスト小林愛実さんを始め再度挑戦する日本人も多く活躍が期待されます。

このほかにも、日本の牛田智大さんが「予備予選免除」で10月の一次予選から出場する予定です。

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牛田智大 ©Ariga Terasawa

※予備予選免除とは 主催者が指定する主要国際コンクールで2位までの入賞者と、ポーランド国内選考2位までに与えられる資格

■ 主催者が指定する主要国際コンクール(ご参考)

エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門(2016年)、パデレフスキー国際ピアノコンクール(2019年)、ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール(2017年)、浜松国際ピアノコンクール(2018年)、リーズ国際ピアノコンクール(2018年)、チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門(2019年)、サンタンデール国際ピアノコンクール(2018年)、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(2017年)

牛田さん以外では、以下のポーランド5名、米国2名、中国1名のピアニストが一次予選から参加します。

1.Piotr Alexewicz ‒ Poland (1st prize, OKP Warsaw 2020)
2.Avery Gagliano ‒ U.S.A. (1st prize, Miami 2020)
3.Adam Kałduński ‒ Poland (1st prize, Beijing 2019 and 2nd prize OKP Warsaw 2020)
4.Szymon Nehring ‒ Poland (1st prize, Tel Aviv 2017)
5.Evren Ozel ‒ U.S.A. (2nd prize, Miami 2020)
6.Kamil Pacholec ‒ Poland (2nd prize, Bydgoszcz 2019)
7.Piotr Pawlak ‒ Poland (1st prize, Darmstadt 2017 and 2nd prize, OKP Warsaw 2020
8.Yutong Sun ‒ China (2nd prize, Santander 2018)


■ 最近見つけたYouTube動画

https://www.youtube.com/watch?v=Z8Vrmdp2FAo
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ショパン聴くならまず、これ 「ノクターン嬰ハ短調 遺作」 
Chopin Nocturne cis-moll posth.  森本麻衣 Mai Morimot


https://www.youtube.com/watch?v=9NkE8kzRvz8
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辻井さん  ジョルジュ・サンドの家にて英雄ポロネーズ(11分3秒)
※2017年映像


https://www.youtube.com/watch?v=7mO23ooI4rw
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HAUSER - Nocturne in C Sharp Minor(4分37秒)


https://www.youtube.com/watch?v=BnHtAys75B8
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Chopin Nocturne No.20 in C# minor - Soojin Han(4分)


■ 国立フリデリク・ショパン研究所の全面協力のもと誕生した腕時計「ショパン・ウォッチ」
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ショパンの作品に対する情熱と記憶を尊重したいという情熱から、ブランドのオーナーは、Fryderyk Chopin Institute(フリデリク・ショパン研究所)に協力を求め、その結果、この偉大な作曲家の名前を使用し、毎年56本の高級リストウォッチを製作する独占的なライセンスが付与された。

ファーストモデル「ショパン Op.10 No.12」
手巻き(Cal.MSE210)。37石。2万1600振動/時。SSケース(直径43mm)。パワーリザーブ約96時間。50m防水。222万円(税別)
※詳しくは、https://www.webchronos.net/news/52360/ (リンク切れはご容赦下さい)



■ ショパン 3Dポートレートでよみがえる


英国のラジオネットワーク CLASSIC FM のサイトによると、著名なビジュアルアーティストのハディ・カリミ氏(イラン)が、ショパンの3Dポートレートを完成させました。(2020年7月2日 CLASSIC FM)

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このデジタルポートレートは、現存するショパンの2枚の写真と、デスマスクから再現したものです。
https://hadikarimi.com/portfolio/frederic-chopin ハディ・カリミ氏サイト



■ ヤマハ 2020年 ショパン国際ピアノコンクール特設ページ
https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/chopin2020/seminar.html
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■ ショパン200年の肖像展 静岡市美術館
https://shizubi.jp/exhibition/20200801_chopin/200801_01.php

