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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年12月の19件の記事

2015年12月30日 (水)

2015年 クラシック音楽界10大ニュース

1年の締めくくりに当たり、当ブログが独自に選んだ 「2015年クラシック音楽界10大ニュース」 を発表します。
 

 1.ショパン国際ピアノコンクールで韓国 チョ・ソンジン氏優勝

空前の国際コンクール当たり年だった2015年、その最高峰とも言えるショパンコンクールで、韓国のチョ・ソンジン氏が優勝しました。アジアでは中国のユンディ・リ氏 に次いで2番目の快挙でした。 

その後、フランス人審査員アントルモン氏が、チョ・ソンジン氏の演奏(本選)に、最低点の1点(10点満点)を付けていたことが分かり、大きな話題になりました。

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左 アントルモン氏  右 チョ・ソンジン氏=(EPA=聯合ニュース)

 
 2.シベリウスイヤー 盛り上がらず

シベリウス生誕150年のメモリアルイヤー、本場フィンランドから2つのオーケストラが来日したり、ラトル/ベルリンフィルのCD交響曲全集が発売になったりしましたが、モーツァルト生誕250年やショパン生誕200年に比べて、かなり盛り上がりに欠ける1年でした。

 
  3.相次ぐ訃報 プリセツカヤの死

5月、20世紀最高のバレリーナ マイヤ・プリセツカヤさんが亡くなりました。当ブログ記事 バレエの名花 プリセツカヤさん逝く

日本になじみだった ボリショイのスター歌手 オブラスツォワ氏も1月に、ピアニストのチッコリーニ氏も2月に亡くなりました。最近では、指揮者の クルト・マズア氏の訃報が届きました。多くの名演奏家を撮り続けた写真家の 木之下晃氏の逝去も今年でした。

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 4.楽譜の世界的話題あれこれ

ストラビンスキーの幻の楽譜が100年ぶりに発見されたり、バッハのロ短調ミサの自筆譜が、ユネスコの世界記憶遺産に登録されたりと、楽譜に関する世界的話題が目立ちました。

もう一つ、昨年発見されたモーツァルトのピアノソナタK.331(トルコ行進曲付き)の自筆譜に基づき、従来譜との弾き比べが行われたことは大きなニュースと言えます(その後CDもリリースされました)。200年の時を超えて、有名なソナタK.331は、どんな変貌を見せるのでしょうか。


 5.ベルリンフィル次期指揮者にペトレンコ氏

世界最高峰のオーケストラ、ベルリンフィルの次期首席指揮者に、無名のキリル・ペトレンコ氏(43歳 ロシア出身)が選出され、世界の音楽関係者を驚かせました。

また、最近では、日本でも人気の指揮者チョン・ミョンフン氏が、様々な疑惑報道で、ソウル市響(ソウルフィル)の芸術監督の職を退く意向を示しています。今年も指揮者に関する話題は尽きませんでした。

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© Wilfried Hösl

 6.新しいピアノの登場

ピアノ300年の歴史上、スタイル・機能ともに画期的なピアノが誕生しました。

ハンガリーのピアニスト ボガーニ氏が考案した 「 Bogànyi 」 (ボガーニ)。 流線形と2本足が斬新です。また、ピアニストで指揮者のバレンボイム氏は、平行弦にこだわったニューモデルを発表しました。 スタインウェイ&サンズ社の600000番モデルも世界の注目を集めました。

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 7.世界的コンクール補助金カット(国内)

世界三大フルートコンクールの一つ 「神戸国際フルートコンクール」 は、神戸市が補助金カットを決めたことで存続の危機を迎えました。

とても残念なニュースで、心を痛めましたが、東京の 「セレモア文化財団」 が、寄付を表明して、次回(平成29年)開催のメドが付きました。 行政は、財政難を理由に文化予算を削るケースが増えています。文化国家とは程遠い日本の現状が見えてきます。

 
 8.小澤征爾氏、中村紘子氏、怪我や病に倒れる(国内)

名称を変えて新しくスタートした 「セイジ・オザワ松本フェスティバル」 では、直前に小澤征爾氏が骨折して、オペラ公演を降板するという波乱の幕開けになりました。コンサートのプログラムも、変更を余儀なくされる事態となりました。

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ピアニストの中村紘子氏も、がん治療に専念するため、演奏活動を休止しました。今年も、病気や怪我が演奏家とファンを苦しめました。中村紘子氏の一日も早い復帰が待たれます。


