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2017年9月26日 (火)

秋を告げる「女郎花」、深まる秋に葉鶏頭

■ 秋を告げる女郎花(おみなえし)

秋の七草のひとつ 「おみなえし」 、漢字で書くと「女郎花」。

歌人 若山牧水(1928・9・17 43歳没)は、著書 「秋草と虫の音」 の中で、「最も早く秋を知らせるのは何であらう。私は先づ女郎花を挙げる。」 と述べている。

カルチャーセンターで習った先生のお手本を見て、牧水の心情に迫ってみることにした。


女郎花(おみなえし)に対して 「男郎花(おとこえし)」 があるらしい。この歌のように、野辺の端に咲く白い
花が男郎花(をとこへし)である。

旅と自然を愛した牧水は、ひっそりと野に咲く男郎花(をとこへし)に心惹かれたのだろうか。 尚、一むら(ひとむら)とは、ひとかたまりの意である。


女郎花咲き乱れたる野邉のはしに一むら白きをとこへしの花    牧水

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■ 深まる秋に葉鶏頭(はげいとう)

秋深しピアノに映る葉鶏頭   松本たかし

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秋が深まる頃、葉鶏頭(はげいとう)は一段と鮮やかさを増す。

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その鮮やかな姿がピアノに映ると詠んだ句は、能楽師を志し後に俳人になった 松本たかし(1956・5・11 50歳没)の句である。 (能楽師で人間国宝の松本惠雄は実の弟)

ピアノの表面は、「鏡面仕上げ」 と言って鏡のようにピカピカに塗装されている。そのピアノに、庭の葉鶏頭が映っている映像に詩情を感じる。


松本たかしは23歳で結婚している。年上の奥様は当時としては珍しく洋楽のピアノを嗜んだようで、次の句にはピアノに対する新鮮な感動と、妻を得た喜びが表れている。

この夏を妻得て家にピアノ鳴る    松本たかし


夏が去り、秋が訪れ、深まっていく・・・
季節は常に芸術を伴って歩いているように思う。

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