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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2017年4月の21件の記事

2017年4月28日 (金)

~風に吹かれ陽に揺られ~花の街を散策する

藤の花は、風に吹かれ陽に揺られ・・・

藤の名所 「竹鼻別院」 に出掛けました。樹齢300年の藤の名木からは薄紫の花が見事に咲き揃い、境内には甘い香りが漂っていました。

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詩人 大木実(おおき みのる 1913-1996)の詩に、「花は風に吹かれ陽に揺られ・・・」 とありますが、薄紫の花が房となってつながり、風に吹かれ陽に揺れる姿は実にあでやかです。

藤の花      大木実  

藤の花が咲いてゐる
とほいおもひでが
ゆふぐれどきの燈火(あかり)のやうにかへつてきて
こころを濡らすのである
あきらめたはず
あとはそのまま忘れてしまひたい
花は風に吹かれ陽に揺られ
咲いては散り
あれから幾年(いくとせ)かは経つていつた

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藤のシャワーを浴びて

この詩に作曲家の團伊玖磨(だん いくま)が曲を付けた日本歌曲もあります。
日本歌曲「藤の花(リンク切れはご容赦下さい)

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藤は、日本の固有種で、古くは平安時代や鎌倉時代から日本人に親しまれてきました。歌舞伎舞踊の演目 「藤娘」 は有名です。

この日も、花序は長くしだれて風に揺れ、そよそよと靡く花姿が日本的な情緒を醸し出していました。

百花のさきがけ 「梅」 から始まった春の花のラリーは、「桜」 「チューリップ」 「花桃」 「ハナミズキ」 「コブシ」 そして 「藤」 と続いています。次の主役は 「バラ」 でしょうか、「ユリ」 でしょうか。

季節と共に歩もうと決めた今年、「花の街」 の散策は続きます。

2017年4月26日 (水)

「穀雨」 大地をうるおす/雨の名前について

本日は朝から久しぶりの雨になりました。

この時期の雨を 「穀雨(こくう)」 と言います。大地をうるおす恵みの雨です。あらゆる作物に取って必要な雨です。特に種まきや田植えの時期に降る恵みの雨です。

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http://kerokero-info.com/what_today_calendar/what-today-0420-1/

五穀豊穣をもたらす恵みの雨に感謝しながら、「雨」 の色々な名前について調べてみました。


雨の名前の勉強です

桜の時期の雨を 「桜雨(さくらあめ)」、その頃のにわか雨を 「花時雨(はなしぐれ)」 と言います。春の長雨を 「春霖(しゅんりん)」、いずれもきれいな名前が付いています。

冬に積もった雪を解かすように降る雨を 「雪解(ゆきどけ)雨」。そのままですね。

花が早く咲くよう促す雨を 「催花雨(さいかう)」 。その咲いた花に降り注ぐ雨を 「紅雨(こうう)」 と言いますが、「早く咲いてー」と催促する雨とは 「粋な雨」 もあるものです

梅の実の熟する頃に降る雨をご存知 「梅雨」 また、この時期に黴(カビ)が生じやすいことから 「黴雨(つゆ・ばいう)」 とも言います。

菜の花が咲くころの長雨を 「菜種梅雨(なたねづゆ)」。やはり長雨で卯の花が腐ってしまうと言う 「卯の花腐し(くたし)」。雨も多種多彩です。

また、「穀雨」 と同じように穀物を育む雨を 「瑞雨(ずいう)」、草木をうるおす雨を 「甘雨(かんう)」 と言います。センスを感じる名前です

陰暦の5月頃(新暦5月下~7月上)に降りつづく長雨を 「五月雨(さみだれ)」 と言い、芭蕉の句 「五月雨を集めて早し最上川」 は有名ですね。

新緑の美しい時期の雨を 「青葉雨(あおばあめ)」。その青葉に降る雨を 「翠雨(すいう)」 と言います。これもきれいな名前です。

七夕の夜に降る雨を 「洒涙雨(さいるいう)」 と呼んで、織姫と牽牛が逢瀬の後で流す惜別の涙が雨になったと言われています。何とも切ない雨ですがロマンティックな名前です。

