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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年9月の22件の記事

2016年9月30日 (金)

武満徹 没後20年の秋に思う

今年は、日本を代表する世界的作曲家 武満徹(1930 - 1996)の没後20年にあたります。

武満徹氏と言えば、ささやかな思い出があります。

1992年9月、第1回 「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」。 両陛下もご臨席された、この音楽史に残るコンサートの会場に、私も運よく足を運ぶことが出来ました。

開演前のロビーで、武満徹氏をお見掛けしました。賑わうロビーの中で、氏は一人 「ポツン」 と立っておられました。何かを考え込んでおられる様子でした。 私にはお声をかける勇気はありませんでした。

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https://tokyoartnavi.jp/exhibition/detail.php?event_id=00020744(画像出典)

さて、この日のオープニング曲は、武満徹作曲の 「セレモニアル」(委嘱作品)で、もちろん世界初演でした。 武満氏の雅楽曲 「秋庭歌(しゅうていが)1973年」 の旋律が使われており、宮本まゆみ氏の笙(しょう)の音色が際立って美しく幻想的な作品でした。

メイン曲の、ブラームス交響曲第1番の演奏は歴史的な名演でしたが、何故か、オープニングの 「セレモニアル」 が心に残り 今も忘れることが出来ません。

武満氏は、癌による長期入院生活の末、4年後の1996年に65歳で他界されました。あの時お見掛けしたのが最初で最後でした。


毎年、秋になると作曲家 武満徹 を思い出します。前述の「秋庭歌」の他にも、「ノヴェンバー・ステップス」、「ア・ストリング・アラウンド・オータム」 など、氏の作品には〝 秋 ”に因んだ作品が多いのは興味深いことです。

氏の作曲した映画音楽の中にも、秋に因んだ作品があります。

「燃える秋」 作詞 : 五木寛之、 作曲 :武満徹、  唄 : HI-FI-SET

今夜はこの曲を聴いて、武満氏を偲びたいと思います。

>リンク切れはご容赦下さい

「壺中日月長」 は、開設以来3年経ちました

皆様のお引き立てのお陰で、当ブログも 2013年9月の開設以来 3周年を迎えることができました。


思いつくまま書いてアップさせていただいた記事は、3年間で 925件になり、更新率は80%を超えました。

また、アクセスカウンターによれば、閲覧された(訪問)回数は、27万回に達しました。

もちろん、閲覧された方は特定できませんが、どの地域からアクセスがあったかは、解析可能です。

その結果、拙いブログにもかかわらず、全国すべての都道府県からアクセスいただいていることが分かり、嬉しくもあり恥ずかしくもあり複雑な思いです。

Photo
 図↑は、直近の地域別アクセス(閲覧)状況   (一例)

3年間累計では、やはり人口の多い首都圏が全体の40%、次いで関西圏、中京圏と続きます。


肝心の中身の方は私見に満ちており、自己満足の域を出ませんが、趣味のクラシック音楽を始め、社会問題から日々の所感まで多岐にわたりました。

その中で、わずかでも皆様のお役に立てる記事がありましたら望外の喜びです。

これからも精進を重ね、独自の視点と見やすい記事をモットーに、徒然の想いを書き止めて参りたいと考えております。

皆様には、引き続きお引き立て賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。

              
             2016年9月30日    
ブログ 「壺中日月長」 管理人 九拝


2016年9月29日 (木)

文化は国境を越える/オバマとの面会の意味

2016年、アメリカのオバマ大統領は日本とキューバを訪問しました。その時実現した面会シーンは世界中に報道され大きな感動を呼びました。

~ 日本でのシーン ~

今年5月、広島から世界に配信された「オバマ大統領と森重昭さん(79)の抱擁の瞬間」。

被爆者である 森さんは、40年間 たった一人で 「被爆死した米兵捕虜」 の調査を行ってきた人です。

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■ 森さんは、ヤマハの社員でした。

当時8歳の森さんは、爆心地から2,5Kmで被爆しました。言語に絶する体験を経て、30歳で 「ヤマハ」 に入社しましたが、休日を利用して膨大な資料を調査し、関係者を訪ね、被爆死した12名の米兵捕虜を突き止めたのです。

ヤマハ在職中に、「世の中が平和でなければ音楽は栄えない。」 と実感し、「平和」への思いを強く持たれるようになったそうです。

生き残った者の使命として真実を後世に伝え、人種を越えて平和を希求してこられた森重昭さん。 その奥様(ソプラノ歌手)もまた、平和への祈りを歌い続けてみえます。

※ 参考 ヤマハ社内報 「Symphonia」



~ キューバでのシーン ~

昨年4月、米国とキューバは54年ぶりに国交を回復しました。

中米パナマでの首脳会談に続き、今年(2016年)3月には、88年ぶりに米国大統領がキューバを訪問し、両国の新たな時代の幕が開けました。

この時、ラウル・カストロ氏と共にオバマ氏を出迎えたのが、キューバを象徴するバレリーナでキューバ国立バレエ団芸術監督のアリシア・アロンソ(95)さんでした。

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アリシアさんは、20世紀バレエ界において最も偉大な人物の一人ですが、若い頃に渡米して、アメリカン・バレエ・シアターで活躍していました。

