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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2016年5月の15件の記事

2016年5月31日 (火)

ブラームスが聴いた 「六段の調(しらべ)」

明治の半ば、ウィーンの日本公邸で、あの大作曲家ブラームスが、日本の筝曲 「六段の調(しらべ)」(八橋検校曲) を実際に聴いたと言う事実は、あまり知られていません。

1985年(昭和60年)、ウィーン楽友協会に眠る ブラームスの遺品の中から、この時ブラームスが書き込んだ 「六段の調」 の実物の楽譜が発見され、研究者によって、この驚きの事実が発表されました。

130年ほど前、間違いなくブラームスは、日本の 「六段の調」 を聴いていたのです!


文化勲章受章者で日本画の 守屋多々志(もりやただし 大垣市出身)画伯は、この史実をもとに、1992年に絵画 「ウィーンに六段の調(しらべ)」 を制作、発表しました。

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「ウィーンに六段の調」 (守屋多々志美術館所蔵 美術館公式サイト

口髭を蓄えたブラームスが、戸田公使の極子(きわこ)夫人の演奏に耳を傾ける姿が描かれています。 極子夫人は、岩倉具視の次女で、山田流の琴の名手でした。


今回、守屋多々志美術館と宗次ホールの提携企画として、当時を忠実に再現したコンサートが開かれました。 

♪ ウィーンに六段の調 ~ブラームスが聴いた箏の音~ 2016・5・29 宗次ホール

筝 細井美欧  語り 六嶋由美子 

ヴァイオリン 天野千恵  チェロ 瀧上久美子  ピアノ 河村義子

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筝の細井さんは、絵画の夫人と同じ鹿鳴館時代の衣装を身にまとい、絵画から飛び出したかのような錯覚を覚えました。絵画の極子夫人そっくりです。

六嶋さんの、明瞭で表情に富んだ 「語り」 で物語は進行しましたが、「六段」 「みだれ」 の本格的な演奏はもちろん、ブラームスの傑作 「ヴァイオリンソナタ第1番 雨の歌 第1楽章」、「ピアノ三重奏曲第1番 第1楽章」 など、質の高い演奏を聴かせていただきました。

アンコールでは、満員の客席の手拍子も加わって盛り上がり、このコンサートは終演しました。 美術館とのコラボ、とても意義のある企画(レクチャーコンサート)だったと思います。


このように、音楽の都ウィーンを舞台に、ブラームスと日本の筝曲との出会いがあったわけですが、日本の伝統音楽が、その後のブラームスの作風に何らかの影響を与えたことは間違いないと思います。

Khatia Buniatishvili - Brahms Intermezzo Op. 117 No. 2

映画 「ザ・カーマン」 /マシュー・ボーンのバレエ映画

本作は、イギリスのコンテンポラリー・ダンスの演出家で振付師の、マシュー・ボーン氏が、ビゼーの名作オペラ 「カルメン」 を、バレエ作品にアレンジした話題の映画です。

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「ザ・カーマン」 (原題 The Carman 2015英) 2016・6月25日全国順次公開予定

マシュー・ボーン シネマ公式サイト 

マシュー・ボーンのバレエ映画は、男性ダンサーによる 「白鳥の湖」 が有名ですが、「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」 も含め、チャイコフスキー3大バレエが完成しています。

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2016年5月30日 (月)

歌曲「落葉松(からまつ)」とダイキンCM

ダイキン (ダイキン工業株式会社) のテレビCMが目に留まりました。

日本歌曲 「落葉松(からまつ)」 (作詞:野上 彰  作曲:小林秀雄)が全編に流れます。

森の中の美しい映像と、ソプラノ歌手 佐藤亜希子さん(藤原歌劇団所属)のピュアな声が良くマッチして、清々しい作品に仕上がっています。

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DAIKIN テレビCM 落葉松2015 (59秒)


このメーカーは、余程 「落葉松」 が気に入っているようで、実は15年前にも 「落葉松」 を使ったテレビCMを作っていました。

~蓼科の空気~ 「落葉松」篇  (2001年制作)(60秒)

