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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の439件の記事

2019年7月16日 (火)

「NHKから国民を守る党」の政見放送をNHKで見る

面白すぎる動画です。UPされて1週間なのに、すでに220万回も再生されてます。

つくづく日本は平和で自由な国だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=iRi4od_Thus  (リンク切れはご容赦下さい)

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NHKは、視聴率にとらわれない広範で専門的な番組も多く、文化・教養の見地からも無くてはならない放送局だと思います。また災害時などは、やはり頼りになるのはNHKで、公共放送の役目を果たしています。

しかし、この政党が言うように、「見たい人だけが受信料を払えばよい」という意見は多く、WOWOWのようにスクランブル方式に変えれば、問題はないでしょう。ただそうなると、より嗜好性の高い番組に偏り、今日のような多様性は無くなり、番組自体の質も落ちるかも知れません。
それでは、受信料を払ってNHKを見ている人は納得出来ません。

この難しい問題に一石を投じた「NHKから国民を守る党」の支持がどれほど集まるのか、注目したいと思います。

 

2019年7月 8日 (月)

公式ピアノに新風か

東京オリンピック2020の公式時計(Official Timer)は「オメガ」です。残念ながら「セイコー」ではありません。日本が56年ぶりに開催する東京オリンピックに、日本の「セイコー」が選ばれなかったことは悔しいですが、このことは2009年に決まっていました。公式時計になるには多額のスポンサー料が必要ですが、その金額を払えるのは「オメガ」だけという現実があるようです。

ただ、公式という「お墨付き」がいただけることで、そのメーカーのブランド力は格段に上がります。前回1964年東京オリンピックの時は「セイコー」が選ばれ、その後セイコー(SEIKO)は、ソニー(SONY)、キャノン(CANON)と並ぶ世界の一流ブランドとなりました。

さて、クラシック音楽の世界では、権威ある国際コンクールで使用されるピアノを主催者が「公式ピアノ」として認定しています。

今回行われたチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門では、スタインウエイ(独)、ヤマハ(日)、カワイ(日)、ファツィオリ(伊)に加え、初めて中国のメーカーが公式ピアノとして参入しました。

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中国製「長江」コンサートグランドピアノ ロゴが漢字で書かれている

ちなみに、ファイナルで各コンテスタントが弾いたピアノは、
 1位のカントロフ(仏)さんがスタインウエイ
2位の藤田真央さんがスタインウエイ
2位のシシキン(露)さんがスタインウエイ
3位のエミリャーノフ(露)さんがヤマハ
3位のメリニコフ(露)さんがスタインウエイ
3位のブロバーグ(米)さんがスタインウエイ
4位の中国人アン(安天旭 ) さんが、中国製の「長江(Yangtze River )」を弾きました。
※1位のカントロフさんは2ndステージではカワイを弾いていましたが、決勝ではスタインウエイを選んだようです。

今回は、2位が2名、3位が3名と異例の順位となりましたが、もちろんファイナルまで行くような人は実力に差はありませんから、このような順位になっても不思議ではありません。

そう言えば、審査委員長のマツーエフ氏は、1998年同コンクールで1位になった時はヤマハを弾きました。ロシアを代表するピアニスト マツーエフ氏は、ヤマハがお気に入りらしく、5年前のソチ五輪閉会式でもヤマハCFⅡを弾いています。

さて今回、各ピアノメーカーがしのぎを削る国際コンクールの舞台で、まだ創業20年(ブランド立ち上げ10年)にも満たない中国のメーカー「長江」が躍進したことは、セイコーが東京オリンピックに採用されなかった以上に驚くべきことです。

マツーエフ氏も、「ピアノにはそれぞれ個性があるが、色調の複雑さとダイナミクスの多様性に圧倒された。YangtzeRiver Piano(長江ピアノ)は、pppppからfffffまでの音を生成するという魔法が魅力だ。」 と絶賛しています。(翻訳は正確ではありません)

