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書の作品

  • Img_20170708_0001_new12
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年11月の18件の記事

2016年11月30日 (水)

「復活」に捧げた人生、所有楽譜が6億円で落札

このほど、マーラー交響曲第2番 「復活」 の自筆楽譜(全232ページ)が、ロンドンのサザビーズにおいて、455万ポンド(約6億4千万円)で落札されました。 (報道各社)

この金額は、楽譜としては史上最高値です! (※)過去の例

(※)モーツァルトの交響曲の直筆楽譜250万ポンド(約3億5千万円) シューマンの交響曲第2番の直筆楽譜150万ポンド(約2億1千万円)

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大半は黒インクで力強く書かれており、修正の跡も多数存在します(写真はサザビーズより)

競売には4人が電話で参加したそうですが、匿名の入札者が落札したとのことです。


そもそもこの楽譜は、米国の実業家 ギルバート・キャプラン
(Gilbert Kaplan) さんが所有していたものです。 (本年元旦 2016・1・1 に、74歳で死去)

キャプランさんは、音楽教育を受けていませんでしたが、ただ 「復活」 の指揮をすることだけを夢見て、指揮者ゲオルグ・ショルティ氏に師事して猛勉強しました。

やがて、氏の演奏は絶賛を浴びることとなり、全世界の一流オーケストラから客演の依頼が殺到し、「復活」 のみを専門に振る指揮者として知られるようになりました。ロンドン交響楽団やウィーンフィルとの録音も残しているほどです。

ちなみに、「復活」 以外の曲は全く指揮したことはないそうです。世界でも例を見ない 「復活」 専門の指揮者だったわけです。

マーラー 「復活」 に人生を捧げたキャプランさんが愛蔵していた自筆楽譜は、匿名氏の手に渡ってしまいましたが、彼の残した 「復活」 の演奏は永遠に聴くことが出来ます。

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https://www.youtube.com/watch?v=HhwQEbpVtxQ

マーラー「復活」 全曲 Gilbert Kaplan, London Symphony Orchestra, 1987. (リンク切れはご容赦下さい)

温恭自虚/65歳を迎えて

私事ですが、昨日 65歳になりました。

なかなか感慨深いものがあります・・・

言うまでもなく、65歳からは高齢者と呼ばれます。シルバーとも言われますが、すなわち老人です。

ついに、その老人の仲間入りです。

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これから、どう生きるか。

今日訪れた 「三輪山真長寺」 の枯山水の庭を眺めて考えました。


「温恭自虚(おんきょうじきょ)」

温かく慎ましく、自我や迷いのない清明な心持ち。

そんな心境になれないことは分かっていますが、残された人生の指針として心に刻みたいと思いました。

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来年の年賀状は、この言葉を使ってみたいと考えています。

2016年11月26日 (土)

綴れ織りのバッハを聴く

清水靖晃&サキソフォネッツによる 「ゴルトベルク・ヴァリエーションズ(変奏曲)」 を聴きました。 (2016・11・26 サラマンカホール)

以前、NHK BSで見てから、その演奏の虜になっていましたが、実際に聴く機会に恵まれて幸運でした。

しかも、ゴルトベルク変奏曲はグレン・グールド(Pf)他で、いやと言うほど聴いていますが、決して飽きることのない名曲です。

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4本のコントラバスと、5本のサックスによる J.S.バッハの世界。テナーサキソフォンが奏でる 「アリア」 の美しくふくよかな響き~原曲を生かしたアンサンブルの妙。

この演奏(アレンジ)は、全く新しいバッハの聴き方を現代人に提案するものです。普遍的なバッハの作品を、都会的にお洒落に演出したようです。

逆に言えば、それだけバッハは偉大だと言うことです。

~至福の時間が流れました~そして、ホールの残響もまた素晴らしい音楽の一部とあらためて感じました。

そもそも、清水靖晃&サキソフォネッツのCD 「ゴルトベルク変奏曲」 (2015年4月発売)は、このサラマンカホールで録音(2014年7月)されたものです。 

ホールが 「聴く喜び」 を観客に与え、「演奏する喜び」 を演奏者に与えているのです。

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終演しても、清水靖晃さんのソロで演奏された、第25変奏曲が耳の奥で心地よく鳴り響いています・・・

