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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年12月の15件の記事

2016年12月28日 (水)

映画 「百日告別」 に流れるエオリアンハープ

たった百日で さようならを言うなんて 私にはできない・・・

同じ交通事故で、婚約者を失った女性と、妻子を失った男性がいた。


深い悲しみの中で・・・  

ショパンのエチュード 25-1 「エオリアン・ハープ」 が流れる。

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画像は映画.comより

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映画「百日告別」(原題 百日告別  Zinnia Flower=百日草 2015年台湾)

2017年2月25日~公開

オフィシャルサイト 予告編付

2016年12月27日 (火)

「クレムリンの歌う武器」が飛行機事故

ロシア民謡の好きな日本人は多いと思います。特に年配者にファンが多いでしょう。

中でもアレクサンドロフ・アンサンブルは、日本に招聘する際に 「赤軍合唱団」 として紹介された経緯があり、私たちには懐かしい合唱団でした。

そのアレクサンドロフ・アンサンブルのメンバーが12月25日、飛行機事故に遭ったという衝撃のニュースが届きました。

同メンバーを乗せたロシア軍所属の旅客機が、黒海に墜落し、全員(乗客乗員92名)が死亡したというのです。25日といえばクリスマスの日です。


追悼の意を込めて、同楽団のYouTube動画 「カリンカ」 をリンクします。 
(リンク切れはご容赦ください)

この演奏は創設者の子息 ボリス・アレクサンドロヴィチ・アレクサンドロフ指揮です。

他に「ポーリシュカ・ポーレ」「ヴォルガの舟歌」 計3曲(約10分)。

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この事故を受けて、プーチン大統領は、26日を服喪の日とすることを明らかにしました。

「クレムリンの歌う武器」 と称えられたロシアの誇る 「アレクサンドロフ記念ロシア軍の歌と踊りのアンサンブル」(正式名称)のメンバー全員の不慮の死は、国家的な損失と同時に世界的な音楽文化の損失とも言えます。 心からご冥福をお祈りします。

2016年12月26日 (月)

蜜蜂と遠雷 (本の紹介No.025)

私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?


国際ピアノコンクールを舞台にした小説 「蜜蜂と遠雷」 (恩田陸著)を読みました。

500頁二段組みのずっしり重い本です。

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蜜蜂と遠雷 2016・9・20発行 (株)幻冬舎(1800円税抜き)

ピアノコンクールのコンテスタント(参加者)や審査員はもちろん、調律師やステージマネージャーなども登場するドキュメンタリータッチの長編小説ですが、あまりに白熱するコンクールの舞台に、時間も忘れて読みふけりました。

この小説は、余程コンクールに精通した人物か関係者でないと書けない内容です。作家が相当入念に取材・調査を進めたことが分かります。

気になる心理描写や、独創的な音楽表現の箇所に 「付箋」 を付けてみましたが、何と20か所以上もありました。今までの音楽を題材にした作品とは次元が違うようです。

※ 尚、このコンクールのモデルは、浜松国際ピアノコンクールのようです。読んでいくと何となく想像がつきます。


ミュージック。その語源は神々の技だという。ミューズの豊穣。
(中略)

音楽が駆けていく。

この祝福された世界の中、一人の音楽が、ひとつの音楽が、朝のしじまを切り裂いて、みるみるうちに遠ざかる。 (本文最終頁より)

2016年を締めくくるのに相応しい充実の一冊でした。


■ 第156回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が2017年1月19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は山下澄人さんの「しんせかい」に、直木賞は恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」に決まりました。

蜜蜂と遠雷 演奏曲 YouTube (リンク切れはご容赦ください)

2016年12月24日 (土)

まさかまさかの この一年(2016年を振り返る)

