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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

開設以来のバックナンバー

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  • 座右の銘

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「趣味」の57件の記事

2017年4月21日 (金)

文化はつながっている

痩(やせ)蛙まけるな一茶これにあり   一茶

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今から200年前(文化3年)の今日(4月20日)、俳人 小林一茶が読んだ有名な句です。偶然、書のカルチャー教室で習いました。

TBSテレビ 「プレバト!!」 で、ちょっとした俳句ブームが到来しているようですが、この句の季語は蛙(かえる)で、季節は春です。


春に因んだ歌も習いました。歌人 与謝野晶子の代表作です。

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき   晶子(乱れ髪)

与謝野晶子の処女歌集 「みだれ髪」 は、歌壇に女流歌人としての名声を確立する第一歩となりました。

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古都の風情の中、作者の高揚感がよく伝わります。


書を習うことで、必然的に俳句や和歌を勉強することになります。日本の文化はつながっていることを実感する毎日です。

 

2017年3月17日 (金)

啓蟄 菜虫蝶となる

まだ風は冷たいものの、陽ざしは春めいてきました。

この季節の四字熟語に、「菜虫化蝶」(なむしちょうとかす)があります。二十四節気の啓蟄の末候(最後の5日間)を指します。

冬を過ごした青虫が羽化して蝶(モンシロチョウ)に生まれ変わる頃という意味です。


~ふうわりふわり蝶の群(むれ)~ 最近カルチャーセンターで習った言葉です。

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「菜虫化蝶」 と、「ふうわりふわり蝶の群」 のイメージが重なりました。

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あと3日で春分の日です。

2017年2月20日 (月)

「夢」

よく夢を見る

春の淡雪のような儚い夢を。

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「人の夢」 と書いて 「儚(はかな)い」 と読むから、もともと夢とは、はかないものである。

しかし、見ている時は夢とは気づかないから、夢の中で心が乱れることがある。

夢が覚めてホッとすることも多い。

逆に、覚めないでほしいと思う夢もある。稀ではあるが--。


厳しい現実に直面して、夢であってほしいと願うこともある。

夢は現実と交差している。


夢か現(うつつ)か幻(まぼろし)か。とは先人の言葉だが・・・

覚めない夢が現実かも知れない。現実は夢を含んでいる。

だとしたら、今を生きることは 「夢を生きること」 に繋がっている。

2017年2月16日 (木)

ひとすじの気持ち/花の季節

いつも写真をお借りしている DADA’sブログさんの記事を見て、梅の名所 「百梅園」 に行って来ました。初めて訪れましたが、何でも100種類以上1200本の梅があるそうです。

ぐんぐん気温も上がり、観梅には絶好の日和でした。梅まつりを開催中でしたが、さすがにまだ早く三分咲きくらいでしょうか。それでも紅梅、白梅が青空に映えてきれいでした。

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梅の花を眺めながら、最近カルチャーセンターで習ったばかりの和歌を思い出しました。

梅の花まどの硯にちりうきぬ人なつかしき歌かきをれば     与謝野鉄幹  

庭に咲いた梅の花びらが風に飛ばされて、窓際に置いた硯の中に落ちて浮かんでいる様子を風情豊かに表現しました。この時、作者は懐かしい女性を心に思って歌を詠んでいます。散った花びらが過ぎた日の思い出を象徴しているかのようです。

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人は、咲く花、散る花にそれぞれの思いを込めてきました。


夭折の詩人 八木重吉は、人が花に魅せられる理由を一編の詩にしました。

花はなぜ美しいか

ひとすじの気持ちで

咲いているからだ

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今年も花の季節がやってきました。ひとすじの気持ちを感じながら花を愛でたいと思います。

2017年2月 3日 (金)