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internet-homework.com

明るい空から降る夏のにわか雨を 「白雨(はくう)」、真っ黒な空から降る大雨を 「黒雨(こくう)」。 カミナリと一緒に降るにわか雨を 「電雨(でんう)」 、「神立(かんだち)」。

天気が良いのに降る雨を「天泣(てんきゅう)」。「狐の嫁入り」 とも言いますが、天が泣くとは面白い言い方です。また、日照り続きの後に降る恵みの雨を 「慈雨(じう)」、「錦雨(きんう)」、「喜雨(きう)」 と言います。

激しく降る雨粒の大きい秋の雨を 白驟雨(はくしゅうう)」。霧のような細かい雨「霧雨 。そして秋の長雨を「秋霖(しゅうりん)」 と言い春霖」 とは対を成しています。

晩秋から初冬にかけてのにわか雨をご存知 「時雨(しぐれ)」、しとしとと降り続くもの淋しい秋の雨を 「蕭雨(しょうう)」 と言います。

時雨には、「月(つき)時雨」、「さんさ時雨」、「小夜(さよ)時雨」、「山茶花(さざんか)時雨」、「北山(きたやま)時雨」 などもあるようです。

変わったところでは、宮中行事 「神嘗祭(かんなめさい陰暦9月17日)」の翌日に祭祀(さいし)の後を清める雨を別名 「伊勢(いせ)清めの雨 」 と言います。 厳かな雨です。 

冬の凍るように冷たい雨を 「氷雨(ひさめ)」、「凍雨(とうう)」 と言い、冬の終わりの 「三寒四温」の暖かい四日間に降る雨を 「四温(しおん)の雨」 と言います。

大晦日に降る雨 「鬼洗い(おにあらい)」、元日から三日の間に降る雨のことを 「御降り(おさがり)」 と言い、特別な雨として崇めました。

季節に関係なく、音もなく降る細かい雨を 「小糠(こぬか)雨」 と言いますが、演歌にも登場します。尚、「細雨(さいう)」、「煙雨(えんう)」、「微雨(びう)」、も同義語です。


雨の名前は 百通りあるとも言われていますが、その半分程度をご紹介しました。私も勉強になりました。

あらためて日本人の豊かな感性に驚くと同時に、「雨の日」は雨の恩恵に感謝して過ごそうと思いました。


「晴れた日は晴れを愛し 雨の日は雨を愛す」    吉川英治

※参考サイト ・風土の中の気象  ・暮らし歳時記 

※参考書籍  日本の七十二候を楽しむ(東邦出版)

2017年4月25日 (火)

赴くままに過ごす春

とても過ごしやすい季節になりました。今年は進みゆく季節と歩調を合わせると決め、努めて外出するようにしています。

篠笛のライブコンサートや、アマチュアオケのブラームスを聴いたり、尊敬する先生の勉強会に参加したりと、心の赴くままに楽しく日々を過ごさせていただいております。

音楽に癒され、講演会で励まされ、大いに英気を養っております。

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風の吹きわたる公園では鯉のぼりが泳いでいました。もうすぐ端午の節句です。

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近くの美術館では・・・

加藤栄三・東一生誕100年 「花のいのちを描く」 展と、「生命の雫 長谷部貞子 日本画」展を開催していました。

館の外に出ると、三重塔が新緑に映えています。絵画も自然も心を豊かにしてくれます。より一層、緑が目に沁みました。

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日本庭園風の公園を散策して・・・

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茶店で「木の芽田楽」を食べました。結局は食べる話になりますが、春の青菜を炊き込んだ飯 「菜飯(なめし)」で戴く田楽は、やはり春の味覚です。

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季節と足並みを揃える日々はまだまだ続きそうです。

2017年4月21日 (金)

CMと音楽

■ 今まで個別にアップしておりました 「CMと音楽」 の記事を、今後は一本化して、随時更新させていただくことと致します。

CM と音楽   ←最新記事はこちらから

「CMと音楽」 では、常に最新のCMをアップさせていただきますので、お引き立て宜しくお願いいたします。


文化はつながっている

痩(やせ)蛙まけるな一茶これにあり   一茶

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今から200年前(文化3年)の今日(4月20日)、俳人 小林一茶が読んだ有名な句です。偶然、書のカルチャー教室で習いました。