予期せぬことが次々に起こった2016年。当ブログがそのベスト10を選んでみました。

■ まさかまさかの この一年

~まさか度ランキング ベスト10~

No.1 
まさかトランプ氏が勝利するとは! そして世界株高に

No.2 まさか歌手がノーベル賞とは! ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞に

No.3 まさか震度7が前震だったとは! 熊本地震で初めて聞いた「前震」

No.4 まさかEU離脱とは! 英国経済は意外にも堅調、ユーロ圏は成長

No.5 まさかピコ太郎の動画再生が世界一とは! ピコ太郎って誰?by 高齢者

2016

No.6 まさか「盛り土」が無かったとは! 舛添さんだったら五輪も豊洲も闇の中

No.7 まさかSMAPが解散するとは! メンバーの確執が表面化。紅白も絶望的

No.8 まさか生前退位とは! 平成は30年までか?

No.9 まさか国ぐるみのドーピングとは! リオ五輪ロシア

No.10 まさか日本にカジノとは! カジノ法可決 でも依存症はスマホも怖いよ

番外編 まさか一般人が大統領を操っていたとは! 韓国、弾劾裁判は大差で可決

 

上記以外にも、マリオに扮した安倍首相が登場したリオ五輪、米現職大統領の広島訪問、ポケモンGOの世界150か国制覇、映画 「君の名は。」 の世界的大ヒットなど色々あった2016年。

一方、富裕層の租税回避がパナマ文書で暴露されても何故か日本では沈静化、合法とは言え、弱い者には強く、強いものには弱い日本の権力構造が見えてきました。ただ、当局は対策に取り組むようです。

そして、重大事故のオスプレイがたった6日間で飛行再開、自衛隊“駆けつけ警護”が可能になるなど、懸念されるべきニュースも多く聞かれた一年でした。

年の瀬に起きた糸魚川の大火災も、熊本地震と並んで、2016年が多難な一年だったと印象付けました。


来る2017年が希望に満ちた平和な一年になることを切に願わずにいられません。

映画 「未来よこんにちは」 / シューベルトの歌曲

結婚25年目で訪れた夫のまさかの行動 ・・・

孤独の中で、未来を信じて生きる女性の姿を描いた人間ドラマ 。

美しい自然と音楽が織りなす人生の点描画ともいうべき作品に、シューベルトの歌曲 「水の上で歌う (Auf dem Wasser zu singen)」 が使われています。

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画像は 映画.cmより

映画 「未来よこんにちは」 ( 原題 L'avenir 2016年仏独合作)

2017年3月劇場公開予定

オフィシャルサイト(予告編あり)

「水の上で歌う」 のおススメ youtube https://www.youtube.com/watch?v=mCBPRmt_al8 (ピアノ&チェロ)

2016年12月20日 (火)

メモリアルは続いても「金(カネ)」には終止符を

今年、没後100年だった文豪 夏目漱石。

来年は、生誕150年です。2年続く 漱石のメモリアルイヤー。


代表作 「吾輩は猫である」。

当の猫はこんなことを言っていますよ。

「吾輩は猫だけど諭吉が好きである。漱石は知らない。」

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photo & odai バンビさん

「猫に小判」 はもう昔の話しでしたね。

そういえば、清水寺で発表された今年の漢字は、「金」 でした。

リオ五輪の金メダルは別として、パナマ文書、前都知事の金銭感覚、膨らんだ東京オリンピック開催費など、今年も 「金(カネ)」 にまつわる話題が尽きない一年でした。

漱石のメモリアルは来年も続きますが、「金(カネ)」の話しは勘弁してほしいと思う今日この頃なのです。

そうじゃニャーですか。

オスプレイ落ちた 日本死ね!