■ 盲目のバレリーナと、映画 「ホライズン」

視力を失いながらも踊り続け、バレエ界で最高位の“プリマ・バレリーナ・アッソルータ”の称号を得た伝説のバレリーナ、アリシアさん。

オバマ大統領も敬意をもって面談したことでしょう。


この度、困難を乗り越えて挑戦を続けた盲目のバレリーナの驚くべき人生が映画化されました。

映画 「ホライズン」 (原題"Horizontes") 2016年11月12日(土) ~ 全国ロードショー

映画 「ホライズン」 公式サイト



人種を越えて「平和」 を渇望した被爆者の森
重昭さん、失明しても希望を失わずバレエ界の頂点に立ったアリシアさん。

その二人と、オバマ大統領との面談は何を意味するのでしょうか。

戦争やテロを抑止するものは、決して軍備増強や核兵器開発ではありません。真に人類に和解をもたらす力は、芸術の普遍性と崇高さにあると思います。

対立からは何も生まれません。芸術という媒体を通して 「心を通わせる」 ことが、国境を越え、「平和に至る道」 の第一歩だと信じます。

2016年9月26日 (月)

映画 「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」

イタリアで誕生したオペラは、「神々への賛辞のための音楽」 と呼ばれていました。

この映画のタイトルにも 「神殿」 と言う言葉が使われています。


映画 「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」
(2015年イタリア) 公開 2016年12月23日~

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画像は、映画.comより

主な出演者(演奏家)

指揮者  :  トスカニーニ、アバド、ムーティ、バレンボイム、シャイー、カラヤンなど

歌   手  : ドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラス、カラス、テバルディ、フレーニなど

ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿 オフィシャルサイト

予告編


■ 2016年8月3日、スカラ座は創設238年を迎えました。

初代のスカラ座は、1776年に焼失しています。現在のスカラ座は、1778年8月に再建され 「こけら落とし」 が盛大に行われたそうです。

ちなみに、1778年当時は、ハイドン、モーツァルトやベートーヴェンが生きていました。オペラ作曲家のヴェルディ(1813生)やプッチーニ(1858生)は生まれていませんでした。

その歴史ある 「スカラ座」 を時空を超えて旅し、全貌に迫るドキュメンタリー映画の公開が待たれます。

2016年9月25日 (日)

「二人の音楽会」 に深い味わいを聴く

お世話になった音大の先生(ピアノ)と、ソプラノ歌手によるジョイントコンサートに出掛けました。  (2016年9月24日 ザ コンサートホール)

題して 「二人の音楽会」    ピアノ : 金山 正一   ソプラノ : 渡部 千枝

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↑チラシからも温かい雰囲気が伝わります

前半は金山先生のピアノソロで、氏の 「特別な思い」 のこもった シューマン 「子供の情景op.15(全13曲)」 と、シベリウスの 「小品(3曲)」 が演奏されました。

子供の情景は、大人の視点で見た 「子供の姿」 を、繊細に描写した音楽です。

生き生きとした子供時代の回想を、金山先生は清澄なタッチの中で詩情豊かに語りかけて・・・ この曲への限りない愛情が感じられ、心を打たれました。

そしてシベリウスは、北欧フィンランドの寒々しい空気感、森と湖の豊かな自然が、眼前に迫るような錯覚を覚えました。あらためて作品の気高さを味わった次第です。

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後半は、渡部千枝氏のソプラノ独唱 (ピアノ伴奏:金山正一)でしたが、秋をテーマにした日本歌曲(6曲)と、ドイツ語による懐かしの名歌(4曲)が披露されました。

プログラムに添付された歌詞カード、どれも心に響く素晴らしい詩ばかりです。

ご本人曰く、「創造の神の宿っている詩人や作曲家の賞賛されるべき作品の再現者として、その作品の魂にどこまで近づくことが出来るか・・・(後略)」 。

「桔梗 (野村 朗)」 、「わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)」 などに魅了されてしまいました。 まさに作品に込められた核心(魂)を感じることが出来ました。


週末の 「二人の音楽会」 は、これまでの人生を投影したかのような深い味わいに包まれたコンサートでした・・・

2016年9月23日 (金)

「ピアノの魔術師」 ~リストに寄せて~

宗次ランチタイムコンサート 「ピアノの魔術師~フランツ・リストに寄せて~」 を聴く機会に恵まれました。 (2016年9月22日 宗次ホール)

ピアニストは遠藤拓弥さん、ハンガリー国立リスト音楽院で研鑽を積み、内外の国際コンクールでも上位入賞実績のある地元出身の若手演奏家です。

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雨の中、会場は、「遠藤さんのファン」 と 「リストファン」 で、満席に近い盛況でした。