2016年11月25日 (金)

シクラメンが奏でる冬のメロディ

シクラメンの季節になりました。 

草木が枯れて花の少ないこの時期に、シクラメンは華やかな彩りを添えて私たちを楽しませてくれます。

冬の観葉植物の定番シクラメンの種類に、それぞれクラシック作曲家の名前が付いているものがあることを、NHKテレビが紹介していました。

バラには音楽家の名前が付いていますが、シクラメンのことは初めて知りました。

調べてみると、シクラメンは地中海地方が原産でした。 西洋の作曲家の名前が付いてもおかしくありません。

Pasbach1 Pashaydn1
バッハ                    ハイドン
Pasbeetho1 Pasbrahms1
ベートーベン                ブラームス
Paschopin1 Passhuto1
ショパン                   シュトラウス
Taischubert1 Tairavel1
シューベルト                ラベル

Pasmozartorange1 Pasmozartpink1
モーツァルト                モーツァルト

それにしても種類が多いです。(画像出典 http://www.rakuten.co.jp/hana-maru/

花弁の形や色を見て、感じたインスピレーションをもとに命名したものと思いますが、素人には全く見分けが付きません。 そして、白のシクラメンがありませんが偶然でしょうか。


さあ、これからの季節、ショパンの好きな人はショパンの鉢を、ベートーヴェンが好きな人はベートーヴェンの鉢を自分の部屋に飾って楽しむのも一興ではないでしょうか。

シクラメンが奏でる冬のメロディが聴こえてきます。


■ 参考 
音楽家の名前の付いたバラ

佐村河内氏の裁判の行方

「佐村河内事件」 の、その後を追いかける 当ブログとしては久しぶりの更新になりますので、少し振り返ってみますが・・・

事件前は表舞台で脚光を浴びていた佐村河内氏と、陰の存在だった新垣氏。

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その二人の立場は逆転し、新垣氏は世界に羽ばたき、佐村河内氏は人目を避けての隠遁生活。 日を追うごとに両者の明暗はハッキリしてきました。


しかし、最近の動きでは、映画 「FAKE」 の大ヒットがありました。

映画がヒットして、ただ一人の出演者である 佐村河内氏には、それなりの出演料が支払われたはずです。

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ただ、隠遁生活を送る 佐村河内氏にしてみれば、最大の問題は、過去の作品の著作権の帰属が曖昧にされたまま、JASRACが(使用者から徴収した)使用料の支払いを留保していることです。

そこで、先月 佐村河内守氏は、約700万円の楽曲使用料の分配を求めて、日本音楽著作権協会(JASRAC)を東京地裁に提訴しました。 

10月6日の第1回口頭弁論には、佐村河内氏は出席せず、双方の代理人と裁判長によって、証拠の内容確認などを行ったもようです。


■ 佐村河内氏の代理人によると

・ 楽曲の著作権は佐村河内氏に帰属することで新垣氏と合意している。

・ すべての楽曲で、佐村河内氏は作曲に関わっていた。

・ 契約解除前に使われた楽曲の使用料をJASRACに請求したが、未だに使用料が分配されない。

JASRAC側の代理人によると

・ 作曲者と著作権の譲渡時期を明確にするように要求。

・ 著作権の確認に加え、新垣氏(46)の裁判参加を求めた。

双方とも言い分には合理性があり、この裁判の決着には相当の時間が掛かるものと思われます。

■ 当ブログの見解と今後の行方

新垣氏は、作曲の対価として佐村河内氏からすでに数百万円を受け取っています。新垣氏が著作権を主張しないのはそのためです。

実際に、新垣氏は著作権を放棄し、「佐村河内氏に帰属する」 ことで合意していますから、JASRACが使用料の分配に応じないのは、不当であると考えます。

しかし裁判所は、ゴーストライターによる代作の委託契約は無効であると判断する可能性があります。世間を欺いて発表された楽曲は、そもそも公序良俗に反しているからです。判例も存在します。