13日の大事故で飛行を中止していたオスプレイが、19日に飛行を再開した。

たった6日間の飛行中止。原因究明が不十分であることは言うまでもない。

日本へ配備された24機中2機が事故を起こしている。沖縄はもちろん、飛行ルートは全国に及んでいる。

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画像は時事通信社より

誰が見ても 「不時着」 とは言えない現場。せめても犠牲者が出なかったことだけは幸いだった。

当初は米軍に強く抗議し原因究明を求めていた政府も、「米側の説明は合理性があり再開は理解できる」(官房長官)として、あっさり再開を認めた。

この決定には、さすがに与党議員からも懸念の声が上がっている。

情報開示も原因究明も、再発防止策もないままの飛行再開。主権国家のはずの日本は本当に死んでしまったのか。

2016年12月19日 (月)

物知りになる音楽会

今年も残すところ10日余り。 NHKの 「真田丸」 も終わってしまいました。

さて年末のコンサート通いは、楽しみにしていた 高木綾子(Fl)のコンチェルトや、ヴィエニャフスキ国際コンクール2位の 岡本誠司(Vn)が出演したコンサートが、体調不良で行けず残念なことに。

また、地元の市民オケや、応援している若手ピアニストのコンサートも、予定が重なってしまい、せっかくの機会を失ってしまいました。

一方、期待の新進ピアニストの初リサイタルや、国際コンクールの受賞記念コンサートなどは大変興味深く拝聴いたしました。機会を得て当ブログで紹介したいと思います。


昨日は、市の芸術文化協会が主催する 「まちかどコンサート」 がありました。洋楽から邦楽まで幅広い演奏家が出演して、市民に無料で聴いてもらう企画です。私も縁あってこの企画のお手伝いをしています。

児童合唱の若々しい歌声にパワーをもらったり、日本の伝統音楽に耳を傾けたりと、終日 音楽文化に親しむことが出来ました。

プログラムの最後に、筝曲の始祖とされる八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲の有名な 「六段の調」 を聴きました。Ⅰ筝、Ⅱ筝、17絃、尺八、胡弓による五重奏です。

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司会の方から、この曲は京都のお菓子 「八ツ橋」 に関係があると聞きました。

八橋検校の死後、その業績を偲んで、箏の形を模した堅焼き煎餅が配られたといわれ、これが銘菓 八ツ橋」 の始まりと伝えられているそうです。

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そう言われてみれば、琴の形です。有名な話だそうですが、この歳になるまで知りませんでした。

Wikipedia の記事によると、京都のみやげの約半数(45,6%)は 「八ツ橋」 が占めるとのこと。何気なく買っていた 「八ツ橋」 が、「六段の調」 と関係があるとは、少し博識になった気分です。

八橋検校が亡くなった1685年にバッハが生まれています。あらためて日本音楽の歴史を感じました。そして、350年の伝統ある 「八ツ橋」 を食べる時は、八橋検校さんに想いを馳せて戴こうと思いました。

2016年12月17日 (土)

いつからこんな日本に

スーパーで買ってきた国産の 「たつくり」。 どこでも売っている正月用の食品です。

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その袋に貼られていた 「放射能検査済」 のラベル。

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安全なのは結構ですが、あまりいい気持がしません。

いつから、こんな世の中になったのでしょう。

他にもあるようです。

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確かに風評被害もあるでしょうが、やはり食の安全は最優先されるべきです。今後も食品の放射性物質は厳しく検査されることになるでしょう。

安全のためには気分が悪くても甘受しなければなりません。


さて12月9日、
経済産業省の 「東京電力改革・1F(福島第1原発)問題委員会」 は、原発の廃炉や賠償、除染などの費用の総額が21兆5000億円にのぼるという試算を発表しました。

この額は、従来の合計11兆円という見積もりの2倍以上です。

日本では、当初の見積もりが倍増するのは当たり前になってしまいました。原発事故も東京オリンピックもすべてそうです。

多くは税金として国民に転嫁されます。それでも国民は怒りません。だからやりたい放題とは言いませんが、あまりにずさんです。

人災だった原発事故の責任の所在が曖昧のまま費用だけが倍増し、まだ放射能に怯える生活を余儀なくされる日本の現実。

そして、つまずいてばかりの 「傷だらけの東京オリンピック」。

いつからこんな日本になってしまったのでしょうか。

2016年12月16日 (金)