オールリスト作曲(または編曲)のプログラムは、「音の魔術師」 の異名をとったリストの多彩な音楽を満喫できるものでした。

両手が鍵盤の上を縦横無尽に動きますが、テクニックに走り過ぎず、深い透明な音色や、ブリリアントで明るい音色を駆使して、音楽的かつ内面性をも重視した演奏は、さすが経験値の多い遠藤さんならではと感心しました。

アンコールは 「献呈」(シューマン=リスト)でした。 音楽への熱い思いと、会場のお客さんへの感謝の気持ちがよく伝わりました。今後の一層のご活躍を念じます。

2016年9月21日 (水)

ソフトバンクとバレエ音楽・各社CMのクラシック曲は

「お父さん犬」 が出てくる お馴染みの ソフトバンクのテレビCM。

白のポメラニアン 「ギガちゃん」 も登場して人気のようです。

その音楽に、チャイコフスキーのバレエ音楽 「くるみ割り人形」 が使われています。

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白戸家「友達来る(リビング)」篇https://www.youtube.com/watch?v=j_qebY9DDG4

曲名は、「あし笛の踊り」。 クラシックですが、ポップスのように軽快な曲です。この曲は随分前のCMから使われています。

ソフトバンクは、バレエ音楽が好きなようで、他にも 「花のワルツ(チャイコフスキー)」 「モンタギュー家とキャピュレット家(プロコフィエフ :ロメオとジュリエット)」 を使用しています。 

※参考 ソフトバンクCM音楽CD  白戸家のクラシック音楽 (試聴可)


au も、クラシック曲を使用していました。 ドビュッシー 「アラベスク」 です。

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https://www.youtube.com/watch?v=dBMZ5Fjgxtg


ドコモも負けてはいませんでした。少し前のCMですが、カンヌ国際広告祭で、フィルムクラフト部門とサイバー部門で 「金賞」 を受賞した作品です。

テレビで見たことはありませんが、森の斜面を転がりながら、丸い木のボールが、バッハの カンタータ第147番より 「主よ人の望みの喜びよ」 を奏でます。

これはちょっと感動ものです。

> リンク切れご容赦下さい

今や、日本の携帯電話の契約数は、人口よりも多い1億5千7百万台だそうです。赤ちゃんからお年寄りまで、一人に1台以上保有していることになります。

もう飽和状態かも知れません。人口も減少しています。携帯各社のCM合戦はますますエスカレートするでしょう

そのことで、クラシック音楽が少しでも普及すれば素晴らしいと思いました。

2016年9月20日 (火)

敬老の日特集2 「高齢者が支える社会」

<本当に高齢者はお荷物か>

日本の高齢者(65歳以上)は、3461万人。

総人口に占める割合(高齢化率)は、27,3%(世界一)、4人に1人以上が高齢者です。

2035年には、高齢化率は更に増えて33,4%、実に3人に1人が高齢者になります。

高齢者が増えれば、医療や介護などの費用が増大するばかりか、年金の支給額も増えて経済を圧迫します。 高齢化に伴う社会保障費の増大は避けられない状況です。

1970年(大阪万博当時)は、高齢者1人を、現役世代10人で支えていた訳ですが、2020年(東京オリンピック時)には、現役世代2人で支えなければならならないのです

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現役世代何人で高齢者を支えるか (クリックで拡大します)

日本の国家予算は100兆円を超えました

それもこれも、高齢化による社会保障費(医療・介護・年金)の増大が原因です。消費税を増税するのも、高齢化が主な原因です。 ( と、政府は説明しています。)

国民の40歳以上が払う介護保険料は毎年上がっていますが、これも急速な高齢化が原因です。 ( と、政府は説明しています。)

要するに、高齢化が国の財政を圧迫し、現役世代の負担を拡大させ、さらに増税する口実にもなっているのです。

まるで 「諸悪の根源」 のように言われる 「高齢者の増加」ですが・・・


別に高齢者が悪いわけではありません。

戦後、日本が目覚ましい復興を成し遂げたのは、寝る間も惜しん働いてきた勤勉な「働きバチ」(現高齢者)のお蔭です。もちろん週休2日制など無い時代です。

むしろ、少子化対策を怠り、高齢化を招いた政治の責任は大きいでしょう。 (高齢化は世界の潮流ですが、日本は突出しています。 高齢化率=日本25.78%、ドイツ21.25、フランス18.30、イギリス17.81、カナダ15.58、オーストラリア14.65、アメリカ14.31、ロシア13.09、韓国12.57、中国9.12、フィリピン3.97、アラブ首長国連邦0.45など) GLOBAL NOTE 世界の高齢化率 2015


当ブログでは、まるで 「社会のお荷物」 のように言われている 「高齢者」 にスポットを当て、実は高齢者で成り立っている社会の現状について考察することにしました。 ※この記事には、3年前に自治会長を拝命した私の経験も含まれています。