 9.音楽産業に変化(国内)

エイベックスが、著作権管理会社のイーライセンスとJRCを傘下に収め、早速、自社の10万曲に及ぶ管理業務をイーライセンスに移行しました。 これにより、JASRACの独占状態は崩壊しました。著作権ビジネスは競争の時代に入ったようです。

また、NTTドコモは音楽ソフト販売最大手のタワーレコードの筆頭株主になり、事実上傘下に収めました。すでに、ローソンの傘下になっているHMVの事業展開も含め、音楽産業に大きな変化が進んでいます。


10.新垣隆氏の活躍(国内)

2014年2月の記者会見以来、そのキャラクターが受けて、20本を超えるバラエティ番組に出演する一方で、CD、本の発売、コンサート全国ツアー、CMの作曲、出演と、この1年大活躍でした。そして10月には、紀尾井ホールで 「新垣隆展2015」 を開催するなど、クラシック作曲家としても本格的に活動を始めました。

今後の期待も込め、10大ニュースにランクインさせました。応援しています。



今年も、当ブログをお引き立て下さり本当にありがとうございました。   壺中日月長







2015年12月28日 (月)

あがたゆりえリサイタル ほか  毎日が音楽と共に 12月②

12/13 第4回 あがたゆりえ ピアノリサイタル ~時を奏でるピアノの旋律~

個人的に応援しているピアニスト縣友里恵さんのリサイタルは、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、シューマン、チャイコフスキーと、通常の1,5倍ほどのプログラムに挑戦して見事に弾き切りました。

作曲家の個性や年代の違いを良くとらえた演奏が光りましたが、特にチャイコフスキーの 「四季」 全曲は、自然豊かなロシアの一年を鋭い感性と温かな眼差しで表現して、会場を魅了しました。

アンコールの 「トロイメライ」 と、「花は咲く (縣友里恵編曲)」 を聴いた時点で、開演から2時間半が経っていました。本当にお疲れさまでした。

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12/18 名古屋室内管弦楽団第5回定期演奏会 
(しらかわホール)

第15回ショパン国際ピアノコンクールで第4位に輝いた関本昌平と、国内外で活躍中のピアニスト前田祐里による、プーランクの2台ピアノのための協奏曲ニ短調と、ビゼーの交響曲第1番ハ長調、フォーレのパヴァ―ヌを聴きました。

オールフランスものでしたが、生では滅多に聴けないプーランクが興味深く楽しめました。ビゼー1番の2楽章は何度聴いてもオーボエの旋律に癒されます。まだ若々しいオケですが、実力は十分のようです。期待したいと思います。

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12/21 歌で四季をめぐる  横山奈央子(Sp)、野口夏菜(Pf)  
(宗次ホール)

新進気鋭のソプラノ歌手 横山奈央子さんと、ピアニストの野口夏菜さんのランチタイムコンサートに出掛けました。

横山さんは、良く知られた日本歌曲からオペラアリアまで、丁寧な表現、きめの細かい美しいソプラノで披露してくれました。

愛らしい可憐な歌唱は、時代が求めています。大いに羽ばたいて欲しいものです。

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12・25 キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 with 大谷康子  (愛知芸文コンサートホール)

先日の東京公演(サントリーホール)では、皇后美智子様がご臨席になったそうです。音楽ファンなら嬉しいプログラムは、メンチャイ(メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲)。いわゆる二大ヴァイオリン協奏曲です。

ヴァイオリニスト大谷康子のデビュー40周年記念のコンサート、名古屋ゆかりの大谷さんだけあって会場1,2階は、ほぼ満席でした。

少し歌いすぎかも知れませんが、振幅が大きくたっぷりした音楽は、やはり 「歌うヴァイオリニスト」 に相応しく、ストラディバリウスの華麗な音色を得て、豊かに響き渡りました。

アンコールは、スラブ舞曲第1集8番、さすがスラブ最高峰といわれたウクライナのオーケストラです。ややテンションの低かった前半の演奏をはね返す素晴らしいアンコールでした。

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戦後70年慰霊の旅 その参  沈黙を破る手紙

少し前の話しですが、この10月7日、京都舞鶴市の 「舞鶴引揚げ記念館」 に行って来ました。  (重い記事ゆえにアップが遅くなりました。)