アートアジェンダ

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新型コロナウイルス関連


当ブログ withコロナ時代の「苦悩するクラシック音楽界」

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■ ポーランドの状況

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ショパンもマスクを付けています


ポーランドも日本と同じように新規感染者が増えています。

ポーランドにおける新型コロナウイルスの新規感染者は、グラフで見る限り高止まり状態です。人口3800万人(日本の3分の1)のポーランドで7万3千人を超える感染者があり、2182人の方が亡くなっています。※2020・9・12現在

NEW ポーランドがコロナ後観光での日本からの入国制限解除 https://www.travelwith.jp/roadtraveler/post-57638/

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但し、日本政府はポーランドへの渡航を止めるよう勧告しています(渡航中止勧告)。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_173.html#ad-image-0
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【フレデリックショパン博物館が7月15日から利用可能になりました】

 

■ 日本との比較
        ⇩ポーランド
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ポーランドの新規感染者数の推移  2020・9・12

        ⇩日本
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日本の新規感染者数の推移    2020・9・12


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"The Power of Music to Change Life for Better"
「文化の力で、今できることを
 」牛田智大さんが英語でスピーチ
(シューベルト即興曲OP.9-3)

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https://www.youtube.com/watch?v=ZHs8RzHFVik&feature=youtu.be 


■ コロナの影響で延期(一部中止)になった国際コンクール

ショパン国際ピアノコンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール ピアノ部門、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、モントリオール国際音楽コンクール ピアノ部門、シドニー国際ピアノコンクール、ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクール ピアノ部門、リスト国際ピアノコンクール 

 



─コロナ禍の休憩室─ ショパンの曲を使ったCM (リンク切れはご容赦下さい)

■ KINCHO 蚊取り線香「初耳少女やよい うたたね篇」(1分38秒)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=10&v=FiXL_q8oyiI&feature=emb_logo
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使用曲 : 24の前奏曲第15番「雨だれ」Op.28

■ Mauboussin   Bagues Capsule d'Emotions(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=Srm4RNKF1Zk

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使用曲 : ノクターン20番嬰ハ短調 遺作
Mauboussinモーブッサン(フランス)は、1827年創業の老舗ジュエリーブランドです。パリで活躍したショパン(1810~1849)も、この店を利用したかも知れません。この名店は、ショパンのノクターン「遺作」がとても気に入っているようです。


■ Classic Manger   Make Your Daily Routine Memorable With Classical Music(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=jWorz19giTU
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使用曲 :ノクターンOp.9-No.2(ショパン)


■ Vaillant    Get into your comfort zone with a Vaillant boiler(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=666LOBPM0L4
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使用曲 :ノクターン第2番作品9-2(ショパン)


■ 太田胃散     「7種の生薬」篇(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=7RyWwK0IILw
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 使用曲 : 前奏曲第7番(ショパン)

 

■  Classic Talk  클래식 음악을 '쉽게 재미있게 유익하게' (1分32秒)  
https://www.youtube.com/watch?v=wwSYZR0CEjI
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使用曲 : 前奏曲 No.13 op.28 (ショパン)

 

■ 金沢シティバレエ団   2019コマーシャル(15秒)  
https://www.youtube.com/watch?v=q4E129JviO4

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使用曲 :子犬のワルツ(ショパン

 

■ Sangean   Chopin Commercial(60秒)
https://www.youtube.com/watch?v=vbRsnn5egJU

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使用曲 : 子犬のワルツ(ショパン)

 

■ LGEcampaignKR   OLED TV(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=bIoyf_yKtRM
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使用曲 : 別れの曲(ショパン)

 

■ Vaillant   Comfort Zone  (30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=VnAxP3-rpuo
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使用曲 : ノクターン変ホ長調Op.9-2(ショパン)


■ ニトリ イタグレ篇 (15秒)
https://www.youtube.com/watch?v=W-BDydbLtyw

 

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使用曲 : 子犬のワルツ(ショパン)