月と、柿の葉

知人に勧められて、月を見ることに・・・

気温3度、寒さが身に沁みます。それでも冬の月はきれいです。


月から ひらり 柿の葉     
山頭火(さんとうか) 昭和11年(1936)作者54歳の句

作者は、或る夜 「柿の木」 の向こうに月を見つけました。

その時、スローモーションのように 「柿の葉っぱ」 が地面に落ちていきました。

ひらり~ ひらりと 。 

それはまるでお月様から落ちてきたように見えたのです。

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画像は「木曽路の里だより」より

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また一枚、ひらひらと~ とても静かな夜でした・・・


後になって、山頭火を慕う句友たちが 「柿の会」 を結成しています。山頭火と柿は縁があったようです。山頭火はこの句を作ったおよそ4年後、57歳で亡くなりました。

※「柿落葉」は冬の季語です。

2016年12月12日 (月)

ロッテCM/羽生選手/バッハ

日曜の夜、久しぶりにテレビでフィギアスケートを観戦しました。

マルセイユで開かれた 「GPファイナル」 で史上初の4連覇に輝いた羽生結弦選手ですが、フリー3位は不本意だったようです。

ネイサン・チェン (アメリカ) が、ボロディン 歌劇『イーゴリ公』 「だったん人の踊り」 で4回転を次々決めて、フリー1位でしたが、選曲も良かったと思います。


さて、日本スケート連盟のオフィシャルパートナーである ロッテの、新CM キシリトールホワイト 「ブレイクタイムの後は」編 を初めて見ました。

音楽に、バッハの 「ゴールドベルク変奏曲」 の 第1変奏曲 が使われています。しかも、合奏用に編曲されたものでした。 ただ、冒頭のほんの数秒です。


フィギアスケートはその華麗な演技はもちろん、バックに流れる音楽に魅せられてしまいますが、テレビCMにまで、バッハが使われていることに少し嬉しくなりました。

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https://www.youtube.com/watch?v=4SOn3a04Lz8

2016年12月 8日 (木)

今年も「おせち」に挑戦

12月に入ると、書初めの練習や、お節料理の準備が始まります。 ほのりん男の料理教室でも、毎年この時期はささやかな 「おせち料理」 に挑戦します。


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(昨年はアーモンドを入れましたが、今年は「いりごま」をまぶしました)

2.伊達巻 (定番です。フードプロセッサーで簡単に作ります)

3.紅白なます  (柚子の香りがさわやかです)

4.つくねの照り焼き (片栗粉のおかげで照りが出て美味しそうに仕上がりました)

5.りんごのきんとん (これが一番美味しく完成、家でも作れそうです)

6.鶏むね肉のエスニックグリル (先生が作ってくれました。何もしてません)

7.味噌汁 (先生が作ってくれました。ホントに優しいです)

8.黒豆 (レシピのみ)


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一足早いお正月気分を味わいました。来年も息災で過ごせますよう・・・

このおせちを、先日買い求めた「音楽三段重箱」に入れたら自慢できるかも知れません。

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「ほのりんカフェ」で、今年最後のコーヒータイムを楽しみました。

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2016年12月 7日 (水)

今年125万枚売れたクラシックCDとは

12月5日は、没後225年に当たる モーツァルトの命日でした。

その225年を記念して今年10月に発売されたCD200枚セット「モーツァルト新大全集 完全限定盤」 が世界中で大ヒット中で、すでに125万枚(6250セット)が売れているようです。

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このCDは、ザルツブルク・モーツァルテウム財団と、モーツァルト学者クリフ・アイゼン教授のサポートを得て、デッカとドイツ・グラモフォンから発売されました。

日本で発売中の全集には豪華な日本語ブックレットも封入されており、昨年発見されたばかりの歌曲も含め、モーツァルトの全作品を収録した画期的なパッケージとなっています。

CD200枚、収録時間240時間、世界的ソリスト600人と、60のオーケストラによるモーツァルトの全作品。価格は58,700円(税抜き)です。

CD1枚当たりに換算すると、290円ほどです。世界中で15000人しか入手できない限定品ですから、財産価値もあり家宝になると思いますが・・・

かつてない音楽ファン垂涎のCD全集、貴方は買いますか?