公式ピアノに新風を送り込んだ「長江」の次のターゲットは、多分ショパンコンクールの公式ピアノの座です。近年、中国人のコンクール参加者も多く、資金力のある中国がスポンサーとなれば、コンクール開催国にとっても悪くない話です。
しかし、ショパンコンクールは来年(2020年)秋です。時間的に難しいと思われますが個人的には気になるところです。

 

 

2019年7月 4日 (木)

今夏の参院選に思う

蒸し暑い日が続き、思考がスッキリしませんが、本日(7月4日)公示された参議院選挙について考えました。

参議院は、いわゆる「6増法案」が可決(2018・7・18)されたことで議員定数が増えています。この人口減少時代に、ただでさえ多すぎる国会議員を増やしたのです。

国会の「身を切る改革」に全く逆行した余りにも身勝手な愚行には、「良識の府」が聞いてあきれます。この法案に賛成した政党や議員には絶対に票は入れないと思ったのですが、野党に入れる気もしません。

野党が先日提出した「安倍内閣総理大臣問責決議案」に対し、自民の三原議員が「恥を知りなさい!」と言ったことは、半分当たっています。本当に野党には政策も理念もありません。否決されることが分かっていて連発される「問責決議案」や「不信任案」にはうんざりです。
安倍さんを擁護するつもりはサラサラありませんが、今の政権は野党よりはるかにマシです。

しかし、今日の政治状況を見ると、与党にも野党にも票を入れる気がしません。そんな国民が増えているのでしょうか。日本の国政選挙の投票率は下がるばかりです。

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総務省 国政選挙における投票率の推移より

他国に比べ、平和で自由で安全な日本では、政治はさほど問題ではないかも知れません。特に若い人は面倒な投票はしたくありません。自分ひとりが投票しても、しなくても何も変わらないだろうと考えます。参議院の定数が6増するなどというデタラメな政治が行われていても、自分には関係ありません。だから、選挙権が18歳に下がっても投票率は上がりません。

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金融庁の老後2000万円問題など何の争点にもなりません。野党が無理やりに争点にしているだけです。それより消費税と憲法改正です。

ついに10%になる消費税。日本維新の会 松井代表が言う通り、メタボの役所をスリム化(行政改革)すれば、増税しなくても社会保障の財源は作れるはずです。 この点は、野党の主張が全く手ぬるいと思います。

憲法改正は大きな問題ですが、すでに安倍政権6年半の間に、集団的自衛権を認める憲法の解釈変更と安保法が制定されました。もう憲法を改正しなくても何でも出来るのですから変える必要はありません。

という事は、本当の争点は消費税だけです。もし本気で行財政改革を断行して、消費税を0に(廃止)するなら、日本経済は持ち直し、結果として税収は大幅に上がるでしょう。しかし、どの野党も消費税は凍結(8%のまま)するだけで廃止には消極的です。

廃止を訴えているのは、「れいわ新選組」くらいでしょうか。現実的ではないかも知れませんが相当インパクトはあります。覚悟を感じます。野党はこれくらいの対立軸を持たないとだめです。今の野党が迫力不足なのは、政権に本気で立ち向かう勇気がないからです。だから、元タレントの三原じゅん子議員に「恥を知りなさい!」と罵られるのです。こんな情けない非力な野党は、私が知る限り戦後最低レベルです。それを国民は肌で感じています。その意味で自公政権は当分続くでしょう。

かくして、国民の政治不信と政治離れは増大していくのです。7月21日、貴方はどんな行動をされますか?