しかし、仮に新垣氏に著作権があると認められても、いったん放棄した著作権を新垣氏が同意するでしょうか。新垣氏の心情も理解できるところです。

裁判所としては、佐村河内氏と新垣氏の当事者双方の主張を尊重せざるを得ませんので、新垣氏が放棄している以上、最終的には佐村河内氏の主張が通ることになるでしょう。

第2回口頭弁論には新垣氏も出廷して、委託契約の有効性の有無が焦点になると思います。その上で、両者の供述による合意内容の確認、譲渡時期の認定などが行われると思います。

宙に浮いた使用料の分配先が佐村河内氏に決まれば、この事件は一応の解決を見ることになります。隠遁生活から脱して、もう一度才能を発揮するチャンスを得ることが出来るかどうか、その重要な裁判が進行中です。



2016年11月24日 (木)

東京初雪と「地球寒冷化」?

気象庁の予報通り、今朝の東京は11月としては54年ぶりの初雪となりました。

また、積雪は観測史上初ということです。


「地球温暖化はでっち上げだ」 と言う トランプ氏の主張が当たっているかも知れません。

実際、昨年ニューヨークでは65年ぶりの記録的な寒波で氷点下16.6℃を記録しています。ロシアでも氷点下34℃、中国も連日氷点下10℃でした。

今年1月、日本の奄美大島でも115年ぶりの降雪を記録しています。

「地球寒冷化」 の方が真実味があると思うのですが・・・


さて、漂白の俳人 山頭火が、昭和6年に詠んだ冬の一句

越えてゆく 山また山は 冬の山

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画像出典 tenki.jp

冬が足早に近づいてきました。風邪などひかれませんように。

2016年11月23日 (水)

ドウダンつつじコンサート in 崇福寺

「ドウダンつつじコンサート」 とは、織田信長公の菩提寺 「崇福寺」 で毎年秋に行われているコンサートです。今年で20回目の歴史あるコンサートです。

ご縁を頂いて、例年このコンサートの企画をお手伝いさせていただいています。

前半は大変珍しいモンゴルの民族楽器 「馬頭琴」 の演奏を、後半は趣を変えて、ヴァイオリン演奏を行いました。

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臨済宗 妙心寺派 織田信長公菩提所 崇福寺

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手入れの行き届いた美しい日本庭園と
境内


この格式ある崇福寺ですが、今回も150名を超える音楽ファンが集い、広い
ご本堂が一杯になる盛況ぶりでした。

馬頭琴による 「スーホーの白い馬」 の演奏に続いて、ドイツで38年間、プロ活動されたヴァイオリニストの村中一夫さん他による 「チャルダッシュ」 や 「涙そうそう」 などが披露され、「ブラボー!」 も飛び出すなど盛んな拍手を頂きました。

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来年は、信長入城450年に当たります。どんなコンサートを企画するか今から楽しみです。

2016年11月18日 (金)

映画 「東京ウィンドオーケストラ」 大文字小文字の間違い

プロの 「東京ウインドオーケストラ」 と、アマチュアの 「東京ウィンドオーケストラ」 。 名前が微妙に違いますが・・・

貴方はその違いが分かりますか?

