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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

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カテゴリー「趣味」の66件の記事

2018年8月 4日 (土)

宇宙の閑さに暑さを忘れて

3日、名古屋市では観測史上初の40,3度の最高気温を記録しました。日本列島は連日「危険な暑さ」が続いています。

あまりの暑さに、俳句の世界に涼を求めてみることにしました。


閑さや岩にしみ入る蝉の声



有名な松尾芭蕉の「奥の細道」の一句で、出羽国(現在の山形市)の立石寺で詠んだとされています。

意味は、「何と静かなことよ、蝉が岩にしみ入るように鳴いている」 、となりますが・・・

蝉が泣いているなら、うるさいはずです。

何故、うるさい蝉の声を聞きながら「閑さや」と詠んだのでしょう。

ある解説によれば、芭蕉のいう「閑さ(静かさ)」は、現実の世界ではなく、心の中の「閑さ」を指しているようです。

芭蕉は山寺の山上から大地を見下ろし、広大な天地に満ちる「閑さ」を感じ取ったというのです。この「閑さ」は言い換えると宇宙の「閑さ」に通じます。

夏の青空の中で、突然、蝉の鳴きしきる現実の向こうから深閑と静まりかえる宇宙が姿を現わしたというわけです。

「閑さや」の句はこの宇宙めぐりの旅の扉を開く一句なのです。

※参考サイト(NHK View)より一部転記 http://textview.jp/haiku

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芭蕉の心境に学び、この暑さを忘れ、広大な宇宙の閑さを感じ取りたいものです。

2018年6月 2日 (土)

久し振りの書

趣味のカルチャー教室も休んでおりましたが、久し振りに出掛けました。

書の世界で自然に触れることは、失いつつある日本人の感性を取り戻す良い機会です。

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山藤の幼き花をうれしがり あそびし汝(なれ)はいまはたけしや    土屋文明

あっという間に桜の季節が去り、藤の見ごろも過ぎて、バラの季節になりました。以前、梅の季節に書いた書をアップしてみました。

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白梅のあと紅梅の深空あり     飯田龍太

今年の後半も、「季節と共に歩む」 姿勢は変わらないつもりです。


2018年1月18日 (木)

大寒でも春の支度は進んでる

三寒四温とはよく言ったもので、今日は比較的暖かな一日でした。


外へ出ると、色彩が少ない街の中はモノトーンに見えますが、赤い寒椿の花にホッとするような安らぎを覚えます。

一つ咲く冬の椿を切りにけり    

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作者は、東大法学部卒で官僚から俳人になった異色の経歴を持つ 富安風生(とみやす ふうせい1885 - 1979 93歳没)です。

色紙には少し鋭い線で、冬の寒さを強調してみましたが、お手本には遠く及びません。

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明日は大寒です。しかし地面の下では春の準備が進んでいるようです。

2017年10月 6日 (金)

釣瓶(つるべ)落とし

青森県の八甲田山から初冠雪の便りが届きました。もう本州でも初冠雪となったようです。

中秋の名月も過ぎて、この地方もすっかり秋の気配です。日暮れが早くなり、夜は寒いほどです。

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写真 http://photohito.com/photo/4783924/

釣瓶落としのこの時期、秋の夕暮れに望郷の思いを募らせる人も多いと思います。

故郷は 雲のさきなり 秋の暮          一茶

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秋の夜長、カズオ・イシグロ氏の 「夜想曲集」 を読もうと思っています。

2017年9月26日 (火)

秋を告げる「女郎花」、深まる秋に葉鶏頭

■ 秋を告げる女郎花(おみなえし)

秋の七草のひとつ 「おみなえし」 、漢字で書くと「女郎花」。

歌人 若山牧水(1928・9・17 43歳没)は、著書 「秋草と虫の音」 の中で、「最も早く秋を知らせるのは何であらう。私は先づ女郎花を挙げる。」 と述べている。

カルチャーセンターで習った先生のお手本を見て、牧水の心情に迫ってみることにした。


女郎花(おみなえし)に対して 「男郎花(おとこえし)」 があるらしい。この歌のように、野辺の端に咲く白い
花が男郎花(をとこへし)である。

旅と自然を愛した牧水は、ひっそりと野に咲く男郎花(をとこへし)に心惹かれたのだろうか。 尚、一むら(ひとむら)とは、ひとかたまりの意である。


女郎花咲き乱れたる野邉のはしに一むら白きをとこへしの花    牧水

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■ 深まる秋に葉鶏頭(はげいとう)