<こんなにある高齢者の社会貢献>


■ 地域の安全を見守る高齢者

1.交通安全

通学路にある「交差点」、「横断歩道」 で、黄色いジャンパーを着たオジサン・オバサン達を良く見かけますが、皆さんは自治会の交通安全委員です。PTAや学校の職員と協力して、子供たちの交通安全を見守っているのは地域の高齢者です。

2.防犯 

多くの校下では、主に高齢者による 「こども見守り隊」 が結成され、登下校時の子供達の安全に目を光らせています。また、自治会では、独居老人への声掛けや、空き家調査なども実施され、地域の安心に貢献しています。 

さらに夜間は、定期的に青色回転パトロール車が町内を巡回して防犯を呼び掛けています。また、「こども110番の家」 登録によって、児童への犯罪を未然に防ぐボランティア活動も行われています。

これらの活動の多くはやはり高齢者によるものです。 今や地域の安心・安全は、高齢者なしでは成り立ちません。


■ 地域を美化する高齢者

1.地域の清掃・美化

毎朝、自宅前の道路を掃除しているのは高齢者の皆さんです。特に桜のシーズン、落ち葉の頃は大変です。公園、歩道、寺院、神社、墓地などの清掃も、自治会や老人クラブの高齢者が自主的に行っています。

2.地域のイベントの清掃

お祭りや盆踊り、運動会、バザー、花火大会などのイベント後の清掃活動も、地域の自治会やスポーツ委員などに所属する高齢者の皆さんが率先して行っています。

きれいな町並みは地域の高齢者によって保たれているのです。


■ ボランティア活動に精を出す高齢者 

社協、福祉委員、民生委員などの活動も高齢者が支えています。そのほとんどは報酬のないボランティア活動です。

1.障害者や高齢者への日常支援、災害時の支援

2.自治会、町内会、奉仕団体の運営

3.観光ガイドや、NPO団体、イベントサポーターなどでの活動


■ 文化、カルチャー産業を支える高齢者

1.コンサートや観劇、美術展の来場者の多くは高齢者です

2.カルチャーセンター、生涯学習の受講者も多くは高齢者です

3.音楽、スポーツなどの地域のサークル活動を支えているのも高齢者です

4.運動会などのスポーツイベントも高齢者なしでは成り立ちません


大きな購買力で産業を支える高齢者  

1.買い物はもちろん、食事、レジャーも高齢者の出費で支えられています

2.国内・海外ツアーの旅行産業を支えているのも多くの高齢者と言えるでしょう


■ 医療、介護ビジネスを支える高齢者

1.言うまでもなく、病院の待合室は高齢者の談話室です

2.当然ですが、介護施設(ビジネス)は高齢者で成り立っています


■ 次世代(子や孫)へ支援する高齢者

1.資金的に余裕のない子育て世代に、高齢者は金銭的援助をします

2.孫の世話など、家庭の労力を補うのも高齢者です


■ 労働力としての高齢者の活躍

1.ガードマンや交通整理の多くが高齢者です

2.農業、林業、漁業を支えているのも高齢者です

3.シルバー人材センターなどで多様に活動しています


■ 年金から天引きされ、税金などを負担している高齢者

介護保険料はもちろん、市町村民税、消費税、固定資産税、公共料金、医療費などは立派に支払っています (生活保護、非課税世帯は除く)

思い付いただけでも、こんなにある 高齢者の社会貢献--

■ あとがき ~志の高い高齢者を目指して~

高齢者は 「社会のお荷物」 ではなく、「社会になくてはならない存在」 です。今日の日本の社会は高齢者が支えていると言っても言い過ぎではないでしょう。

当ブログでは、「敬老の日特集」 として、急速な高齢化の現状と、幸福な高齢者の在り方を考察しながら、社会に貢献する高齢者にスポットを当ててみました。

誰もが 「ハッピー」 な高齢社会はあるのでしょうか? そのカギは高齢者自身が握っているような気がします。

■ 「与生」 と言う生き方の提案

高齢者は、社会に守ってもらう弱い存在ではありません。むしろ社会に貢献し、社会をけん引している存在です。

幸福な老後は、自身の生き方にあると思います。積極的に地域社会と関わり、趣味やボランティア活動などに 「生きがい」 を見出すことではないでしょうか。

多くの友人と会話を楽しみ、見聞を広め、自然に感謝して穏やかに時を過ごす。そんな生活が 「幸福な老後」 につながると思います。

さらに、「与生(よせい)」 という考えに至ることが重要です。「与生」 とは、与えられた生命という意味ですが、そのことに感謝して生きる生き方です。

私たちの人生は多くの恵みによって 「与えられたもの」 です。父母に感謝し、自然に感謝し、周りのすべてに感謝して生きる生き方を 「与生」 と言います。

多くの恵みによって 「与えられた人生」 だからこそ、これからは 「多くの人に与えて生きていこう」 と考えることも 「与生」 と言います。人のために尽くす生き方です。