 

2019年7月 1日 (月)

国内外のCMが面白い Ⅷ

テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ を更新しました。

国内 CM6本、海外 CM5本です。



↑ 韓国LG社の有機ELテレビのCMです。チャイコフスキーの音楽に合わせてステンドグラスの楽団が動き出します。

さて、元徴用工問題などで何かとギクシャクしている日韓ですが、ついに日本が韓国に対し、半導体材料の輸出規制を強化する検討に入ったようです。LGエレクトロニクスやサムスン電子は少なからず打撃を受けるかも知れません。

米朝だけが雪解けムードですが、 イランには火種があり、米中の貿易戦争は収束していません。日本は拉致問題も北方領土問題も解決の糸口すらない中、韓国との新たな緊張関係に入りました。

北朝鮮からミサイルが飛んで来なくなっただけましかも知れませんが、日本の未来は霧の中です。

強引な結論ですが、そんな時はクラシック音楽のCMを聴いて元気を出しましょう。

テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ

 

2019年6月30日 (日)

昨年の今日は梅雨明けしていた/福のある1年に

昨年(2018年)の梅雨明けは6月29日でした。観測史上最も早い梅雨明けでした。 
※昨年の当ブログ キーワードは「最速」

昨年は、「酷暑」「豪雨」「台風」の有り難くない御三家が日本を襲いました。大阪で震度6弱の地震もありました。

ですから、大晦日に清水寺で書く「今年の日本の漢字」は『災』という字でした。記憶に新しいところです。

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今年も早いもので、今日で半年が過ぎました。令和になって2か月ですが、今年は高齢ドライバーによる死亡事故や、女子児童が刃物で襲われた事件など悲惨なニュースが多いと感じます。令和がスタートしても、新潟で震度6強の地震が起きるなど災害も減っているとは言えません。

後半がどんな年になるのか心配ですが、今年の漢字が、「福」、「輝」、「慶」、「健」、「幸」、「希」、「喜」、「祝」、「寿」、「恵」、「麗」、「貴」、「快」、「和」、「穏」、「愛」、「優」などの縁起の良い一字になりますよう皆様と祈りたいと思います。

 

2019年6月29日 (土)

令和「御朱印の旅」その3

プレミアムフライデーの昨日、岐阜城の御朱印(左)を戴いてきました。織田家、斎藤家、明智家の家紋入りで、「岐阜城」の金文字が鮮やかです。

300円ですが、メルカリで5000円で売っていました(すぐSOLD OUT)。これは神社仏閣の御朱印ではなく、登城記念のカードのようなものですから、ネットで売買されても違和感はありません。ただ、5000円には驚きました。

この近くに、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のドラマ館が建つ予定ですが、きっとこの御朱印(カード)も飛ぶように売れると思います。

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右は、乙津寺(おっしんじ)通称「鏡島弘法(かがしまこうぼう)さん」の御朱印ですが、弘法大師の金のスタンプは、毎月21日の縁日の日だけ押して戴けるものです。

尚、地名の由来は、弘仁4年(813年)に空海(弘法大師)がこの地に赴き、秘法を用いて龍神に向け「鏡」をかざしたところ、この地が桑畑に変わったということから「鏡島(かがしま)」と名づけられたと言います。翌年、真言宗乙津寺を建立。 (史実かどうか不明)

弘法大師は「弘法筆を選ばず」や「弘法も筆の誤り」にあるように、書の大家で三筆のひとりでした。私も少しでも上達するようお願いしてまいりました。

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夕暮れ迫る 乙津寺。縁日の露店も店じまいして参拝客もまばらでした。

 

 

 

2019年6月26日 (水)

自治会再生への道

自治会はどこへ行くのか

地域の自治会長を拝命して5年が経ち、慣れない自治会活動も何とかこなせるようになりました。
そしてこの度、72の自治会の集合体である「自治会連合会」の副会長をお引き受けすることになり、及ばずながらその責任を果たすべく更なる精進を重ねる所存です。

しかし、自治会を取り巻く環境は年を追うごとに悪化しており、この機会に自分の考えを整理する必要に迫られ、ブログの場を借りてレポートすることに致しました。


第1章 
崩壊する自治会

■ 世帯数の減少と、深刻な加入率の低下

近年の少子高齢化により、地域の世帯数は減少しています。高齢夫婦だけの世帯や一人暮らしの世帯も多く、空き家も目立つようになりました。また古くからあった個人商店の多くが商売をやめたことにより地域の活力は低下しています。