TBSテレビ 「プレバト!!」 で、ちょっとした俳句ブームが到来しているようですが、この句の季語は蛙(かえる)で、季節は春です。


春に因んだ歌も習いました。歌人 与謝野晶子の代表作です。

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな美しき   晶子(乱れ髪)

与謝野晶子の処女歌集 「みだれ髪」 は、歌壇に女流歌人としての名声を確立する第一歩となりました。

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古都の風情の中、作者の高揚感がよく伝わります。


書を習うことで、必然的に俳句や和歌を勉強することになります。日本の文化はつながっていることを実感する毎日です。

 

2017年4月19日 (水)

日野原重明先生の言葉 No.6

人生の明け方、すなわち第一の人生において、

人は受動的、かつ利己的です。

人生の午前、すなわち第二の人生において、

人は能動的、かつ少々利己的です。

しかし、人生の午後、すなわち第三の人生は、

自由に解き放たれた時間です。

世間や家庭のことに、それほどとらわれず、

自身の本当の生きがいに向かって進むのに、

他者のために自己を提供もできてしまう境遇だからです。

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(出典 50歳からの生きる技術)


人生の午後の歩き方は人それぞれです。その境遇に応じて、困難を伴う道もあれば、平坦な道もあると思います。誰もが実りある人生を夢見て必死に歩いています。

しかし先生は、どんな境遇にあっても 「利他的」 な歩き方を模索することを提言し、本当の生きがいは 「他者のために生きる人生にこそ見出される」 と論じています。

これまで、天地の恵みや多くの善意によって歩んでこられたことに感謝し、自分を支えてくれている家族や社会に感謝して歩くことです。さらに年金をもらう歳になったら、年金を支えてくれている現役世代の人たちにも感謝しなければなりません。

その感謝のエネルギーを他者のために使う人生が、人生の午後の 「本当の歩き方」 ではないでしょうか。


2017年4月18日 (火)

清明 生命が輝く季節

清明(せいめい)は二十四節気の一つで、万物が生き生きと清らかで、若葉が萌えて、花が咲き、鳥が舞い歌う季節のことです。

近くの公園では、メタセコイアが新緑の時期を迎えていました。

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「進みゆく季節と足並みをそろえよう」 と考えた今年。

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金華山を一望できる公園で、しばし春を満喫しました。

2017年4月16日 (日)

何かがおかしい~最近の出来事~

1.北朝鮮 Xデー
一触即発、 Xデーはいつか? 第3次世界大戦勃発か? 連日の報道に怯える日本国民。株価の下落が止まりません。この騒ぎで森友問題も飛んでしまいました。あまりに過剰な報道に違和感さえ覚える今日この頃です

2.見守り隊員の凶行
現役のPTA会長で見守り隊までしていた46歳の男性が逮捕されました。断定は出来ないもののDNAが一致しているようです。もう誰も信用できない世の中ですが、こんなケースは極稀です。善意の社会は健在です。

3.東京の一人勝ち
東京の人口増加率は全国トップの0・80%。銀座には最大規模の商業施設がオープンしました。魅了満載の東京。地方創生など絵に描いた餅に過ぎないのです。

4.大学の軍事研究に資金提供
今年度の6億円から来年度は18倍の108億円に大幅増額(予定)の防衛省。言うまでもなく軍事研究は学問ではありません。お金をチラつかせるやり方は感心出来ません

.90歳でも入れる保険
日本では、長寿社会に対応して90歳でも保険に入れます。2人に一人が癌になると言われて「がん保険」に入り、南海トラフ地震が来るからと言われて 「地震保険」 が売れています。また、高齢者の交通事故が多いからと言われて保険料は上がりました。保険が売れる仕組みは誰が作っているのでしょう。

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ゾンビでも入れます。
6.強気のレゴランド
入場料が大人6900円、子供5300円のレゴランド。単純に比較できませんが、面積は
東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンの四分の一程度です。中部地方は、戦国時代村やラグーナ、名古屋港イタリア村などが経営難に陥った経緯があります。子供たちのためにも健闘を祈ります。