こちらは、ソプラノ歌手 佐藤康子さんの名唱が聴けますが、撮影に1年を費やしたという凝った映像も見ものです。 尚、このシリーズとして、日本歌曲 「初恋」(作詞:石川 啄木 作曲:越谷 達之助 )もありました。 「初恋」篇 (29秒)

2本のCM作品を見比べながら、もう一度 「落葉松」 を味わってみたいと思いました。



「落葉松」           野上 彰

落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる

落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる

落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる

落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる

音のアルケミスト KEIJUさんを聴く

自宅から車で1時間ほど、緑に包まれた郡上市白鳥に、オーガニックカフェ 「嘉利」 があります。  カフェ嘉利 ホームページ

先日、このカフェで滅多に聴けない不思議なコンサートが開かれました。


ハルモニア~13のチャクラを調和させる音楽    演奏 : KEIJU(ケイジュ)

Tonal Vibration at 嘉利 Keiju Healing Live with "Harmonia"  2016/5/28

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KEIJUさんは、徳島県在住の音楽家で、ヒーラーとして、シンセ、笛、鈴、ギターなどを演奏しながら全国をツアー中です。 CDも数多くリリースされています。

チャクラ(梵: चक्र, cakra; 英: chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である。ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる。 (Wikipediaより)

会場は、30人ほどで満席、コンサートは2時間~。 音楽に込められた 「調和」 のエネルギーが、全身に作用して心地良いひと時を過ごすことができました。


また、コンサートの前に師匠に案内してもらった 「貴船神社」 の下の渓流が、実に透明で美しく、「マイナスイオン」 と 「ヒーリング音楽」 と 「オーガニック料理」 に、大いに癒された一日となりました。

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命が煌めく瞬間/中川幸作写真展を観る

写真家 中川幸作(1946-)の写真展を観る機会に恵まれました。

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人物を撮る際 中川が大事にしているのは、眼の奥に現れる心の動きを逃さないこと。その信念は、これまでカメラを向けてきた数々の職人、画家、陶芸家などの肖像や、愛嬌たっぷりのきんさんぎんさんの姿にも貫かれています。

また、ここ30年、農村歌舞伎、オーケストラ、オペラ、バレエ、演劇といった舞台写真も精力的に手がけてきました。これらは、一瞬の動きの中に生の煌きを捉える仕事と言えるでしょう。 (展覧会案内チラシより)

特に、音楽家の一瞬の表情を切り取った写真には圧倒されます。

・佐渡裕 ・小泉和裕 ・小林研一郎 ・円光寺雅彦 ・下野竜也 ・井上道義 ・広上淳一 ・秋山和慶 ・松尾葉子 ・大野和士 ・パーヴォ ヤルヴィ ・堤剛 ・ライナー ホーネック ・牛田智大 など多数


■ 中川幸作写真展 命が煌めく瞬間

2016年 6月14日(火)まで開催中

於 清須市はるひ美術館  はるひ美術館 公式サイト


2016年5月29日 (日)

心よ、ここに来ないか/時の流れ展

「重富豪  時の流れ展」 のお知らせ

水のつくりだす紋様を、墨と和紙に写しとったものを 「流水紋」 と呼びます。
流水紋作家の重富豪氏の展覧会が下記の通り開催されます。

心よ、ここに来ないか
ここは真実の愛であふれている
山の緑も野の花も精一杯伸び
海の中の鰯や海老が元気に飛び跳ね
大空では太陽と雲がかくれんぼして
澄みきった風を送っている
ここは誰もが持っているやさしい時が
流れている 心よ、ここに来ないか
(加島祥造先生を偲んで)

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「時の流れ」 展

■会期 : 2016/ 6/16(木)~6/21(火)
10:00~17:00(最終日15時まで)

■会場 : 名古屋 妙香園画廊
名古屋市中区栄三丁目14番14号
TEL052-241-1533

地下鉄東山線栄駅7番出口より徒歩5分
地下鉄名城線矢場町駅6番出口より徒歩5分

■入場無料
作者との懇談会:毎日14時から

2016年5月26日 (木)

都知事に捧げる曲は

疑惑のオンパレードで、世間を騒がせている 舛添東京都知事。


ある音楽サイトでは、舛添さんに今必要なクラシック曲が特集されていました。

チャイコフスキー「悲愴」、ショパン「葬送行進曲」、ムソルグスキー「はげ山の一夜」 もありましたが、どれもピンと来ませんでした。

私が選ぶとしたら、ドリーブ作曲バレエ音楽 「コッペリア」 第1幕より、ズバリ 「退場」 です!

