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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「音楽」の343件の記事

2017年7月30日 (日)

指揮者は演技力も必要

夏の風物詩と言えば、サマーコンサートもあります。夏は意外にクラシックコンサートが多いのです。


本日、そのうちの一つを聴いてきました。
(ウィーン岐阜合唱団定期演奏会 2017・7・30)

プログラムは、ヴィヴァルディの 「四季」 と、フォーレ 「レクイエム」 他。

前半の 「四季 」 はソロヴァイオリンが素晴らしく安心して聴いていましたが・・・

何と、演奏中に指揮者が酔っ払って、舞台上で寝てしまうというハプニングがありました。

Photo

これは、「秋」 の第2楽章 ”酔っ払いの居眠り” の音楽を、指揮者が捨て身で演技したものです。 聴衆もビックリ!の名演技でした。


さて後半は 「フォーレレクイエム」、この名曲をどう表現するか、大いに期待して聴きました。 半年間、練習に練習を重ねて今日の本番を迎えたことと思います。

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暗譜して歌われたフォーレレクイエム

「歌う人も聴く人も、この天国よりのメッセージに触れた瞬間から、崇高で洗練された音楽の虜(とりこ)になるのです。」 (プログラムの解説文より抜粋)

この曲の魅力を表現することの難しさは言うまでもありません。東洋人が異文化であるミサ曲を歌うことには限界があるからです。

その意味で、多少の消化不良はありましたが、全体的には良く仕上げていたと思います。オーケストラ、ソリストの皆さんも含め本当にお疲れ様でした。特に演技力抜群の指揮者に敬意を表します。

2017年7月28日 (金)

音大入試の模擬コンサート?

とても趣向を凝らしたコンサートに出掛けました。

名曲のランチBox ~音楽家のレシピ~    
ヴァイオリン : 浅野未希  ピアノ : 縣(あがた)友里恵  (
2017・7・20 宗次ホール)

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クリックで拡大します

音大のヴァイオリン科とピアノ科の入試を疑似体験してもらう趣向で、音楽ファンには興味深い内容でした。

例えば、一般的なヴァイオリン科の実技試験では、大学の先生方の前で、まず無伴奏の曲に始まり、超絶技巧の曲を演奏して、最後は協奏曲を弾いて、採点されるそうです。最後まで演奏しないで途中で帰らされることもあり、受験生に取っては恐怖の試験です。

音大に入り、やがて卒業して、音楽家になるのは並大抵のことではありません。その一端が垣間見えるコンサートでした。

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後半には、聴衆が参加する 「リズム打ち」 もあって盛り上がりましたが、このような企画は面白いと思いました。本当は子供たち向けにあると音楽への興味づけになるのですが、平日のランチタイムですから仕方ありません。でも大人も心から楽しめました。

お二人のご活躍を願って会場を後にしました。

藤井久美子ソプラノリサイタルのお知らせ

今後、当ブログがお手伝いすることになったコンサートをご案内することにしました。


第5回 藤井久美子ソプラノリサイタル

2017年8月25日(金) 18:30開演 じゅうろくプラザホール 入場料2,000円

主催 : 藤井久美子リサイタル実行委員会


小学生から本格的に習い始めた声楽、歌うことが大好きだった藤井久美子さんは、ソプラノ歌手として第5回目のリサイタルに挑戦します。

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クリックで拡大します

大切にしてきた日本歌曲の数々、想い出の歌。 男性合唱団コール・ファーテルと共演する郷愁の調べ、そして 團伊玖磨 オペラ 「夕鶴」 よりアリア。

皆さまへの感謝を込めて歌います。どうぞご来場下さい。お待ち申し上げます。

 

~クラシックアカデミーGIFU 加藤~

それぞれのモーツァルト

7月16日(日)、コンクールの受賞者やソリスト、合唱団を含めた記念コンサートがありました。

後半の3曲はオールモーツァルトプロ。有名な 「フルートとハープのための協奏曲」(2台のマリンバ編曲版)、「ヴァイオリン協奏曲第5番トルコ風」、そして 「レクイエム」 全曲です。

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オーケストラとの共演では、マリンバによる典雅なモーツァルト、ヴァイオリンによる表情に富んだなモーツァルト、合唱団・ソリストによる壮大なモーツァルトを楽しむことが出来ました。