東京の有名オーケストラと間違えられて屋久島に招待されたアマチュア吹奏楽団が、役場職員に頼まれて本物のフリをする羽目になったことから巻き起こる騒動を描くコメディドラマ(映画.comより)

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東京藝術大学大学院を経て監督になった新鋭・坂下雄一郎氏が手掛ける良質のコメディ。

劇中で演奏される曲は、スーザ作曲の 「ワシントン・ポスト」、「星条旗よ永遠なれ」 など数々の名行進曲。

東京ウィンドオーケストラ オフィシャルサイト 予告編付

2017年1月21日~劇場公開

映画 「人魚姫」 /人間と人魚のロマンス

人間界と人魚界に住む男女のラブロマンスを描いたファンタジー作品ですが、アンデルセンの童話 「人魚姫」 とは全く違うストーリーのようです。

日本語版予告編で見る限り、音楽は、チャイコフスキー 「序曲1812年」 が使われています。 動きのある映像にとても良くマッチしています。 

※当ブログでは、洋画に関しては、海外のオフィシャルサイト、サウンドトラックCD等で曲名を確認していますが、本作品は確認できませんでした。ご了承下さい。

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画像は映画.comより

映画「人魚姫」予告編 映画.com


2017年1月7日~公開 
(2016 中国・香港合作 原題:美人魚 Mermaid)

2016年11月16日 (水)

目で見る 「秋の京都御所」

所属するサークルの親睦旅行で、京都御所へ行ってきました。 個人的には40年ぶりでした。

ご存知の通り、この夏から京都御所は予約が不要になり、年間を通じ参観できるようになりました。日本の観光振興や文化振興に取って有意義なことと思います。

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築地塀で囲まれた広大な京都御所は、堂々たる風格で参観者を迎えてくれます。

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「新御車寄(しんみくるまよせ)」 は、大正以降の天皇皇后両陛下の玄関です。

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日本庭園 「御池庭(おいけにわ)」 は紅葉が見ごろでした。池に映った紅葉も見事です。


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紫宸殿は、天皇の即位、元服、立太子、節会など最重要の公的儀式が執り行われた建物です。右近の橘は養生中のようでした。それにしても空がきれいです。


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清涼殿は天皇の執務と儀式の場でした。紫宸殿とともに平安時代風の復古的な様式で再建されました。

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御所内の色づく木々は秋空に映えて参観者の目を楽しませてくれました。

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帰りに、サントリー京都ビール工場に寄りました。京都らしく日本庭園が望めるエントランスで説明を聞いてから工場を見学し、最後は 「ザ・プレミアム・モルツ」 を試飲することができました。おつまみも付いてます。そしてソフトドリンクも戴けました。

日帰りのバス旅行でしたが、好天に恵まれて最高の一日となりました。


2016年11月15日 (火)

天使がくれた贈り物

書家 金澤翔子さんの席上揮毫(せきじょう きごう)と、お母様の泰子さんの講演会に出掛けました。   (2016・11・6 笠松中央公民館)

※ 席上揮毫とは、大衆の前で筆をふるって字を書くことです。


その力強い書は、 「共に生きる」 。 ↓

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演題は、「天使がくれた贈り物」 ~ダウン症の娘と共に生きて~

30年前、翔子さんがダウン症と分かった時から、泰子さんは日記を始めましたが、その最初に 「今日、私は世界で一番悲しい母親だろうと」 と記したそうです。

しかし、翔子さんには特別な能力がありました。 魂の純度が高く私利私欲がない、考えられないほど他者に優しい、生き方が素晴らしく幸せを呼ぶ、といったことです。

華厳経の中にある 「唯心偈(ゆいしんげ)」 という教えの通り、翔子さんの浄化された心は、現実の世界に次々と奇跡を起こしました。

翔子さんは、宇宙の本当の真実とつながっているのではないか、とお母様は思われたそうです本当の世界とは、「平和」 と 「調和」 と 「愛」 が満ち満ちている世界です。

本当の世界とつながっている翔子さんの、その後の活躍は枚挙にいとまがありません。

NHK大河ドラマの題字を書いたり、京都建仁寺の風神雷神屏風(国宝 複製展示)と同室に、翔子さんの書「風神雷神」が展示されたり etc 、美術館も五か所になりました。