■ 当ブログ テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ

 

■ コント   「ショパンとファンの女性」
(UNIVERSAL MUSIC JAPAN提供)(4分37秒)

https://www.youtube.com/watch?v=WvPTUvXdLg8  
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使用曲 : ノクターン20番嬰ハ短調 遺作/別れの曲(ショパン)





■ 審査員


Dmitri Alexeev   Martha Argerich    Sa Chen

Thai Son Dang     Akiko Ebi      Nelson Freire

Philippe Giusiano   Nelson Goerner  Adam Harasiewicz


Krzysztof Jabłoński  Kevin Kenner  Janusz Olejniczak


Piotr Paleczny   Ewa Pobłocka   Katarzyna Popowa-Zydroń


John Rink      Wojciech Świtała    Dina Yoffe

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■ 当ブログ 音楽コンクール記事(全30本)
http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/cat63141923/index.html


■ 参考記事(当ブログ 第17回ショパンコンクール)
5年前は、小林愛実さんがファイナルに進むものの、優勝は韓国のチョ・ソンジンさんでした。
http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-a52b.html

■ 参考CD
チョ・ソンジンさんのニューアルバム
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チョ・ソンジン:さすらい人 (原題:THE WANDERER)
参考動画 https://www.youtube.com/watch?v=Kiujc9mxqIs



当ブログは今回も全ての日本人ピアニストを応援しますが、沢田蒼梧さんと黒木雪音さん、進藤実優さんの演奏を実際聴いた経験から、その3人のピアニストに注目したいと思います。

溢れる激情 沢田蒼梧ピアノリサイタル http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-bf53.html
2018-09-15 

韓国の台頭 2018 ジュネーブ国際&浜松国際 http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-535c.html
2018-06-17 

~挑戦は、今、始まった~ http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-0fd4.html
2017-09-01 

沢田蒼梧 挑戦するピアニスト http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-59f4.html
2017-03-31 

大輪の予感 秘める10代を聴く http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-6873.html

「人は環境の子なり」 実践の成果を聴く 黒木雪音 http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-574f.html

未来を拓くコンサート 進藤実優 http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-eb1e86.html

 

2019年9月17日 (火)

佐藤晴真(チェロ)ミュンヘン国際第1位に

第68回ミュンヘン国際音楽コンクールで13日、ベルリン芸術大の佐藤晴真さん(21)=名古屋市出身=がチェロ部門で1位になりました。同部門で日本人の1位は初めての快挙です。(報道各社)

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(AMATI提供・共同)

4年半前に、日本音楽コンクールチェロ部門で堂々の1位になった時、その受賞記念コンサートで初めて佐藤さんのチェロを聴きました。
高校生の彼はすでに輝かしい経歴の持ち主でしたが、まだあどけなさの残る少年でした。その時の感想です。

■ ご参考 第83回日本音コン受賞記念演奏会


その1年後、待望のソロリサイタルを聴く機会に恵まれました。圧巻の演奏会でした。その時の感想です。

■ ご参考 期待の若手奏者の”今″を聴く


今回、世界最高峰のコンクールの一つ「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門での優勝は、佐藤さんの力量からいって当然の結果かも知れませんが、やはり国際舞台で優勝することは並大抵のことではないと思います。心から祝福申し上げます。

また、このように音楽家の成長過程を聴けることは、音楽愛好家として望外の喜びです。益々のご活躍を祈念いたします。

 

 

2019年7月 8日 (月)

公式ピアノに新風か

東京オリンピック2020の公式時計(Official Timer)は「オメガ」です。残念ながら「セイコー」ではありません。日本が56年ぶりに開催する東京オリンピックに、日本の「セイコー」が選ばれなかったことは悔しいですが、このことは2009年に決まっていました。公式時計になるには多額のスポンサー料が必要ですが、その金額を払えるのは「オメガ」だけという現実があるようです。

