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書の作品

  • Img_20170518_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

開設以来のバックナンバー

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  • 座右の銘

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

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2015年9月の25件の記事

2015年9月27日 (日)

韓国 ロッテ会長の文化芸術支援とは

国際コンクールで台頭する 韓国の若手音楽家、その韓国発ニュース(中央日報)は、先日のお家騒動で揺れた ロッテの辛東彬(シン・ドンビン)会長が、私財100億ウォン(約10億円)を投じて、文化芸術分野の社会貢献に取り組むと報じています。

そして、ロッテ文化財団は、2016年10月オープン予定のロッテホール運営を中心にクラシック音楽公演を支援することになりそうです。

ロッテホールは、2018席(又は2036席)のクラシック専用ホールで、韓国初の大型パイプオルガン(パイプ5千本規模)も設置されるとのことです。 

ホールの形状も、ヴィンヤード(ブドウ畑)形式と呼ばれるもので、サントリーホールと同じです。座席数もほぼ同じ(サントリーは2006席)、パイプオルガンの本数も同規模(サントリーは5898本)です。

また、ソウルに出来るホールとしては28年ぶりの建設になると言われています。

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図解の出典は、「もっと!コリア」http://www.mottokorea.com/mottoKoreaW/Business_list.do?bbsBasketType=R&seq=11080

知りませんでしたが、今まで韓国には、パイプオルガンを備えたクラシックホールがなかったようです。 (どうしても比較してしまいますが、サントリーホールは来年オープン30年です)

国際コンクールでは、韓国発の優秀な音楽家が多く生まれていますが、ロッテグループの支援を受け、韓国のクラシック音楽はさらに発展するのでしょうか。 ロッテ文化財団の今後の動きに注目したいと思います。

新垣氏 2回戦で敗れる

新たな音楽バラエティー番組 「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」 が、9月25日(金)19時より放送されました。(テレビ朝日系)。

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新垣隆 (C)テレビ朝日 (music.jp) TV画面より

新垣氏は、第1回戦 「天才作曲家対決」 で エリーゼのためにを弾き、イタリアのジョヴァンニ・アレヴィ氏に快勝しましたが、第2回戦では、ピアニスト坂本真由美氏に惨敗しました。

相手が強すぎたせいもありますが、超多忙な新垣氏の練習不足が原因かと思います。

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新垣氏の曲に
思わず涙ぐむ黒柳さん  TV朝日より

この日は、「徹子の部屋」 にも2度目の出演(※)だった新垣氏ですが、10月には紀尾井ホールの 「新垣隆展」 も控えています。 相変わらず、テレビやコンサートなど多方面に活躍中の新垣さんですが、このブログも陰ながら応援させていただきたいと思います。

※ 新垣氏は、18年前に、日本屈指のヴァイオリニスト江藤俊哉氏がこの番組に出演した際、伴奏者として影の出演を果たしており、2回目の出演となりますが、ゲストとしての登場は今回が初となります。


2015年9月26日 (土)

千住明 個展コンサート2015

作曲家 千住明氏の活動30周年を記念した 「千住明個展コンサート2015 with Orchestra」 に出掛けました。 (2015・9・25愛知県芸術劇場大ホール)

オーケストラと多彩なゲストが出演するスケールの大きなコンサートです。名古屋を皮切りに、大阪、東京公演が予定されています。

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映画やテレビドラマ、アニメ、オペラなど千住氏の30年間の音楽活動のエッセンスとも言うべき約20曲がオーケストラやゲスト歌手、合唱団によって演奏されました。

NHK大河ドラマ「風林火山」のテーマ曲など、どれも懐かしく聴くことが出来ました。また、ゲストの石井竜也氏、大貫妙子氏の迫力ある歌唱も楽しめました。

公演中に、1階席前方の年配のご婦人が、体調を崩されて搬送されました(※)が、大事に至りませんよう願っております。

※近年のコンサートは年配者の割合が多く、このようなアクシデントが起きやすい状態です。当ブログでも提案していますが、コンサート会場には医師を常駐させる時代になったと思います。 ◆ 当ブログ記事→ シルバー社会のコンサート(ホール)の在り方

千住氏の音楽に酔いしれてコンサートは無事終了しました。 次は軽井沢にある千住博氏の美術館を訪ねてみたいと思っています。

究極の才能

いつしか、当ブログでは、ショパンコンクールなどの国際コンクールの模様(結果など)を記事にするようになりました。

記事を進めるうちに、世界的なコンクールで 1位になることが、如何に大変なことか、また、プロの演奏家への道のりが、如何に険しく難しいことか、をあらためて感じるようになりました。

ところが、世の中には、究極の才能の持ち主がいるものです。

ドイツの国際的なヴァイオリニスト ユリア・フィッシャーは、実は国際的なピアニストでもあります。

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度々来日していますから日本には馴染みの演奏家ですが、彼女はメニューイン国際コンクールで1位になったほか、8つの国際コンクールで優勝していますが、そのうち3つはピアノで受賞しています。

23歳でフランクフルト音楽大学の教授になったり(史上最年少)、1回のコンサートで、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲3番と、グリーグのピアノ協奏曲を弾いたり、と驚異の才能を披露しています。 (この演奏会はDVD化されています)