白と黒の芸術

いつもお世話になっているカルチャーセンターの先生から、「 書は、白と黒がおりなす交響曲ですよ。」 と教わりました。

言うまでもなく、白い紙に黒い字を書くのが 「書道」 ですが、「交響曲」 と聞いてハッとしました。

「書」 の世界の豊かな広がりや奥行き、味わいなどは、まさに 「交響曲」 と呼ぶに相応しいからです。

そんな字はとても書けませんが、お手本を見ながら、今日も 「白と黒」 の芸術に少しでも近づけるよう頑張ろうと思いました。

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♪ 「白と黒がおりなす交響曲」  もう一つの解釈

白と黒と言えば、ピアノの鍵盤です。比類ないピアノの表現力からは壮大な交響曲が聴こえてきます。

ほかにも、水墨画や影絵、モノクロ写真など、白と黒の芸術は探せばたくさんあるかも知れません。


2017年1月23日 (月)

茶話会で戴いたもの(2)

書のサークルで、恒例の新年茶話会が行われました。

茶話会とは、仲間が集まってお茶とお菓子などで歓談する会のことで、いわゆる 「ティーパーティ」 です。 私たちの会ではお弁当もいただきます。

その際、尊敬する師匠から戴いた色紙を自宅に飾ってみました。

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美しき眉をひそめて朝寝かな   虚子

朝の陽ざしが部屋に入って眩しそうに眉をひそめる(眉間にしわを寄せる)夫人の姿を詠んだ一句でしょうか。虚子の奥様(糸子夫人)はきっと美人だったのでしょう。艶っぽさを感じます。

余談ですが、俳人 高浜虚子の次男が、作曲家の池内 友次郎(いけのうち ともじろう)氏です。日本人として初めてパリ音楽院に留学し、日本の音楽教育に大きな足跡を残しました。 ピアニストの遠藤郁子氏は、友次郎氏の元妻です。


茶話会で戴いたもの(1)

■ 御礼 この記事で、当ブログ開設以来1000回目の投稿になりました。謹んで皆様に御礼申し上げます。今後も日々精進を重ね、より一層充実した内容に努めます。引き続きお引き立てお願いいたします。 壺中日月長拝


2017年1月20日 (金)

白秋の 「この道」

カルチャーセンターで習っている趣味の書 、「書初め」 も 「茶話会」 も終わり、先日は昇級試験も終わりました。

そこで今回は、「この道はいつか来た道」 を、師匠の手本をアレンジして書くことに。

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イメージ写真 

いつもの癖で、作詞 した白秋と 「この道」 を少し調べることにしました。

「この道(北原白秋・詞、山田耕筰・曲)」 は、白秋が晩年に旅行した北海道と、母の故郷の熊本県南関町から柳川までの道の情景が歌い込まれています。

ただ、一般的には 「アカシヤの花」 や 「時計台」 から、札幌市中央区の北一条通とするのが定説だそうです。今は近代化され面影もありません。 

そして、この歌は平成18年、日本の歌百選に選定されました。

白秋は詩歌、童謡以外にも、岐阜薬科大学など 多くの校歌の作詞も手掛けました。

今月25日(1885年1月25日) が、北原 白秋の誕生日で、柳川市では 『北原白秋132歳生誕祭』 が開催されます。


ところで、今日は大寒です。 

寒さが最も身に沁みる時期ですが、次第に日も長くなり、凍てつく氷の下では春への準備が進んでいます。

そして節分、立春へと季節は移っていきます。

季節はめぐり巡っているのですね・・・


この道も、この季節も、想い出とともに心の中をめぐっています。

2016年11月12日 (土)

カルチャーセンター作品展2016

いつもお世話になっているカルチャーセンターの 「書道・絵画作品展」 が開かれました。個人的には今年で4回目の出品になります。(2016・11・11~14 シネックスホールギャラリー) 

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日頃この教室で習っている生徒と、指導者の先生方の作品が広いギャラリーに100点以上展示されています。諸先輩方の力作ぞろい作品に交って、私の素人作品も展示させていただきました。