さらに、当市の自治会への加入率は、この13年で約10%減少して、今や61,3%(平成30年度)になりました。(ちなみに、平成の初めは80%を超えていました)もちろん任意団体である自治会への加入義務はありません。このまま行けば、あと10年で加入世帯が50%を切る深刻な事態になりかねません。

もし、住民の半分しか入っていないような自治会なら、その存在意義は無いに等しいでしょう。

加入者が少なければ、運営するための資金(自治会費)は集まらず、自治会長などの人材を集めることも出来ません。すなわち、資金不足と人手(担い手)不足の両面から、自治会の存続は難しくなると思われます。

世帯数の減少と、加入率の低下がこのまま続けば「自治会の崩壊」は避けられません。
そのカウントダウンはすでに始まっています。

■ 自治会加入のメリットとは

このような危機的状況の中、自治会を存続させるには、加入率を上げるしか手はありません。世帯数を増やすことは今の日本では考えられないからです。

加入率を上げるためには、自治会に加入するメリットを再構築する必要がありますが、これは容易なことではないと思います。各世帯が年間に収める自治会費(町内会費)は8千円から1万2千円(推定)、この額に見合ったメリットはあるのでしょうか。むしろ地域の行事への参加や公園の清掃作業など面倒なことが増えるだけかも知れません。
※自治会費(町内会費)といっても、実際に「自治会連合会」に上納するお金は3割程度(2500円)で、あとは町内の新年総会(お日待ち)などに使われます。

地域とのつながりや災害時の連携をメリットだという人もいますが、個人主義とプライバシー尊重の社会では、あえて隣(となり)近所との付き合いを好まない人もいるのです。また災害時には人命第一の観点から、自治会加入の有無にかかわらず懸命な救助活動が行われます。当然ですが自治会員だけが優先して救助されることはあり得ません。また避難施設や支援物資なども平等に提供されます。

ただ、東日本大震災などの経験から、災害時の初期の避難誘導や安否確認は、自治会組織に入っていたほうがスムースだったと報告されています。その観点から、自治会とは別に自主防災組織や緊急連絡網などを整備する動きは加速しています。自治会加入のメリットが防災以外に見当たらないとすれば、自治会加入の実質的なメリットは残念ながらありません。

■ 加入者の本音

何もメリットがないのに自治会に入っている人は、親の代から引き継いで加入している人が大半です。実際、新しくできたマンションなどの住人は加入しないケースが増えています(入居者が単身世帯ではその傾向はより顕著だと思います)。

そして、古くからの住人は、言わば町内のしがらみ・慣習にしたがって加入しているだけです。それでも子供が小さいうちは子供会や学校行事を通じ自治会に入っていますが、子供が大きくなれば脱会したいのが本音ではないでしょうか。

加入していると、さまざまな当番や役割が回ってきますし、出たくもない行事に参加しなければなりません。自治会費を払った上に、ボランティア(無償奉仕)で仕事を割り当てられたり、地域の行事に駆り出されたりと負担は増えるばかりです。

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第2章 自治会の現状と役割

住民から見るとメリットの少ない自治会ですが、行政からすると大変便利な組織といえます。

■ 自治会は行政の下請けか

自治会が行う活動には、行政の要請を受けて行う受託的活動と本来の自主的活動があります。
自治会が行政に代わって行う受託的活動は、月2回の広報誌の戸別配布をはじめ、敬老会、成人式、防災訓練などがあります(当市の場合)。

その他にも、①交通安全(交差点や通学路)、②防犯(見守り隊、防犯灯、青色パトロールなど)、③都市美化(公園清掃など)、④ゴミ出し分別回収、⑤高齢者のケア、⑥生涯学習、⑦福祉介護(民生委員・福祉委員)、⑧教育(学校行事との連携)⑨まちづくり、⑩各種団体との連携(※消防団・水防団・社会福祉協議会・老人会・婦人会・青少年育成・子供会・PTAなど)なども自治会の大切な活動です。
①~⑩の活動を通じ、自治会は行政の補完的役割を担っています。