ただ、公式という「お墨付き」がいただけることで、そのメーカーのブランド力は格段に上がります。前回1964年東京オリンピックの時は「セイコー」が選ばれ、その後セイコー(SEIKO)は、ソニー(SONY)、キャノン(CANON)と並ぶ世界の一流ブランドとなりました。

さて、クラシック音楽の世界では、権威ある国際コンクールで使用されるピアノを主催者が「公式ピアノ」として認定しています。

今回行われたチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門では、スタインウエイ(独)、ヤマハ(日)、カワイ(日)、ファツィオリ(伊)に加え、初めて中国のメーカーが公式ピアノとして参入しました。

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中国製「長江」コンサートグランドピアノ ロゴが漢字で書かれている

ちなみに、ファイナルで各コンテスタントが弾いたピアノは、
 1位のカントロフ(仏)さんがスタインウエイ
2位の藤田真央さんがスタインウエイ
2位のシシキン(露)さんがスタインウエイ
3位のエミリャーノフ(露)さんがヤマハ
3位のメリニコフ(露)さんがスタインウエイ
3位のブロバーグ(米)さんがスタインウエイ
4位の中国人アン(安天旭 ) さんが、中国製の「長江(Yangtze River )」を弾きました。
※1位のカントロフさんは2ndステージではカワイを弾いていましたが、決勝ではスタインウエイを選んだようです。

今回は、2位が2名、3位が3名と異例の順位となりましたが、もちろんファイナルまで行くような人は実力に差はありませんから、このような順位になっても不思議ではありません。

そう言えば、審査委員長のマツーエフ氏は、1998年同コンクールで1位になった時はヤマハを弾きました。ロシアを代表するピアニスト マツーエフ氏は、ヤマハがお気に入りらしく、5年前のソチ五輪閉会式でもヤマハCFⅡを弾いています。

さて今回、各ピアノメーカーがしのぎを削る国際コンクールの舞台で、まだ創業20年(ブランド立ち上げ10年)にも満たない中国のメーカー「長江」が躍進したことは、セイコーが東京オリンピックに採用されなかった以上に驚くべきことです。

マツーエフ氏も、「ピアノにはそれぞれ個性があるが、色調の複雑さとダイナミクスの多様性に圧倒された。YangtzeRiver Piano(長江ピアノ)は、pppppからfffffまでの音を生成するという魔法が魅力だ。」 と絶賛しています。(翻訳は正確ではありません)

公式ピアノに新風を送り込んだ「長江」の次のターゲットは、多分ショパンコンクールの公式ピアノの座です。近年、中国人のコンクール参加者も多く、資金力のある中国がスポンサーとなれば、コンクール開催国にとっても悪くない話です。
しかし、ショパンコンクールは来年(2020年)秋です。時間的に難しいと思われますが個人的には気になるところです。

 

 

2019年7月 3日 (水)

ハプニングの思い出

この度行われた「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門で、中国人ピアニストが、伴奏を担当するオーケストラに、演奏する曲順を間違えられるというハプニングがありました。

ピアノ部門決勝で、20歳の中国人ピアニスト・安天旭(ティアンス・アン)さんは、1曲目にチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を、2曲目にラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を弾くと主催者側に連絡していましたが・・・

実際にオーケストラが1曲目に演奏し始めたのは、「パガニーニの主題による狂詩曲」でした。余りにも予想外の出来事に驚いた安さんはオーケストラや指揮者を一瞬見つめました(下の写真)が、冒頭の数小節を弾き損ねてしまいました。(これは当然です)

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Record China 2019・7・2配信ニュースより

しかし、何とか気持ちを立て直し、すぐに演奏に集中し、それ以降の演奏は素晴らしく、終演後は会場に拍手が沸き起こったそうです。しかし、安さんは、決勝進出者7名中最下位(※)でした(お気の毒でした)。なお、2位に日本の藤田真央さんが入ったことは既報の通りです。
※2位が2名、3位が3名いますので、順位としては4位です