10月7日は、70年前の昭和20年に、初めての引揚げ船 「雲仙丸」 が舞鶴港に入港した日です。

この日から、昭和33年9月まで13年間に渡り、延べ426隻の引揚げ船が舞鶴港に入港し、664,531人の引揚者が故郷日本に帰って来ました。 (うち、ご遺骨は16,269柱とされる)

しかし、穏やかに晴れ渡る舞鶴港や整備された記念公園からは、当時の悲劇は想像出来ませんでした。

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復元された引揚げ桟橋

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異国の丘、岸壁の母 歌碑


そもそも、舞鶴を訪ねて見たくなったきっかけは、あるテレビ番組でした。

ETV特集 「沈黙を破る手紙~戦後70年目のシベリア抑留~」 (NHK Eテレ 2015・9・5放送)は、旧ソ連の国営ラジオ放送を偶然にも受信した、大阪在住の坂井仁一郎氏が、抑留者の安否情報を、留守家族にハガキで伝えたという番組でした。

当時、多くの留守家族は、何の情報もなく、只々帰りを待つだけで途方に暮れる毎日でしたが、一人の民間人だった坂井氏のハガキが、大きな光明をもたらし、生きる希望につながったのです。

番組サイト  動画サイト→http://www.dailymotion.com/video/x352nv8 (リンク切れご容赦ください)

この記念館には、その当時の手紙が展示してあり、生々しい状況がくみ取れます。

留守家族から坂井氏に届いた 「お礼の手紙」 の一部(修正済)をご紹介します。(生死不明だったご主人は、坂井氏のハガキ通りに無事帰国を果たします。)


お手紙、喜び拝見致しました。

三人の子どもを亡くし、財産を失い、主人は生死不明、一人淋しい淋しい、どん底生活の中に、貴方様からの暖いお便り、どんなに喜こんだ事か、御想像下さい。(中略)死を超へた収容生活、もう何をしても苦しくないと言って居ります。主人と共々、厚く厚くお礼申し上げます。 かしこ


このほど(平成27年10月9日)、
「シベリア抑留に関する資料」 が、ユネスコの世界記憶遺産に登録され、想像を絶するシベリア抑留の資料が再認識されることは、大変意義深いことです。

日本では、戦争を知らない世代が8割を超えました。二度と戦争の惨禍を繰り返さないためにも、私たちは進んで過去を学び、犠牲者を追悼しなければなりません。

戦後70年慰霊の旅は、来年も続きます。

 

平和のメッセージは届いたか  第九を聴く

年末になると日本中津々浦々で演奏される ベートーヴェン「第九」。

その一つが昨日開催されました。 (2015・12・27 長良川国際会議場大ホール)

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戦後70年の締めくくりに相応しい「第九」 演奏会。会場は熱気に包まれていました。


解決の糸口すらない、紛争、テロ、難民、飢餓、環境、領土、エネルギー、災害などを乗り越え、人類は平和への道を歩むことが出来るのでしょうか。

ベートーヴェン 「第九」 に込められた 「人類愛」 のメッセージが、今日(こんにち)ほど大きな意味を持ったことはありません。

そのメッセージが、千人を超える会場の聴衆に届いたのでしょうか。音楽の力を信じたいと思います。


Tomorrow is Another Day 作品展での挑戦

年一度のカルチャー教室の作品展( 絵画、書の作品等 )が、先月開かれました。(2015・11・13~16 CINEXホール)

毛筆で英語を描くのは邪道とも言えますが、「遊び心」で挑戦してみました。

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「Tomorrow is Another Day 」 あしたは明日の風が吹く

ご存じ、映画 「風と共に去りぬ」 のヒロイン スカーレット・オハラのセリフです。


「あしたは明日の風が吹く」、と言うのは、楽観的で何となく無責任な気もします。この場合は、「明日という日は必ず来る」 という意味に取って、「明日への希望」 につなげることが大事だと思います。

山あり谷あり、きょう嫌なことがあっても、必ず陽は昇り、新しい朝がやって来ます。来る新年が希望に満ちた一年になりますよう願っています。





2015年12月23日 (水)

珠玉の合唱曲でクリスマスを静かに祝う

終戦の年、1945年生まれのイギリスの作曲家 ジョン・ラター(John Rutter)の作った 「聖夜の子守唄( Christmas Lullaby/クリスマスララバイ )」 を聴いてクリスマス気分に浸ってみては如何でしょうか。

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”Ave Maria, Ave Maria”
Hear the soft lullaby the angel hosts sing

”Ave Maria, Ave Maria”
Maiden, and mother of Jesus our King.