活動の比重はヴァイオリンのほうにあるようですが、それにしても凄い才能です。関心がある方は以下の動画をご覧ください。

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 youtube

グリーグ ピアノ協奏曲 youtube

スポーツの世界には、プロ野球の選手と、プロサッカーの選手が同じ人ということはあり得ませんが、クラシック音楽の世界ではこのような実例もあるのです。

人間の才能には限界がないのでしょうか。

2015年9月22日 (火)

映画 「アンジェリカの微笑み」 世にも美しい愛の幻想譚

世界中の映画作家から尊敬を集める、世紀の巨匠 オリヴェイラ監督が、101歳のときに残した幻の傑作、ついに公開へ。

マリア・ジョアン・ピレシュが演奏するショパンのピアノソナタ 3番ロ短調 3楽章 「ラルゴ」 が静かに流れます。

日本でも人気のピレシュは、監督のお気に入りのピアニストだそうです。

youtube Maria Joao Pires Plays Chopin (マリア・ジョアン・ピレシュ プレイズショパン動画)

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画像は、映画.com より (クリックで拡大)


不思議な微笑みが引き寄せた二つの魂・・・

ー極上ヴィンテージワインの馥郁たる香りに陶然となるー

アンジェリカの微笑み 公式サイト(予告編)  2015年12月~公開予定

第22回ヨハネス・ブラームス国際コンクール結果

先ごろ、オーストリアで開かれた 第22回 ヨハネス・ブラームス国際コンクールの主な結果は次の通りです。

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■ ピアノ部門

1位   安藤真野(まや) (日本)   ピアニスト 安藤真野 公式ウェブサイト

2位  Uikyung Jung ( 韓国)

3位  Katharina Treutler ( ドイツ)

■ 室内楽部門

1位   Project N.&A.
Alisa Kupriyova (piano/ロシア), Nikita Budnetsky (violin/ベラルーシ)

2位   Duo Baltinati
Lura Johnson (piano), Ilya Finkelshteyn (cello), (米国)

3位   Duo Sonoro
Valeriia Shulga (piano), Andrii Pavlov (violin), (ウクライナ)


■ ヴァイオリン部門

1位   Cosima Soulez Lariviere (オランダ/フランス)

2位   Matouš Pěruška (チェコ)

3位   中村太地(だいち) (日本)  ヴァイオリニスト 中村太地 ブログ

Violn and Cello Finarls 2015 youtube動画 中村太地氏は32分頃~57分まで

余談ですが、中村氏は、プロの棋士である中村太地(たいち)氏と親交があるそうです。



■ ヴィオラ部門

1位   該当なし 

2位   Mingyue Yu (中国)

3位   Matthias Schnorbusch (ドイツ)


■ チェロ部門

1位   Christoph Croisé (フランス)

2位   Yoosin Park (韓国)

3位   Kacper Nowak (ポーランド)



ヨハネス・ブラームス国際コンクール公式サイト


2015年9月21日 (月)

第54回ブザンソン国際指揮者コンクール結果

フランス(東部)で開かれていた、第54回ブザンソン国際指揮者コンクールで9月20日ファイナルが行われ、アメリカのジョナサン・ヘイワード氏(Jonathon Heyward)23歳が優勝しました。

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日本の斎藤友香理氏(桐朋学園大卒。ドレスデン在住 32歳)は、惜しくも優勝は逃したものの、観客賞とオーケストラ団員賞を受賞しました。

斎藤氏は、270名の候補から、チリのヘルムート氏(Helmuth Reichel Silva)32歳 と共に、3人のファイナリストに選ばれていました。

受賞後、斎藤氏は、「観客とオーケストラの人たちに評価されたことは何よりうれしく、満足しています。今後は、国内外で活躍できる指揮者を目指したい」 と語りました。

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2013/7/15 大阪フィルを指揮する斎藤氏(大阪フィル公式サイトより)

ブザンソン国際音楽祭 公式サイト(音に注意)

このコンクールは隔年開催の若手指揮者の登竜門として知られ、日本人では1959年に小澤征爾氏が優勝して以来、多くの指揮者が優勝しています。

  • 小澤征爾(1959年、第9回)、松尾葉子 (1982年、第32回)、佐渡裕(1989年、第39回)、沼尻竜典(1990年、第40回)、曽我大介(1993年、第43回)、阪哲朗 (1995年、第44回)、下野竜也(2001年、第47回)、山田和樹 (2009年、第51回)、垣内悠希 (2011年、第52回)(Wikipediaより)敬称略
  • 東西ホールの饗宴

    世界中のアーティストから愛されてきた サントリーホールが、来年(2016年)、開館30周年を迎えます。

    このほど、その記念事業の概要が発表されました。

    サントリーホール開館30周年記念事業概要(ニュースリリース)

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    30周年ロゴマーク(五十嵐威暢氏デザイン)