もうこれ以上恥をさらす前に、早く辞任されたほうが良いでしょう。

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連日の都知事の疑惑報道で、パナマ文書も、甘利大臣も、五輪の賄賂も、どこかへ飛んで行ってしまいました。

一日も早く収束すべきと思います。都民を代表している都議会は何をしているのでしょう。 まさか、先生達も 「マスゾエ」 化してるとは思いませんが・・・

倫理観のない政治家は 「退場」 してもらうしかありません。


悲しいことに、公私混同による 「税金ドロボー」 と、タックスヘイブンによる 「税金逃れ」 が横行しています。 


2016年5月25日 (水)

三好達治に学ぶ

いつも楽しく通っている 「調和体」 の教室。今回は半円形に書いてみました。バランスが難しく師匠のようには書けません。


海の藍 ざぼんの緑 赤とんぼ       三好達治  「路上百句」より


緑の 「ざぼん」 と言えば初夏のようですが、「ざぼん」 は冬の季語だそうです。そして、「海」 と言えば夏を連想しますが、「海」 は季語ではありません。

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「赤とんぼ」 は、言うまでもなく秋の季語です。 では一体、この俳句の季節はいつでしょうか。


そんな事を考えながら書いていましたが、やはり、「赤とんぼ」 と言うからには 「秋」 の句と見るべきでしょう。

それにしても、「藍色」、「緑色」、「赤色」 の三色を使った風景描写は鮮やかです。

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ところで、三好達治で思い出す詩が 「灰が降る」 です。

「灰が降る」          三好 達治

灰が降る灰が降る
成層圏から灰が降る
灰が降る灰が降る
世界一列灰が降る

北極熊もペンギンも
椰子も菫も鶯も
知らぬが仏でいるうちに
世界一列店だてだ

一つの胡桃をわけあって
彼らが何をするだろう

死の総計の灰をまく
とんだ花咲爺さんだ
蛍いっぴき飛ぶでなく
いっそさっぱりするだろか

学校という学校が
それから休みになるだろう
銀行の窓こじあける
ギャングもいなくなるだろう

それから六千五百年
地球はぐっすり寝るだろう
それから六万五千年
それでも地球は寝てるだろう

小さな胡桃をとりあって
彼らが何をしただろう

お月さまが
囁いた 
昔々あの星に
悧巧な猿が住んでいた



米国のビキニ環礁の水爆実験を題材にした詩ですが、70年経った今も、核世界に警鐘を鳴らし続けています。

折しも、伊勢志摩サミットで、オバマ大統領が広島を訪問します。 二度と 「とんだ花咲爺さん」 が現れないよう、あの世の三好達治は訴えています。

2016年5月15日 (日)

交響曲 「連祷-Litany-」 新垣隆/ 8月15日広島で

終戦記念日の8月15日、新垣隆作曲 「交響曲 連祷(れんとう)-Litany-」 が、広島で演奏(世界初演)されることが分かりました。 

コンサートでは、昨年新垣氏が作曲した 「流るる翠碧(すいへき)」 と、「ピアノ協奏曲/新生」 演奏される予定です。もちろん、ピアノは新垣氏本人の演奏です。

2016年8月15日 15時開演 / 広島国際会議場フェニックスホール

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クリックで拡大

演奏は、結成10周年の東広島交響楽団ですが、今回の演奏会が記念すべき20回目とのことです。 (指揮は、連祷 : 松尾亮平氏  他 : 井手口彰典氏)

※「交響曲 連祷(れんとう)-Litany-」 は、東広島交響楽団が、「再起した街・再起する人」と言うテーマで新垣氏に作曲を委嘱したものです。

尚、このオーケストラは、2013年(16回演奏会)に、佐村河内守作曲とされた交響曲 「HIROSHIMA」 も演奏しています。この時点では、ゴーストライターは発覚前でした。