7.ガスの自由化 電力会社の参入
すでに電力は自由化されていますが、この4月からガスの自由化が始まりました。電力会社のテレビCMで 「まさかガスを売るなんて」 と言っていますが、あれほど「オール電化」 を推進しておいて、今更ガスを勧めるのはどうなんでしょう。

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8.渋滞もラッシュも解消されないのに

市内の交通渋滞が深刻です。イライラの毎日です。一方、郊外には新しい幹線道路が出来、トンネルが掘られ、ガラガラの道が完成しています。リニア新幹線が出来ることは良いですが、中心部の通勤ラッシュは解消されていません。交通行政は順番を間違えていないでしょうか。

9.経済は二流に
東芝の巨額損失問題。かつて日本は 「政治は二流でも経済は一流」 と言われていました。ソニー・シャープ・パナソニック・東芝などの経営難で、経済は二流以下に転落しました。いかに経営陣の才覚が大事か考えさせられました。日本経済の復興はあるのでしょうか。

10.小泉元首相ら「脱原発」の新団体設立
あまり報道されませんでしたが、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が設立されました。反省も教訓もなく原発を再稼働させる政府の方針に反対する団体です。

小泉元総理は豊洲移転についても、「地下にあんな危険なものがあったら市場を建てられない」として、反対を表明しています。

様々な意見や価値観がある中で、小泉元総理の発言は、個人的には共感できるものです。

トイレのないマンションを作ることが、如何に馬鹿げているかは誰の目にも明らかです。そして、台所の下に有害物質がある家に引っ越す人はいないでしょう



世の中の出来事を、 「問題意識」 を持って見ることで社会は変わると思います。テレビから流れる一方的な情報に惑わされないよう注意が必要です。

実際に、日本ではマスメディアに対する信頼性が下がっています。新聞通信調査会が毎年実施する「メディアに関する全国世論調査」では、NHK、新聞、民放テレビ、ラジオの信頼度が過去最低でした。 

また、ネットの情報が正しいとは限りません。米国ではネット上でフェイクニュース(偽ニュース)が拡散して問題になりました。

こんな社会だからこそ、「何かがおかしい」 と感じる癖(くせ)を養いたいと思いました

2017年4月15日 (土)

音楽産業の多様化と行方

個人的見解に過ぎませんが、日本の音楽産業の将来について考えてみました。※当ブログの性格上、ややクラシック音楽寄りのスタンスになります、ご了承下さい。

きっかけは、日本コロムビアの上場廃止のニュース(フェイスの子会社になり 2017年8月1日付で東証1部上場廃止)です。日本コロムビアは日本最古のレコード会社です。


確かに音楽産業のバロメーターである CD(12cm) の生産数量は年々減少し、10年前の半分ほどです
。生産しても売れない状況が続いています。

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(社)日本レコード協会 「日本のレコード産業 2017」 2017・4・5発表資料より(クリックで拡大します)


私もCDを以前ほど買わなくなりました。クラシックに限って言えば、新譜に魅力がありません。普段はYouTubeやストリーミング(ナクソス)でも十分楽しめます。

たまに買おうとすると、CD店にもメーカーにも在庫がありません。したがって、ネットで輸入盤を安く買っています。安く早く確実に入手できます。

CDショップも減っています。寂しい限りです。日本のCDは価格が高いので違法コピーも後を絶ちません。このままでは、CDは過去の遺物になってしまうでしょう。

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同 「日本のレコード産業 2017」 資料より (クリックで拡大します)

ただ相変わらず、握手券などを封入したアイドル歌手のCDはそこそこ売れているようです。逆に、おまけ付きでCDを売る商法がなかったら、CDは誰も買わなくなるでしょう。「おまけ」 に支えられた現状は残念です。


CD全体の売り上げは低迷していますが、一方でコンサート(ライブ演奏)は日本中で連日のように開催されています。主催者はコンサートホール(会場)を押さえるのに四苦八苦の状況です。

コンサートの市場規模は動員数の増加に伴い大幅にUPしています。

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ぴあ総研 「2016ライブエンタテイメント白書」 2016・9・28発表資料より(クリックで拡大します)

