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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「音楽」の359件の記事

2017年12月 1日 (金)

充実のヨハネ受難曲を聴く

久しぶりに、バッハの 「ヨハネ受難曲」 を聴く機会に恵まれました。正味約2時間の大作ですが、訳詞を見ながら興味深く拝聴させていただきました。 (2017・11・25 サラマンカホール 岐阜バッハ合唱団演奏会)

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創立41年の歴史ある合唱団、オーケストラ、6名のソリスト、チェンバロ、オルガンなど総勢100名近い本格的な公演でした。(指揮 植松峻)

福音史家を始めソリスト陣が素晴らしく、合唱、オーケストラ共にレベルの高い演奏に感銘を受けました。今年もたくさんの音楽にめぐり会いましたが、心が満たされる充実のコンサートでした。



「追憶の信長」 初演

織田信長公ゆかりの崇福寺で、委嘱作品 「崇福寺~追憶の信長~」 の初演が行われました。 (2017・11・22 崇福寺どうだんつつじコンサート ビハーラ長良主催)

市役所での記者発表を始め、注目を集めたコンサートでしたが、お陰様で満席となり、初演は無事に終わりました。

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篠笛(上地弘恵)とピアノ(館野慶子)による曲は、悠久の時の流れを感じながら、郷土の豊かな自然と、戦乱の世に生きた信長に想いを寄せて演奏されました。 (作曲 森崎貴敏)

最近の研究で、信長は人間味のある優しい一面もあったことが分かってきました。おもてなしの心を大事にして、人との交流を広めました。

そんな信長のイメージを曲にしたのが 「追憶の信長」 です。優しく切ない曲想に、つい涙を浮かべるお客さまもみえました。CDを限定数1000円で販売中です。 (お問合せ先 崇福寺 058-231-2613 )



Trio Couleurs 大成の予感

若き演奏家3名によるピアノと室内楽のコンサートを聴きました。 (Trio Couleurs 演奏会 2017・11・26  5/R Hall & Gallery)

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圧巻のプロコフィエフ 「戦争ソナタ」、繊細な描写のラヴェル、そしてショパンのピアノトリオが豊かな曲想で披露されました。

真摯な解釈、誠実な演奏。将来ある実力派3人の演奏に大成の予感がします。さらなる研鑽を積んで、高みを目指して欲しいと思いました。

2017年11月19日 (日)

東西文化の鮮烈な出会い

ピアニストの粥川愛さんと、箏・二十五絃箏奏者の日原暢子さんによるデュオリサイタルを聴きました。

同じ大学で学んだ演奏家、ピアノと箏との運命的な出会い。(2017・11・10 サラマンカホール)

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ショパンのノクターンで静かに始まったコンサートは、エスプリの効いた 「ラ・ヴァルス(ラヴェル・ピアノ独奏版)」 で華麗な花が咲いたように優雅に演奏されました。

次いで筝の名曲 八橋検校 「みだれ」 が緩急自在で技巧的に演奏されました。

メインは、伊福部昭の「二十絃箏と管絃楽のための交響的エグログ・ピアノリダクション」。ピアノと二十絃箏の鮮烈な出会いと対話が、今までにない新鮮な音楽を創造していました。

ホールの響きが、二つの異なる楽器をほどよくブレンドして心地よく聴こえました。東西文化の交流を楽しむことが出来て幸せなコンサートでした。お二人に感謝申し上げます。

2017年11月 6日 (月)

コンサートとファッションショーの融合

「翻(ひるがえ)り綾(あや)なし運ぶ川」 と題する舞台を観る機会に恵まれました。(2017・11・4 清流文化プラザ)

日頃親しくしている音楽家も出演していて楽しみに出掛けました。

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さまざまなジャンルの音楽と、独創的な衣装を身にまとった出演者(パフォーマー)によるステージは、不思議な空間を創り出します。コンサートでもファッションショーでもなく、初めての不思議な体験でした。

そして、動きの少ないクラシックコンサートと違い、ビジュアルも大いに楽しめる演出が印象に残りました。

既成概念にとらわれない新しい表現の世界に、舞台芸術の未来を見る思いでした。

2017年11月 5日 (日)

ヴェルレクを聴く

モーツァルトのレクイエムを略して 「モツレク」 と言うように、ヴェルディのレクイエムは 「ヴェルレク」 と言います。 (何でも略すのはクラシックの悪いクセですが)

「ヴェルレク」 は大曲なので、「モツレク」 に比べると演奏機会は少なく、今回は貴重なコンサートでした。

ヴェルディ レクイエム (2017・11・2 日本特殊陶業市民会館フェレストホール)

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舞台狭しと並んだオーケストラと200名を超える合唱団は壮観と言えますが、やはり迫力満点の演奏でした。

これだけの大曲を全曲暗譜で歌った合唱団は立派でした。ソリストも実力派揃いで好演。川瀬賢太郎氏のメリハリのある棒も鮮やかでした。

そして、「Dies Iræ(怒りの日)」 を聴いて、もう40年近く前に普門館で聴いたカラヤン/ベルリンフィルの強靭な演奏を思い出しました。日本の演奏家のレベルは確実に上がっています。

