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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「音楽」の387件の記事

2019年9月17日 (火)

佐藤晴真(チェロ)ミュンヘン国際第1位に

第68回ミュンヘン国際音楽コンクールで13日、ベルリン芸術大の佐藤晴真さん(21)=名古屋市出身=がチェロ部門で1位になりました。同部門で日本人の1位は初めての快挙です。(報道各社)

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(AMATI提供・共同)

4年半前に、日本音楽コンクールチェロ部門で堂々の1位になった時、その受賞記念コンサートで初めて佐藤さんのチェロを聴きました。
高校生の彼はすでに輝かしい経歴の持ち主でしたが、まだあどけなさの残る少年でした。その時の感想です。

■ ご参考 第83回日本音コン受賞記念演奏会


その1年後、待望のソロリサイタルを聴く機会に恵まれました。圧巻の演奏会でした。その時の感想です。

■ ご参考 期待の若手奏者の”今″を聴く


今回、世界最高峰のコンクールの一つ「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門での優勝は、佐藤さんの力量からいって当然の結果かも知れませんが、やはり国際舞台で優勝することは並大抵のことではないと思います。心から祝福申し上げます。

また、このように音楽家の成長過程を聴けることは、音楽愛好家として望外の喜びです。益々のご活躍を祈念いたします。

 

 

市川太一(テノール)を招いた敬老会

地元の敬老会「お楽しみステージ」に、テノール歌手の市川太一(たいち)さんをお招きして、素晴らしい歌唱を披露してもらいました。ピアノは市原実小夜さん。

市川さんは、中部地方を中心に活躍する人気のテノール歌手ですが、本業は市役所の職員という異色の歌手です。その美声と豊かな表現力は、常に聴衆を魅了し続け、さわやかなトークも相まって多くのファンが存在します。

本日、敬老の日に行われた「地区敬老会」では、スペシャルゲストとして、「荒城の月」、日本歌曲「落葉松」、カンツォーネ「オーソレミオ」、美空ひばりの「川の流れのように」など5曲を歌っていただきました。

広い体育館に響き渡る市川さんの声に、会場のお年寄りは感激して聴き入っていました。目をつむって聴く人、口ずさむ人、皆さんとっても楽しんで下さいました。

(写真は後日掲載予定です)

尚、市川太一さんは宗次ホールで5回目のリサイタル(2019年10月13日)を行います。また、9月28日には、NHKテレビBSプレミアムにご出演予定です。

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■ ご参考 エンターテイナー市川太一  

■ ご参考 幸せな気分にさせるテノール市川太一  

 

2019年8月29日 (木)

ピアニストの話題三つ

ピアニストの最近の話題を三つ取り上げました。

■ 清塚信也の快挙

2019年8月16日、テレビなどで人気のピアニスト清塚信也さんが、東京の武道館でコンサートを行い、ファンら約7000名の観客によって会場は埋め尽くされました。(各社ニュース)

クラシック系ピアニストの武道館ライブは史上初で、観客動員が心配されましたが、12台のピアノをフル動員した圧巻のステージで、3時間40分に及ぶ大イベントが成功したようです。私も行きたかったのですが・・・。

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(C)Ryota Mori

実は、10年以上も前ですが、清塚さんとはヤマハのコンサートで2回お会いして二人で食事をする機会がありました。気さくに音楽談義をしましたが、やはり良い意味でナルシストで、テクニックも容姿もトークも並外れていて、ピアノの弾けるタレントとしての素質を感じました。


■ 銭湯のピアニスト

2019年8月19日、ピアニストの米津真浩さんによる「銭湯のピアニスト」というコンサートが、なんと銭湯で行われました。

「戦場のピアニスト」ではなく、「銭湯のピアニスト」というコンサート名が面白いところですが、主催者がクラシック音楽の敷居を下げようとアイデアを出し、銭湯でのピアノコンサートが実現したといいます。

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ピアノは湿気に弱い楽器です。この写真を見る限り、ピアノはタイルの洗い場に置かれているようですが、さすがにお湯は抜いてあるので、湿気はあまりないかも知れません。

風呂場は良く響きますから音楽ホールと似ていますが、当日はどんな音色が響いたのでしょうか。史上初の「銭湯のピアニスト」、面白い企画だと思いました。

 

■ A I のピアニスト

最新のニュースによると、ヤマハ株式会社は、伝説的ピアニスト故グレン・グールド氏の音楽表現をピアノで演奏することができる画期的な「A Iシステム」を開発し、2019年9月7日にオーストリアのリンツ市で公開する予定です。