世界初演! 昨年のピアノ協奏曲「新生」に続き、交響曲 「連祷-Litany-」
で、新垣隆氏の作曲家としての才能がさらに花開くのでしょうか、大いに期待できます。

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■追加公演決定 

1.新垣隆展2016 福島特別公演
祈りのシンフォニー 交響曲「連祷-Litany-」


2016年9月15日(木) 18:30  福島市音楽堂

 

2.新垣隆 (交響曲「連祷-Litany-」東京初演)/
 
新垣隆 / 志村健一 東京室内管弦楽団

 
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東京芸術劇場 コンサートホール 

2016年5月12日 (木)

劣化する世界 

パナマ文書が実名で公開されました! 最新情報(TBS News)によると、日本国内の住所が700以上あるとのことです。

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劣化する世界

■ その1  63兆2946億円

ケイマン諸島にある 「日本の投資残高」 は、63兆2946億円です(国際決済銀行調べ)。 仮に税率を8%とすると、本来、日本に納められるべき税金は5兆円になります。これは消費税の2%分に当たります。 すなわち、来年2%上げなくても良い計算です。

日本の大手企業と富裕層の個人が名を連ねていますが、口をそろえて 「税金を逃れるつもりはなかった」 と言っています。 当然です。そう言うしかありません。

驚くべき企業や経営者、政府関係者もリストにありました。衝撃は広がっています。

国税当局は調査するとしていますが、違法性を立証することは難しいと思います。オバマ大統領も 「合法であることが問題だ」 と言っています。

また、伊勢志摩サミットの議題にするそうですが、イギリス首相はどうコメントするのでしょうか。

正直者が馬鹿を見る時代です。庶民の怒りは収まりません。経済は腐敗しているとしか思えません。 世界は確実に劣化しています。


■ その2  近隣窮乏化政策とは

イギリスの女性経済学者 J.V.ロビンソン氏が名づけたもので,自国の経済状態を改善するために他国の経済状態を悪化させるような経済政策をとること。 (ブリタニカ国際大百科事典より)

他国に失業などの負担を転嫁し、その犠牲のうえに自国の景気の回復、維持を図る政策をいう。 (日本大百科全書より)

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「近隣窮乏化政策」、聞きなれない政策ですが、要するに、「自分だけ儲ければ良い」、と言うとんでもない政策です。 もう 「エゴ」 以外の何物でもありません。

中部大学特任教授の武田邦彦先生は、他国を窮乏化するなどと言う政策は、社会倫理に反するとして、およそ学者が考えること(学問)ではない、と述べています。

パナマ文書で明らかになった 「タックスヘイブン(租税回避地)」 も 「近隣窮乏政策」 も、自分だけ得をすれば良いとする利己的な考えです。

エゴが蔓延し、世界は確実に劣化しています。


■ その3  家の中のセウォル号事件

韓国の殺人加湿器は、犠牲者が100人を超えるなど被害が広がっています。

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↑ 「子供にも安全」 と書かれたパッケージ

何と、ソウル大学の教授が、メーカーの「オキシー・レキット・ベンキーザー社」 から金を受け取り虚偽の実験結果を発表していたことが判明しました。

ソウル大と言えば、世界ランキング36位(2015年英国の評価機関であるQuacquarelli Symonds社による)で、日本の東大を上回っている名門大学です。

世も末でしょうか。この事件も、人の命(安全)より経済(金儲け)を優先させた結果起きた痛ましい事件と言えるでしょう。

人命は軽視され、世界は確実に劣化しています。



その他にも、三菱自動車データ改ざん事件はあまりにもお粗末な事件です。もう、ブログに書くスペースも惜しいくらいですから、簡単に触れるだけですが・・・

そもそも、国(国交省)が不正を見抜けなかったことが問題です。見抜けないのは当然で、燃費データの試験をメーカー任せ(自己申告)にしていたからです。

国交省は、三菱自動車に立ち入り検査を検討中とのことですが、検討しなければならないのは、国交省の体質です。今後の試験のあり方です。

東京都知事の金銭感覚や公私混同も含め、日本も世界と同様に劣化しています。目を光らせているのが週刊誌だったり、内部告発だったりと、非常に限られています。

良心が駆逐され、エゴが堂々と闊歩しています。世界は確実に劣化しています。



少人数だった男の料理

月1回の 「男の料理 in ほのりんプラザ」 、今回は4人と5人の2チームに分かれて行われました。 いつもは3チームあるのですが、休会や退会、曜日の変更などで、少人数の教室になりました。