自治会が独自に行う活動は、年1回の町内総会(お日待ち)と、文化(文化祭・各種講座)、体育振興(市民運動会・スポーツ大会)、地域振興(祭り・盆踊りなどのイベント)、神社祭礼(氏神・秋葉神社)に限られています。

このように、本来なら行政が行うべき公共サービスも自治会なしでは成り立ちません。これが、自治会が行政の下請けだと言われる所以です。(※行政側は自治会を“パートナー”と言っています)

■ 自治会の収支

上記のような自治会が担っている活動に掛かる事業費は全て自治会が負担しています。すなわち、自治会に加入している61,3%の住民の自治会費(町内会費の一部)から捻出されます。さらに自治会では日本赤十字社や社会福祉協議会に対し拠出金を出しています。県に対しても共同募金として一定の金額を納めています。献身的ともいえる自治会の姿が見えてきましたが、これでは収支が合いません。

さすがに行政からは自治会に対し、ある程度の交付金(補助金)が支払われます。前述の広報誌戸別配布手数料や資源分別回収奨励金、防災や美化に関する推進費、さらに成人式、敬老会の運営費などです。
この交付金や補助金で、自治会の収支は何とか赤字を免れています。

ただ、自治会では金銭面の負担だけではなく、これらの業務に関わる人的負担が大きな要素を占めています。もし自治会のような担い手がなければ、業務代行サービスや警備会社など外部に委託しなければならず、莫大な経費が掛かることでしょう。

したがって、自治会の収支は住民の自治会費(町内会費)と行政の交付金で成り立っていますが、「人的貢献」という多くの善意のボランティアがあることを忘れてはなりません。


第3章 自治会の隠れた目的

前述の通り、自治会活動は多くの住民の人的貢献、すなわち奉仕活動で成り立っています。近年は60歳、65歳を過ぎても会社などで働いている人が多く、自治会の活動を支える人は高齢化しています。

自治会長や班長、会計などの役職は、ほとんどが順番制(又はくじ引き)で決められますが、すんなり決まることはまずありません。このような役が回ってくることを嫌って自治会に加入しない人も多いと思います。では、自治会の目的はどこにあるのでしょうか。

実は、サービスを受ける側(住民)から考えると、自治会の存続は難しいのですが、サービスを行う側、すなわち自治会の担い手(自治会役員)から考えると、自治会組織は大いに「生きがい」を感じるステージ(舞台)でもあります。

■ 生きがいの創出

高齢化社会に突入した日本では、現役を引退した人の多くは、仕事という「生きがい」を失い、一時的に当惑することになります。ある人は趣味の世界に入ったり、教養を高めるため講座を受講したりします。ですから巷のカルチャー教室は高齢者であふれています。アウトドアやスポーツ、旅行、サークル活動も盛んですが、地域のボランティア活動に精を出す人も多く存在します。この点に着目すれば、自治会は「生きがい」を創出できる絶好のステージ(舞台)だといえるでしょう。

自治会を存続させる鍵は、現役を引退した優秀な人材をいかに自治会に集めるかに掛かっています。引退後の第二の人生を「自治会」という地域密着型の組織で活かしてもらおうという考え方です。誰もやりたがらない大変な仕事ですが、それだけに住民から感謝され、ある意味「やりがい=生きがい」を感じる意義のある仕事(活動)です。

自治会の、隠れた目的は、担い手の「生きがい」創出にあると考えます。

■ 地域の接着剤

しかし、自治会が一部の担い手(役員)の「生きがい」のためにあるとすれば、自治会費を納めている一般の加入者(住民)はどう思うでしょうか。これは複雑な問題です。一つ間違えば、自治会役員と住民の間に溝が出来てしまいます。また、役員同士でも「やりがい」をめぐって温度差があるとすれば信頼関係は築けません。やりたくて役員を引き受けた人と、仕方なく役員になった人では考え方が180度違います。その溝を埋めない限り自治会の運営はスムースに行かないでしょう。