グレン・グールドといえば、37年も前に亡くなった個性派ピアニストです。■ 当ブログ グレン・グールド変人ぶりランキング10
その演奏がAIによって現代によみがえる訳です。その仕組みは、世界初となる「深層学習技術」を採用したAIシステムだそうですが、素人には難しくて良く分かりません。

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以前、ヤマハは「人工知能演奏システム」を用いて、20世紀のピアノの巨匠、故スヴャトスラフ・リヒテル氏の往年の演奏を自動演奏ピアノで忠実に再現したり、他の演奏団体に合わせて、息のあったアンサンブルとして披露することに成功しました。(主催 東京藝術大学)
■ 当ブログ参考記事 今は亡き巨匠が人工知能で共演

A I は自動運転ばかりではありません。芸術分野まで浸透してきました。
すでに、過去の膨大な演奏データや楽譜を分析して、A I がモーツァルト風な曲を作ったり、故人の演奏を奏でることは技術的に可能になっています。

近い将来、A I による作曲、A I による演奏の「A I コンクール」が、A I 審査員によって行われるようになるかも知れません。そのほうが良い作品が出来、良い演奏になり、より公平な審査が行われることでしょう(笑)。

2019年8月17日 (土)

ドミンゴよ お前もか!

■ あの世界的なテノール歌手のプラシド・ドミンゴ氏(78歳)が長年のセクハラ行為で女性歌手ら9人から告発された。
(2019・8・13 AP通信)
米ロサンゼルス歌劇場が疑惑の調査を始めたが、予定されていた2公演が中止される事態となっている。

複数の女性の告発によると、同氏はオペラ界最高の歌手という立場を利用し、女性たちに性的関係を迫っていたという。
78歳にもなって破廉恥極まりない。晩節を汚したドミンゴ氏に落胆したのは私だけではないだろう。

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(©Greg Gorman/LAO)

私が、プラシド・ドミンゴ氏のRCAデビューアルバム(LPレコード)を買ったのは、もう50年も昔のことである。
レコード盤に針を落とした瞬間、その圧倒的な美声にすっかり魅了された。

ヘンデル「ジュリアス・シーザー」、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」、ヴェルディ「ルイザ・ミラー」、プッチーニ「妖精ヴィッリ」を何十回と聴いた。本当に世紀の美声であったが、知的で洗練された歌唱が素晴らしかった。

■ 歌劇「妖精ウ゛ィッリ」より 「幸せに満ちたあの日々 Torna ai felici di from Le Villi」
https://www.youtube.com/watch?v=_MPwGE9Thz8 (リンク切れはご容赦下さい)

以来、私は熱烈なドミンゴのファンになり、ミラノ・スカラ座の引っ越し公演でヴェルディ「オテロ」を観た(1981・9・5 NHKホール)。指揮のクライバーも最高だったが、オテロ役のドミンゴ氏の重厚かつ繊細な描写と迫真の演技は、オペラ史上に残る名シーンとなった。

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「オテロ」公演  画像 一般財団法人民主音楽協会サイトより

その彼が起こしたセクハラ疑惑は、ファンの一人として残念の一言に尽きる。

それにしても、近年、世界の一流演奏家によるセクハラ疑惑やパワハラ疑惑が後を絶たない。

■ 2017年は、NHK交響楽団名誉音楽監督で日本でも人気の指揮者 シャルル・デュトワ氏(82歳)が、セクハラ行為で4人の女性から告訴された。その直後に彼は英ロイヤルフィルを辞任している。

■ 同年、米メトロポリタン歌劇場の 巨匠ジェームス・レヴァイン氏(76歳)が、未成年への性的虐待の疑惑が浮上し、世界の名門メトロポリタンオペラの音楽監督(2016年から名誉音楽監督)を解雇された。

■ 記憶に新しいところでは、イタリアの指揮者 ダニエレ・ガッティ氏(57歳)が、過去のセクハラ疑惑によりオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を解任されている。

■ 2018年、ピアニストで指揮者の ダニエル・バレンボイム氏(76歳)のパワハラ疑惑が浮上し、実名で告発する者も現れるなど世界的なニュースになったが真相は分からない。

■ 2015年には韓国を代表する世界的指揮者 チョン・ミョンフン氏(66歳)が、業務上横領容疑で市民団体から告発され、ソウル市交響楽団芸術監督を辞任している。事件に巻き込まれた感もあるが、やはり真相は分からない。

■ 少し古い話だが、2010年、ロシアの名指揮者でピアニストの
ミハイル・プレトニョフ氏(62歳)が 14歳のタイの少年に対する性的暴行容疑で逮捕されたが、もちろん本人は身の潔白を主張した。