すでに多くの高齢者は 「与生」 を生きています。

ただ、そのことを意識している人は少数です。当ブログは、「与生」 を意識して生きる生き方を提案します。意識することで 「与生」 は生きてくると思います。


輝かしい人生の後半が、世界中のすべての高齢者に訪れることを願って2日間にわたる 「敬老の日特集
記事」 を終わります。お付き合いありがとうございました。



当ブログ参考記事

人生90年時代 内閣府白書推計

日本の高齢者は金持ちか貧乏か


2016年9月19日 (月)

敬老の日特集1 「高齢化の波」

今年も、9月の第3月曜日 「敬老の日」 がやってきました。

以前も書きましたが、私の住んでいる地区では、高齢化率(65歳以上)が 37,21%で、 もはや、「犬も歩けば年寄に当たる」 状態です。

本日の 「敬老会」 の対象者(76歳以上)が約1000人、ちなみに、「成人式」 対象者(20歳)は30人です。

高齢化というより、少子化の方が深刻かも知れませんが、まずは全国の高齢化の最新データを確認してみることに。


日本の高齢者 73万人増で 3461万人、女性の3人に1人は高齢者!

例年、この日に合わせて総務省が発表する人口推計によると、65歳以上の人口は、1年で73万人も増えて3461万人! 人数、割合ともに過去最高を更新しました。

また、女性の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が9月15日時点で30・1%となり、初めて3割を超えました。

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↑高齢者人口推移 1947年-2016年 (出典:  Garbagenews.com

グラフで見ると天井知らずの高齢化が良く分かります。 

昔話の出だしは、「むかし、むかし、いたるところに、おじいさんとおばあさんがいました。」 に、変更されるのは必至です。


100歳以上が 65,692人 46年連続増加中!

50年前に150人しかいなかった100歳が6万5千人に!

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うなぎ上りの100歳人口。 (出典:社会実情データ図録

70歳を、古くて稀(まれ)と書いて、「古希(こき)」 と言いますが、70歳以上は2437万人いますから、決して古くて稀(まれ)な存在ではなくなりました。

6万5千人、100歳でも、古くて稀(まれ)ではありません。


■ 独居老人 600万人! 孤独死年間 3万人!

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しかし、長生きしても孤独な老人が増えているのが現状です。


4人に1人は 「親しい友人がいない」 日本の高齢者

内閣府の高齢社会白書(2016年)によると、困ったときに家族以外で助け合える親しい友人の有無を尋ねたところ、「いない」 と答えた割合は、日本人が25・9%と最も高い割合になりました。 (4か国比較)  (出典:末廣医院(共同通信社配信)

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友達がいない老人が多いのも日本の特徴です。ですから↓のような現象が起きるのです。

「猫3000人、高齢者 0人」 

昨年死んだ 和歌山電鉄貴志駅の 「たま駅長」 の葬儀には3000人が参列しましたが、親しい友人のいない高齢者の葬儀には誰も参列する人がいません。

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上記ケースでは、生活保護受給者の葬儀の約半数が参列者0人です。

出典:http://www.soushikijo.com/sougi/58.html


■ 長生きが幸せとは限らない現実

高齢者に限らず、「人間の幸せ」 を左右する要素は色々ありますが、

一般的には、①健康であること、②経済的に豊か、③人間関係が良好 の3点があります。

もし、この中のどれか一つでも欠けたなら、人間は 「幸せ」 とは言えなくなるでしょう。

長生きしても 「幸せな人生」 でなかったら悲惨です。

敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日です。

私たちは、「長生きすればするほど幸せだった」 と言える社会を実現するために「今、何を考え、何をなすべきか」 を、自身に問いかけなくてはならないと思いました。 

(敬老の日の夜に・・・)



敬老の日特集2 「高齢者が支える社会」

2016年9月18日 (日)

「旅」 を色紙に書く

ある人から、「旅」 という字を書いてほしいと頼まれました。

その人は、定年後、何か月もかけて一人で日本中を旅しています。今度は、1年くらいヨーロッパに行くそうです。

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いつも快活なその人をイメージして書いてみました。

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墨の濃淡で書いてみました。人生は 「旅」 そのものです。

そう、「旅」 は人生を豊かにしてくれます。 その人を見習って、秋空の戸外に出てみようと思いました。


大切なことに気づく場所は、いつも、パソコンの前ではなく、青空の下だった。  高橋歩  (実業家・随筆家)

2016年9月17日 (土)

「ナノテクノロジーのとびら」 (本の紹介No.023)