1.鯛のかぶと煮

2.ポテトサラダ

3.かきたま汁

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天然の鯛を使った一品ですが、日本料理屋に負けないくらいの仕上がりでした。ただ、身が少なく、食べるところがありません。魚の頭ですから仕方ないと思いますが・・・

ポテトサラダは、旬のジャガイモをふっくらと茹でて、美味しくいただきました。

かきたま汁は、昆布と削り節でしっかりと 「だし」 を取ってあるので、とても本格的な味わいでした。

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食後は、アイス抹茶ラテをいただき、仲間と歓談して終わりました。






2016年5月 7日 (土)

「音楽の玉手箱」を聴く

「音楽の玉手箱」 と題するランチタイムコンサートに出掛けました。(2016・5・5 宗次ホール 波馬朝光Vn 玉木奈津子Vn 小林沙耶Va 高木良Vc 卯野杏実 Pf )

地域で活躍中の若手実力派5人による室内楽のコンサートです。 会場は音楽ファンでほぼ満席でした。

「玉手箱」 を開ける時の“ワクワク”する気持ちを、このコンサートで味わって欲しいと話がありましたが、まさに 「音楽の玉手箱」 には、宝物のような名曲がいっぱい詰まっていました。

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↑クリックで拡大します

オープニング曲は、良く知られた 「パッヘルベルのカノン」 でしたが、2曲目は 「ブラームス ピアノ五重奏」 第3楽章と、いきなりマニアックとも言える曲でした。

ランチタイムコンサートは、気軽に聴けるクラシックというコンセプトですが、この曲は奏者も緻密なアンサンブルを要求され、緊張感が聴衆にも伝わりますから、とても気軽には聴けません。

しかし、気軽なクラシックばかりでなく、重厚で渋いクラシックもあって良いと思います。 誰も知らないプログラム曲があっても良いと思います。そうでなければ、趣味の奥行きが広がりません。音楽を深く味わうことはとても大切です。

今回は、まさに室内楽(ピアノ五重奏)の醍醐味といった曲を聴かせてもらうことが出来ました。選曲には拍手を送りたい気分です。

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3曲目は 「我が母の教え給いし歌」 、ここでゆったりと癒されます。トークは軽快で、「ドヴォルザークは鉄道マニアだった」 などのエピソードも楽しく聞けました。

そのドヴォルザークの弦楽四重奏曲 「アメリカ」 第1楽章は、郷愁あふれる名曲ですが、4人の実力を感じる密度の濃い演奏には魅了されました。

「日本の心」 メドレーは秀演でしたが、「初恋」 のチェロソロには、しみじみとした情感がありました。 「日本の心」、どこかで再演されたらもう一度聴きたいと思いました。

最後は 「シューマン ピアノ五重奏曲変ホ長調より第1楽章」、普段は滅多に聴くことのない曲ですが、室内楽の傑作です。なお、曲の解説が分かり易く親切に感じました。

アンサンブルは良く溶け合って見事でしたが、各奏者の主張もあって、まるで会話を楽しむような演奏でした。 表情豊かで自然な音楽の流れは、時間を忘れさせてくれました。

アンコールは、お馴染みのハンガリー舞曲5番、大いに盛り上がって、60分のコンサートは終わりました。


今回のコンサートは、ランチタイムコンサートのあり方を少し発展させた選曲が特長でした。名曲のオンパレードだけでなく、「クラシック音楽の真の魅力」 をお客様に届けることは、音楽家と主催者に課せられた使命でもあると思います。 その意味で、今回のコンサートは成功したと言えるでしょう。

ただ、聴衆を感動させるような完成度の高い演奏は容易ではありません。その為に、音楽家は日々精進しているのではないでしょうか・・・


2016年5月 5日 (木)

減り続ける子供/子供の日に思う

子供の数は、何と 35年間連続して減り続けています!