そして昨年、NYの国連本部で開かれた「世界ダウン症の日記念会議」 で立派にスピーチする翔子さんを見てお母様は、「私は世界で一番幸せな母親だ」 と思い、涙が止まらなかったそうです。

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泰子さんは、「闇の中に光がある」 そして、「生きていれば絶望はない」 と、静かに語って、この日の講演は終わりました。

天使がくれたお母様への贈り物は、翔子さんだったのです。また、本当の世界につながっている翔子さんの幸運は、天使の贈り物であったともいえます。

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そして翔子さんもまた天使となって、お母様に 「世界一の幸せ」 をプレゼントしてくれたのではないでしょうか。


2016年11月12日 (土)

分断される世界/トランプ勝利に思う

超大国アメリカの次期大統領は、トランプ氏に決まりました。 6月のイギリスのEU離脱の衝撃が再現されたかたちです。

格差社会が進行し、現状の体制に不満をもつグループは変革を求め、体制派は現状維持を選択しました。不満や怒りが噴出する一方で、体制を守ろうとするグループも存在し、世論は二分されました。

しかし、意外にもダウは史上最高値を更新し、金融市場や経済界にはトランプ氏への期待感が高まっています。ドル高円安となって日本の株式市場も上昇ムードです。

この状況をヒラリー氏はどう感じているのでしょう。大統領選の勝敗の構造は、体制派 VS 反体制派などという単純な図式ではなかったということです。

すなわち、市場万能主義や行き過ぎた新自由主義経済への反発があったように思えます。「世紀の誤判断」 とされたEU離脱後、皮肉にもイギリスは経済成長率が最高水準に達しました。

この事からも、予測不能な社会が到来すると同時に、グローバリゼーションへの反動が大きく働いていることは間違いありません。巨大資本への嫌悪感が表面化したようです。

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それでも、アメリカやイギリスにおいては、国民間の深刻な分断が顕在化したわけですが、わが日本においては国民の分断は見られるのでしょうか。

安倍首相の強いリーダーシップのもと、昨年(2015年)9月、「安保法案」 が可決成立しました。国会前のデモが連日のニュースになりましたが、法案に反対する若者グループ 「SEALDs シールズ」 の活動も大きく報道されました。

安保法の違憲訴訟も各地で始まりました。法案に反対する意見は根強いと思われます。しかし、さらに今後は憲法改正への動きが加速するでしょう。

もし将来、憲法改正の国民投票が実施されれば、日本も分断されるかも知れません。世界の二極化は進むのでしょうか。

すでにある世界の二極化は、格差社会がもたらした 富裕層と貧困層だけではありません。人口集中と過疎化も深刻です。また、政治体制やイデオロギーも二極化しています。

大方の予想に反したトランプ氏の勝利は、この世界が予測不能の混沌とした状態にあることを知らしめました。変革を求める人々が世界を動かそうとしています。

その波がもたらす世界は、人類の幸福に近づくのか、破滅につながっているのか、誰も予測できません。


ここで突然荒唐無稽な話しになりますが、この地球に危機が迫れば、人類は一つになるかも知れません。例えば、隕石が衝突するとか、世界的な疫病が大流行するとか、宇宙人が攻めてくるとか・・・

変革の波が世界を救うのか、地球の危機が世界を一つにするのか分かりませんが・・・

この世に昼と夜があるように、男と女がいるように、そしてあの世に天国と地獄があるように、もともと世界は二極化しているのかも知れません。

トランプ氏の勝利で、そんなたわいもないことを考えている今日この頃です。

カルチャーセンター作品展2016

いつもお世話になっているカルチャーセンターの 「書道・絵画作品展」 が開かれました。個人的には今年で4回目の出品になります。(2016・11・11~14 シネックスホールギャラリー) 

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日頃この教室で習っている生徒と、指導者の先生方の作品が広いギャラリーに100点以上展示されています。諸先輩方の力作ぞろい作品に交って、私の素人作品も展示させていただきました。