    ウィーンフィル、ベルリンフィル始め、内外の超一流アーティストのオンパレードです。究極の30周年ガラコンサートなど、さすがはクラシックの殿堂です。

    開館30周年記念公演(2016年)一覧PDF

    youtube 30周年記念「世界のアーティストからのメッセージ」


    一方、来年(2016年)1月に、京都にオープンする ロームシアター京都は、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場のオペラを始め、京都らしい日本の伝統芸能から、バレエ、オペレッタ(小澤征爾)~邦楽など、クラシックに限らず非常に多彩なプログラムが用意されています。

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    ロームシアター京都オープニング事業

    コンセプトは違いますが、どちらもメインホールは約2000席(サントリー2006、ローム2000)です。 ※他にも小ホールなどあり

    但し、パイプオルガンはサントリーホールにしかありません。 (京都には、パイプオルガンを備えた1833席の京都コンサートホールがあります)

    2016年は、東のサントリーホールと西のロームシアター京都による 「芸術の饗宴」 が実現しそうです。 東西ホールが、日本の文化をけん引してくれることを切に望みたいと思います。





    ※なお、サントリーホールは、2017年2月~7月まで改修工事のため休館が予定されています。

    2015年9月20日 (日)

    実感のない数字/家計の金融資産1717兆円

    日本の金融資産が増え続けています。

    日銀が17日発表した速報値によると、家計が6月末時点で保有する預金や株式などの金融資産は、前年同期より4・4%増えて1717兆円となり、過去最高となりました。

    しかも、その過半数は現預金で、金額は893兆円に上ります。株式や投信、出資金も全て増えています。

    一方、企業の金融資産残高は、1124兆円、このうち現金・預金は243兆円となり、6年連続で過去最高を更新しました。

    日本では、家計も企業も驚くほど資産が増え続けているのです。

    1717兆円のうち、現預金の893兆円を一万円札で積み上げると、富士山のおよそ240倍の高さになります。それだけの現預金を日本の家計は保有しているのです。

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    しかし、厚生労働省が平成26年にまとめた 「国民生活基礎調査」 よると、日本人の約6人に1人が相対的な貧困層に分類され、生活意識が 「苦しい」 とした世帯は62,4%に上ります。 「苦しい」 世帯は、調査の度に増え続けています。

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    ↑この棒グラフはクリックで拡大しますhttp://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa14/dl/03.pdf

    また、18歳未満の子どもを対象にした 「子どもの貧困率」 も16,3%となり、過去最悪を更新しました。


    家計の金融資産は1717兆円で過去最高なのに、家計が 「苦しい」 世帯は年々増加しています。

    この矛盾をどう説明したら良いのでしょう。 ここに、今日の日本の、最大の問題があるように思います。

    仮に安保法制で、外敵から日本の平和が守られたとしても、格差社会の進行は、内部から国民をむしばんでいくでしょう。 荒廃する社会は悲惨です。

    「子供たちや未来の子供たちに、平和な日本を引き継ぐ」 と強調した安倍首相の言葉が、何の説得力も持たないことは言うまでもありません。


    今、政治に求められていることは何なのか? その答えを 「国民の視点」 で出した政党が、来年の参議院選挙で躍進すると確信します。

    2015年9月19日 (土)

    「民主主義に目覚めた日」 になるか

    戦後70年、2015年9月19日は、主権者である国民が、民主主義に目覚めた日として、後世に残るだろう。

    逆説的に言えば、安倍首相のお蔭で、やっと日本人は民主主義や立憲主義の大切さに目覚めたことになる。

    そして、選挙権を行使して国政に参画しない限り、国を変えることが出来ないとの思いを、あらたにした日でもある。


    民意を無視して可決成立した 「安保法案」。

    怒号の中で強行された委員会採決で見た 政治の醜態に、国民は 「このままでは日本はダメになる」 と強く感じたはずである。

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    ニューヨークタイムズWeb版は、まるでアメフトの試合だと解説

    国会の中は与党による賛成多数、国会の外は反対多数、この異常なねじれの中、国民の声は無視された。 

    良く考えてみると、

    かねてより政治への無関心層の拡大は憂慮すべき状態にあり、原発事故後の2012年12月の衆議院選挙が、戦後最低の投票率だったことは、国民の深刻な政治離れを表していた。

    今まで、日本人は選挙権を本当の意味で行使してこなかったのである。面倒だからと棄権する人、組織や団体の言われるままに投票する人、知名度だけの有名人に投票する人・・・ 

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    その結果が、本日未明の 「安保法案」 の可決、成立を招いた、と言っても過言ではない

    もちろん、民主党に野党勢力を結集するだけの求心力がなかったことも大きな要因と言わねばならない。

    しかし今回の安保法案の攻防の中で、ついに日本人の多くが、憲法の平和主義や民主主義の大切さに気付いたのである

    特に、今まで無関心に見えた若い世代の人たちが声を上げたことは、日本の将来に大きな意味を持つ。

     選挙権が18歳以上になって初めての選挙が、来年夏の参議院選挙である。その結果がどうなるか、そして、投票率がどうなるか、大いに注目される。

    普通に考えれば、今回の安保法案に賛成した自公の勢力は大敗する可能性が高い。 年内には、原告が1万人規模の違憲訴訟も起こされる予定で、与党に逆風が吹くことは間違いないだろう。

