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2017年5月13日 (土)

静けさ よい音 よい響き (本の紹介No.026)

サントリーホールなどの世界的ホールの音響設計で有名な 永田音響設計事務所を設立した永田穂(みのる)氏が、30年以上も前に書いた著書。

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その当時、本のタイトルが気に入って買いましたが、音を科学的に分析しただけでなく、著者の豊富な見識と音楽的感性が見事に融合した本でもあります。

この本の冒頭、著者は 「現代の我々は、古代の人々が大切にしてきた小さな音、かそけき音に対しての感性を失いつつある。電気の力を借りた巨大な音に酔うのもよいが、静けさの中でしか感じ取れない美しい音や響きがあることを忘れてはならないように思う。」 と述べています。

よい音も、よい響きも、その前提として良質の 「静けさ」 が必要です。騒音に包まれた現代人は、いつしか 「静寂」 を忘れてしまいました。

さらに著者は、「岩にしみいる蝉の声も、木の葉のすれあうかすかな音も、遠くのせせらぎの響きも、自然の恵みの中に感じる静けさである。」 と語り、「静けさ」 の本質に迫ります。

自然な 「静けさ」、心のこもった 「よい音」、先人の知恵が生んだ 「よい響き」。永田氏の感性が光る一冊です。分かりやすく音響工学を解きながら、音楽への愛情を感じさせる一冊です。 

「静けさ よい音 よい響き」 彩国社サイエンス 1986年発行1600円(発売当時価格)

(株)永田音響設計 公式サイト

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