左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

書の作品

  • Img_20181017_0001
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

開設以来のバックナンバー

好きな言葉

  • 座右の銘

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト

特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

無料ブログはココログ

カテゴリー「本の紹介」の40件の記事

2018年10月24日 (水)

「本当の自分」に目覚める本 (本の紹介No.036)

当ブログは、今までに多くの本を紹介してきましたが、今回出逢ったこの本は、私たちの人生を変えるかも知れない大変なパワーを秘めた本です。

「本当の自分」に目覚める本 しみずたいき (河出書房新社 2018・10・30発行 1300円+税)


これまでに私が読んだ精神世界(スピリチュアル)系、人生論、真理の書、人間科学、哲学、心理学、宗教系、自然科学などの本は数えきれませんが・・・

この本は、過去のどの本にもない新しい視点と気づきが満載です!人生に疲れた現代人に贈る癒しのメッセージ集です。

第1章 感情が教えてくれること
第2章 恋と愛の真実
第3章 願いを叶える「気づきの力」
第4章 この宇宙を生きる


どのページも美しい写真を背景にメッセージが書かれていますが、とても詩的です。

Img_20181024_172226

今回は、気になる箇所(18か所)に付箋を付けてみました(上の写真)。何度も読み返してみたいと思ったからです。

付箋を付けた「プロローグ(Prologue)の一節」をご紹介します。


悩んだり、ネガティブな感情が湧いてきたときは、

「大空」を意識してください。

悲しい、悔しい、つらい、憎い・・・それらは雲。

ただ、「悲しい」という雲が存在しているだけ。

ただ、「悔しい」という雲が存在しているだけ。

ただ、「憎い」という雲が存在しているだけ。

ただ、「妬ましい」という雲が存在しているだけ。

あなたの本質、本当の姿は、

雲ではなく、大空そのものです。

言ってみれば、この世は雲である思考や感情を経験する場。

でも、あなたの本質は大空であり、愛です。

 

貴方ならどのページに付箋を付けるでしょうか~

本当の自分に目覚める本 河出書房新社サイト

当ブログ本の紹介No28「行き抜いて息抜いて生き抜いて」しみずたいき


2018年10月20日 (土)

小説家になった友人 第2弾

今年の1月(2018年)、突如として歴史小説を書き、作家デビューした友人が第2弾の小説を発表しました。

前作は、日本人のルーツに触れる壮大な歴史ロマンでしたが、今回は現代の銀行を舞台に繰り広げられる人間模様が描かれています。


「時代と共に 銀行の中」 吉田昭雄著 
(文芸社 2018・10・15発行 1100+税)

Img_20181020_161608

昭和~平成、バブルとその崩壊、まさに激動の時代を生きた主人公 八神真一朗が、様々な困難と向き合いながら銀行マンとして実直に生きる姿。その折々の思い・・・

ある意味大らかで活力のあった時代は終わり、コンプライアンスに汲々とする現在の企業の在り方に疑問を感じながらこの小説は展開します。

そして、揺れに揺れた住専問題を始め、日本経済の負の軌跡を分かりやすく解説した小説でもあります。

おそらく、作家の自叙伝的要素の強い小説ですが、同時代に生きた人には共感する部分も多く、若い社会人には人生の一つの指標となることでしょう。


作者が到達した幸福な人生の境地とは・・・


時代と共に 銀行の中 Amazonサイト

小説家になった友人(当ブログ記事)

2018年10月15日 (月)

医療経済の嘘 (本の紹介No.035)

「医療経済の嘘」 病人は病院で作られる 森田洋之著 (ポプラ新書2018・6・10発行)


森田さんは現役の医師ですが、この本は少しショッキングな内容でしたので、本文より一部要約してご紹介します。

511wuq5ksjl__sx313_bo1204203200_

1980年代に、増大する医療費への危機感から、「医療費亡国論」が唱えられるようになりました。

したがって、国は診療報酬と医師数を制限するようになりましたが

診療報酬が下がると病院は困ります。

病院は診療回数を増やすよう「患者集め」に奔走(薄利多売)するようになりました。

その結果日本は、気が付いてみると・・・

① 病床数世界一(米英の4倍以上)

② 外来受診者数世界2位(欧米諸国の3~4倍)

③ CT・MRIの保有台数も世界一(CTは英国の10倍以上、MRIは7倍以上)

国際的に見て異次元レベルの現状です。医師不足と言われていますが、ただの需要過多ではないでしょうか。


■ 病床がある分だけ病人が作られる

日本一病床数が多い高知県では、入院医療費も日本一で、滋賀県民の2倍も使っています。まさか高知県民が滋賀県民の2倍も病気になる訳はありません。

高知県は日本一高額の医療費を使い、日本一多い病床があるのに、平均寿命は全国42位と下位です。

ちなみに滋賀県は、病床数が全国47都道府県中で41番ですが、男性の平均寿命は全国1位、女性は4位です。 (最新データ)

本当なら、病院をたくさん作った県、病床が多い県ほど病気が減って寿命が長いのが普通ですが、実際にはそうではありません。

「病床が多い=病気が治る=健康で長生き」 ではなく!