秋深しピアノに映る葉鶏頭   松本たかし

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秋が深まる頃、葉鶏頭(はげいとう)は一段と鮮やかさを増す。

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その鮮やかな姿がピアノに映ると詠んだ句は、能楽師を志し後に俳人になった 松本たかし(1956・5・11 50歳没)の句である。 (能楽師で人間国宝の松本惠雄は実の弟)

ピアノの表面は、「鏡面仕上げ」 と言って鏡のようにピカピカに塗装されている。そのピアノに、庭の葉鶏頭が映っている映像に詩情を感じる。


松本たかしは23歳で結婚している。年上の奥様は当時としては珍しく洋楽のピアノを嗜んだようで、次の句にはピアノに対する新鮮な感動と、妻を得た喜びが表れている。

この夏を妻得て家にピアノ鳴る    松本たかし


夏が去り、秋が訪れ、深まっていく・・・
季節は常に芸術を伴って歩いているように思う。

2017年6月22日 (木)

梅雨の晴れ間

漂泊の歌人 土田耕平(1895-1940) の歌を書道教室で習いました。尊敬する先生のお手本には遠く及びませんが、いまの季節にピッタリと思い敢えて記事にしました。

天雲は いまだも深し 梅雨晴れの 光ひとヽき 海を照せり

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つかの間の梅雨の晴れ間といっても、まだ天雲(雨雲)は厚く空を覆っています。

その雲の切れ目から光が海面を照らしています。

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今日は梅雨の晴れ間でした。 海が見たくなりました・・・

2017年5月23日 (火)

単なる願望

22日(月)の日本列島、5月としては記録的な暑さでした。私も体調を崩しました(-_-;)

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http://www.excite.co.jp/News/weather/20170522/Tenkijp_71941.html

真夏日が3日も続いています。熱中症のニュースも聞かれます。九州では海開きも始まりました。

もうすっかり夏の様相です。

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「夏を愛する人はこころ強き人 岩をくだく波のような僕のちちおや」

そんな父親は今の日本にはいないようです。単なる願望に過ぎません。

第一生命保険が発表した、「サラリーマン川柳2017」 。相変わらず奥さんの尻に敷かれる哀れな男性像が浮き彫りにされました。

サラ川は自虐ネタが満載

2017年5月20日 (土)

七変化の花

先日戴いた 「紫陽花の鉢植え」 、花の色が淡い紫色に変わってきました。

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紫陽花は、咲き始めの頃は白っぽく、薄い黄緑色を帯びていますが、次第に色が変ってくることから 「七変化」 とも呼ばれています。 (Wikipedia参照)

俳人 渡辺水巴(すいは 1882-1946)が昭和20年に詠んだ句。書のカルチャー教室で勉強したところです。

紫陽花や白よりいでし浅みどり   水巴

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今年は、季節を感じながら過ごすことに心がけています。

2017年5月 2日 (火)

書作家協会会員の作品展

みんなの森 メディアコスモスで開催された 「第38回岐阜県書作家協会会員展」 に出掛けました。(2017・4・30)

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会場には数百点の一流の書作品が展示され、愛好家が熱心に見入っていました。師匠の作品もありましたが、やはり大きな存在感がありました。

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あらためて「書」の世界の奥行の深さを感じながら、心が満たされる時間が流れました。いつか自分もこんな展覧会に出品させていただくことが出来たら、それは私にとって望外の喜びとするところです。

2017年4月21日 (金)

文化はつながっている

痩(やせ)蛙まけるな一茶これにあり   一茶

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今から200年前(文化3年)の今日(4月20日)、俳人 小林一茶が読んだ有名な句です。偶然、書のカルチャー教室で習いました。

TBSテレビ 「プレバト!!」 で、ちょっとした俳句ブームが到来しているようですが、この句の季語は蛙(かえる)で、季節は春です。


春に因んだ歌も習いました。歌人 与謝野晶子の代表作です。

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき   晶子(乱れ髪)

与謝野晶子の処女歌集 「みだれ髪」 は、歌壇に女流歌人としての名声を確立する第一歩となりました。

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古都の風情の中、作者の高揚感がよく伝わります。


書を習うことで、必然的に俳句や和歌を勉強することになります。日本の文化はつながっていることを実感する毎日です。

 

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