このような「溝」を埋める手段として、地域のイベントがあります。運動会や夏祭りなどを通して、地域が一体となり住民同士のコミュニケーションが図れます。すべての人に何らかの役割を持ってもらうことにより、連帯感も生まれるでしょう。このような「ご近所」とのつながりが、災害時に大いに役立つことになります。理想は、自治会活動が地域の接着剤になって、住民の「きずな」や住民同士の「助け合い」に結びつくことですが、現状の自治会には「制度疲労」ともいうべき様々な障害があることは前述の通りです。

■ 模索が続く自治会

世帯数の減少、加入率の低下、資金不足、高齢化、担い手の不足、個人主義、年代格差などがある中、行政から膨大な仕事を担わされている「自治会」は、すでに制度そのものが限界にきていると言っても過言ではありません。

自治会のスリム化(行政に任せる)、自治会のIT化(SNSの活用、回覧板の廃止など)、自治会のNPO化(事業の展開、ボランティアから脱却)など自治会再生に向けた模索は続いています。しかし、任意団体である 自治会組織のままでは、抜本的な解決に向けての動きは難しいと思います。

この際、新たな組織として再出発することが最も早い解決策ではないでしょうか。そこで登場したのが、次章の「まちづくり協議会」です。

 

第5章 「まちづくり協議会」は救世主となるか

人口減少時代に突入した日本では、行政のスリム化は避けて通れない重要課題です。行政主導の自治活動から、自立自助のまちづくりに転換することが政府(総務省)の方針です。今まで行政が行ってきた住民サービスの多くを、その地域の住民が自ら行うように転換すれば、行政の役割は軽減され、担当職員も減らせます。その地域に見合ったきめ細かいまちづくりが可能になるばかりか、行政のスリム化も達成できます。その意味で、総務省は「協働によるまちづくり」を提唱し、条例も整備しています。

当市でも「住民自治基本条例」を平成19年3月に制定し、市民と行政の「協働のまちづくり」を通じた住民主体による、新しい市民社会の構築を目指しています。 これが「まちづくり協議会」です。

まちづくり協議会の構成は、その地域の各種団体、すなわち、自治会、福祉関係、防災、防犯、交通安全、学校、PTA、公民館、女性団体、スポーツ団体、子供会、赤十字、老人会、イベント実行委員会、商店街、ボランティア団体など多種多様です。

これらの団体を横断的に取りまとめ、地域の問題解決と住み易い環境づくりを話し合う場が「まちづくり協議会」です。それぞれの団体が有機的にネットワークを築き、情報を共有し、参画意識を持って活動・運営する会が「まちづくり協議会」です。自治会より活動範囲が広く、団体同士が協力・協調し合い、高い理念を持って運営に当たる組織が「まちづくり協議会」です。

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当市のまちづくり協議会のイメージ

まちづくり協議会は全国的に広がりつつあり各地で発足していますが、まだ軌道に乗っているところは少ないと思われます。それは、自治会との関係が曖昧で、活動の分担や境界線がハッキリしないことによります。「自治会」の名称が「まちづくり協議会」に代わっただけだと言う人もいるほどですが、実際に「何をどうやるのか」手探りの運営が続いています。

しかし、従来型の自治会が行き詰まり、崩壊寸前の自治会の現状を見ると、大きな変革がどうしても必要です。たとえ手探りでも一歩を踏み出す勇気も必要です。

自治会再生への道は前途に広がっていますが、それは自治会自体を見直すとともに、「まちづくり協議会」の主要な構成団体として生まれ変わる道です。紆余曲折はあっても英知を結集すれば必ず道は開けると思います。

以上、長文にお付き合いくださりありがとうございました。(この記事は、今後、加筆修正することがございます。)

 

 

 

2019年6月24日 (月)