「アヴェ・マリア、アヴェ・マリア」 と、

お聞きなさい、天使の大軍がやさしい子守唄を歌うのを。
「アヴェ・マリア、アヴェ・マリア、
  おとめにして、我らの王イエスの御母よ。」    (対訳 ロビンソン商会 works)

 

そして、子守唄と言えば、とっておきの一曲があります。

フィンランドの作曲家 アルマス・ヤルネフェルト(Armas Jarnefelt)の 「 Berceuse 」 仏語で子守唄 。 チェロとピアノで奏されますが、旋律は忘れられません。

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2015年12月21日 (月)

毎日が音楽と共に 12月①

12月に入り、地元のコンサートに通う機会が増えています。これだけ多いと、同じ日に重なることもあり、せっかくお誘いを受けても、行けないコンサートも多々ありました。

Dscn15921_212/6 まちかどコンサート

今回は邦楽が中心でしたが、特に「大正琴」グループの演奏は、4声のアンサンブルが良く揃って、音楽的な表現に優れ、従来のイメージとは違って、とてもお洒落な演奏が印象的でした。

2015121212/12 今、開く未来の扉 若き音楽家の挑戦 Vol.3

同じランチタイムコンサート、11月30日「憂愁の町~美しかれ悲しかれ」 で聴いた本田有輝さんの哲学的な余韻が残っていましたが、この日は、はじけるようなパワーに圧倒されました。

音楽性、集中力、精神性など、どれを取っても一人前の音楽家の素質充分の5人の演奏でした。

次々生まれる新しい才能、しかし、その才能を受け入れるだけのステージが現状の音楽界にあるのでしょうか。

これほどの才能が眠ることなく、新しい音楽シーンが創造される社会の到来を夢見て、会場をあとにしました。


28_212/12 篠原悠那ヴァイオリンリサイタル

この日は、コンサート二本立てでしたが、開演時間が違えば可能です。

先日、ツィゴイネルワイゼンコンクールの初代1位に輝いたヴァイオリニスト篠原悠那さんのソロリサイタルを聴きました。

グリーグのヴァイオリンソナタから、サン=サーンス、クライスラー、チャイコフスキーなど盛り沢山のプログラムでしたが、情熱的な演奏に大きな声援が送られていました。

人気のアニメ  「四月は君の嘘」 は映画化され、2016年公開が決まっていますが、宮園かをりのモデルアーティストを担当している篠原さんの益々の活躍が期待されます。

ジャパン・アーツ 篠原悠那サイト

Dscn1600112/14 ピアノ ロビーコンサート

地元の新聞社の本社ビルで、月数回行われているロビコンに行って来ました。( Pf=卯野杏実さん )

午後のひと時、無料で音楽が楽しめるとあって、サラリーマンや主婦、親子連れなどに人気です。

このようなコンサートが街に溢れたらどんなに素敵でしょう。

12月後半のコンサート( 12・21ランチタイム、12・25 キエフ国立、12・27第九他)は、次回アップさせていただきます。

2015年12月17日 (木)

映画 「偉大なるマルグリット」 音痴な歌姫

実在したソプラノ歌手 フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルに、音痴の歌姫の数奇な運命を描いたヒューマンドラマ。

フランスでは、観客動員100万人を突破した異色の音楽映画。(原題 Marguerite 2015仏)

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画像は映画.comより

youtube 偉大なるマルグリット 予告編  2016年2月全国ロードショー

↑この予告編の音声を聴いて、我が家のワンコは別の部屋へ逃げて行きました。ですから、視聴される場合は注意して下さい。万一、気分が悪くなったら、次の動画を見て、体調を整えて下さい。

モーツァルト魔笛より 夜の女王のアリア

モーツァルト フィガロの結婚より 恋とはどんなものかしら




2015年12月14日 (月)