大和絵師が描いた 「ナノテクノロジー」 の世界。

やっと入手しましたが、やはり不思議な本です。しかし本質を見抜き、真理に迫った本です。

科学・技術の進歩は目覚ましく、人間は自然さえコントロールすることが可能になりました。科学万能の世界です。

しかし、宇宙は自然がデザインし、万物は自然の摂理によって成り立ち、調和しています。 科学は、もともと自然の中に存在していた智慧を体系化したに過ぎません。

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「ナノテクノロジーのとびら」 吉田善一(文) 吉泉(絵) 2200円 東洋大学川越生協にて取り扱い


本書は、生き生きとした智慧としての 「ナノテクノロジー」 を感じ取ってもらうことを念頭に、「天地自然の理(ことわり)」 を学び、天命を知るきっかけを与えてくれます。

本書は単なる科学の解説本ではありません。人間が宇宙の一員であることを感じる本です。

インスピレーションに満ちた 「自然と人間」 との壮大なドラマを解き明かした名著です。

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素朴で優しい大和絵のイラストと、最新テクノロジーのコラボが楽しい



「自然のささやかな一部に過ぎない人間よ、おごる事勿れ」  荘子  
(本文より)


CM 「フェザーカールを、手に入れろ」 ドナウの調べ

FLOWFUSHI MOTEMASCARA 2016 のテレビCM 「フェザーカールを、手に入れろ。」

15秒CMに、ヨハン・シュトラウス2世の有名なウインナワルツ 「美しく青きドナウ」 の一部分が使われています。  (編曲されています) 

>リンク切れはご容赦下さい

メーカー公式サイト (株)フローフシ (音量に注意)

2017年は、この 「美しく青きドナウ」 が作曲されて150年に当たります。多分、来年のカウントダウンは、この曲が演奏されると思います。

2016年9月16日 (金)

心を満たす 「中秋の名月」

ご存知の通り、旧暦の8月15日に出る月を 「中秋の名月」 と呼びます。

昨夜が、年に一度の 「中秋の名月」 でした。多くの方が夜空を見上げたことでしょう。

幸いこの地方でも 「中秋の名月」 は観賞できました。それも飛び切りの名月でした。

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幽玄、金華山山頂 薄雲に中秋の名月 (出典:中日新聞 2016・9・16)


地元の新聞に掲載された写真が素晴らしいと思い、借用させていただきました。

本当の満月は、9月17日だそうですが、昨夜は見事な名月でした。夜空を見るだけでこんなに心が豊かになるものでしょうか。

借り物ばかりですが、この写真にピッタリの俳句がありましたのでご紹介します。


名月を 肩に載せたる 天守閣     喜多輝女  
(出典:俳句ポスト365


■ 参考 当ブログ記事(2014年)     中秋の名月 うさぎの自己犠牲

2016年9月12日 (月)

親子4代の音楽家/DNAの継承

昭和の国民的歌謡曲と言えば、「青い山脈」 を挙げる人が多い。

NHK「昭和の歌・心に残る歌200」 で1位を、TBS 「全国歌謡曲大調査、明治から昭和この百年!史上最大のベストテン」 でも1位を獲得した。

作曲したのは服部良一氏、古賀政男氏と並んで昭和を代表する音楽家である。両氏は共に、国民栄誉賞を受賞している。


良一氏のご子息が、服部克久氏である。

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 服部良一氏                服部克久氏


克久氏は、オーケストラサウンドの先駆的な第一人者として、インストゥルメンタルアルバム 「音楽畑」 シリーズなどで一つのジャンルを築き上げた。 

また、「ザ・ベストテン」 「ミュージックフェア」 などの音楽番組のテーマ曲でも有名。国内外で、クラシックからポップスまで幅広く活躍している現役の作曲家である。


その克久氏のご子息が、服部隆之氏である。最近では、NHK大河ドラマ 「真田丸」 の音楽で知られている。

父の克久氏と同じパリ国立高等音楽院に留学し、帰国後から、映画音楽、テレビドラマ、ゲーム音楽、CM、ミュージカルなど多方面のジャンルで活躍中である。

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  服部隆之氏

隆之氏のご息女が、ヴァイオリニストの④服部百音(もね)さんである。 5歳よりヴァイオリンを始め、8歳でオーケストラと初共演するなど早くから才能が開花している。

これまでに、ヴィエニアフスキー・リピンスキ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で史上最年少で1位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている。

国内はもちろん、ヨーロッパ各地でコンサートやオーケストラとの共演を行うなど、まだ16歳の若さながら国際的にも活躍している。 (※2016・9・14に17歳)

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家紋(六文銭)をあしらったドレスで 「真田丸」を演奏する服部百音さん(左)


音楽のDNAは、服部家4代にわたって受け継がれたが、これは稀な例と言える。

天国の服部良一氏(1993年没)は、ひ孫である百音さんの活躍を、目を細めて見守っていることだろう。 このDNAがさらに続くことに期待したい。

2016年9月11日 (日)