2015年度のコンサート観客動員数は、4486万人。国民の3人に1人は何らかの音楽コンサートに足を運んだ計算になります。また、市場規模は5000億円を超えました。


このことは、音楽の楽しみ方が変わりつつあることを示唆しています。音楽産業の構造が、コンサート中心になれば、それはそれで悪いことではありません。

少子高齢化で、子供の音楽人口は減っていますが、大人は増えています。さらに、従来の聴くだけの受動的な音楽から、自ら演奏して音楽を楽しむ能動的な音楽体験が増えています。定年後の合唱活動などが顕著な例です。

J-POPやアイドル系、ビジュアル系のコンサート・ライブも、会場が一体となって盛り上がる点では参加型と言えます。

生の音楽を楽しむ人に加え、生の音楽に参加する人が増えているのです。そのことが、コンサート人口の増加に拍車をかけています。

また、減少している子供の世界では、ピアノなどの音楽コンクールが盛んです。Nコンなどの合唱コンクールや吹奏楽コンクールも盛んです。コンクールは音楽産業の一角を占めています。ここでは、より質の高い音楽を求める流れがあります。コンクールの隆盛もコンサート人口の増加に一役買っています。


以上の観点から、CDの売り上げだけが、音楽産業のバロメーターとは言えなくなりました。音楽産業は時代と共に多様化しています。

スマホに音楽をダウンロードしたり、ストリーミングで再生したり、映画館でライブビューイングを楽しんだり、シネマコンサート(コンサート会場で映画を映す)、音楽フェス(大規模な音楽イベント)に出掛けたり、カラオケやサークル活動に精を出したりと多岐にわたります。

ライフスタイルの多様化が、そのまま音楽産業の多様化につながっていると思われます。

この先、音楽産業はどのように発展していくのでしょうか。人工知能(AI)が作曲する時代です。ロボットが演奏する時代です。プロジェクションマッピングなどの新技術も導入されています。初音ミクのようなバーチャルシンガーも現れました。

先端技術が導入された音楽と、生の演奏に回帰する音楽。その両者が交差し共存する音楽の先にあるものは何でしょう。


音楽産業の未来を考えることで、都市と地方の文化的格差を無くしたり、クラシック音楽の衰退に歯止めをかけたり、紅白歌合戦やレコード大賞の在り方を考えたり、日本の音楽文化全体を見渡すことが出来ます。


議論を深め、日本の音楽産業の発展を見守りたいと思います。


2017年4月14日 (金)

見納めの桜

曇り空、その後の長雨、強風にたたられた今年の桜。それでも各地の名所は花見客でにぎわったようです。

花曇りの桜見物を終え、今日は好天の花見をしようと近場の名所を訪れました。

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山あいの鉄道と桜 ~どこか懐かしい風景です~

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谷汲山華厳寺(別名 満願寺)の参道 ~お茶に花びらが落ちました~

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能郷白山を水源とする根尾川沿いの桜並木 ~とにかく空気が爽やかです~

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その能郷白山 ~絵になる風景です~

以上、豊かな自然の中、見納めとなった桜を堪能しました。


近くの公園では、次の主役 「花桃(はなもも)」 が咲き始めていました。

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この春、進みゆく季節と歩調を合わせてみようと思いました。




ショパンの弟子の作品集が注目の1位

4月17日付の ビルボード・ジャパンのクラシカルチャート(Billboard JAPAN Top Classical Albums)で、ショパンの愛弟子 カール・フィルチュの作品集が、他を大きく引き離しての第1位となりました。(2週連続1位)

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「ショパンの愛弟子 若き天才作曲家カール・フィルチュの世界」 萩原千代(piano) 2016年リリース ALCD-9161 (有)コジマ録音

Amazon 通販サイト(試聴可)


弟子に対しても週1回以上教授することはなかったショパンは、11歳のフィルチュに卓越した才能を見いだし、週3回指導したという。15歳の誕生日を目前に結核で亡くなったフィルチュは、その短い生涯にもかかわらず、熟達した作品を残した。

2005年に発見された彼の作品の中に、ショパンからの強い影響のみならず、初期のうちから独創的であった天性の資質を聴くこともたやすいであろう。 

萩原千代は、フィルチュ作品との運命的な出合いから、作曲家の生地ルーマニアにおいて研究を重ねたピアニスト。作曲家への深い愛が伝わってくるフィルチュ演奏の決定盤。コジマ録音サイトより転記)