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とても気に入った 織井青吾の詩です。パープルカラーの地に、ピアノ鍵盤のイラストを添えて額装してもらいました。立ち止まって見てくれる人がいると嬉しいのですが・・・


さて、今秋は調子に乗って、地域の文化祭(2会場)やカルチャーセンターの作品展(2会場)に、「書」 や 「スケッチ画」 などを数点出品させていただきましたが、今回の作品展が最後となりました。

作品展を通して、やっと自分への課題も見えてきました。 また1年精進いたします。応援よろしくお願いいたします。

ふれあいのかけらが 人生を変えてゆく    さだまさし「天までとどけ」より

障子を開けてみよ、外は広いぞ                豊臣秀吉


多くの人たちとのふれあいと探求心が、今の自分を支えてくれています。

2016年11月11日 (金)

映画 「オケ老人!」 を観る

本日(11月11日)封切りの映画 「オケ老人!」 を観てきました。

世界最高齢のアマチュアオーケストラ 「梅が岡交響楽団」 を舞台に、老人たちの奇跡のコンサートが人々の心を一つにしました!

作家の荒木源氏の同名小説の映画化ですが、荒木氏はファゴット奏者でもあります。それだけに演奏シーンには相当こだわったようです。

役者さんには、それぞれプロの演奏者が付いて演技指導したようですが、なかなか様になっていました。さすがベテランぞろいの俳優さんたちです。 特にコンサートマスター役の笹野高史さんの演奏シーンは、演技を感じさせないほど自然で音楽的でした。

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映画初出演の女優 杏(ヴァイオリン&指揮者役)さんのパワフルで体当たりの演技は観る人に勇気を与えますが、役柄はお人好しでキュートな女性を演じ、思いを寄せる男性との恋は成就しません。しかし、オケ老人たちの永遠のアイドルなのです。

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感動のクライマックスは、何と言っても 「暗闇の中での演奏シーン」、エルガー 「威風堂々」 の見事な演奏でした。


■ 劇中のクラシック曲は

エルガー 「威風堂々」 第1番、チャイコフスキー幻想序曲 「ロミオとジュリエット」 、ベルリオーズ 「幻想交響曲」 第5楽章、ドヴォルザーク交響曲 「新世界」 第2楽章、ヴィヴァルディ 「四季」 春より第1楽章、チャイコフスキー交響曲 「悲愴」 第1楽章、渡邊崇 「ダイコン協奏曲」

実はこの 「オケ老人!」 のオーケストラにはモデルがあったようです。 (毎日新聞クラシックナビより)

東京世田谷区にある 「アンサンブル・ソレーナ」 がそれで 、実は原作者の荒木氏はファゴット奏者としてこのオーケストラで演奏経験があり、その当時のコンサートマスターは70代後半だったそうです。現在の最高齢は87歳のヴィオラ奏者とのこと。今年8月の定期演奏会は満員御礼の盛況で、エルガーの「威風堂々」も演奏されました。

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この映画そのものが、りっぱな 「交響曲」     ペリー萩野(コラムニスト)

理屈なしに楽しめるクラシック音楽エンタテイメント!

ブラボー、オケ老人!

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オケ老人! 公式サイト 11・11~全国公開中

格調高い料理とは/ほのりん男の料理

毎回、その季節に合った料理を作る 「男の料理 in ほのりんプラザ」。 さて今回は・・・


1.秋色ごはん

2.鶏ささみの竜田揚げ

3.白玉麩の味噌汁

4.焼きいも(お菓子)

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秋色ごはんには、栗、銀杏、しめじ、にんじん、ごぼう、そして鮭の切り身が入っています。 食べたら、本当に秋の香りがしました!