素粒水についての研究

最近、「素粒水(そりゅうすい)」という不思議な水に出会いました。水素水やアルカリイオン水、ウォーターサーバーなどは知っていましたが、「素粒水」は初めて聞く名前でした。そこで、この「素粒水」なる水を調べてみることにしました。

先ず、もう一度「水」のおさらいです。

 ■人間の体は水でできている

ご存知の通り、私たち人間の体は、約6065パーセントが水で満たされています(成人の場合)。

また、脳の75%は水分です。竹内孝仁医師の著書「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない」では、多くの認知症患者の症状が改善しています。 当ブログ 本の紹介No.38

そして、血液の80%は水ですが、血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。

ですから、体に良い水を飲めば健康が維持できるはずです。これからの長寿社会を元気に生き抜くために「水」のクオリティは重要な要素と言えるでしょう。

さて、水道水についてもおさらいです。

■水道水は危険なのか?

私たちの子供の頃は、水道の蛇口から直接水を飲んだりしました。粉末ジュースはありましたが、清涼飲料水などほとんど無かった時代です。今の高齢者はみんな「水道水」で育った世代です。しかし近年、水道水の安全は大きく揺らぎ、水は買う時代になりました。(もちろん水道水も有料ですが)

51項目もの検査を通して家庭に送られる水道水自体は安全といえますが、混入物が心配です。
混入物とは、老朽化した給水管・配管などから出る(恐れのある)、錆、カビ、また微量の鉛、雑菌、さらに「トリハロメタン」などの発がん性物質のことです。

さらに殺菌のため水道水に注入されている塩素(次亜塩素酸ナトリウム)も、1リットル当たり1mg以下(基準)といっても、かなり気になる数値です。浄水場では毎日大量の塩素を使っていますが、浄水場や給水所付近にお住いの家庭には塩素濃度が高い水道水が送られている可能性があります。

※知りませんでしたが、東京と大阪は、オゾンや微生物などによる「高度浄水処理」を採用して、なるべく塩素の濃度を抑えています。行政側も塩素の危険性は認識しているようです。

■水は買う時代になって久しい

そのような背景の中、日本ではミネラルウオーターが右肩上がりの急成長を遂げています。(下図)

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残留塩素もなく、ミネラル分の多いことで人気ですが、水道水や浄水器の水と比べると高価であることは否めません。しかし、健康のためには安全を買うしかありません。「自分の身は自分で守る」しかないのです。

それでも、1リットル54円(※売れ筋ランキング1位のサントリー天然水の最安価格)のミネラルウォーターを毎日2リットル飲むと、2人家族で月6500円ほどの出費になります。年間78000円、これはかなり厳しいです。

その意味で、浄水器で安価に作れる「安全な水」が注目されるようになりました。ただ、浄水器は数千円から数百万円まであり、作れる水も色々です。どの水が本当に体に良いのか、どの浄水器を買ったら良いか迷ってしまいます。

■ 常温で4年間腐らない水

私が出会った「素粒水」は、小型の浄水器で作れます。名前の通り「素粒子レベル」のエネルギーとマイナスイオン効果が発生し、半永久的に活発な分子運動(超振動)を保つことで、生体や物質の酸化を抑制します。

さらに、素粒水から発生するエネルギーの干渉が「ホルミシス作用」となり、食材に含まれている生物酵素(エンザイム)を蘇活させ、自然発酵エキスを作ります。もちろん、酵母やアルコールを一切使いません。
信じられませんが、「素粒水」に牛乳や豆乳を混ぜるだけ手作りでヨーグルトも出来ます。種菌は必要ありません。

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画像 http://kenkounomise-hashimoto.com/goods2.html

したがって、還元力に優れた「素粒水」は腐敗することがありません。実際、4年間常温で保存した「素粒水」を、(財)日本食品分析センターで分析した結果、飲料水としての水質基準に適合していました。

