左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

書の作品

  • Photo_37
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

開設以来のバックナンバー

好きな言葉

  • 座右の銘

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト

特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

無料ブログはココログ

カテゴリー「趣味」の63件の記事

2017年10月 6日 (金)

釣瓶(つるべ)落とし

青森県の八甲田山から初冠雪の便りが届きました。もう本州でも初冠雪となったようです。

中秋の名月も過ぎて、この地方もすっかり秋の気配です。日暮れが早くなり、夜は寒いほどです。

F543da7a347a51ab84a4fd4392d6cec3__2
写真 http://photohito.com/photo/4783924/

釣瓶落としのこの時期、秋の夕暮れに望郷の思いを募らせる人も多いと思います。

故郷は 雲のさきなり 秋の暮          一茶

Img_20171005_0001_new_2


秋の夜長、カズオ・イシグロ氏の 「夜想曲集」 を読もうと思っています。

2017年9月26日 (火)

秋を告げる「女郎花」、深まる秋に葉鶏頭

■ 秋を告げる女郎花(おみなえし)

秋の七草のひとつ 「おみなえし」 、漢字で書くと「女郎花」。

歌人 若山牧水(1928・9・17 43歳没)は、著書 「秋草と虫の音」 の中で、「最も早く秋を知らせるのは何であらう。私は先づ女郎花を挙げる。」 と述べている。

カルチャーセンターで習った先生のお手本を見て、牧水の心情に迫ってみることにした。


女郎花(おみなえし)に対して 「男郎花(おとこえし)」 があるらしい。この歌のように、野辺の端に咲く白い
花が男郎花(をとこへし)である。

旅と自然を愛した牧水は、ひっそりと野に咲く男郎花(をとこへし)に心惹かれたのだろうか。 尚、一むら(ひとむら)とは、ひとかたまりの意である。


女郎花咲き乱れたる野邉のはしに一むら白きをとこへしの花    牧水

Photo_2

Ominaen_2 100390_2



■ 深まる秋に葉鶏頭(はげいとう)

秋深しピアノに映る葉鶏頭   松本たかし

Photo_4

秋が深まる頃、葉鶏頭(はげいとう)は一段と鮮やかさを増す。

Hageit_2

その鮮やかな姿がピアノに映ると詠んだ句は、能楽師を志し後に俳人になった 松本たかし(1956・5・11 50歳没)の句である。 (能楽師で人間国宝の松本惠雄は実の弟)

ピアノの表面は、「鏡面仕上げ」 と言って鏡のようにピカピカに塗装されている。そのピアノに、庭の葉鶏頭が映っている映像に詩情を感じる。


松本たかしは23歳で結婚している。年上の奥様は当時としては珍しく洋楽のピアノを嗜んだようで、次の句にはピアノに対する新鮮な感動と、妻を得た喜びが表れている。

この夏を妻得て家にピアノ鳴る    松本たかし


夏が去り、秋が訪れ、深まっていく・・・
季節は常に芸術を伴って歩いているように思う。

2017年6月22日 (木)

梅雨の晴れ間

漂泊の歌人 土田耕平(1895-1940) の歌を書道教室で習いました。尊敬する先生のお手本には遠く及びませんが、いまの季節にピッタリと思い敢えて記事にしました。

天雲は いまだも深し 梅雨晴れの 光ひとヽき 海を照せり

Img_20170622_0001_new

つかの間の梅雨の晴れ間といっても、まだ天雲(雨雲)は厚く空を覆っています。

その雲の切れ目から光が海面を照らしています。

Gahag00059712711

今日は梅雨の晴れ間でした。 海が見たくなりました・・・

2017年5月23日 (火)

単なる願望

22日(月)の日本列島、5月としては記録的な暑さでした。私も体調を崩しました(-_-;)

Tenkijp_71941_1
http://www.excite.co.jp/News/weather/20170522/Tenkijp_71941.html

真夏日が3日も続いています。熱中症のニュースも聞かれます。九州では海開きも始まりました。

もうすっかり夏の様相です。

Img_20170518_0001_new

「夏を愛する人はこころ強き人 岩をくだく波のような僕のちちおや」

そんな父親は今の日本にはいないようです。単なる願望に過ぎません。

第一生命保険が発表した、「サラリーマン川柳2017」 。相変わらず奥さんの尻に敷かれる哀れな男性像が浮き彫りにされました。

サラ川は自虐ネタが満載

2017年5月20日 (土)

七変化の花

先日戴いた 「紫陽花の鉢植え」 、花の色が淡い紫色に変わってきました。

Dscn26831

紫陽花は、咲き始めの頃は白っぽく、薄い黄緑色を帯びていますが、次第に色が変ってくることから 「七変化」 とも呼ばれています。 (Wikipedia参照)