政治の世界など、どの世界にも裏があり醜聞にまみれているが、クラシック音楽の世界も例外ではないのだろうか。

聴衆は、バッハやベートーヴェンを神格化して、その作品は崇高な芸術品だと思い込み、その気高い音楽を演奏する指揮者や歌手、ピアニストにも絶大な信頼を寄せてきた。

いつの間にか、「世界一流の芸術家は人格に於いても優れている」と錯覚していたかも知れない。しかし現実はそうではなく、果てしなく穢れている。これは多分氷山の一角だと思う。


あのレコードを聴いた時の感動から50年、まさかこんなニュースに触れることになるとは・・・
ドミンゴよ お前もか!


■その後のニュース
2020東京オリンピック辞退

2020年東京五輪・パラリンピックの文化プログラムに出演予定だった世界的なオペラ歌手のプラシド・ドミンゴさんが、2019年11月、辞退を表明した。

 

2019年7月16日 (火)

人生のハーモニー

先週から4本のコンサートを聴く機会に恵まれました。歌あり、ピアノあり、オーケストラあり、それぞれ楽しめる素敵なコンサートばかりでしたが、その中から昨日の「コール・ファーテル演奏会」をピックアップして感想を述べたいと思います。

男声合唱団 コール・ファーテル第12回演奏会 指揮/吉田雅博 ピアノ/安田万里子(2019・7・15 サラマンカホール) 
会場は満員御礼の盛況ぶりでした。毎回立ち見が出るほどですが、よほど団員の人脈があるのか固定ファンがいるのか知りませんが、私もやっとバルコニー席に座って聴くことが出来ました。

この合唱団、結成から28年、平均年齢は還暦を超えているとのことですが、白いブレザー姿でステージ上に凛々しく並んだ姿は若々しくみえます。

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プログラムは3部構成、懐かしい童謡や歌曲を中心に彩り豊かに歌われた「愛唱歌集」の第1ステージ。

続いて第2ステージは、多田武彦/北原白秋の男声合唱組曲「白き花鳥図」全6曲、多彩な表現力を要求される難度の高い曲ですが、白秋の幽玄とも言える詩編に、多田武彦が深い情趣を紡いで作られた余情あふれる佳作です。
その意味で、ファーテルの柔らかな響きと細やかな表情が際立って美しく、音楽の内面に迫る指揮者との一体感が素晴らしい好演でした。終曲の「白鷺」を聴き終わっても(余韻に浸っていたら)つい拍手を忘れるほどでした。

最後は、ニューミュージックから6曲、さだまさしやユーミン、中島みゆきなど、どの曲も私たち(60歳~70歳代)に取っては青春時代の思い出の曲ばかりです。それぞれに趣の違う3つのステージで男声合唱の醍醐味を味わうことが出来ました。

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アンコールは中島みゆきの「糸」、そしてこの合唱団定番の「遥かな友に」が会場の照明が次第に落とされる中、静かに歌われました。
サラマンカホールの響きと相まって豊かな人生のハーモニーを堪能した一日でした。

 

2019年7月 3日 (水)

ハプニングの思い出

この度行われた「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門で、中国人ピアニストが、伴奏を担当するオーケストラに、演奏する曲順を間違えられるというハプニングがありました。

ピアノ部門決勝で、20歳の中国人ピアニスト・安天旭(ティアンス・アン)さんは、1曲目にチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を、2曲目にラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を弾くと主催者側に連絡していましたが・・・

実際にオーケストラが1曲目に演奏し始めたのは、「パガニーニの主題による狂詩曲」でした。余りにも予想外の出来事に驚いた安さんはオーケストラや指揮者を一瞬見つめました(下の写真)が、冒頭の数小節を弾き損ねてしまいました。(これは当然です)

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Record China 2019・7・2配信ニュースより

しかし、何とか気持ちを立て直し、すぐに演奏に集中し、それ以降の演奏は素晴らしく、終演後は会場に拍手が沸き起こったそうです。しかし、安さんは、決勝進出者7名中最下位(※)でした(お気の毒でした)。なお、2位に日本の藤田真央さんが入ったことは既報の通りです。
※2位が2名、3位が3名いますので、順位としては4位です


このようなハプニングは滅多にないことですが、私も50年もコンサートを鑑賞していますと、数々のハプニングに出会うこともあります。
そこで、私が経験した過去のコンサートで実際起きたハプニング、アクシデントをブログ上で述懐することにしました。