晩秋の室生寺を訪ねる

12月初旬、晩秋の奈良 「室生寺」 を訪ねました。

久しぶりのバス日帰り旅行ですが、この4月から参加している 「ラジオ体操の会」 の親睦旅行です。

25年も続いている市民活動ですから、バスが出発する際には、市長さんまで手を振って見送ってくれました。

定員いっぱいの参加者を乗せて、バスは赤目四十八滝から、室生寺に向かいました。高齢者が多いのですが、車内は活気があふれています。 ただ、行く先にお寺を選ぶあたりは、お年寄りの団体らしいところかも知れません。

高野山が厳しく女人を禁制したのに対し、この室生寺は真言道場として女性の参詣を許したことから 「女人高野」 として有名です。

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国宝 十一面観音像(平安初期)を始め、幾多の優れた仏教美術を今に伝えていますが、運慶作と言われる 「十二神将像」(重文 鎌倉時代) が、奈良国立博物館から里帰りしていて、十二体全てを鑑賞することが出来たことは幸運でした。

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石段を上ると、国宝 五重塔(平安初期)が見えてきます。

戸外の五重塔としては最小のものですが、あたりの自然と調和して優美な佇まいを見せていました。

山林修行の道場として、室生川の清流の奥深く、室生山の麓に開かれた真言宗  「室生寺」。

山紫水明の地を訪れ、多くの文化遺産に触れる今回の旅行は、今年一年の締めくくりに相応しい感動の旅になりました。


女人高野 室生寺 公式サイト




2015年12月13日 (日)

ショパン デビュー? 馬名とクラシック音楽

隠れ競馬ファンとして気になるニュースを見つけました。

「 ショパン 12月20日 デビュー!」

ショパンとは、20日の中央競馬、阪神 5 レースの新馬戦でデビュー(初出走)する2歳(男の子)の馬の名前です。

母は、G1を2勝した有名な エアグルーヴ ですが、ショパンを出産直後に体調不良で死亡したので、ショパンの誕生日は、エアグルーヴの命日でもあります。

騎手は、今年絶好調のミルコ・デムーロです。何と言っても、日本ダービー、皐月賞、チャンピオンズカップの勝利騎手です。

馬主は、AKB48の運営会社の元社長さんです。血統にも騎手にもオーナーにも恵まれた新馬ショパンですから、20日のデビュー戦には期待が集まります。

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さて、他にもクラシック音楽に関係する馬名があるのでしょうか? 興味がわいて調べてみたところ、出るわ出るわ~

作曲家が一番多く、ヴィヴァルディ、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ベルリオーズ、シベリウス、ラヴェル、ドビュッシー、エルガー、ストラヴィンスキー、ホルストetc

マニアックなところでは、18世紀ウィーンの作曲家ヴァーゲン・ザイル、余程のクラシックファンでも知らないと思います。

他には、ローエングリン、ジークムント(ワルキューレのキャスト)、バーンスタイン(アメリカの指揮者)、アドリアーナ(オペラのヒロイン)、変わったところで、ドレミファソラティド、ピアノリサイタル、まだ他にもありそうですが、この辺にしました。

そう言えば、以前、マチカネタンホイザ と言う名馬がいたのを思い出しました。本当は、タンホイザー と、伸ばしたいところですが、中央競馬のきまりで、名前は9文字以内となっています。不自然でも仕方ありません。 ※例えば、シンフォニーオーケストラ と言う名前は付けることが出来ません(11文字)。

一見、競馬とクラシック音楽は無関係のようですが、弦楽器の弓の毛は、ご存知の通り、お馬さんの尻尾の毛です。競馬のファンファーレも、管楽器のアンサンブルで演奏されます。弦楽器も管楽器も、競馬と深い縁がありました。

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ですから、馬名にクラシック音楽の関係の名前が付いても不思議ではありません(結論)。ご相談いただければ、当ブログが良い名前を付けてあげましょう~。


■ ショパン、デビュー戦結果!

ちなみに、20日阪神5レースの結果はどうなったのでしょうか?

ショパン( 馬番3番 写真中央)は、1番人気でしたが、惜しくも5着に終わりました。

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画像は、TV画面より


その後、

■ ショパン初勝利!