ショパンの弟子と言えば、「ミクリ版」(ショパンの校訂譜)で有名な カール・ミクリがいますが、カール・フィルチュ はあまり知られていません。私も初めて聞く名前です。そもそも
、ショパンが子供を教えていたというのも知りませんでした。勉強不足でした。

ショパンも39歳の短い生涯でしたが、カール・フィルチュは14歳で亡くなっています。彼は13歳でヨーロッパコンサートツアーを行っていますが、非常に早期に才能を発揮し、リストを始め多くの音楽家から高く評価されていたようです。

今回のランキング1位で、この天才的なショパンの弟子カール・フィルチュにスポットが当てられたことは、音楽愛好家やショパンのファンに取っても幸運なことです。ピアニスト萩原千代さんに敬意を表したいと思います。


ショパンを彷彿とさせる 「ピアノ協奏曲」 と、今回のアルバムにも入っている「マズルカ3番」 を
見つけました(youtube)

Carl Filtsch - Piano Concertino in B minor

Carl Filtsch - Mazurka in E flat minor Op. 3 No. 3 (1843)

2017年4月13日 (木)

料理との出会いを楽しむ

久しぶりの青空です。車窓からまだ十分きれいな桜の並木を見ながら、いつもの 「ほのりん男の料理教室」 に着きました。

開始前に、講師(料理研究家)の山川先生から挨拶があり、うんちくのある話が聞けるのがこの教室の特長です。今日は桜の木の生命力について教えていただきました。


さて、旬のグリーンアスパラや、採れたての竹の子がテーブルの上に並んでいますが、今日はどんなメニューなのでしょうか。

1.鶏のジューシーから揚げ

2.竹の子の地かつお煮

3.塩昆布とピーマンの和え物

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カリッと揚がった唐揚げをいただきながら、竹の子やアスパラなど 「春の味覚」 を味わうことが出来ました。やはり旬の食材は美味しいです。

月に一回ですが、いつも美味しい料理に出会える素敵な教室に感謝です。

2017年4月11日 (火)

花曇りと洋館

花曇りシリーズの3日目、クラシカルな洋館に出掛けました。 実は結婚式場ですが、この時期は桜の名所としても有名です。

枝垂桜がひときわ綺麗でした。

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敷地内にある洒落たカフェでお茶をいただきました。テラスから望む木曽川の穏やかな流れが、いっそう春の訪れを感じさせてくれます。

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それにしても、どこへ行っても人の波です。それも高齢者の波です(私もその一人ですが)。花の賑わいと高齢者の賑わいは比例するようです。


少し脱線しますが・・・

ある人が、高齢者に対して7つの認知予防を提唱していることを思い出しました。

①食事 ②運動 ③興味 ④関心 ⑤人の輪 ⑥感動 ⑦感謝する心 

花見に行って、美味しいものを食べ、よく歩いて、人とおしゃべりを楽しみ、美しい景色に感動し、今の境遇に感謝する。

それが出来れば 「認知」 とは無縁の生活も可能ということです。私も心掛けたいと思いました。

 

2017年4月10日 (月)

花曇りと天守閣

この時期は、どこへ行っても満開の桜が迎えてくれますが、今日も花曇りの中、桜を愛でる旅に出掛けました。

旅と言っても車で40分ほど、国宝犬山城に着きました。 日本最古(1537年築城)の天守と満開の桜が とても絵になります。

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桜の花びらを模した和菓子をいただきながら見上げる天守閣は格別です。

こんな近場で春を満喫できることに感謝です。

2017年4月 9日 (日)

花曇りと春告げ鳥

墓参の帰りに、小高い丘から眺めると・・・

小さな町の中にも、春のパノラマが広がっていました。

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クリックで拡大します

花曇りの空に山並みが続き、手前の桜が映えています。

~ ホーホケキョ ~ どこからともなく、ウグイスのさえずりが聞こえます。

ウグイスは、「春告げ鳥」 の別名がありますが、本当に春が到来したのです。

このパノラマの中に、五感で味わう日本の春を見つけました。


2017年4月 8日 (土)