「病床が多い=病人が増える=平均寿命が低い」  が現実です。

驚くべきことに、病床がある分だけ病人が作られているのです。

Bilyousilyou
出典 厚生労働省 医療施設調査 平成28年 クリックで拡大

この本には多くの問題提起が含まれていますが、このような現状を誰かのせいにしていては問題は解決されません。

国が悪いとか、病院が悪いとか言う前に、私たち国民自身が健康管理に留意し、生活習慣(病)を改善し、「自分や家族に本当に必要な医療とは何か」を真剣に考えてみることが大切だと、森田医師は訴えています。

2018年6月22日 (金)

ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ(本の紹介No,034)

■ 白寿(99歳)の画家

安全な道には驚きはない。

画家の堀文子氏は、42歳でご主人を亡くされ、47歳で初の個展を開催、49歳で自然豊かな大磯町に転居、56歳で多摩美術大学教授に就任、61歳で軽井沢にアトリエを開き、69歳で単身イタリアへ、5年間滞在後、アマゾン、メキシコ(77歳)、ぺルー(80歳)、そして81歳でヒマラヤ山麓を取材旅行されました。

86歳で雑誌「サライ」に連載開始、97歳兵庫県立美術館、99歳神奈川県立現代美術館で展覧会、来月(2018年7月)100歳を迎える 現役の日本画家であります。

大正7年生まれの堀さんは、関東大震災、二・二六事件、太平洋戦争を体験されましたが、時代に翻弄されることなく、自然を師として学び、刻々に移ろう命の不思議を描き続けて来られました。

貪(むさぼ)らず奢(おご)らず命を全うする草木を見つめ、生きる者の心得をどれ程学んだことか。

51lolf1hxfl

ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ 堀文子(小学館2017・11・27発売)


私はその日その日の現在(いま)に熱中し
無欲脱俗(むよくだつぞく)を忘れず
何物にも執着せず
私流の生き方を求めて歩き続けて参りました。
これが私の生きた道です。 
(本文より)

死は終わりではなく次の生命の始まり。

ひまわりの畠の終焉は、その時の私の何かを変える程の衝撃だった。ひまわりは頭に黒い種をみのらせ、生涯の栄光の時を迎えていたのだ。

大地を見つめる顔は敗北ではなく、そのやせた姿にも解脱の風格があった。その顔一杯の種は、次の生命を宿し充実していた。 (本文より)


人生に日々感動を求め、あえて困難な道を選び、放浪を楽しみ、死は終わりではなく次の生命の始まりだとの境地に至った作者。

私の母も生きていたら99歳。喜びと悲しみが交錯したその人生にそっと手を合わせました。

2018年6月18日 (月)

敬天愛人 (本の紹介No.033)

西郷隆盛が座右の銘としたのが 「敬天愛人」 という四字熟語です。

京セラの社是でもあり経営理念でもあります。
https://www.kyocera.co.jp/company/philosophy/index.html


■ 敬天愛人

天は道理であり、道理を守ることが敬天である。また人は皆自分の同胞であり、仁の心をもって衆を愛することが愛人の意味である。 (敬天愛人 稲盛和夫著より)

Inamori_2
敬天愛人 稲盛和夫 (PHP研究所刊) ─現在は絶版─


■ 宇宙の摂理にかなった生き方

すべてのものが生成発展してやまぬ流れが、宇宙には存在する。 この森羅万象すべてのものを進化発展させていく宇宙の流れと同調する生き方。


■ 現世とは

心や魂を純化させるための修行の場である。 人間は、少しでも自分の心を高めるため、この現世に生を受けている。

Inamori358

京セラを一代で世界的企業に育て上げた 稲盛和夫氏の経営の原点が記された一冊です。

あらためて読んでみて、天の道理すなわち宇宙の摂理にかなった生き方と、利他の心が 本当の 「人間の生きる道」 だと教えられた気がします。

下手ですがそんな思いを込めて書いてみました。

Img_20180617_0001_new

2018年6月11日 (月)

世界一孤独な日本のオジサン (本の紹介No.032)