タワーレコード ONLINE

Youtube Mozart 225: The New Complete Edition - Official Unboxing Video

2016年12月 6日 (火)

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パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールに史上最年少の16歳で優勝した ロシア生まれのヴァイオリニスト イリア・グリンゴルツを聴く機会に恵まれました。 ( 2016・12・3 NBKコンサートホール)

技巧に富んだパガニーニの 「24のカプリース」 を、この神がかり的な名手 グリンゴルツがどう表現するのか大変興味をもって出掛けました。東京公演はソールドアウト
(sold-out)
    
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実に変幻自在、こんなに表情に富んだパガニーニは初めて聴きました。

始めはややテンションが低いように感じましたが、これも類稀な音楽的センスの表れでしょうか。インスピレーションに満ち、一音一音が躍動して変化し続けます。

技巧を駆使しながら、深い音楽性を表現し、豊かで刺激的なアプローチを試み、かつてないカプリース(奇想曲)がホールに響きました。

当夜の使用楽器は、1742-43年製のグァルネリ・デル・ジェスとのこと、以前はストラディヴァリウスでしたが、名手の手元には名器が渡るというのは本当でした。

地方でこのようなコンサートが聴ける幸せ。この場を借りて主催者に感謝申し上げます。




無題

相変わらずコンサート通いが続いています。当ブログで紹介できないコンサートも多く・・・

(11・4 清流ガラコンサート1、11・5 バリトンリサイタル、11・7 ピアノリサイタル、11・13 ミュージックギフト、11・20 ソプラノリサイタル、11・21 清流ガラコンサート2、などなど。)

開催日によっては、昼と夜とか、AホールとBホールとか、2本以上が重なることもあり、「コンサートのはしご」 をする事も。

このように地方でも毎夜のようにクラシックコンサートが開かれることは喜ばしいことですが、クラシック人口が増えているわけではありません。

会場では顔見知りの人も多く、いつも同じ人が足を運んでいることになります。そして若い人はあまり見かけません。


この現象をどう考えたら良いのでしょうか。

東京など大都市の一流コンサート(海外の著名演奏家など)は、クラシック音楽ファンが集まります。都市圏は人口も多く、クラシック人口も多いのです。

地方でも、著名演奏家のコンサートは何とか成り立っていますが、集客には苦労しているのが現状です。都市と地方の格差がコンサートにも表れています。

それでも、地方でのコンサート回数は減りません。プロ、セミプロ、アマチュアの演奏会が連日行われています。

ですから、会場を確保するのは容易なことではありません。土日などは一年先でもすぐ埋まってしまいます。

苦労して開催したコンサートですが、満席になることは滅多にありません。地方の悲しい現実です。

座席を埋めるために、友人知人はもちろん親戚から近所の人にまで券を配ります。出演者のお弟子さんはチケットを買わされることもあります。そして、多くの演奏家や合唱団員にはチケットノルマが存在します。

言ってみれば馴れ合いで成り立っている地方のクラシックコンサート。本当に聴きたくて行っている人は何人いるのでしょう。もちろん地方に限ったことではありませんが・・

コンサートの回数ばかり多く、義理で行く人が増えれば、緊張感のないステージになってしまいます。結局のところ、演奏家は育ちません。

すべてではありませんが、馴れ合いと自己満足で成り立っているクラシックコンサートが多過ぎます。これが 「文化」 だと勘違いしている人が多過ぎます。


誰もがステージに立ち、誰もが音楽を楽しめることは素晴らしいことですが、演奏家も聴衆も、「文化」 の意味を再考し、「芸術」 の頂(いただき)を見つめることが、今求められていると考えます。

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