    ただ問題は、野党勢力が 「バラバラ」 で、有権者の支持を得られていないことにある。 「戦争法案」 とか 「徴兵制復活」 とか、感情に訴えるだけでは、やがて国民は離れていくしかない。要は、政権を奪還するだけの政策と気概があるかである。

    どの政党が政権を取っても同じだと、国民は冷めた目で見ている。民主党政権の失敗が、政権交代を遠ざけることになった。 だから、並大抵の政策と気概では、国民の支持は得られない。

    実は、今ほど野党の資質が問われる場面はないのではないか。

     

    そして、もうひとつの問題は、安保法案のニュースがメディアから消えていくことにある。攻防が終わったことで、テレビなどの報道は極端に減って、次第に薄らいでいくだろう。

    国民は、日々の生活に忙殺されて、安保法案どころではなくなるかも知れない。新しい事件や事故のニュースが 「安保法案」 に覆いかぶさってくることは想像に難くない。

    果たして、今の国民の 「怒り」 がいつまで続くだろう。 国会前のデモがいつまで続くだろう。月日と共にトーンダウンしてしまうのではないだろうか。

    もちろん、そうは思いたくないが、政府関係者は 「連休があれば国民は強行採決を忘れるだろう。」 とナメてかかっている。

    同じことを誰かが言っています。

    大衆の受容能力はきわめて狭量であり、理解力は小さい代わりに忘却力は大きい。   アドルフ・ヒトラー「我が闘争」より 植草一秀「知られざる真実」より引用

    大きな歴史の転換点に立っている私たちは、決して今日と言う日を忘れてはならない。2015年9月19日が、「民主主義に目覚めた日」 になるのか、 「民主主義が死んだ日」 になるのか、そのカギは主権者たる国民が握っている。

     

     

    2015年9月18日 (金)

    曼珠沙華 manjusaka は天上の花

    植物の生命というものは不思議で、どんな天候不順であっても、ちゃんとその季節が来ると、その季節の花が咲くようにできています。


    もう
    すぐ秋の彼岸です。あちこちに野生の彼岸花が目立つようになりました。

    彼岸花は、別名 「曼珠沙華」 とも言い、サンスクリット語(manjusaka)で、天上に咲く花と言う意味があります。

    その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの 「枝」 も 「葉」 も 「節」 もない花茎が地上に突出し(Wikipedia)とあるように、

    まさに花茎が、天に向かって一直線に伸びる姿が特長的ですが、その様子は次の句に良く表れています。

    つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華          山口 誓子

    澄み切った空の青さ(紺)と、曼珠沙華の赤い花の対比が見事ですね。 つきぬけるように天に向かって咲き誇る曼珠沙華。


    そんな誇らしげな曼珠沙華を見て、俳人 山頭火は次の句を詠みました。

    悔いるこころの 曼珠沙華 燃ゆる                    種田 山頭火(自由律の俳人)

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    山頭火は、我が身を振り返りますが、酒におぼれた人生は悔いる事ばかりです。 何の迷いもなく、秋空に向かって真っすぐに伸びる 曼珠沙華の燃えるような赤が、山頭火の眼に焼き付いて離れなかったのでしょう。



    さて、今まで曼珠沙華(彼岸花)は、赤い花しかないと思っていましたが、いつもお世話になっている 「DADA’sブログ」 さんのサイトに、白い曼珠沙華の写真を見つけました。

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    何という上品な花でしょう。 まさに 「天上に咲く花」 です。

    曼珠沙華が、多くの俳人や歌人に親しまれてきた訳が分かりました。

    北原白秋の詩に、山田耕筰が曲を付けた 「曼珠沙華」 と言う歌曲があります。今夜はこの曲を聴いて秋の夜長を楽しみたいと思います・・・

    you tube 曼珠沙華 中沢桂





    暴走の果てに

    早朝、愛犬と散歩するのが日課です。

    今朝も、のんびりと歩いていると、目の前の赤信号を無視して、物凄いスピードで暴走する乗用車に出くわしました。

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    暴走車が信号無視した交差点の信号機(2015・9・18)

    横断歩道を渡ろうとした人がいましたが、幸い無事でした。

    交通法規を破り、歩道の市民を無視して暴走する車の姿は、まるで、現政権とそっくりです。

    明らかな憲法違反の上、国会のルールを破り、しかも国民の反対(赤信号)を無視して、強行採決に及んだのです。 暴走以外の何物でもありません。

    その行く手には事故が待ち受けているやも知れません。

    その車の運転手一人がどうなっても構いませんが、もし後部座席に家族が乗っていたら悲惨です。

    「何をそんなに急ぐのでしょう?」

    暴走の果てにあるものは、尊い命の犠牲と後悔だけです。


    しかし、暴走車のドライバーは、事故が起きて初めて気づくのです。70年前の日本がそうであったように・・・


    2015年9月14日 (月)