オーケストラは主席クラスを東京や大阪から呼んだという特別編成のもので、主催者の意気込みが感じられました。

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声楽や室内楽も含め盛り沢山のコンサートは3時間を超えましたが、夏の暑さを吹き飛ばすエネルギッシュなコンサートに満席のお客さんからは惜しみない拍手が送られました。ご盛会おめでとうございます。

2017年7月25日 (火)

傷心のピアニストの奇跡

長年コンサート通いをしていると、稀に人知を超えた演奏に接することがあります。

一週間前のコンサート(佐藤由美ピアノリサイタル 2017・7・17 電気文化会館)で、その奇跡は起きました。

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突然の交通事故で心身ともに大きな傷を負ったピアニスト。計り知れないプレッシャー、極限の精神状態の中で開かれたリサイタルは、まさに覚悟のラストコンサートでした。

しかし、特に後半のプログラム「展覧会の絵(ムソルグスキー)」は、パワー全開の渾身の演奏でした。

細部にわたるきめ細かい描写から、無数の色彩感、ホールの天井から降り注ぐ音の洪水。オーケストラの迫力と色彩に全く引けを取らない迫真の演奏でした。

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覚悟のラストコンサートは、ピアニスト佐藤由美の再スタートのコンサートになりました。

微力ながらこのピアニストを応援してきて本当に良かったと思いました。人知を超えたパワーは苦難に立ち向かった人にだけ与えられるものかも知れません。

前途を祝し、益々のご活躍を心より願っています。アンコールはオールショパンで5曲。佐藤由美の面目躍如といった演奏でした。



これまで、壁だと思ってたものが
本当は扉だった。
               (しみずたいきの言葉より)



2017年6月26日 (月)

身近なコンサートを楽しむ

雨の日も風の日も、相変わらずコンサートに出掛けています。

安い入場料で身近にあるコンサートを気軽に楽しむことが出来るのは幸せなことと思います。邦楽を聴いたり、喫茶店のライブに行ったり、何でもありの状態です。

最近は、同じ日に重なることが多くなり、もう少しコンサートも断捨離すべきか悩むところですが簡単ではありません。 ただ、数が多く当ブログで詳しく紹介しきれないのが残念です。

そんな中で、2015年日本音楽コンクール声楽部門1位の城 宏憲氏(テノール)他が出演した 「オペラバーへようこそ」 は、趣向を凝らしたステージが楽しめました。

そして、何より地元のファンを大切にする彼の姿勢には好感が持てます。

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また昨日は、地元の交響楽団の定期演奏会に出掛けました。チャイコフスキーの 「冬の日の幻想」 は演奏機会が少ない隠れた名曲です。限られた練習時間で良くまとめた好演でした。

アンコールが、くるみ割り人形第2幕の 「パ・ド・ドゥ」 でしたが、出口のホワイトボードには、「本日のアンコール曲 交響曲第1番」 と書かれていました。このようなミスは地方では度々あることですが、少し恥ずかしい思いでした。

ミスと言えば、先週のあるコンサートでは、本番前にグランドピアノの弦が切れると言うハプニングがありました。通常まず切れることのない 「巻き線」 が切れたのです。何とか調律師が応急に修理して事なきを得た訳ですが、生のコンサートでは想定外の事件も起きることがあるので最後まで気が抜けません。

このように色々あるコンサートですが、すべて含めて楽しまさせていただいています。

2017年6月23日 (金)

知ってて知らない曲 パートⅡ

このピアノ曲は、どこかで聞いたことがあるはずです。

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でも曲名は分かりません。分かる人は余程ピアノを勉強しているか、クラシックマニアです。


知ってても知らない理由は、この曲が中田善直の 「雪の降る町を」 にそっくりで、どこかで聞いたことがあるからです。

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この2曲のメロディが酷似していることはご存知の方も多いと思います。

元のクラシック曲は有名でありませんが、後世の作曲家が良く似た曲を作り、その曲が有名になると、こういう現象が起きるのです。


と言うことで、最初の
ピアノ曲は、ショパン 「幻想曲へ短調 Op.49」 という曲でした。

何万と数えきれない曲がある中で、どうしてもよく似た曲が出来るのは仕方のないことかも知れません。ただ、ここまで良く似ていると、ただの偶然とは言えない場合がありますが・・・ 本当のところは誰にも分かりません。