このようなハプニングは滅多にないことですが、私も50年もコンサートを鑑賞していますと、数々のハプニングに出会うこともあります。
そこで、私が経験した過去のコンサートで実際起きたハプニング、アクシデントをブログ上で述懐することにしました。

■ 指揮者カラヤンの棒の振り間違い

1984年10月18日(大阪シンフォニーホール)、あのカラヤンが棒を振り間違えて、演奏が中断してしまったのです。カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の大阪公演で起きた世紀の大ハプニングは今でも鮮明に覚えています。
プログラムは、R・シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」でしたが、カラヤン氏は何を思ったか、ドビュッシーの交響詩「海」と勘違いして棒を振り下ろしたのでした。
もちろん、出てきた音は、「ドン・ファン」でしたから、さぞカラヤンは驚いたことでしょう。私はパイプオルガン側の席でしたから、その時のカラヤンの苦笑いしたような表情がよく分かりました。曲は3小節で中断しましたが、その後の「ドン・ファン」の演奏は素晴らしいものでした。しかしその後カラヤンがシンフォニーホールで棒を振ることはありませんでした。(2年後サントリーホールオープン)


■ 幕が下りたイタリア歌劇団日本公演

1976年イタリア歌劇団日本公演(渋谷NHKホール)、世界的なソプラノ歌手 モンセラート・カバリェさんが主役の、「アドリアーナ・ルクヴルール(チレア作曲)の日本初演の晩にそのハプニングは起こりました。
第1幕の感動的なアリア「私は神のいやしいしもべ です」を歌い終わったカヴァリエさんは突然の体調不良で舞台を降板してしまったのです。舞台の幕は降ろされました。オペラ公演中に幕が下ろされることは非常事態です。臨時の長い休憩時間のあと、代役のガブリエッラ・ノヴィエッリ さんが出てきて再開されましたが、実力の差は歴然でした。私が24歳の秋の出来事です。


■ バーンスタインが急病、代役は若き佐渡裕氏に

1990年7月15日(横浜アリーナ)、指揮者バーンスタインとロンドン交響楽団(PMFとの合同有)演奏会で、バーンスタイン氏が病気で急遽帰国してしまい、代役が佐渡裕さんになりました(※大植英次さんも振りました)。当日、会場の張り紙を見てビックリ。まだ佐渡さんはデビューしたばかり30歳の若き指揮者です。余りにもバーンスタインとは「格」が違います。チケットは払い戻します、とありましたが、佐渡さんでもよければ5千円安くしますとのことでした(今ならありえません)。私は3歳の息子と来ていましたから、帰るわけにもいかず、佐渡さんの指揮で鑑賞しました。ものすごくエキサイトな演奏はよく覚えています。バーンスタイン氏はその年の10月帰らぬ人となりました。


・この他にも、マタイ受難曲の演奏中に、一階席の男性が体調を崩され倒れてしまいホール外に運び出されたり、世界的なピアニスト アシュケナージが、リサイタル中(愛知文化講堂)ホール内の騒音?のため、一旦退場して弾き直すことがあったり(モーツァルトのK331第1楽章でしたので、出だしのデリケートな音楽が台無しになった)、オケマン(楽団員)がステージから落ちて救急車が来たり、公演中に地震が発生して、ホール天井の大きなシャンデリアがユラユラ揺れたり、本番前の小澤征爾さんとロストロポーヴィチさんに楽屋口で話しかけられて、3人で記念写真を撮ったり、あるホールのトイレで小林亜星さんと連れションしたり(偶然)、ロビーで見かけた武満徹さんが一人でポツンと立っていて印象的だったり(その数年後1996年がんで亡くなる享年65歳)、など色々ありました。

どれも生の演奏会ならではの出来事ですが、今は良き思い出です。

 

2019年6月17日 (月)