総人口に占める割合は12,6%、こちらは何と42年間低下し続けています!

12,6%という割合は、国連の資料で見ると、31か国中(人口4千万人以上)最低です!

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各国の子供比率 (国連人口統計年鑑・2014年版 人口4000万人以上の国)

このまま低下が続けば、いずれ10%を切ってしまうでしょう!

先進国病などと悠長なことは言ってられません!

子供が1割 もいない国に 「明日」 はありません!


すでに人口は減少に転じました!

人口が減れば物は売れません! 消費は減って経済は落ち込みます! 税収が減れば行政サービスは低下します! もうかつてのような繁栄は望めません! 

それどころか、日本には生活困窮者があふれ、犯罪は増え、モラルも低下して、先進国から脱落するでしょう。

「保育園落ちた日本死ね!」 は、匿名ブロガーさん個人の問題だけでなく、日本にとっても重大な問題なのです!

本当に日本は死んでしまいます!


この夏の参議院選挙から、18歳以上の投票が可能になりました。まだまだ未来がある若い世代の人は考えて下さい!

今、日本にとって何が最も重要でしょうか?

憲法改正よりも、安保法制よりも、原発再稼働よりも大事なことは、抜本的な少子化対策です!

1250万人の高齢者に3万円づつ配り、国が3600億円使っても、日本は良くなりません!

もし、「1年以内に待機児童をなくす!」 と公約した政党、政治家がいたら、迷わず投票して下さい!

ただ、口先だけの政党が大部分ですから気を付けて下さい!

もし、実行力のある政党と政治家が出現したら、日本を救うと思います! 子供の未来を最優先に考える政党と政治家が増えることを切望します。


「子供の日」 とは、子供の未来を考える日です。単に子供が親に遊んでもらう日だけではありません。 子供の未来とは、日本の未来です。

来年からは、「子供の日」 ではなく、「子供と、日本の未来を考える日」 としたら、日本の未来は明るくなるかも知れません。


2016年5月 3日 (火)

熊本地震で分かったこと まとめ

熊本地震が発生して半月以上が過ぎましたが、現地では震度1以上の余震が1100回を超え、同規模の地震としては過去最悪のペースと言われています。被災地の方は、ゴールデンウィークどころではないと思います。

56万8千泊のキャンセルを受けた九州の観光業界も大変な打撃だったと思います。一日も早い復興が待たれます。


お見舞いの意を込めて、熊本地震で分かったことを、当ブログでまとめてみました。


■ 変わる常識(1) 初めて聞く 「前震」

気象庁は、14日の地震は 「前震」 で、16日の地震が 「本震」 だったと発表しました。

初めて聴いた 「前震」 と言う地震用語。 

私たちは今まで、「本震」 があって、その後、「余震」 が来ると思っていました。 「余震」 は、「本震」 より震度は小さい。 それが常識でしたが・・・

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常識は覆され、結果として犠牲者は増えました。

5月1日のNHKニュースは、14日の前震後に自宅に戻って、16日の本震で家屋が倒壊し亡くなった方が、12名に上ると伝えました。

実に、今回の犠牲者49名中12名が、14日の「前震」 のあと、いったん避難所や車から自宅に戻って亡くなったわけです。

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画像出典 http://matologs.com/archives/59302487.html

気象庁を責めることは出来ませんが、この事実は大変重いと言わざるを得ません。

今後は、地震があったら、これは 「前震」 かも知れないと思い、軽々に自宅に戻らないことです。たとえ、震度7の大地震であっても、その後に 「本震」 が来る可能性は十分あり得ると覚悟が必要です。