森の迷路ゲームを愉しむ

音楽、書画、詩歌などの芸術を通して観る「心の痕跡」。

書物から放たれる「叡智の光」。
自然から学ぶ「宇宙の摂理」。

政治・経済から捉える「社会の裏表」。

スピリチュアルな面から考察する「この世の仕組み」。

瞑想や信仰がもたらす「内なる世界」。


人から見れば雑学レベルの教養でも、自分にとっては貴重な知識の集積です。

その深い森の中で愉しむ(出口のない)迷路ゲーム。

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これからも、知(痴)的好奇心のアンテナを張って、現実逃避の迷路ゲームは続きます。どうか見守って下さい。 

母の没後十年と義父の三十七回忌に際し   壺中日月長 管理人

2017年4月 7日 (金)

「永遠のヨギー」 DVDで鑑賞

昨年4月に公開された 映画 「永遠のヨギー/ヨガをめぐる奇跡の旅」 をレンタルDVDで鑑賞しました。 レンタル開始初日に借りることが出来て幸運でした。

「私は裏側を見る。目に見える人間は影なのだ。」 (パラマハンサ・ヨガナンダ )

この映画は、実在したヨガの伝道師 パラマハンサ・ヨガナンダ の著書 「あるヨギの自叙伝」 をもとに、師の生涯に迫ったドキュメンタリーです。

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「この本に出合っていなかったら今の人生はない。」 (ジョージ・ハリスン)

「あるヨギの自叙伝」は、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が、唯一自身の iPad2 にダウンロードして持ち歩いていた本としても有名ですが、ビートルズのジョージ・ハリスン氏始め世界中の著名人が座右の書として愛読しました。 


個体というものは回転する原子、陽子、電子で形成される。

これらは生物の基本物質エネルギーを構成する。

肉体は広大で偏在することが可能である。

我々は何者で、なぜ人間として地球に生まれ落ちたか。

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地球は私にとって映画です。
映画が放つ光線にすぎません。

すべては光と影で作られています。それが我々人間です。

神が放つ光と影でしかない。

目的はひとつ。 光にたどり着くこと。


理解しがたいところもありますが、直感的に分かれば良いと思います。

真理の扉は開かれています・・・

※ご参考  当ブログ 2016年3月 5日記事  あるヨギの自叙伝 (本の紹介 No.019)

2017年4月 6日 (木)

宗次氏に学ぶ 華麗なる加齢

当ブログ 「壺中日月長」 へのアクセス数が、おかげさまで開設以来30万回を超えました。

他愛もない日々の出来事や、自己満足に過ぎない趣味の世界を記事にしてまいりましたが、この3年半に当ブログを訪問されたすべての皆様に感謝申し上げます。

昨秋、高齢者の仲間入りをしたものの、まだまだ精神的にも未熟な自分を反省し、これからも精進を重ねる所存です。引き続き当ブログをお引き立て下さいますようお願いいたします。


さて、人は加齢と共に衰えていくものです。頭は次第にボケて、身体は言うことを聞いてくれなくなります
。 この世に生を受けた以上 「生老病死」 は避けて通れません。

先日、かつての仕事仲間との飲み会がありました。それぞれ思い思いに人生の晩年を過ごしていますが、共通していることは年齢を意識しないで 「前向きに生きている」 という姿です。

北海道でペンション経営を始めた人、日本中を車で(ワゴン車に寝泊まりしながら)旅行している人、自分の土地を耕して百姓(農家)になった人、経験を生かして地元で起業した人、などなど。

私も趣味の世界を広げながら、地元のボランティアに精を出し、人とのつながりを大切に日々を楽しんでいますが、自分が描く理想の晩年には程遠い状態です。

■ 宗次氏の華麗(カレー)なる加齢

そんな中、名古屋の 「宗次ホール」 が開館10周年を迎えたというニュースを耳にしました。

ご存知の通り、宗次ホールは、カレーチェーン 「CoCo壱番屋」 を創業した宗次徳二氏が、2007年3月に資材を投じてオープンさせた音楽専用ホールです。

400回を超えるコンサートを主催して、クラシックを中心とした音楽を地域に普及させると同時に、演奏家を育て支援して、広く文化に貢献しているホールです。

ホール入り口でいつも温かくお客を迎える宗次氏の笑顔が、私たちの心を和ませてくれます。ですから、この会場にはいつも温かい空気が流れていて、嫌なピリピリ感も、よそよそしさもありません。