    「砂の器」40周年 組曲「宿命」を聴く

    松本清張原作の映画 「砂の器」 が、上映40周年(1974・10・19公開)と言うのです。

    綾小路きみまろ ではありませんが、「あれから40年~」 。 早いものですね・・・

    40年~、青春真っ盛りの自分が、今は見る影もありません(笑)。

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    さて、その40周年記念コンサートとして、日本映画史上に残る名曲で、菅野光亮作曲 「 ピアノと管弦楽のための組曲 『 宿命 』 」 が
    演奏されました。(西本智実指揮/イルミナートフィル 菅原望Pf  2015/9/13 愛知芸文)

    会場は、ほぼ満席の盛況でしたが、女性客が目立ちました。西本智実は、女性に人気があるようです。 まさに 「男装の麗人」 の雰囲気があります。

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    演奏は素晴らしく、つい映画のシーンが目に浮かびます・・・

    あの時は、加藤剛が天才音楽家 和賀英良の役でした。 コンサートシーンと、父子放浪の旅の回想シーンが交錯するラストは忘れられません。

    サイン会には、過去最高の長蛇の列が出来ていました。 今夜を皮切りに、大分、宮崎、福岡、秋田と全国を回るようです。CDがたくさん売れますよう。


    過ぎし日の青春時代を思い、少し感傷的になって帰路に着きました・・・

    2015年9月12日 (土)

    水田を描く 週末のスケッチ

    収穫の秋になりました。今回は、日本のどこにでもある 「水田」 を描くことになりました。

    名鉄 「島氏永(しまうじなが)駅」 を降りると、辺り一面に水田が広がっています。

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    ちょうど、赤い名鉄電車が通りました~

    自然を満喫し、のどかな風景に癒されながら描くことが出来ました~

    ※事情により、当分の間、水彩スケッチはお休みさせていただきます。拙いスケッチ画にお付き合い下さりありがとうございました。

    オフィシャルサイトに見る 新生・新垣隆

    昨年の佐村河内氏の謝罪会見から一年半、当ブログはその後の佐村河内事件を追って、55件の記事をアップしてきました。

    最近では、佐村河内守氏本人の動向についてほとんどニュースもなく、もっぱら新垣隆氏のタレントとしての活躍が中心でした。

    その新垣氏が、この秋から作曲家として、本格的に動き出します。( ご参考:当ブログ7月記事 → 新垣隆氏 本格始動か

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    早速、オフィシャルサイトを見てみると、そこには作曲家、ピアニストとしての新垣氏の姿がありました。

    来月の「新垣隆展(紀尾井ホール)」では、ピアノ協奏曲も披露されるようですが、そのコンチェルトのタイトルが、「新生」 です。 ただならぬ意気込みを感じますね。

    また、同サイトによると、「新垣隆応援団」 が発足するようです。会費は無料ですが、将来的には 「ファンクラブ」 にしたいとのことです

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    画像は同サイト©ノイエスアコルトより

    「新垣隆応援団」 のイラストのようです。初めて見るイラストですが、良く描かれています。

    新生! 作曲家・ピアニスト 新垣隆氏に期待が膨らみます。私も応援団に入会しようかと思います。

    新垣隆 オフィシャルサイト

    新垣隆 youtube公式チャンネル 

    新垣隆公式Twitter




    2015年9月11日 (金)

    国宝 「迎賓館」 を見学する

    この日、東京は曇天~小雨でしたが、初秋のように気温が低く、とても過ごしやすい一日になりました。

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    思いがけず、抽選に当たり、内閣府所管の 国宝 「迎賓館 赤坂離宮」 を参観することが出来ました。

    正面入り口2階ホールの左右には、小磯良平画伯の 「音楽」、「絵画」 と題した絵が飾られています。実は、この 「音楽」 (向かって右)を鑑賞出来たことが大きな収穫でした。

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    もちろん、国賓の晩さん会が催されたり、会談が行われる4つの 「大広間」 が圧巻でした。

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    (写真は内閣府 迎賓館赤坂離宮写真集 より)

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    宮内庁 国賓ご接遇のお写真(迎賓館)より

    ある意味シーズンオフを利用して、今回のように一般国民が参観できるシステムは大変意義のあることです。

    そもそも、文化財保護法 第二十七条2項には、「文部科学大臣は、重要文化財のうち世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるものを 『 国宝 』 に指定することができる。」 とあります。

    国宝とは、「類(たぐい)ない国民の宝」 だと法律で定められている訳ですが、このような文化財は日本の誇りでもあり、まさに国民の財産(宝)です。

    外国の宮殿を見学することも結構ですが、是非とも機会を捉えて多くの方が 「迎賓館」 を見学されることをお勧めいたします。

    ちなみに、参観は1975年より続いていて、今年が38回目。ほぼ夏に実施されます。昨年の抽選の倍率は、3,5倍でした。

    尚、10年前からは、京都迎賓館も参観出来るようになりました。次回は京都に申し込もうと思っています。


    ■ 赤坂迎賓館は、H28年4月~(外交スケジュールに支障のない範囲で)、通年公開になりました。

    また前庭については、事前申し込み不要で自由に入場可となりました。詳しくは内閣府HPでご確認下さい。

    穏やかでない日々のニュース

    1.九死に一生  決死の救出劇、TVの中継にくぎ付け

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    写真=毎日新聞Webサイトより


    2.敵の敵は味方  抗日戦争70周年記念行事

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    3.義を見てせざるは勇無きなり  その思いから 「孤軍奮闘」 するも力及ばず野田議員

