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2016年10月 4日 (火)

グレン・グールド 変人ぶりランキング10

24年前の今日、異端のピアニスト グレン・グールドが50歳で亡くなりました。

Gould_grave

カナダ トロントにある グールドの墓石、バッハ ゴールトベルク変奏曲 BWV988 アリアの冒頭2小節が刻まれている。


グールドは、奇人・変人と言われました。 
命日に因み、その奇々怪々な行動を、当ブログがランキングしてみました。


■ グールド変人ぶりランキング10

1.演奏中にメロディの一部を歌ったり、時々唸ったりした

2.ピアノを弾きながら、あいた片手で指揮をする癖があった

3.極端に低いピアノ椅子で弾いた(父親が作った折り畳み椅子を持ち歩いた)

4.演奏前に30分間お湯に手を入れて温めた

5.人気の絶頂期に突然コンサート活動を止め、スタジオにこもる

6.ピアニストなのに、生涯ショパンを1曲も弾かなかった

7.夏でも、コート、マフラー、帽子(手袋も)を身に着けていた

8.食事はビスケットとフルーツジュース、大量のサプリメントだった

9.生涯独身で愛犬と暮らし、遺産の多くを動物愛護団体に寄付した

10.夏目漱石の小説 「草枕」 を愛読していた


変人と言われながらも、デビューアルバム 「バッハ/ゴールドベルク変奏曲」 が衝撃的な演奏で世界の注目を集め、当時クラシック・レコードのベストセラーになりました。

その後は、神がかり的なバッハの演奏で名声を高め、稀代の天才ピアニストと評されるようになるのです。

 Glenn Gould - Bach - BWV 828 - 5 - Sarabande   

> リンク切れはご容赦下さい

1982年10月4日、亡くなったグールドの枕もとに、夏目漱石の小説 「草枕」 が置いてあったと聞いたことがあります。

智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 (草枕の有名な冒頭の一節)

強烈な個性で人と交わらず、芸術のために妥協を許さなかったグールドは、周囲との意見の相違でいつも対立が絶えませんでした。

~ とかくに人の世は住みにくい ~  草枕の言葉が身に沁みたことでしょう。


しかし、ピアノに向かって音楽に没頭している時、グールドは
安らぎを得ていました。

聞く者にこの世(人の世)のことを忘れさせてくれない音楽は、それができる音楽より本質的に劣っていると私は思う。  グレン・グールド

グールド自身もまた 「この世(人の世)」 を忘れて弾いていました。 聴いている私たちも、「この世(人の世)」 を忘れ、至福の時間をグールドと共有していたのだと思います。

~ とかくに人の世は住みにくい ~

この日、永遠の安息がグールドに訪れました。 安らかにお眠りください。


          バッハ ゴールトベルク変奏曲 「アリア」 が、心の中で聴こえる夜に・・・

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