2016年2月6日 京都6レース(3歳未勝利)にて、ショパン(14番)は見事に初勝利を収めました。

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2015年12月12日 (土)

美味しくて、楽しくて ~男の料理~

12月の 「男の料理教室  in ほのりんプラザ」 は、おせちと Xmas を意識した献立になりました。

1.エビ入り伊達巻

2.中華風鶏の照り焼き

3.親子のちらし寿司

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当たり前ですが、鮭といくらが入っているから、親子のちらし寿司です。味は美味しいのですが、見た目の繊細さがありません(笑)。

鶏は柔らかく、伊達巻も市販のものより数倍美味しくいただきました。

2015年12月11日 (金)

本堂にハープの調べ

先日、織田信長公の菩提所 「崇福寺」 で、グランドハープのコンサートが開かれました。

このお寺では、例年、庭園の 「ドウダンつつじ」 の美しい11月下旬に、音楽会を企画されていますが、この日も、広い本堂がいっぱいの大盛況でした。

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季節に合った日本の名歌、懐かしい昭和のヒット曲、ハープの定番 「引き潮」 など、優しいハープの調べが本堂に満ちて、至福の時が流れました。

公演後、ハーピストのCDを買い求める客が列を作りました。CDがたくさん売れるのは、お客さんが喜んでくれた証です。

こんな時は、コンサートの企画をお手伝い出来て本当に良かったと思えます。誰もが気楽に楽しめるクラシックコンサートが街中にあふれ、音楽文化が益々広がりますように。

大雨のプレゼント

日本列島を低気圧が横断して、昨夜から全国的に大雨になりましたが、午後からは雨も上がり、空にきれいな虹がかかりました。

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虹 空の青さに溺れないの  吉田加南子


久しぶりに虹を見た気がします。

虹に癒されながら車を走らせると、僅かに開けた窓から、師走とは思えない暖かい風が入ってきました・・・



2015年12月 8日 (火)

心が通う クラシックサロン(第4回)

先日、約1年ぶりに 「クラシックサロン」 と称する懇親会が開かれました。早いもので、もう4回目になりました。

かつて、音楽の仕事で意気投合した仲間の会です。 メンバーはヤマハ講師などのピアノの先生が中心です。

今回は、新しいメンバーも加わり、季節に相応しく 「第九」 の話題などで大いに盛り上がりました。


人生には、出逢いがあり、再会があり、別れがあります。

もちろん、全ての始まりは 「出逢い」 からです。 出逢いに感謝し、再会を喜ぶ、それが人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

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われ人に逢う。実りある人生かな。


この会が、末永く続きますように・・・ 

2015年12月 7日 (月)

強運だった抽選会/会場押えの現実

来年行われる、あるクラシックコンサート(※)の会場を予約するため、電気文化会館(ザ・コンサートホール)へ出掛けました。

日曜日・祭日の希望日を押えるのは容易なことではありませんが、運よく抽選に当たり、希望日を予約することが出来ました。

しかし、抽選にもれた人は気の毒ですが、平日にするか延期するか、最悪は諦めるしかありません。

これが、会場押えの現実です。 どのホールも、日曜・祭日を押えるのは至難の業です。さらに今後、地震対策などで、ホールの改修が相次いで予定されています。

クラシック音楽人口は決して多くありませんが、コンサート会場は空きがありません。不思議な現象とも言えます。

このことについては、いずれ当ブログで考察したいと思いますが、原因の一つは、日本の労働時間が夜型になっていることに関係があるようです。

平日のコンサートは仕事の関係で集客しにくいばかりか、出演者もリハーサルなどで仕事を休まなければなりません。

すなわち、近年のコンサートは、アマチュアの演奏家の比率が高くなっているので、どうしても、日曜・祭日に希望日が集中するのです。

一般市民の音楽家が増えることは悪いことではありませんが、今日のいわば 「夜型労働社会」 を変えない限り、この現状は改善されません。

音楽普及と社会構造は密接に関係しています。関係者の議論の高まりを期待します。

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さて
、(※)あるクラシックコンサートとは、まだ発表できる段階ではありませんが、
いずれ世界的なレベルのコンサートになる可能性があります。

その記念すべき第1回の演奏会を、微力ながらもお手伝い出来て光栄に思います。

続報は、当ブログにてお伝えします。こうご期待!