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    ANN News画面


    4.晩節を汚す  司法試験の問題を女性に漏らした67歳教授の転落人生

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    5.餓鬼畜生、略して 「鬼畜」 という  現職巡査部長らが集団強姦事件で逮捕

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    6.人道主義が問われている  難民問題は、遠い国の出来事ではありません

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    70年前、終戦直後に外地に取り残された多くの日本人も、難民として故国を目指しました。 艱難辛苦の道中でも、帰る所があっただけ、ましでした。

    シリアなどから戦火を逃れ、身一つで欧州を目指す難民は、帰る所がありません。

    日本は、積極的平和主義ではなく、「積極的人道主義」 を掲げて、世界の平和と安定に貢献すべきです。

    人心の乱れが、天変地異を招いているのでしょうか。世界も、日本も、穏やかでないニュースに満ちています。


     

    2015年9月10日 (木)

    美味しい親子丼が出来ました!

    月1回の 「男の料理」 教室 in ほのりんプラザ クッキングスタジオ。

    今回は、どんぶりの定番 「親子丼」 他に挑戦しました。

    1.ふわふわ親子どんぶり

    2.かぼちゃの茶巾・生姜あん

    3.だしから作る味噌汁

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    4人1チームの共同作業で作りますが、だんだん手際よく作れるようになりました。

    そして、自分たちで作った出来立ての料理を食べる時が、一番楽しい時間です。

    美味しかった親子丼、かぼちゃのあんかけ、具だくさんの味噌汁と、庶民的な和食を味わいました。

    いつものように、併設のカフェでコーヒータイムを楽しみ、本日も無事終了しました(パチパチ)

    2015年9月 7日 (月)

    日本トイレ大賞/男女比 3:7 とは

    創設されたばかりの 「日本トイレ大賞」 で、八王子市高尾山の大見晴(おおみはらし)園地 トイレが、環境大臣賞を受賞しました。


    男女 63個のトイレ数は、男性16 に対し女性は47 もあり、その比率は 3 対 7 とのことです。

    これで、女性トイレの 「1時間待ち」(改修前のピーク時)は 解消されたそうです。

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    この写真は記事と関係ありません 画像出典 http://novosti-n.org/ukraine/read/86310.html

    ですから、今回の男女比 3対7 と言うのは、ホールなどの施設にとって、最も理想に近い比率と考えられます。

    今後、全国の施設を改修して、この比率 を採用すれば、女性利用者に歓迎されることは間違いありません。その意味で、今回の 「環境大臣賞受賞」 は意義があると思います。 

    余談ですが・・・

    男性トイレでも行列が出来ることがあります。少なくとも、私は何度も遭遇していますが、それはクラシックコンサート会場のトイレです。

    近年の聴衆の高齢化に伴い、休憩時間になると、男性トイレでも並ぶことがあるのです。

    (もちろん毎回ではありません。いつもは長蛇の列の女性トイレをしり目に、スイスイと男性トイレを利用しています。)

    近年は、どのクラシックコンサートも高齢者が中心で、(さすがに演奏中にはトイレに行けませんから)、短い休憩時間にトイレへ行く人が集中します。

    こうして、クラシックコンサートに限れば、男性トイレに行列が出来ることもあるのです。



    ◆ 公共施設に負けない商業施設のトイレ(ご参考までに)

    2014年12月にオープンした 岡山イオンモールのトイレです↓ 

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    (THE PAGEサイトより 提供イオンモール)

    2015年9月 6日 (日)

    第18回 リーズ国際 セミファイナル/中国、ロシア、韓国の台頭

    日本人は、北村朋幹(ベルリン芸大 ピアノ科・古楽科在籍中)氏が、セミファイナル進出を決めました、やはり、中国、ロシア、韓国勢で、進出者12名のうち8名を占めています。地元のイギリスは1名のみでした。

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    ■ 国別 セミファイナル進出者 (日本以外)

    中国 3名   Jun Sun Yun Wei Yunqing Zhou

    ロシア 3名  Alexander Panfilov Vitaly Pisarenko Anna Tcybuleva

    韓国 2名   Ji-Hwan Hong Heejae Kim

    アメリカ 1名 Drew Petersen

    台湾 1名   Szuyu Su

    イギリス 1名 Ashley Fripp


    中国、ロシア、韓国と言えば、領土問題等で、日本との外交関係が、必ずしも良好ではありません。

    コンクールでも競うことになりますが、音楽の世界では良きライバルとして、お互いに頂点を目指して欲しいものです。12人の皆さんのご健闘を祈ります。

    ↓Competitors progressing to Semi-Finals announced

     リーズ国際ピアノコンクール公式サイト   

    ■ その後、ファイナルでは、ロシアのアンナ・ツィブレヴァ(Anna Tcybuleva)氏が1位になりました。2位は韓国のHeejae Kim氏、日本の北村朋幹氏は惜しくも5位でした。やはり韓国は食い込んできます。

    北村朋幹 リスト (公式サイトより)