俳人 渡辺水巴(すいは 1882-1946)が昭和20年に詠んだ句。書のカルチャー教室で勉強したところです。

紫陽花や白よりいでし浅みどり   水巴

Img_20170518_0002_new_2

今年は、季節を感じながら過ごすことに心がけています。

2017年5月 2日 (火)

書作家協会会員の作品展

みんなの森 メディアコスモスで開催された 「第38回岐阜県書作家協会会員展」 に出掛けました。(2017・4・30)

Dscn26111_2

会場には数百点の一流の書作品が展示され、愛好家が熱心に見入っていました。師匠の作品もありましたが、やはり大きな存在感がありました。

Dscn26151_2 Dscn26181

あらためて「書」の世界の奥行の深さを感じながら、心が満たされる時間が流れました。いつか自分もこんな展覧会に出品させていただくことが出来たら、それは私にとって望外の喜びとするところです。

2017年4月21日 (金)

文化はつながっている

痩(やせ)蛙まけるな一茶これにあり   一茶

Img_20170420_0004_new B38_09_2

今から200年前(文化3年)の今日(4月20日)、俳人 小林一茶が読んだ有名な句です。偶然、書のカルチャー教室で習いました。

TBSテレビ 「プレバト!!」 で、ちょっとした俳句ブームが到来しているようですが、この句の季語は蛙(かえる)で、季節は春です。


春に因んだ歌も習いました。歌人 与謝野晶子の代表作です。

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき   晶子(乱れ髪)

与謝野晶子の処女歌集 「みだれ髪」 は、歌壇に女流歌人としての名声を確立する第一歩となりました。

Img_20170420_0003_new Xcherryblossom_00564_jpg_pagespee_2

古都の風情の中、作者の高揚感がよく伝わります。


書を習うことで、必然的に俳句や和歌を勉強することになります。日本の文化はつながっていることを実感する毎日です。

 

2017年3月17日 (金)

啓蟄 菜虫蝶となる

まだ風は冷たいものの、陽ざしは春めいてきました。

この季節の四字熟語に、「菜虫化蝶」(なむしちょうとかす)があります。二十四節気の啓蟄の末候(最後の5日間)を指します。

冬を過ごした青虫が羽化して蝶(モンシロチョウ)に生まれ変わる頃という意味です。


~ふうわりふわり蝶の群(むれ)~ 最近カルチャーセンターで習った言葉です。

Photo

「菜虫化蝶」 と、「ふうわりふわり蝶の群」 のイメージが重なりました。

Preview20image

あと3日で春分の日です。

2017年2月20日 (月)

「夢」

よく夢を見る

春の淡雪のような儚い夢を。

Photo

「人の夢」 と書いて 「儚(はかな)い」 と読むから、もともと夢とは、はかないものである。

しかし、見ている時は夢とは気づかないから、夢の中で心が乱れることがある。

夢が覚めてホッとすることも多い。

逆に、覚めないでほしいと思う夢もある。稀ではあるが--。


厳しい現実に直面して、夢であってほしいと願うこともある。

夢は現実と交差している。


夢か現(うつつ)か幻(まぼろし)か。とは先人の言葉だが・・・

覚めない夢が現実かも知れない。現実は夢を含んでいる。

だとしたら、今を生きることは 「夢を生きること」 に繋がっている。

2017年2月16日 (木)

ひとすじの気持ち/花の季節

いつも写真をお借りしている DADA’sブログさんの記事を見て、梅の名所 「百梅園」 に行って来ました。初めて訪れましたが、何でも100種類以上1200本の梅があるそうです。

ぐんぐん気温も上がり、観梅には絶好の日和でした。梅まつりを開催中でしたが、さすがにまだ早く三分咲きくらいでしょうか。それでも紅梅、白梅が青空に映えてきれいでした。

Dscn24061

Dscn24091

梅の花を眺めながら、最近カルチャーセンターで習ったばかりの和歌を思い出しました。

梅の花まどの硯にちりうきぬ人なつかしき歌かきをれば     与謝野鉄幹  

庭に咲いた梅の花びらが風に飛ばされて、窓際に置いた硯の中に落ちて浮かんでいる様子を風情豊かに表現しました。この時、作者は懐かしい女性を心に思って歌を詠んでいます。散った花びらが過ぎた日の思い出を象徴しているかのようです。

11

人は、咲く花、散る花にそれぞれの思いを込めてきました。


夭折の詩人 八木重吉は、人が花に魅せられる理由を一編の詩にしました。

花はなぜ美しいか

ひとすじの気持ちで

咲いているからだ

Photo

今年も花の季節がやってきました。ひとすじの気持ちを感じながら花を愛でたいと思います。

より以前の記事一覧