チャイコフスキー国際コンクール2019 主な国別出場者

4年に一度のチャイコフスキーコンクール(第16回チャイコフスキー国際コンクール2019)が、まもなく(6月18日~予選開始)開幕します。

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今回から管楽器部門が増え、コンテスタント(Contestants※コンクール出場者)は228名(※2019・6・16現在)になりました。国際コンクールとしては最大規模と思われます。

公式サイト の出場者を見ると、主催国のロシアが最多の82名ですが、次いで韓国の26名、米国の15名と続きます。管楽器に強いフランスは、管楽器部門に11名(ロシアに次いで多い)が出場し、計12名です。

日本人は8名(ピアノ1名、ヴァイオリン2名、チェロ3名、声楽0名、木管楽器1名、金管楽器1名)です。中国も8名、ドイツも8名、イタリア7名などが出場者の多い国です。特筆すべきは、モンゴルの5名ですが、すべて声楽部門でした。スイスも5名、英国4名です。
それにしても、韓国が相変わらず多いのに驚かされます。特に声楽部門に13名と、層の厚さを誇っています。

尚、今回は「クラシックTV.medici」によるコンクールの「全編無料配信」が決定しています。https://avex.jp/classics/tch16/

 

■その後、ピアノ部門の藤田真央さん、ヴァイオリン部門の北川千紗さん、チェロ部門の佐藤晴真さんら日本人3名が二次選考への進出を決めました。 おめでとうございます。

■2次審査が終了し、ファイナリストが発表されましたが、ピアノ部門で藤田真央さんが見事決勝進出を決めました!

■決勝で、藤田真央さんは2位! ロシアのドミトリ・シシュキンと並びで同点2位でした。
ちなみに、 ピアノ部門の優勝はフランスのアレクサンドル・カントロフさんでした。

 

 

 

2018年11月20日 (火)

第10回浜松国際ピアノコンクール ファイナリスト決まる

第10回浜松国際ピアノコンクールのファイナリスト(第3次予選通過者)が決まりました!

次の6名の方です。おめでとうございます。


1.ジャン・チャクムル(Can CAKMUR)  トルコ / 1997年生まれ 〈20歳〉

2.今田 篤(IMADA Atsushi)  日本 / 1990年生まれ 〈28歳〉

3.イ・ヒョク(LEE Hyuk)  韓国 / 2000年生まれ 〈18歳〉

4.務川 慧悟(MUKAWA Keigo)  日本 / 1993年生まれ 〈25歳〉

5.牛田 智大(USHIDA Tomoharu)  日本 / 1999年生まれ 〈19歳〉

6.安並 貴史(YASUNAMI Takashi)  日本 / 1992年生まれ 〈26歳〉

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浜松国際ピアノコンクール公式サイトより(クリックで拡大)

今回は節目の第10回大会でしたが、世界中から集まった第1次予選出場者は88名、ピアノの鍵盤は88鍵ですから、偶然とはいえ何かを予感させるスタートでした。

本日(11月20日)、本選出場の6名が決まったわけですが、全員男性でした。そして日本人が6名中4名。地元静岡県出身者(安並氏、今田氏)が2名。

異例ずくめの大会になりました。本選では、6名の出場者がすべて違った協奏曲を弾くことになっています。

※本選曲リスト http://www.hipic.jp/timetable/final/?id=1&m=11&d=23

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さて、今まで過去9回、実は日本人の1位はありません。第7回では、前回のショパンコンクールの覇者チョ・ソンジン氏(韓国)が1位でした。

今回は、初めて日本人が第1位に輝くことが出来るのでしょうか。

注目の本選は、11月23日~24日(アクトシティ浜松大ホール)です。もちろんチケットは完売ですが、ライブ配信はこちらです。
http://www.hipic.jp/streaming/


■ 本選結果
 (2018・11・24 発表)

第1位 No.10 ジャン・チャクムル Can CAKMUR (室内楽賞)

第2位 No.79 牛田智大 USHIDA Tomoharu (聴衆賞)