    ※この程行われた 「第60回ブゾーニ国際ピアノコンクール」 (開催地イタリア)に於いて、韓国の ムン・ジヨン (Ji-Yeong Mun)
    氏が1位に輝きました。アジア人初の快挙とのことです。

    ムン・ジヨン氏は、授業料が全額免除の 「韓国芸術英才教育院」 出身です。(現在は、韓国芸術総合学校の音楽院に在籍中)

    このコンクールは、1位の基準が非常に厳しいことで有名で、日本人では野原みどり氏(3位)、横山幸雄氏(5位)等がありますが、1位には届いていませんでした。

    韓国の国際コンクールでの躍進が目立ちます。韓国では芸術に限らず、優秀な若者 (国家的エリート) を輩出するため、「英才教育振興法」 など、国を挙げての支援体制が整っているようです。

    松竹大歌舞伎(地方公演)を鑑賞する

    楽しみにしていた 「松竹大歌舞伎」 を鑑賞しました。

    今回は、四代目中村鴈治郎の襲名披露もあり、晴れやかな舞台と、役者の口上を堪能しました。

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    どれも素晴らしかったのですが、個人的には、中村扇雀、虎之介親子の 「連獅子」 に魅了されました。 連獅子は、実の親子によって演じられることが多いそうです。

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    「連獅子」 参考画像 朝日新聞デジタルより

    長唄囃子連中(16名)の華やかなお囃子に乗って、迫真の演技(毛ぶり)をする二人に会場からも盛大な拍手が送られていました。

    これからも、日本の伝統芸術に触れたいと願っています。



    「音彩(NEIRO)スタジアム」 を観る

    音 と 光 と 炎 ・ 花火 と マッピング が饗宴 (主催者チラシより)

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    場が、自宅から徒歩3分のスタジアムということもあり、この新しい 「花火ショー」 を観覧することが出来ました。

    迫力満点でした。ブログでお伝えすることが出来なくて残念です。

    雨が心配でしたが、この日だけ好天でした。主催者の運も良かったのでしょう。

    ※ 興味のある方は→ 主催者サイト  来年もあるかも知れません。

    素朴な疑問/最近のニュースに思う

    9月4日 「クラシック音楽の日」 に、開設2年足らずの 当ブログは 「10万ページビュー」 に達しました。お引き立て賜り ありがとうございます。

    しかし、そんな嬉しい気分も吹っ飛ぶような出来事が、今の日本で起こっています。

    そのニュースの一部をご紹介して、素直に見解を述べさせていただきます。


    1.山口組の分裂、抗争の危険のニュース

    山口組(組員11600人+準構成員)が分裂して、抗争事件が起きるかも知れないと言うのです。山口組は収入だけ見ると世界最大規模の暴力団です(米Fortune誌)。

    そもそも何故暴力団は無くならないのでしょう。全国に21もある指定暴力団、暴力団の構成員は合計すると、53500人もいます(H26年警察庁資料)。 戦後70年経っても暴力団が未だに蔓延っているのはどうしてだと思いますか?

    イタリアのマフィアは取締り強化で、今は4千人規模、日本の10分の1以下です。日本は5万人もの暴力団員がいては、世界一安全な国とは言えません。何故、壊滅出来ないのでしょう。とても不思議です。


    2.医療費40兆円、12年連続で過去最高を更新のニュース

    40兆円といえば、大国ロシアの国家予算(年間)より多いのです。そんな天文学的数字を使っても、病気が増え続けているのは何故でしょうか。医学の進歩は目覚ましいはずです。なのに、日本ではがん患者は増え続けているのです。

    1000兆円も借金があるのに、何故医療費を抑制しないのでしょうか?1年半後には、消費税が10%になります。国民の負担は増える一方です。


    3.新競技場、エンブレムの相次ぐ白紙撤回のニュース

    誰も責任を取らず、税金だけが無駄遣いされています。日本が世界の笑いものになっています。JSCや組織委員会はどう責任を感じているのでしょう。年金機構の個人情報漏えい事件もそうでした。無責任な体質は、信用を失うばかりです。

    こんな状態で、本当に 「国民に祝福されるオリンピック」 が出来るのでしょうか?

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    早くもオークションに出品され、45000円で落札されたポスター(写真はヤフオク画面より)


    4.安保法案反対のデモのニュース

    大多数の憲法学者、歴代法制局長官、元最高裁判事が憲法違反だと明言し、自民党長老、歴代総理(一部)、さらに文化人や、知識人、宗教団体、一部の地方議会、何と言っても 国民の半数以上が反対している 「安保法案」 を強行に採決する必要があるのでしょうか?

    どうしても通したければ、堂々と「憲法改正」の手続きを踏んで行うべきです。今回の 「姑息的」 なやり方は誰が考えても卑怯で劣悪な手法です

    専守防衛の自衛隊が海外に出て、アメリカと共同で軍事行動をすることが、どうして国民の生命を守ることになるのでしょうか?