シルバー世代のアイドル 「フォレスタ」 を聴く

テレビ番組 「BS日本・こころの歌」 でおなじみのコーラスグループ 「フォレスタ」 のコンサートに出掛けました。  (2016年9月11日 岐阜市民会館)

1500席の会場は、シルバー世代の音楽ファンで超満員でした。 

日本のコンサートの世界では、若者は 「AKB」 に行き、シルバー世代は 「フォレスタ」 に行く、と言うのは本当?でした。 会場は、シルバーパワーですごい熱気です。

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上記写真  プログラム表紙より

約2時間のコンサート、前半は、故郷、赤とんぼ、庭の千草、荒城の月、古城、などの抒情歌を、後半は、恋人よ、君こそわが命、居酒屋、川の流れのように、などの多彩なプログラムでファンを楽しませてくれました。

中でも、「古城」 と 「川の流れのように」 を聴いた時は、過去の記憶がよみがえり、感傷的な気分になりました。きっと会場のお客さんも、それぞれに思い出の曲があって感慨もひとしおだったと思います。

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クリックで拡大します

テレビで見る 「フォレスタ 」 は、いつも直立不動で歌っていますが、ステージではジェスチャーたっぷりで表情豊か、楽しいキャラクターのメンバーばかりです。

会場からは手拍子や声援が飛び交い、大いに盛り上がりました。

さらに、石川牧子さんの司会が、実に軽妙で垢抜けしていて、本当に楽しめました。 

アンコールは、ヴェルディのオペラ 「椿姫」 より 「乾杯の歌」 をマイクなしで歌唱しましたが、さすがクラシック系でソリスト級のメンバーだけあって素晴らしい迫力でした。


明日は月曜日、夜9時には 「BS日本・こころの歌」 で、メンバーに再会したいと思います・・・

BS日本・こころの歌 番組サイト

2016年9月10日 (土)

趣味の「書」 作品展で決意を新たに

年1回のカルチャーセンターの作品展が開かれました。

作品展と言っても、教室の廊下に展示するだけの簡単なものです。

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所属するサークルからは、楷書、行書、調和体、仮名の各作品が二十数点並びました。

そして今秋は、別のカルチャーセンター主催の 「書」 の作品展も開催されます。 こちらは、外部会場を使った本格的な展覧会です。

さらに、地元の公民館など2か所にも作品を出す予定で、個人的には、出品の準備に追われそうです。

言うまでもなく、現代社会では毛筆を使うことはほとんどありません。非日常的だからこそ、習う意義と魅力があるように思います。

そして、ただ習うだけでなく、多くの方に見てもらうことで、作品は生きてくると思います。先輩諸氏の作品と比べたり、ご批評を仰ぐことで、作品自体も成長できると思います。

「書」 を習い始めてまだ4年ですが、古希の頃には 「個展」 が開けるよう(笑)、決意を新たに精進する所存です。 これからも温かく見守って下さい。

2016年9月 9日 (金)

「人生生涯 小僧のこころ」 (本の紹介No.022)と著者講演会

大峯千日回峰修行者が超人的修行の末につかんだ世界 (表紙より)

千日回峰行とは、標高1719メートルの奈良県吉野山の金峯山(山上ヶ岳)山頂までの往復48キロを16時間かけて登り下りして、9年間で4万8千キロを歩く苦行です。

吉野の金峯山で、千日回峰行を成し遂げた史上二人目の塩沼亮潤(りょうじゅん)大阿闍梨(あじゃり)の壮絶な記録と、到達した心境とは・・・

「人生生涯小僧のこころ」 塩沼亮潤(慈眼寺住職)著 致知出版社(1600円税別)

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幸運なことに、塩沼亮潤住職の講演会を聞かせていただくことが出来ました。

平成28年9月6日 びしんコミュニティホール

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これほどの過酷な修行を満行された方とは思えない、柔和でソフトなご住職の自然な語り口に感銘を受けました。

一に 「勤行」、二に 「掃除」、三に 「追従(ついしょう)」、四に 「あほう」 。

人間は「我」 があると、自分を捨てる 「あほうになりきる」 ことが出来ません。1時間半の講演の中で、この 「あほう」 が最も印象に残りました。

※追従とは、人が喜ぶことを言うことです。

「重陽の節句」 と秋の空

古来中国には陰陽思想があって、この世は「陰」と「陽」で成り立ってると考えられていました

数字の奇数は 「陽」 、偶数は 「陰」 とされ、「九」 という数字は 「陽」 の最大数で、「陽」 が重なった、九月九日は、縁起の良い日として 「重陽(ちょうよう)の節句」 と定めていました。

「重陽の節句」 は、桃の節句(雛祭り)や端午の節句(こどもの日)と並ぶ 「五節句」 の一つで、「菊の節句」、「栗の節句」 とも言われ、長寿を祈り、収穫に感謝し、子孫繁栄を祝う行事が行われてきました。