とても不思議な「素粒水」ですが、研究はこの程度にしておきます。メーカーの回し者と勘違いされても困ります。

■ なぜ、この「素粒水」に興味を持ったか

「素粒水」の開発者には、今日の行き過ぎた物質文明から地球環境を守り、自然と人間が共存できる社会を実現しようという意思を感じます。水の生命力に着目し、「水は記憶物質である」という考え方は、私が敬愛する流水紋作家の重富豪氏の理論と合致します。満々とした水をたたえた青い地球は、まさに「水」の惑星です。環境破壊や私たちの想念で汚れた水を一日も早く浄化しなければなりません。

流水紋作家 重富豪公式サイト http://www.be-stream.net/

当ブログ36億年の記憶が描いた絵(メッセージ)
当ブログ心よ、ここに来ないか/時の流れ展

 

国内外のCMが面白い Ⅷ

テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ を更新しました。

今回は,韓国のCMにスポットを当ててみようと思います。

2018年の韓国の実質GDP成長率(IMFデータ)は、2,67%で、日本(0,81%)の約3倍です。ちなみに日本のGDPランキングは世界178か国中167位です(マイナス成長の15か国は除く)。もちろん先進国では最下位、特に半導体や家電製品は韓国、中国に大きく差を付けられたままです。かつての「家電三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)」を見ても日本の凋落は明らかです。

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出典 https://toukeidata.com/keizai/tv_jpn_world.html

このような時代の変遷とともに、日本のコマーシャルも様変わりしました。家電や自動車、金融機関のCMは減り、携帯電話や保険、健康食品などのCMが増えています。特に外資系の企業のCMが目に付くようになりました。

一方世界では、上のグラフの通り、韓国、中国企業の台頭が続いています。

テレビCMで聴くクラシック曲あれこれでも、その傾向は読み取れます。注目したいのは、韓国LGグループのCMです。

これほどまでに上質なCMはあまり見たことがありません。タレントも出てきませんし、セリフもありません。静かに流れる曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番の第2楽章ですが、極めて洗練された映像の美しさと相まって、一編の芸術作品のようです。

このような韓国のCMを5本ご紹介しましたので、是非ご覧下さい。

テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ

 

 

 

2019年6月23日 (日)

令和元年 沖縄慰霊の日

「日本では、どうしても記憶しなければならないことが4つはあると思います。終戦記念日、広島原爆の日、長崎原爆の日、そして6月23日の沖縄戦終結の日です」 上皇陛下が皇太子時代に述べられたお言葉です。

本日、日本人が決して忘れてはいけない6月23日「沖縄慰霊の日」を迎えました。

沖縄戦では日米双方で20万人を超える犠牲者が出ました。その約半数は一般市民です(下図)。

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FNN.jpプライムオンライン沖縄全戦没者追悼式(中継)映像より

しかし、74年前の悲惨な出来事を体験した人は年々少なくなり、歴史は風化しようとしています。戦争の惨劇と平和の大切さを後世に伝えることが、私たちの大きな使命であると思います。

 

昨年知事に就任した玉城 デニー 知事は、日本語と沖縄方言(うちなーぐち)と英語で平和宣言を読み上げました。

「あれから74年。忌まわしい記憶に心を閉ざした戦争体験者の重い口から、後世に伝えようと語り継がれる証言などに触れるたび、人間が人間でなくなる戦争は、二度と起こしてはならないと、決意を新たにするのです。」

「先人から受け継いだ、平和を愛する沖縄のチムグクル(こころ)を後世(子や孫)に伝えなければなりません。いつまでも平和で安心した世界をみんなで築いていかなければなりません。」沖縄県民の皆さんと共に努力していくことを決意します。

We must pass down Okinawa's warm heart we call "Chimugukuru" and its spirit of peace, inherited from our ancestors, to our children and grandchildren. We will endeavor to forge a world of everlasting peace. I am determined to work together with the people of Okinawa.
(以上一部抜粋)


キーワードは「伝えること」だと思います。沖縄の悲劇、広島の悲劇、長崎の悲劇、終戦の日、そして3・11を、日本人は決して忘れることなく、後世に伝えなければなりません。

 

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