第3位 No.41 イ・ヒョク LEE Hyuk

第4位 No.22 今田篤 IMADA Atsushi

第5位 No.50 務川慧悟 MUKAWA keigo

第6位 No.90 安並貴史 YASUNAMI Takashi

その他、日本人作品最優秀演奏賞に梅田智也、奨励賞にアンドレイ・イリューシキン



残念ながら、日本勢の1位はありませんでした。

尚、1位のジャン・チャクムル氏の使用ピアノは、カワイのSK-EX(予選から本選まで全てカワイを使用)でした。

公式ピアノは、ヤマハ、カワイ、スタインウェイですが、前回の第9回に続いて、1位のピアニストがカワイを選んだことは、カワイ関係者に取って大きな朗報と言えそうです。

2018年6月17日 (日)

韓国の台頭 2018 ジュネーブ国際&浜松国際

このほど発表された 「ジュネーブ国際音楽コンクール」 ピアノ部門と、第10回浜松国際ピアノコンクールの予備審査の結果を見ると、相変わらず韓国勢の台頭が目立ちます。


■ ジュネーブ国際は、50名の出場者に対して、韓国人は18名を占めています。

https://www.concoursgeneve.ch/section/competitions/piano_2018

次いで日本人の8名、フランス人の6名、ロシア人の4名と続きます。

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■ 浜松国際は、95名に対して、韓国人は18名となっています。

https://www.hipic.jp/competitors/

地元の日本勢は25名、韓国18名、次いでロシア14名、中国13名と続きます。

※浜松国際の記者発表の資料を読むと、韓国勢は前回より7名も増えています。

http://www.hipic.jp/press/%E9%85%8D%E5%B8%83%E8%B3%87%E6%96%99.pdf

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これほどの国際コンクールに出る人は立派なピアニストばかりですが、今回の浜松国際ピアノコンクールには、人気の牛田智大氏が出場します。一番の注目ピアニストです。

Usida


また、ジュネーブ国際音楽コンクールには、当ブログが以前より注目している 沢田蒼梧氏が出場します。是非ご一緒に応援して下さい。

Sawada

沢田蒼梧 挑戦するピアニスト



■ 当ブログ参考記事 韓国の台頭/国際コンクールから得るもの

2016年7月 1日 (金)

コンクールを制する韓国の戦略

韓国のチョ・ソンジン氏が、世界最高峰のショパンコンクールを制したのは記憶に新しいところですが--

このほど開かれた 第6回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で、韓国のキム・ヒョンジュンさんが第1位となり、優勝を果たしました。

実は、5月に開かれたバイオリン部門でも、韓国のジャン・ユジィンさんが1位で優勝していますので、ピアノ・ヴァイオリン両部門とも、韓国勢が1位を独占したことになります。

公式サイト ピアノ部門審査結果 
ヴァイオリン部門審査結果

このところ、国際コンクールでの台頭が著しい韓国の音楽家ですが、行政主導の文化振興対策が明らかになっています。

ソウル市が6月28日に発表した 「ビジョン2030,文化市民都市ソウル」 によると、まず5年以内に工芸博物館やクラシックコンサートホール、シネマテークなど5大文化施設を新設するとしています。

その予算は、2020年までに3兆6546億ウォン(約3200億円)で、2030年までに文化予算占有比率を、市予算の3%以上に拡大する計画とのことです。 ちなみに、
3%はフランスのパリと同等です。(東京は0,2%) 主要都市の文化予算 PDF

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 ロッテコンサートホール 公式サイト

2016年8月18日にオープンする 「ロッテコンサートホール」 は、大型パイプオルガンを備えた2036席のクラシック専用ホールです。

オープン記念公演には、ロサンジェルスフィル、ニューヨークフィル、スカラ座管弦楽団、ドイツ放送響など、世界の一流オーケストラのコンサートをはじめとした22の公演が計画中です。