先日、棚にたまった文庫本をブックオフに売りに行ったら、100冊売って1.750円でした。少し置けるスペースが出来たので、また本を買ってきました。

その本のタイトルは、「世界一孤独な日本のオジサン」

71epvmnyodl
岡本純子著 角川新書(2018・210発行)


著者は冒頭で、マザー・テレサの言葉を引用しています。

「孤独と、人に必要とされていないという感覚は、究極の貧困である」 マザー・テレサ

154personillustration

さらに本書では、

「肥満より、大気汚染より、環境ホルモンより、食品添加物より、お酒より、あなたの健康を蝕(むしば)み、寿命を縮めるものがある。それは “ 孤独 ” だ。」

と、断言しています。孤独な中高年のオジサンが激増しているのです。



その多くは、嫌われるオジサンの 8大忌避症状 に当てはまります。

1.不愛想で挨拶も出来ない 「むっつりオヤジ」

2.傲慢で 「孤独街道」 まっしぐらの 「威張るオヤジ」

3.老害そのもの 「ダメ出しオヤジ」

4.自分の話しがしたくてたまらない 「説教(うんちく)」 オヤジ

5.過去の栄光が忘れられない 「昔話オヤジ」

6.聞きたくもない話しをどや顔で話す 「自慢話オヤジ」

7.最悪の 「キレるオヤジ」 (ホントはさみしい)

8.人の悪い面ばかりが気になる 「文句(愚痴)オヤジ」



■ 教育と教養のないオヤジ
 

教育=今日行く(所のない)オヤジと、教養のない=今日、用(事)のないオヤジが増えています。

高度成長と高齢化社会の産物かもしれませんが、孤独は、「死に至る病」 になりつつあるのです。


■ イギリスの決断

孤独は、最も深刻な 「現代の伝染病」 として、国を挙げて対策に乗り出したイギリスでは、今年(2018)1月、孤独に悩む国民を救うべく、新たに 「孤独担当大臣」 のポストを新設したと発表し、世界を驚かせました。

イギリスの効果はまだ検証出来ていませんが、世界一のスピードで高齢化が進む日本では、その対策が遅れています。



今、孤独を感じている 中高年の男性(オジサン)は、

肥満より、大気汚染より、環境ホルモンより、食品添加物より、タバコより、過度のお酒よりも、健康を害するリスクのある 「孤独」 から身を守ることを考えて下さい。


■ 当ブログ参考記事

ハーバード大学の研究チームが75年間724人の男性を追跡し、徹底的に仕事や家庭生活・健康状態などを調べた結果、私たちの健康や幸福は、「良い人間関係がもたらす」 という結論に達しました。 年頭に思う/人生は夕方から楽しくなる

2018年6月 7日 (木)

未来の年表 (本の紹介No.031)

久し振りに新刊を読みました。

心に余裕がないと本を読む気がしません。新聞すら数か月まともに読んでいませんでした。

若い頃、「 もう3か月本屋に行っていない 」 と言ったら、友人にすごく怒られました。本は、文化や社会のバロメーターだと言うのです。

大事な本と遠ざかっていた自分を反省しながら、今回手にした本は・・・

「未来の年表」 人口減少日本でこれから起きること  河合雅司著 

未来は明るいものだ、と漠然と思っていましたが、とんでもないことが起きようとしています。

358358
未来の年表 (講談社現代新書) すでに36万部売れています。

人口が激減する日本の未来を年表形式で示しています。
その内容は、①人口減少カレンダーと、②日本を救う10の処方箋 から成っています。その一部を紹介すると、

第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
・・・ほか


第2部 日本を救う10の処方箋 ――次世代のために、いま取り組むこと
「高齢者」を削減/24時間社会からの脱却/非居住エリアを明確化/中高年の地方移住推進/第3子以降に1000万円給付
・・・ほか



先の当ブログ記事で、出生数の減少を書きましたが、本書を読む限り、急激に人口が減少する日本の近未来は、想像を絶する悲惨な社会の到来を意味します。

事実このままでは日本の人口減少は止まりません。 (以下グラフ参照)