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とても気に入った 織井青吾の詩です。パープルカラーの地に、ピアノ鍵盤のイラストを添えて額装してもらいました。立ち止まって見てくれる人がいると嬉しいのですが・・・


さて、今秋は調子に乗って、地域の文化祭(2会場)やカルチャーセンターの作品展(2会場)に、「書」 や 「スケッチ画」 などを数点出品させていただきましたが、今回の作品展が最後となりました。

作品展を通して、やっと自分への課題も見えてきました。 また1年精進いたします。応援よろしくお願いいたします。

ふれあいのかけらが 人生を変えてゆく    さだまさし「天までとどけ」より

障子を開けてみよ、外は広いぞ                豊臣秀吉


多くの人たちとのふれあいと探求心が、今の自分を支えてくれています。

2016年11月 9日 (水)

読めて楽しい書展/心に響く余韻

今年で6回目という書展 「読めて楽しい書展」 (調墨会主催)に出掛けました。 (2016・11・5~8)

一般的に、書展で見る作品の多くは漢字で書かれていますが、やはり難しい漢字ばかりで読むことが出来ません。 したがって意味も分かず作品を見ることになります。

調和体(漢字、仮名まじり書)で書かれた今回の書展は、誰にでも楽しく 「書」 を味わってもらおうと、年に一回開かれています。

特にこの書展は、一流の書道家の作品を集めたもので、会場には多くの愛好家が訪れていました。 

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地元紙(中日新聞)記事より   中電パレットホール

プログラムにも、「出品者全員が各々選んだ詩文の魂を少しでも書作品に反映すべく努力いたしました。」 とありましたが、一つ一つの作品から発せられるメッセージが伝わってきて心に素晴らしい余韻を残しました。

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夏目漱石生誕150年にちなんだ展示コーナーもあり、書の世界の多様な広がりと奥行きをあらためて感じ、調和体の魅力に引き込まれた一日でした。

2016年10月30日 (日)

秋の月/滝廉太郎の詩

「秋の月」      滝廉太郎 作詞 作曲  (山田耕筰編曲)

光りはいつも  變らぬものを
殊更 秋の 月の影は 

などか人に物思はする
あゝ 鳴く蟲も  おなじ心か
聲の悲しき

(旧字体使用)

滝廉太郎(1879-1903)は、明治33年(1900年)に日本の春夏秋冬を合唱曲(重唱曲)として 「組歌 四季」 を作曲しました。 (山田耕筰がピアノ伴奏用に編曲)

その3曲目が「秋の月」です。 ※ちなみに、この 「四季」 の1曲目が、「春のうららの隅田川~」 で始まる 「花」 です。その後有名な 「荒城の月」や「箱根八里」などが作られました。

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男声ソロ youtube          男声合唱 youtube

「秋の月」 だけは、自身で作詞も手掛けています。調べてみると意外にも、滝廉太郎の作詞が多いことが分かりました。才能が豊かな人だったのでしょう。

しかし、才能豊かな天才作曲家 滝廉太郎は、肺結核で倒れ23歳で夭折しました。当時は結核の伝染力を恐れ、多くの楽譜が焼却されたそうです。


さて、この 「秋の月」 を聴きながら、歌詞を書いてみることにしました。書いてみると悲しさが伝わってきました。そして、2年前にかけがえのない友人を亡くした時のことを思い出しました。


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余談ですが、知人の声楽家が、この曲は 「北上夜曲」 と、出だしが酷似していると、言っていましたが、そう言えば調性も同じです。 愛唱歌 北上夜曲 鮫島有美子

もう一つ余談ですが、滝廉太郎の遺品は、妹さんの子孫が管理されていますが、妹さんの孫がジャーナリストの筑紫哲也さんです。(筑紫さんの祖母が、滝廉太郎の妹)

 

聴いたり、書いたり、調べたりと、秋の夜長を楽しんでいます。



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