韓国は国威高揚の一環として、スポーツ、文化を活用しようとしています。特に、オリンピックや、国際コンクールなどに国を挙げて取り組んでいるのが良く分かります。

その戦略は、フィギアのキム・ヨナ選手や、ピアニストのチョ・ソンジン氏の快挙が証明しています。

ハード、ソフト両面での韓国の戦略に、世界の熱い視線が集まっています。日本にも見習うべき点があるのではないでしょうか。

そもそも、教育大国である韓国には、「英才教育振興法」 という法律があり、国家的エリートの育成に注力してきました。その成果が実を結んでいると言って良いでしょう。

当ブログ関連記事  韓国の台頭/国際コンクールから得るもの

2016年1月28日 (木)

第17回ショパンコンクール入賞者ガラ・コンサートを聴く

結果発表から3か月、日本でも入賞者ガラ・コンサートツアーが始まりました。(1・23岩手、1・24大阪、1・26新潟、1・27愛知、1・28~29東京、1・31札幌)

入賞者6人全員が一堂に集まり演奏を披露しますが、各会場ごとにプログラムが違っていますので、ファンなら全ての会場に足を運びたいところでしょう。

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■ 6人中5人が、ヤマハを弾く  (1・27愛知県芸術劇場コンサートホール)

1位のチョ・ソンジン氏以外は、ヤマハ(CFX)を弾きました。ヤマハはショパンコンクールを担当した調律師 花岡昌範氏が姿を見せていました。ヤマハの並々ならぬ意気込みが感じられます。

当日のプログラムは下記の通りですが、ショパンのピアノ協奏曲が1番、2番とも聴けるのは珍しいことです。 また、開演18:45、終演21:35と長時間のコンサートでした。

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■ あふれる音楽、ケイト・リウ(リュウ)の幻想ポロネーズ

見かけはごく普通の女性ですが、音が鳴った瞬間、彼女の世界が広がります。音楽が自然で作為はなく、豊かな曲想があふれ出て尽きることはありません。まだ21歳の若さですが、あらゆる音楽を内包しており、悟りの境地のような、瞑想にも似た深遠な音楽性を感じました。

ドミトリー・シシキン氏のしなやかなスケルツォ、最年少イーケ・(トニー)ヤン氏の美的な舟歌、エリック・ルー氏の絶品とも言える雨だれ前奏曲、シャルル・リシャール=アムラン氏は、本選で弾いた2番のコンチェルトを、自由かつ堂々と演奏しました。包み込むような安心感と、ストレートに訴えかける音楽が、とても魅力的なピアニストです。

ここまで5人がヤマハを弾きましたが、やはりCFXは高音の伸びと言い、低音の豊かな響きと言い、文句なく最高のコンディションに調整されていました。

スタインウェイは残念ながら(私の席からは)、音に厚みが無く、透明感はあるものの、音量にも乏しく、かつての王者の貫禄は感じられませんでした。ただ聴く位置(席)によっては違う印象だったかも知れませんので、何卒ご了承下さい。

■ チョ・ソンジン氏の協奏曲1番

長いオーケストラの前奏、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(ヤツェク・カスプシック指揮)の演奏は、水を得た魚のように表情豊かでした(2番は慎重な演奏でしたが)。チョ氏も、このオケにだいぶ慣れてきた感じです。

どこか優等生的に見えるチョ・ソンジン氏は、力強さとデリケートな感性を併せ持つ成熟したピアニストです。この日も、オーケストラを引っ張るほどの、堂々とした見事な演奏でしたが、緩徐楽章(2楽章)の澄んだ透明感が忘れられません。

まだまだ伸びしろがある将来性抜群のピアニストです。アンコールは、期待に応えて「英雄ポロネーズ」でした。やや乱れた箇所もあったものの、スケールの大きな伸び伸びした演奏は弾く喜びに満ちたものでした。

今回の6人のみならず、ショパンコンクールに挑戦した全ての若きピアニストの次なるステージを期待して、会場を後にしました。

 

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