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2016年5月 7日 (土)

「音楽の玉手箱」を聴く

「音楽の玉手箱」 と題するランチタイムコンサートに出掛けました。(2016・5・5 宗次ホール 波馬朝光Vn 玉木奈津子Vn 小林沙耶Va 高木良Vc 卯野杏実 Pf )

地域で活躍中の若手実力派5人による室内楽のコンサートです。 会場は音楽ファンでほぼ満席でした。

「玉手箱」 を開ける時の“ワクワク”する気持ちを、このコンサートで味わって欲しいと話がありましたが、まさに 「音楽の玉手箱」 には、宝物のような名曲がいっぱい詰まっていました。

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オープニング曲は、良く知られた 「パッヘルベルのカノン」 でしたが、2曲目は 「ブラームス ピアノ五重奏」 第3楽章と、いきなりマニアックとも言える曲でした。

ランチタイムコンサートは、気軽に聴けるクラシックというコンセプトですが、この曲は奏者も緻密なアンサンブルを要求され、緊張感が聴衆にも伝わりますから、とても気軽には聴けません。

しかし、気軽なクラシックばかりでなく、重厚で渋いクラシックもあって良いと思います。 誰も知らないプログラム曲があっても良いと思います。そうでなければ、趣味の奥行きが広がりません。音楽を深く味わうことはとても大切です。

今回は、まさに室内楽(ピアノ五重奏)の醍醐味といった曲を聴かせてもらうことが出来ました。選曲には拍手を送りたい気分です。

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3曲目は 「我が母の教え給いし歌」 、ここでゆったりと癒されます。トークは軽快で、「ドヴォルザークは鉄道マニアだった」 などのエピソードも楽しく聞けました。

そのドヴォルザークの弦楽四重奏曲 「アメリカ」 第1楽章は、郷愁あふれる名曲ですが、4人の実力を感じる密度の濃い演奏には魅了されました。

「日本の心」 メドレーは秀演でしたが、「初恋」 のチェロソロには、しみじみとした情感がありました。 「日本の心」、どこかで再演されたらもう一度聴きたいと思いました。

最後は 「シューマン ピアノ五重奏曲変ホ長調より第1楽章」、普段は滅多に聴くことのない曲ですが、室内楽の傑作です。なお、曲の解説が分かり易く親切に感じました。

アンサンブルは良く溶け合って見事でしたが、各奏者の主張もあって、まるで会話を楽しむような演奏でした。 表情豊かで自然な音楽の流れは、時間を忘れさせてくれました。

アンコールは、お馴染みのハンガリー舞曲5番、大いに盛り上がって、60分のコンサートは終わりました。


今回のコンサートは、ランチタイムコンサートのあり方を少し発展させた選曲が特長でした。名曲のオンパレードだけでなく、「クラシック音楽の真の魅力」 をお客様に届けることは、音楽家と主催者に課せられた使命でもあると思います。 その意味で、今回のコンサートは成功したと言えるでしょう。

ただ、聴衆を感動させるような完成度の高い演奏は容易ではありません。その為に、音楽家は日々精進しているのではないでしょうか・・・


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