良質な音楽は演奏者と聴衆の両者が共鳴して作られるものですから、会場の雰囲気は極めて大切です。

文化を創造し、文化を育成し、文化を普及させるという三拍子揃った文化の拠点。音楽文化を通して社会を明るくしたいという切なる願い。

まさに、この10年間、年齢を重ねてこられた宗次氏の思いが大きく結実したホールと言えるでしょう。

このような年の取り方を、「華麗なる加齢」 と表現しても良いのではないでしょうか。ただ、宗次氏の場合は 「カレーなる加齢」 と言った方が語呂が良いようです。

■ 華麗なる加齢を目指して

宗次氏には遠く及びませんが、私たちも人生の黄昏時に向けて、光を放つ存在でありたいと思います。自己の思いを実現する 「華麗なる加齢」 を目指したいものです。

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この度の30万回アクセスを機に、この数年間を反省し、理想の晩年の在り方を模索し、その実践に向けて邁進したいと考えております。

そのためには、氾濫する情報の中で本物を見極める力を養うことが極めて重要だと思います。 スタートラインに立つ上で、情報の取捨選択と、心の断捨離が大きな課題だと考えます

新年度に当たり、この1年を 「華麗なる加齢」 のスタートの年として精進いたします。ご支援、お力添えをお願いいたします。

 

2017年4月 3日 (月)

映画 「ザ・ダンサー」 モダンダンスの祖の映画化

19世紀アールヌーボーの時代に一世を風靡したロイ・フラーは、シルクの布を纏い、棒をつかって花のように舞った。

そして、フラーが見出したダンサー、イサドラ・ダンカンは、身体のラインが露わになる薄い衣装だけを身に纏い、身一つで舞う。

バレエの殿堂オペラ座で踊るという夢を叶えるために、ふたりの美しいダンサーが革新的な踊りを披露する。 (映画.com解説より)

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使用曲は、ヴィヴァルディ「四季」より 春・夏・冬の一部、ベートーヴェン交響曲7番第2楽章など

映画 「ザ・ダンサー」 6月3日~全国公開 (原題 La danseuse 2016 仏・ベルギー合作)
ザ・ダンサー 予告編  映画.com

日野原重明先生の言葉 No.5

不幸に気づくことには

敏感。

幸福に気づくことには

鈍感。

それが人間です。

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「青い鳥」のチルチル役を演じたのは小学校5年生のとき。

そのなかの

「幸せは外にではなく心の内に」

というセリフが私なりにわかってきたのは、

90代の今です。 (日野原重明)

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(出典 生きかた上手)

2017年4月 2日 (日)

啐啄の機

新年度に入りました。入学、進学、就職など新しいスタートの月です。私も新たな習い事を始めようかと考えており、体験教室が楽しみな今日この頃です。

そんな時、この禅語に出会いました。


■ 啐啄の機(そったくのき)

鳥が卵から生まれる時、ヒナは卵の殻を破って出てこようとして、内側からコツコツと音をたててつつきます。このヒナの行動を 「啐(そつ)」 と言います。

ちょうど同じタイミングで、親鳥は外側から卵の殻をつつき、ヒナが出てくるのを助けようとします。この親鳥の行動を 「啄(たく)」 と言います。

かくして、ヒナはめでたく殻を破って生まれることが出来るのです。

転じて、両者が相通じる絶妙の好機を 「啐啄の機」(又は啐啄同時) と言い、特に子供の教育や習い事の好機を指すことが多いと言われています。

すなわち、学ぶ人の自発性と、指導者の教える時期は、同じタイミングであったほうが良い、という教えです。

何かを始めたいという思いがあり、時を同じくして良き先生にめぐり会う。このタイミングこそが人生を豊かなものにしてくれるのではないでしょうか。 4月、何かを始めましょう。良き師が貴方を待っています。

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