前回のスウェーデン狂詩曲第1番Op.19 もそうですが、「知ってて知らない曲」 はたくさんあると思います。これからも当ブログでご紹介させていただきます。 (youtubeのリンク切れはご容赦下さい)

2017年6月21日 (水)

知ってて知らない曲

日本列島は雨空だったようですが、今日は 「夏至」 でした。

「夏至」 で思い出す曲と言えば、誰もが知っているこの曲です。

曲名「???」 

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でも、この曲の題名を言える人はほとんどいません。

もちろん作曲者も分かりません。


それでも聞いたことはあるのです。不思議ですね。

その理由は、次の2つにあると推察します

1.「NHKきょうの料理」のテーマ音楽。

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ご存知 冨田勲作曲ですが、よく似ています。軽快なテンポ感がそっくりです。知らない人はいませんね。

2.フジテレビ系のバラエティ番組 「はねるのトびら ほぼ100円ショップ」 。

https://www.youtube.com/watch?v=Jk43gXt0JFo

この番組に使用されていましたので、耳にした方は多いかも知れません。


では、誰の何と言う曲でしょう?

スウェーデンの作曲家 ヒューゴ・アルヴェーンのスウェーデン狂詩曲第1番Op.19 「夏至の徹夜祭」 です。

このように、どこかで聞いたことがある曲でも、本当の曲名や作曲者が分からないこともあるのでクラシックは面白いのです。私も勉強させていただいています。


2017年5月26日 (金)

バラから聴こえる音楽

この時期の花といえば、何と言っても 「バラ」 です!

「花の女王」 とも呼ばれ、今も昔も不動の人気を誇っています。

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大野町バラ公園 http://www.nihon-kankou.or.jp/gifu/214035

雨上がりの午後、バラ苗生産日本一の大野町が誇る 「大野町バラ公園」 に出掛けました。

無料の公園ですが、バラ150種、2000株が咲きそろい、バラの鑑賞スポットとして大勢の来園者でにぎわっていました。

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春のバラと秋のバラがありますが、バラは夏の季語です。花言葉は 「愛情」。

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雨に濡れてしっとりと咲く姿も美しい

「バラ」 で思い出す曲は、「夏の名残のバラ」(The Last Rose of Summer)、日本では「庭の千草」 という曲名で有名です。

youtube 動画 https://www.youtube.com/watch?v=xR8ocQfO9Ls

この曲をもとに、ベートーヴェンやメンデルスゾーンなど多くの作曲家が編曲したり変奏曲を書いたりしています。また、バラをモチーフにした曲は数多く存在します。

やはり、バラは音楽に最もよく似合う花だと言えるでしょう。

当ブログ参考記事→ 音楽家の名前の付いたバラ


薔薇深く ぴあの聞ゆる 薄月夜           子規

正岡子規の俳句からも、ピアノの調べが聴こえてきます。

2017年5月22日 (月)

上質な音楽の空間に浸る

ドイツの詩人 H・ハイネの抒情的な詩集 「歌の本」 に、親交のあった作曲家 R・シューマンは曲を付けました。

週末、その作品を集めたコンサートが催されました。大好きな「詩人の恋」op.48 他が聴けるとあって楽しみに出掛けた次第です。

Buch der Lieder 歌の本 河野克典バリトンリサイタル シューマン歌曲の夕べ (2017・5・20 NBKコンサートホール)

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曲が進むにつれて、ドイツロマン派の香り豊かな音楽が会場を満たしていることに気づきました。この空間は日本の地方都市ではありません。

もちろん私はドイツ語は分かりませんが、対訳(河野克典氏訳)を時折見ながら聴いていると、眼前には間違いなくハイネの世界が広がっているのです。

ドイツ語がこんなにも柔らかく響き、詩に込められた心情がひしひしと聴き手に伝わってきます。また、関本昌平氏のピアノは明瞭で知的、歌を際立たせています。リーダークライスop.24、詩人の恋op.48 など約30曲が抒情的に歌われました。

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アンコールは4曲。最後の 「赤とんぼ」 を聴いて、ハイネの世界から日本の空間に引き戻された感がありました。 「赤とんぼ」 も河野さんが歌うと、童謡を超えて立派な日本歌曲です。

上質な音楽の空間に身を置くことができて、この上なく幸せな週末でした。

より以前の記事一覧