20180218203249
国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」2017年より

政治家や官僚に任せるだけでなく、私たち国民の一人一人が問題意識を持ってこの難局に立ち向かわなければなりません。

本書は、日本の未来に警鐘を鳴らすと同時に、未来を担う若者への問題提起と提言でもあります。 特に若い世代の人たちにお勧めしたい本ともいえます。


■ 追記

最近(2018・5・18) 未来の年表2が発売されました。目次だけ見てもショッキングな項目が並びます。

<目次抜粋>
人口減少カタログ/庄子家の一日に起きたこと

第1部 人口減少カタログ
序 国民の5人に1人が、古希を超えている
◎伴侶に先立たれると、自宅が凶器と化す
◎亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる
◎東京や大阪の繁華街に、「幽霊屋敷」が出現する
◎高級タワマンが、「天空の老人ホーム」に変わる
◎80代が街を闊歩し、窓口・売り場は大混乱する
◎老後資金が貯まらず、「貧乏定年」が増大
◎オフィスが高年齢化し、若手の労働意欲が下がる
◎親が亡くなると、地方銀行がなくなる
◎若者が減ると、民主主義が崩壊する
◎ネット通販が普及し、商品が届かなくなる
◎オールド・ボーイズ・ネットワークが、定年女子を「再就職難民」にする ほか

2018年1月26日 (金)

小説家になった友人

長い付き合いの友人が本を出しました。

銀行マンの彼はクラシック音楽が好きで、よくコンサートに出掛け、ピアノを習い、合唱団にも入って、趣味の音楽を楽しんでいました。

その彼にまさか文才があるとは知りませんでした。

退職後に彼が書いた小説とは ──

Dscn32281

「望郷にあるものは」 吉田昭雄著  (文芸社 2018・1・15発行 1200円+税)

ユダヤの民は日本を目指す・・・
真実は
悠久の時を超えて──

今まで光が当たらなかった 「日ユ同祖論」 を軸に、壮大な歴史を多角的に検証し、ロマン溢れる小説を書き上げた著者に敬意を表して読ませてもらいました。

この小説に貫かれている 「人間愛」 と 「平和への希求」 は、同朋である人類の共通のテーマです。 その意味で、杉原千畝の命のビザのくだりは感動的で胸が熱くなりました。

望郷にあるものは・・・ 何だったのでしょう? 是非小説を読んでみて下さい。

明日は、オペラ「人道の桜」を観に行きますが、その前にこの小説に出会えたことは幸運でした。オペラの感想はあらためてアップいたします。

「望郷にあるものは」 Amazonサイト

小説家になった友人第2弾

2017年12月29日 (金)

「モノ」のいのちをいとおしむ心 (本の紹介No.030)

年末になると、菩提寺から戴ける本があります。 本と言っても 30ページほどの小冊子ですが、読むと 「心に灯がともる」 ような温かくなる本です。

Photo_2
「モノ」 のいのちをいとおしむ心  東井義雄著 (株)探求社/法蔵館 2017年8月刊 以下に内容の一部をご紹介しいます。

今年も悲しいこと、辛いことがあったと思います。そんな時、仏さまは私たちに寄り添ってくださいます。仏さまの大きな慈悲に抱かれ、導かれて私たちは生かされています。

「泣」 という字は、「サンズイ」 に 「立」 という字でできています。

これは、私たちがどんな深い悲しみにあっても、必ず 「立」 ち上がらせずにはおかないという、仏さまの願いを表わすために作られた漢字です。

「涙」 という字は、「サンズイ」 に 「戻」 という字でできています。

これは、私たちが涙に押し流されしまいそうになった時、必ず、引き 「戻」 してくださる仏さまのお心を表わすために作られた漢字です。

私たちが哀しみの底に溺れて泣いている時は、新しい視点をお与えになって立ち上がらせ、悲しみの涙に押し流されてしまおうとしている時には、新しい生きがいをお示しになって引き戻してくださるのです。    <本文より一部(要約)>

この菩提寺様では、月1回 「歎異抄」 の勉強会を開催されています。今年も色々勉強させていただきお世話になりました。この本も大切にしたいと思います。

2017年12月 1日 (金)

新刊ベートーヴェンの交響曲 (本の紹介No.029)

ある演奏団体の依頼で、定期演奏会のプログラムの解説文を書いています。もちろん専門家ではありませんから、一音楽愛好家の視点で書くことにしています。

それでも、図書館などで専門書に目を通します。今回は音楽之友社の新刊 「ベートーヴェンの交響曲~理念の芸術作品への九つの道」 マルティン・ゲック著 (北川千香子訳)を読みました。

Chuyaonline_133580

ゲック氏は、「聴き手は交響曲を読み解くべきだ」 と説いています。その過程の中で、ベートーヴェンの交響曲に秘められたメッセージ(真意)を模索し、その芸術が背負う理念を浮かび上がらせるのです。

今までにないアプローチで書かれた本書に大いに啓発されました。

すでに評価が確立している巨匠の作品であっても、常に考察し探求する姿勢こそが、真のメッセージを読み解くことに繋がっているのです。

芸術作品に込められた 「理念」 を探求する喜びが味わえるような音楽ファンになろうと心に誓いました。


より以前の記事一覧