■ 指揮者カラヤンの棒の振り間違い

1984年10月18日(大阪シンフォニーホール)、あのカラヤンが棒を振り間違えて、演奏が中断してしまったのです。カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の大阪公演で起きた世紀の大ハプニングは今でも鮮明に覚えています。
プログラムは、R・シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」でしたが、カラヤン氏は何を思ったか、ドビュッシーの交響詩「海」と勘違いして棒を振り下ろしたのでした。
もちろん、出てきた音は、「ドン・ファン」でしたから、さぞカラヤンは驚いたことでしょう。私はパイプオルガン側の席でしたから、その時のカラヤンの苦笑いしたような表情がよく分かりました。曲は3小節で中断しましたが、その後の「ドン・ファン」の演奏は素晴らしいものでした。しかしその後カラヤンがシンフォニーホールで棒を振ることはありませんでした。(2年後サントリーホールオープン)


■ 幕が下りたイタリア歌劇団日本公演

1976年イタリア歌劇団日本公演(渋谷NHKホール)、世界的なソプラノ歌手 モンセラート・カバリェさんが主役の、「アドリアーナ・ルクヴルール(チレア作曲)の日本初演の晩にそのハプニングは起こりました。
第1幕の感動的なアリア「私は神のいやしいしもべ です」を歌い終わったカヴァリエさんは突然の体調不良で舞台を降板してしまったのです。舞台の幕は降ろされました。オペラ公演中に幕が下ろされることは非常事態です。臨時の長い休憩時間のあと、代役のガブリエッラ・ノヴィエッリ さんが出てきて再開されましたが、実力の差は歴然でした。私が24歳の秋の出来事です。


■ バーンスタインが急病、代役は若き佐渡裕氏に

1990年7月15日(横浜アリーナ)、指揮者バーンスタインとロンドン交響楽団(PMFとの合同有)演奏会で、バーンスタイン氏が病気で急遽帰国してしまい、代役が佐渡裕さんになりました(※大植英次さんも振りました)。当日、会場の張り紙を見てビックリ。まだ佐渡さんはデビューしたばかり30歳の若き指揮者です。余りにもバーンスタインとは「格」が違います。チケットは払い戻します、とありましたが、佐渡さんでもよければ5千円安くしますとのことでした(今ならありえません)。私は3歳の息子と来ていましたから、帰るわけにもいかず、佐渡さんの指揮で鑑賞しました。ものすごくエキサイトな演奏はよく覚えています。バーンスタイン氏はその年の10月帰らぬ人となりました。


・この他にも、マタイ受難曲の演奏中に、一階席の男性が体調を崩され倒れてしまいホール外に運び出されたり、世界的なピアニスト アシュケナージが、リサイタル中(愛知文化講堂)ホール内の騒音?のため、一旦退場して弾き直すことがあったり(モーツァルトのK331第1楽章でしたので、出だしのデリケートな音楽が台無しになった)、オケマン(楽団員)がステージから落ちて救急車が来たり、公演中に地震が発生して、ホール天井の大きなシャンデリアがユラユラ揺れたり、本番前の小澤征爾さんとロストロポーヴィチさんに楽屋口で話しかけられて、3人で記念写真を撮ったり、あるホールのトイレで小林亜星さんと連れションしたり(偶然)、ロビーで見かけた武満徹さんが一人でポツンと立っていて印象的だったり(その数年後1996年がんで亡くなる享年65歳)、など色々ありました。

どれも生の演奏会ならではの出来事ですが、今は良き思い出です。

 

2019年5月 1日 (水)

平成のクラシック音楽界10大ニュース

令和元年5月1日、平成のクラシック音楽界を10大ニュースとして振り返ってみました。


1.諏訪内さん優勝

諏訪内晶子が、史上最年少で「第9回チャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門で優勝しました。1990年(平成2年)

2.日本でも三大テノールブーム
ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3人のテノール歌手が一堂に会する大規模コンサートは世界中でヒットし、日本公演(国立競技場、東京ドームなど)も行われました。ちなみに、東京ドームのアリーナ席は8万5千円、国立競技場の最上席は7万5千円でした。この活動は、2007年にパヴァロッティが死去するまで17年間続きました。 19902007年(平成219年)
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画像 映画「三大テノール 夢のコンサート」公式サイトより

3.第九の普遍性 日本でも
東西を分断していたベルリンの壁が崩壊し、同年バーンスタイン指揮でベートーヴェンの「第九」が演奏されました。1991年(平成3年)
この時、“Freude”(歓喜)を“Freiheit”(自由)に置き換えて歌ったことは有名です。日本でも平成時代に入り高齢化が進み、定年退職者の多くが趣味で合唱団に入り、より多く「第九」が歌われるようになりました。