熊本地震は、これまでの地震の常識を破り、私たちに大きな教訓を残しました。もう誰もが 「前震」 という用語を覚えました。


■ 変わる常識(2) 新耐震基準でも危ない

今回の地震では、国道上の阿蘇大橋や、高速道路の跨道橋が崩落しました。また新幹線も脱線しました。

厳しい耐震基準に合格しているはずの公共建築、鉄道であっても、決して安全とは言えない現状です。

特に、全長200mを超える阿蘇大橋(一等橋TL-12)が跡形もなく崩落したことは、信じ難い出来事でした。

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崩落前の阿蘇大橋 Wikipediaより

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高速道路の跨道橋が崩落  画像:西日本新聞

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九州新幹線も脱線   画像:時事通信社

さらに、一般住宅に於いても、耐震基準はあまり当てにならないことが判明しました。

工学院大学の調査チームが、熊本県益城町で、およそ150戸の住宅の被害状況を確認した結果は下記の通りです。 (ニュースソース:NHK NEWS WEB)

1.1981年以前の旧耐震基準の住宅の大半が、「倒壊」 や、大きく壊れる 「大破」。

2.新耐震基準(1981年~2000年5月)で建てられた住宅でも 「倒壊」 と 「大破」 が、合わせて60%から70%に達した。

3.新・新耐震基準2000年6月以降)でも、20%から30%が「倒壊」や「大破」に分類される大きな被害が出ている。

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「新基準でも被害のニュース」  画像:NHK NEWS WEB

また、益城町役場も2013年度に 「耐震化工事」 を実施したばかりでしたが、大きな被害を受け、立ち入り禁止になっています。

また、最も安全であるべき小中学校では、耐震工事が完了済にもかかわらず、熊本市内だけで16小学校と8中学校で破損が見つかり、 危険と判断してその一部を閉鎖しました。 何のための耐震工事だったのでしょう。

世界一厳しいとされてきた日本の耐震基準も、今回の地震で見る限り、全く意味をなさないことが分かりました。 学校も、新築の家も、安心できない事態です。

地震のたびに強化された耐震基準が、今後見直されるのは必至ですが、建築コストの値上げや地震保険の値上げなど、国民の負担増は明らかです。


■ 地震予知は出来ない!

東海地震が遠州灘で発生すると言われて47年間、幸いにして東海地震は起きていませんが、その間に、阪神淡路大震災、東日本大震災、新潟中越地震などが起きてしまいました。

阪神淡路地震の発生確率は、当時0.4%~0.8%だったと言われています。また、新潟中越地震に関しては予想外だったそうです。今回の熊本地震も4%でした。

言うまでもなく、地震を予知できれば、大災害を未然に防ぐことが出来ます。しかしながら、研究の結果はあまりにもお粗末です。

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今後30年以内に地震が発生する確率  画像(2009年 地震調査研究推進本部)

出典:http://www.taoranger.jp/measures/ 

巨額の国費(税金)を投入し、専門家によって日々研究されている地震予知ですが、未だ成功した例はなく、その可能性は限りなくゼロに近づいています。

そもそも、2000か所以上もある活断層と、4つの巨大プレートに囲まれている日本で、地震予知など出来るのでしょうか。 自然災害の脅威と、未来の予知は、人智を超えているとしか思えません。

※ 尚、近年は南海トラフ大地震、首都直下型地震の可能性が大きく指摘されていますが・・・ もちろん(予知は外れても)起きないことを願っています。


■ 原発は止まらない

現在、日本で唯一稼働中の川内原発は、熊本から150Kmと近いのですが、今回の活断層との関連性は薄く、安全性に問題はなさそうです。

また、耐震性も確立されており、物理的には 「止める」 必要は認められません。

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問題は、心理的な面で 「止める」 必要があるかどうかです。