歌声はステンドグラスの光に包まれて

姉のささやかなコンサートがありました。

歌の好きだった姉は、定年後に、初めて本格的な歌のレッスンに通い出し、昨年、プライベートCDを作成しました。

そのCDを聴いた方からの勧めと、多くの方の温かいご声援を受けて、今回のコンサートが実現しました。

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会場は、コンサートホールではなく、ステンドグラスのショールーム(PARUSAホール)をお借りしましたので、雰囲気がとても素晴らしく、美しい光に包まれて歌声が響きました。

コンサートを決意してから8か月、姉は懸命に勉強して、このコンサートに臨みました。日本の名歌から、ミュージカル、オペラアリアまで、14曲を5か国語で歌い切り、満場の拍手を受けました。

姉の夢がかなった瞬間に、私も司会者として立ち会うことができました。

ご共演いただいきました多くの方と、皆様のご厚情、お力添えに心より感謝申し上げます。





韓国版 「のだめカンタービレ」 BSフジで放映

9年前、日本でクラシックブームを作った TVドラマ 「のだめカンタービレ」(平均視聴率18,9%) の韓国版が、ついに今週12月10日(木)から、BSフジで放送されます。

韓国版「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」 全21話、日本では有料のCSで本年2月から放送され、その後7月にはDVDも発売(レンタル)されていましたが、今回は衛星TV(BSフジ)で見れることになります。

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韓国版 のだめカンタービレ 公式サイト(動画付)

日本でも人気の、チュウォンとシム・ウンギョン主演、久々のクラシック音楽ラブコメディです!

クラシックブームが再燃することを願います。是非ご覧ください。





2015年12月 6日 (日)

亡き妹へ/ドミンゴが歌う極上の聖夜

週末、クリスマスのイルミネーションで着飾った夜の街を歩きました。


今年はどんな聖夜を聴こうかと、ネットで探していたら、ドミンゴが歌う 「極上の聖夜」 を見つけました。

あのドミンゴも74歳。今年、最愛の妹を亡くしました。

その妹の想い出に捧げます。

教会のキャンドルに照らされて、チェロ、ピアノ、少年少女合唱団の清澄なハーモニーが、ドミンゴの祈りと溶け合います。

もうすぐクリスマス、来年も希望の星が輝きますように・・・

2015年12月 4日 (金)

M E T ライブビューイングに感動の涙

師走入りして4日が経ちました。今秋以降、スローライフとは程遠い生活を送っています。ブログの更新も滞りぎみですが、今日の話題は優先してアップいたします。


ご存知、ニューヨークメトロポリタン歌劇場( 略してM E T ) のワーグナー 「タンホイザー」 を鑑賞してきました。 と言っても、映画館に行ってきただけですが・・・。

ここ数年、観客動員数が前年比25%~30%増で大人気の 「M E T ライブビューイング=映画館オペラ」 ですが、もう今秋で10周年だそうです。

ワーグナー初期の傑作、しかも本日が上映最終日とあって、ミッドランドシネマは、ファンでいっぱいでした。 (4時間40分 《休憩やインタビュー含む》 の大作。)

超一流の歌手陣、オーケストラ、合唱団が織りなす迫力の舞台が目の前に広がります。音響も素晴らしく、劇場で観るより臨場感があるかも知れません。 (5,1chサラウンド、10台以上のHDカメラを駆使)

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有名な序曲から始まって、歌の殿堂、行進曲、巡礼の合唱、夕星の歌、と名曲が目白押しでしたが、途中、感極まって目が潤むこともあり、まさに感動ものでした。

見どころは、レヴァインの指揮による比類ない充実の演奏、第1幕冒頭の見たことも無い官能的なバレエシーン、タンホイザー役 ヨハン・ボータの強靭な歌声、ヴェーヌス役のグラミー賞受賞 ミシェル・デ・ヤングの魅惑的な声、エリザベート姫役 エヴァ=マリア・ヴェストブルックの圧倒的な歌唱と演技、そして何といっても、ヴォルフラム役のペーター・マッティ(バリトン)の歌う格調高い「夕星の歌」、迫力の合唱、もう何一つ言うことがありません。

タンホイザー役のヨハン・ボータ氏は、2016年9月8日ウィーンで死去されました。51歳の若さでした。ご冥福をお祈りします。

これほど完成度の高いオペラが、ニューヨークで上演されて、わずか1か月で、日本のスクリーンで観れることは驚異的なことでしょう。

M E T の前回の日本公演S席は64000円、今回の入場料は3600円。もちろん単純に比較はできませんが、やはり破格の安さです。


次は、ビゼー 「真珠採り」、プッチーニ 「マノン・レスコー」 に行こうかと思っています。

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■ 詳しくは→ 公式サイト M E T ライブビューイングとは? 動画付き (音量大きくして下さい)

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