4.熱狂の日
ラ・フォル・ジュルネは、1995年(平成5年)に創設された世界最大級のクラシック音楽祭です。日本でも2005年(平成15年)から行われ本年で15周年となり、延べ来場者は800万人を超えました。誰もが気軽に楽しめるクラシック音楽として定着し、クラシックの聴き方を変貌させました。

5.小澤征爾が音楽監督に
指揮者の小澤征爾が、アジア人で初めて、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任しました。2002年~2010年(平成1422年)

6.上原さんが快挙
上原彩子が、「第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門」にて優勝。日本人として初めて、かつ女性として世界で初めての快挙でした。2002年(平成14年)
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画像 ヤマハCFXサイトより

7.訃報相次ぐ

著名な音楽家の訃報が相次ぎました。日本人では武満徹、朝比奈隆、中村紘子さん、日本で人気の、カラヤン、バーンスタイン、リヒテル、ロストロポーヴィチなど全て平成時代に亡くなりました。ご冥福を祈ります。19892018

8.辻井さんが優勝
盲目のピアニスト辻井伸行さんが、「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(米国)」で優勝しました。2009年(平成21年)

9.現代のベートーヴェン
佐村河内守氏のゴーストライター事件が発覚しました。氏の作とされる「交響曲第1番」は空前のヒット、全国ツアーも展開されました。その後、新垣隆氏が大ブレイクしました。2014年(平成26年)

10.巨匠時代の終焉 新しいクラシックの風
平成時代は、クラシックの巨匠が相次いで亡くなり、特に平成後半には、新たなエネルギーが旋風を巻き起こしました。
既成概念にとらわれない指揮者ドゥダメル、クルレンツィスの登場、復古的演奏スタイルの確立、SNSの活用、予測不能のAI技術、バーチャル技術、IT化、クラシックと他のジャンルの融合、ライブ化、大型化、イベント化(参加型)など多彩です。新時代の風が吹き始めたのが平成でした。

 

 

2019年4月29日 (月)

最近の出来事(コンサート)

今春も多くの素敵なコンサートに出会えました。感謝申し上げます

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ファツィオリのピアノは、卯野杏実さんの華麗なテクニックに応えました

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バラエティに富んだ構成! 縣さん、浅野さん、西山さんのパフォーマンスに脱帽です

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田中香織さんは、驚異の演奏力で現代曲を見事に表現しました

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知られざる名歌手が勢ぞろいしました ※私も微力ながらお手伝いさせて頂きました

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滅多に聴けないショパン愛用のピアノ、石原佳世さんの本格的な演奏に心を打たれました

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佐藤由美さんの愛するモーツァルトとショパン リハーサルしか聴けず残念でした

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初めてのホール、伏屋咲希さんたちの真摯な音楽作りに感銘を受けました

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綾戸智恵さんとゴスペルコーラスのステージは溢れんばかりのエネルギーに満ちていました

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お世話になった先生方の装飾音をテーマにしたコンサート 選曲、構成が独創的でした

 

 

2019年2月22日 (金)

旧約聖書の世界 「エリヤ」を聴く

滅多に聴くことが出来ないメンデルスゾーンの大曲、オラトリオ「エリヤ」を聴く機会に恵まれました。(2019・2・15 日本特殊陶業市民会館 角田鋼亮指揮・名フィル、名古屋市民コーラス他)

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演奏時間が2時間を超える大曲、これほどのスケールの曲を演奏された200名近い合唱団、9人のソリスト、オーケストラ、指揮者、指導者に敬意を表しながら聴かせていただきました。

旧約聖書のドラマティックな世界が、メンデルスゾーンの旋律美で表現され、字幕スクリーンもあって、まるで宗教映画を見るような気分で楽しめました。2時間があっという間に過ぎた感があります。

次回「ドイツレクイエム」も大いに期待したいと思いました。

2019年2月20日 (水)

小川剛一郎/心のチェロ

お誘いを受けて、チェリスト小川剛一郎のチェロリサイタルに出掛けました。

曲目は、バッハ「無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調」、ベートーヴェン「チェロソナタ第1番ヘ長調作品5-1」、ブラームス「チェロソナタ第1番ホ短調作品38」という充実のプログラムでした。(サロン・ドルチェ 2019・2・16 ピアノ/北住淳)

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ピアニストのアカデミックな解説のあと、豊かな低弦の響きと深い情感で始まったバッハ、表情に富んだベートーヴェン、味わい深いブラームスを聴かせて頂きました。

アンコールは、カザルスの「鳥の歌」。身近で聴くチェロの音色が心にしみました。

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