全く想定外の熊本地震では、震度7の揺れが2回ありました。今も1000回を超える余震で、住民の不安は募るばかりでしょう。近県の住民も同様です。

当ブログの私見でも、安全神話が崩壊した 「原発」 は再稼働するべきでないと述べてきましたが、いくら物理的に安全と言っても、住民の不安は拭えないのです。

熊本地震が収束するまで、一時的に原発を止めることが、何故出来なかったのでしょう。

今回の 「原発稼働継続」 は、物心両面で被災者を支える体制が不十分だと感じざるを得ない残念な決定でした。


■ 火事場泥棒の横行 日本人の二面性

救援物資や義援金が届けられる中、多くの善意のボランティアが熊本入りしています。

しかし、現地では留守宅をねらった窃盗事件が多発しているようです。

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ANN NEWS 画面

相次ぐ卑劣な犯罪は、4月29日現在で27件報告されていますが、地元では警察、消防、自警団などによるパトロールが24時間体制で行われています。

パトロールしなければならない現状には、憤りを超えて 「情けない」 気持ちがこみ上げます。

ビートたけし氏が、被災地での空き巣に激怒して 「あいつら射殺しろよ」 と、過激な発言が話題になっていますが、その気持ちも分かります。

窃盗グループには外国籍も含まれているようですが詳しくは分かりません。人間として最低の行為であることに変わりはありません。


被災地では、「善意」 と 「悪意」 が交錯しています。
住民の心中は複雑でしょう。


■ 発想の転換

大規模な災害が起きると、仮設住宅や仮設トイレメーカーはもちろん、道路、上下水道などのインフラ関連メーカーの株価が上昇します。建築資材や建設業の株価も上がります。

実際、熊本県は補正予算で、仮設住宅4200戸(170億円)を用意することを決めました

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仮設住宅の間取り(2軒分) 東日本大震災 首相官邸災害対策ページ より

災害が起きるたびに大量に作られ、いずれ壊される仮設住宅。 快適とは言えない仮設住宅ですが、日本では当たり前のように設置されています。

しかし、タレントの清水国明さん(65)が、仮設住宅を批判し、トレーラーハウスの利用を訴えていることを知りました。

清水氏によると、トレーラーハウスは仮設住宅に比べ、すぐに現地に届き、災害復旧が進めば引き揚げられる、そして何度でも使用できて無駄がなく、居住環境も快適とのことです。

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宮城県女川町のトレーラーハウス 出典:http://www.projectdesign.jp/201304/touhoku/000466.php

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トレーラーハウスの間取り(一例) http://www.can-baco.co.jp/newcar/M017/index.html

実際にアメリカでは、何万台、何十万台も備蓄して、貨物列車に載せて被災地に送っているそうです。 また、使わない時は、スポーツ合宿などに活用しているそうです。

清水氏の提言には賛同できます。鉄道網の発達している日本では、トレーラーハウスの運搬は容易です。安全で快適な住宅の提供に素早く対応できるでしょう。


国民も行政も、今までの 「災害が起きたら仮設住宅」 と言う発想を変える必要があるのではないでしょうか。

災害大国 日本の、「復興対策」 に一石を投じる素晴らしい提言だと思いました。



以上、今回の熊本地震で分かったことを、復興の願いを込めて、まとめてみました。今回の教訓を後世に活かすことが、犠牲者を追悼することになると信じます。私自身も勉強させていただきました。お付き合い下さりありがとうございました。


2016年5月 1日 (日)

皐月 穏やかと言えない五月に

大型連休3日目、5月に入りました。

ご存知の通り、5月の旧名(陰暦名称)を 「皐月(さつき)」 と言います。

この季節に相応しい気持ちの良い響きですが、世の中は穏やかとは言えない情勢です。

日本経済は、円高・株安が進みそうです。熊本地震も収束していません。国内はサミットも近く厳戒態勢です。一方、パナマ文書の情報公開が5月10日に迫っています。

気もちが穏やかでない人も多い5月となりそうです。

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5月と聞くと思い出す曲があります。

シューマン作曲の歌曲集 「詩人の恋」 。 詩は、ハイネ(Heine)ですが、その第1曲目が 「こよなく美しい五月に」 です。


Im wunderschönen Monat Mai    
こよなく美しい五月に

 Im wunderschönen Monat Mai,    こよなく美しい五月に
 Als alle Knospen sprangen,      すべてのつぼみが弾けて咲くように
 Da ist in meinem Herzen        ぼくの心の中にも
 Die Liebe aufgegangen.         恋が花開いたんだ


 Im wunderschönen Monat Mai,   こよなく美しい五月に
 Als alle Vögel sangen,        すべての鳥たちが歌うように
 Da hab ich ihr gestanden        ぼくも彼女に告白したんだ
 Mein Sehnen und Verlangen.      ぼくの憧れと そして願いを

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音楽で気持ちを穏やかにしたいものです。


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