尚、この合唱団は2020年オリンピックイヤーに世界各国から参加を得て開催される「世界平和コンサートのプロジェクト」に出演することが決まっているとのこと、平和への願いを高らかに歌ってほしいものです。


2017年10月18日 (水)

あるレクチャーコンサートに見る 「右脳と左脳」

最近、レクチャー コンサートが増えています。

レクチャーコンサートとは、解説付きのコンサートのことです。特にクラシックの場合、曲の解説があると理解し易く、大変親切なコンサートと言えます。

このレクチャー(解説)を、演奏者自らが行うコンサートを見かける機会が多くなりました。つい先日も、ピアニストが曲の解説をしながら演奏していました。

決して悪いことではありませんが、演奏をしながら解説もすることは演奏家に取って負担があるように思えてなりません。

何故なら、人間の脳には役割分担があって、演奏をする時は「右脳」を使い、解説をする時は「左脳」を使うようにできているからです。

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両方の脳を上手く切り替えて、このレクチャーコンサートをこなす人もいますが、中にはバランスが取れず混乱してしまう人もいます。

演奏中に、頭の片方では解説のことを考えていますから、演奏に集中できないかも知れません。逆に、解説中にも頭の中は演奏の事でいっぱいです。

メモを読む人もいますが、大抵は棒読みになってしまい、せっかくのレクチャーコンサートが台無しです。しかし、演奏家の責任ではありません。

理想は、演奏家は演奏に集中し、レクチャーは別の誰かが行うことです。一人で二役をすることは無理があるように思えます。


コンサートのスタイルは時代と共に変化していますが、レクチャーコンサートは時代の流れかも知れません。とすれば、次の時代はどんなコンサートの形式になるか楽しみです。

もしかすると、コンサートでは目の敵にされるスマホを使ったクラシックコンサートの時代が来るかも知れません。

紙ベースのプログラムは、スマホで配信される画面に代わり、解説もスマホから聞ける。そんな時代が来るかも知れません。もうどこかで始まっているでしょうか・・・

2017年10月17日 (火)

「ショパンの風」 マレック・ブラハを聴く

ポーランドワルシャワ生まれ、生粋のポーランド人によるピアノコンサート~ショパンの風~を聴きました。 (2017・10・17 宗次ホール)

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前回のショパンコンクール(2015年)で、最年少コメンテーターを務めた俊英のピアニストです。

もちろんオールショパンプロ。 大好きな 「ワルツop.64-2」 を始め 「幻想即興曲」 など8曲を滑るような軽妙なタッチで演奏しました。

アンコールの 「ノクターン嬰ハ短調 遺作」 は何度聴いても素晴らしい曲です。ブラハのセンス(解釈)が光る名演奏でした。 司会の方の温かな解説も印象的でした。

2017年10月15日 (日)

~Autumn Wind~ジョイントリサイタル

二人の歌姫によるジョイントコンサートが開かれました。プライベートなコンサートでしたが、私も司会役でお手伝いさせていただきました。

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写真は、DADA'sブログさんより

アヴェマリアを聴いて不覚にも声を詰まらせたり、ヴァイオリンの美しい間奏に続く歌唱の素晴らしさに言葉を失ったりと、司会者としては失格でしたが、皆様に楽しんでいただくことが出来て本当に良い経験でした。

2017年10月 5日 (木)

冴えわたる中秋の名月に名曲を聴く

今夜は 「中秋の名月」 でした。 

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写真家 渡辺 廉氏のFBから

名月に聴く名曲と言えば・・・

やはり、ベートーヴェンの 「月光ソナタ」 と、ドビュッシーの 「月の光」 です。

その2曲が両方聴けるコンサートに出かけました。

「月の幻想(ファンタジー) ~中秋の名月に寄せて~新井伸枝(Pf)」 (2017・10・4 宗次ホール)

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冴えわたるピアノの音色が、冴えわたる今夜の月を連想させました・・・

芸術の秋に相応しいコンサートでした。

その3日前に、冴えわたるヴァイオリンの音色を楽しみました。

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マンションの8階にある音楽ホール「フィオリーレ」で聴くサロンコンサート風のヴァイオリンリサイタル。 木野雅之ヴァイオリンリサイタル 北住淳Pf  2017・10・1 )

友人たちとの久しぶりの音楽談義に花が咲き楽しいひと時でした。



さらにその2日前に、冴えわたるチェロの音色を堪能しました。

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「ドイツのトップチェリスト ティムコンサート」(2017・9・29 スイトピアセンター音楽堂)

ベートーヴェンのチェロソナタ3番はドイツの正統的な名演でした。ベーゼンドルファーとチェロの音色が溶け合って、まさにいぶし銀の響きでした。


冴えわたる月の季節に、冴えわたる音楽を聴く幸せ。 汚れた心が、澄み切った月の光に照らされ、美しい音楽の響きに満たされて浄化していくようです。

混沌とした国内の政治情勢、米国の銃乱射事件、北朝鮮の脅威を、一瞬たりとも忘れさせてくれる名月と名曲の輝きに、この一週間は救われました。

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