最近ではあまり聞かなくなった 「重陽の節句」 ですが、この時期になると、朝夕の涼しさが目立ってきます。

早朝、神社の境内からふと見上げた空には、秋の気配が感じられました。

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それもそのはず、気温は22度です。

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久しぶりの清々しい朝でした。


2016年9月 8日 (木)

「おはぎ」 作りに挑戦する

月1回の 「男の料理教室 in ほのりんプラザ」 では、毎回のように「お菓子作り」に挑戦しています。 お菓子は手作り感があって面白いのです。

今回は、「おはぎ」 を作ることになりました。

ちなみに、「おはぎ」 と 「ぼたもち」 は、同じものです。秋のお彼岸の頃(萩の季節)に食べるものが 「おはぎ」 で、春のお彼岸の頃(牡丹の季節)に食べるのが 「ぼたもち」 だそうです。先生に教えてもらいました。  ※厳密には違うという説もあります。

悪戦苦闘して出来上がったものがコレ↓です。店で売られているものと変わらない出来栄えです。今回はパックに入れてみました。(一人分が6個もありました。)

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肝心の料理の方は、「鶏の冷製・芥子(からし)ごまダレ」 と、「トマトと、とろろ昆布の味噌汁」 でした。

特製の 「芥子ごまダレ」 が食欲をそそります。 トマトを入れた風変わりな味噌汁と一緒にいただきました。

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還暦まで、包丁を握ったことも、お茶を沸かしたこともなかった自分が、今こうして料理を楽しんでいることが不思議でなりません。

2016年9月 3日 (土)

今も昔もつまずいて

先日、かかりつけの歯科医院の入り口の 「段差」 につまずいて転びそうになりました。

世の中のバリアフリー化が進んでいますので、かえって安心して足元を見ない人が増えているように思います。私もそのひとり、油断してました(-_-;)


さて、9月2日は語呂合わせで 「くつの日」 だそうです。 
(※3月15日も「くつの日」)

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つまずきにくい靴  アサヒシューズ

まだ必要ないでしょう、こんな↑靴は!

でも、もうすぐ敬老の日です。「転ばぬ先の靴」、そろそろ考えるべきでしょうか・・・



つまづいた むかしは恋で いま段差   
(転倒予防川柳 2014年大賞作品)


(;´д`) トホホ。


「つま恋」 閉鎖に思う

ヤマハは2日、運営するリゾート施設 「つま恋」 (静岡県掛川市)の営業を、本年12月25日で終了すると発表しました。 近年にない寂しいニュースです。

「つま恋」 は、「合歓(ねむ)の郷」(三重県志摩市)と並んで、ヤマハリゾートの中核的存在でした。 そして、ヤマハブランドの高品質が体験できる施設でした。

広大な敷地には、野外ステージ(多目的広場)、コンサートホール、ホテル、レストラン、スポーツ施設などが点在し、音楽イベント、スポーツイベントを通して、文化を発信する存在でした。

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当時、アマチュアミュージシャンの祭典だった「ポピュラーソング・コンテスト(ポプコン)」を、仕事上の関係で見学させてもらったことがありましたが、会場のエネルギーに圧倒されたことを思い出します。

「ポプコン」 からデビューした主な歌手には、八神純子、渡辺真知子、中島みゆき、因幡晃、世良公則、佐野元春、長渕剛、円広志、チャゲ&飛鳥、クリスタルキング、岡村孝子、ピンクレディ、音楽家の千住明などがいます。

また、サザン、拓郎、こうせつ、ジュリー(沢田研二)などの一世を風靡した多くのミュージシャンが、この 「つま恋」 のステージに立ちました。 


日本の音楽シーンをリードしてきた 「つま恋」 が、閉鎖するというニュースは、フォーク全盛時代を生きた私たち中高年にとって、ちょっぴり 「切なく」 響きました。

2016年9月 1日 (木)

蜻蛉 (とんぼ) / 季節の移ろい

朝夕に秋の気配を感じるようになりました。 もう9月です。


とどまれば あたりにふゆる 蜻蛉かな    中村汀女


それまで気づかなかったのですが、ふと立ち止まってみると、辺り一面がトンボの群れでおおわれていたのです。秋の一風景です。

「見たまま」 を句作するという写生句で、汀女の代表作です。

この句は、横浜三渓園で詠まれたとされていますが、汀女は生まれ故郷の熊本水前寺江津湖を思い出していたのかも知れません。

中村 汀女(なかむら ていじょ 1900 - 1988)は、昭和を代表する女流俳人。

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生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉       夏目漱石

馬の耳 ちょこちょこなぶる 蜻蛉かな    小林一茶

竹竿の さきに夕日の 蜻蛉かな          正岡子規


蜻蛉は秋の季語として、多くの俳人に詠まれました。どの句も、風景がありありと目に浮かびます。

季節のバトンは、蝉(せみ)から蜻蛉(とんぼ)に受け継がれようとしています・・・

※イラスト参考http://item.rakuten.co.jp/i529/5085/

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