また、「竜田揚げ」 と言う名前の由来を教えてもらいましたが、
奈良県の紅葉の名所 「竜田川」 からとったようです。

赤褐色に揚がった料理(揚げ物)が、その「竜田川」 に映える紅葉のように見える、との由来、大変勉強になりました。

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは   在原業平(小倉百人一首)

竜田揚げとは、なかなか格調高い料理だと知りました。


焼いものお菓子は、ミンチ状のさつまいもをシナモンをまぶした皮に包んだ一品ですが、季節を味わいながら美味しくいただきました。

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次回は、簡単な 「おせち料理」 に挑戦します。ご期待ください。

2016年11月 9日 (水)

読めて楽しい書展/心に響く余韻

今年で6回目という書展 「読めて楽しい書展」 (調墨会主催)に出掛けました。 (2016・11・5~8)

一般的に、書展で見る作品の多くは漢字で書かれていますが、やはり難しい漢字ばかりで読むことが出来ません。 したがって意味も分かず作品を見ることになります。

調和体(漢字、仮名まじり書)で書かれた今回の書展は、誰にでも楽しく 「書」 を味わってもらおうと、年に一回開かれています。

特にこの書展は、一流の書道家の作品を集めたもので、会場には多くの愛好家が訪れていました。 

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地元紙(中日新聞)記事より   中電パレットホール

プログラムにも、「出品者全員が各々選んだ詩文の魂を少しでも書作品に反映すべく努力いたしました。」 とありましたが、一つ一つの作品から発せられるメッセージが伝わってきて心に素晴らしい余韻を残しました。

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夏目漱石生誕150年にちなんだ展示コーナーもあり、書の世界の多様な広がりと奥行きをあらためて感じ、調和体の魅力に引き込まれた一日でした。

2016年11月 8日 (火)

現代アートの殿堂を体感する

金沢21世紀美術館に行ってきました。 今まで行く機会に恵まれず念願が叶いました。

古都 金沢にこのような現代アートの殿堂を作った発想がすごいと思います。

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日頃あまり触れることのない現代美術をたっぷり鑑賞することが出来ましたが、来館者の多くが若者だったことに戸惑いと喜びを感じました。

美術作品は感じたまま理屈なしで楽しめば良いと思いますが、頭の固い高齢者は理解しようとして悩んでしまいます。現代アートは先入観のない若年層の方が入りやすいのでしょうか。

展示方法にも様々な工夫が施され、抵抗なく現代アートに接することが出来ます。

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有名な「スイミング・プール」(レアンドロ・エルリッヒ)を上から見たところ

同世代に生きる美術家の作品が体感できるこの施設は、まさに 「21世紀美術館」 という名に相応しい美術館でした。

色づく金沢の街もすっかり夕闇に包まれた頃、美術館を後にしましたが、照明に輝く夜の美術館も美しい作品のようでした。

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2016年11月 7日 (月)

秋から冬へ 山茶花(サザンカ)の頃

早くも 「立冬」 。 暦の上では冬を迎えました。

童謡 「たき火」 の2番に、「さざんか さざんか さいたみち~」 と歌われた山茶花(サザンカ) の季節です。

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この画像は、DADA’sブログさんからお借りしました

山茶花の 垣根に人を 尋ねけり     正岡子規

道沿いの垣根に白いサザンカの花が咲いていると、とても気持ちが落ち着きます。日本固有の花サザンカは、花の少ない冬に咲く美しく風情のある花です。

サザンカの垣根の小径をゆっくり歩きたいものです・・・


さて、11月に入って初めてのブログ更新になりましたが、相変わらず、コンサート、ライブ、講演会、展示会、さらに地域の行事などに出掛ける毎日です。

3日は金沢21世紀美術館、4日はガラコンサート、5日はバリトン歌手独唱会、6日は書家 金澤泰子/翔子記念講演、7日は佐藤由美ピアノリサイタル等々。

その一部は、当ブログにアップさせていただきますが、この一週間、サザンカをゆっくり味わう余裕もない日々を反省することしきりです。

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