    5.橋下徹氏、新党結成のニュース

    つい先日、政界から引退すると表明していた橋下氏が新党を立ち上げるそうです。あの潔い引退会見は何だったのでしょう? 政治家の 「言葉の重み」 の無さに失望しました。何故、前言撤回したのでしょうか

    この件についてメディアは何故か批判しません。 噛みつかれそうな人には何も言えないのでしょうか。 いずれにしても去就に注目したいと思います。

    「言葉の重み」 と言えば、重大な失言をしても辞めないで居座る議員や補佐官もいましたね。この時期にセクシー自叙伝を出す国会議員もいましたが、1万部も売れているそうです。買う人がいるのですね~情けない。


    6.統幕長、「オスプレイ不安あおるのは一部活動家」 発言のニュース

    5年間で58件も事故を起こし、未亡人製造機とまで言われた 「オスプレイ」。安全性が確認されないまま、何故、日本の空を飛んでいるのでしょうか? 不安に感じているのは大多数の国民であって、決して一部の活動家があおっている訳ではありません。

    万一事故が起きた時の責任は誰が取るのでしょうか?もちろん取って済む問題ではありません。 だから国民は不安に思っているのです。


    7.中間貯蔵施設、地権者と交渉進まずのニュース

    福島原発事故の除染で出た汚染廃棄物の中間貯蔵施設をめぐり、建設予定地(福島県大熊町、双葉町)地権者2365人のうち7人しか売買契約ができていないそうです原発で生じた 「核のゴミ」 の処分場がありません。この先どうするんでしょう。

    なのに、川内原発は再稼働されました。あれだけの大事故を起こし、まだ原発に頼る政府の考えが分かりません。普通なら、全ての原発を廃炉にして、自然エネルギーに替えて当然です。

    ドイツは、日本の事故を教訓に、2022年までにすべての原発を廃炉にすることを決め、自然エネルギー整備を着々と進めています。日本では、何故、国民の多くが反対する原発を推進するのでしょうか? トイレのないマンションは要りません。



    直近の7つのニュースから、疑問に思ったことを列記しました。現状に不満があるように聞こえますが、批判している訳ではありません。 これは素朴な疑問です。 


    ところで、あなたは、どのタイプの国民ですか?

    A : どこかおかしい日本の現状に、疑問を抱かない人。

    B : 疑問は持っても、何もしない人。 

    C : 疑問を持ったら、行動する人。

    かつては、マスメディアが国民の意見を代弁して政府や行政に目を光らせていました。チェック機能が健全に機能していました。

    今は違います。全てとは言いませんが、マスメディアは権力に弱いことが分かりました。私たち国民一人一人が、しっかりした意見を持ち、チェック意識を持ち、自己の信念に基づき行動を起こすべき時代になりました。

    五輪エンブレムの白紙撤回は、個人のネットユーザーの勝利です。

    日本を良くしていこうと考えるなら、Cタイプの人になるべきですが、「行動する」 とは、本当はデモや実力行使をすることではありません。

    全ては、選挙行動です。今の政治の方向性は、2012年の衆議院選挙で自民党を勝たせてしまった有権者の責任です。そして投票を棄権した多くの有権者の責任です。自虐的かも知れませんが事実です。

    あの選挙は、福島原発事故の後でした。「原発」 「消費税」 「憲法」 が最大の争点でした。しかし、何故か投票率は戦後最低でした。 国民の期待を裏切った野田民主党が自滅して、結果として自民党が大勝したのです。

    次の選挙は、来年夏(参議院選挙)までありません。安倍首相の続投は間違いありません。もう自公政権の思いのままです。デモで国は変わりません。内閣不信任案は、出したとしても否決されます(民主党のポーズに過ぎません)。 

    暗澹とした日本の 「現状と将来」 を、最近のニュースが物語っています。

    変革は、疑問を持つことから始まると思います。 問題意識も、疑問を持つことから始まります。 これからも、自分の気持ちに素直な疑問、即ち 「素朴な疑問」 を持つことに心掛け、自己の信念に従い、行動(選挙権の行使)することをお誓いします。 私見にお付き合い下さりありがとうございました。

    2015年9月 3日 (木)

    クイズ→ 「 槿 」 と書いて何と読みますか?

    ただ人は情けあれ  槿 の花の上なる  露の世に    閑吟集(室町時代の小歌集)より

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    写真出典 http://www.nanadivine.com/?page_id=15


    写真を見れば分かりますが、答えは 「あさがお」 です。

    その昔は、「 槿 」 と書いていたようです。 絶対読めませんね。 ひとつ物知りになりました。


    辞書には、「 槿(あさがお) 」 は、「むくげ」 の別称、「ききょう」 の古名とも書いてありました。

    「あさがお」 も 「むくげ」 も朝咲いて夕方には、しぼんでしまいます。はかない花です。

    「ただ人は情けあれ  槿(あさがお)の花の上なる  露の世に」 を解説すると、

    あさがおの花びらの朝露(水玉)のように、人の一生は儚いものだ。世の中は空しい。地位や名誉、財産よりも、本当に大切なものは、思いやりの心 「人間愛」 である。 愛情をもって人と接することが、これからの人生を豊かにする道ではないだろうか

    と言う意味に取れますが、しかし、人生90年時代の今日では、贅沢して長生きすることが可能になりました。 趣味や旅行など、やりたいことは山ほどある社会です。 80歳でエベレストに登った人もいます

    現代社会は人生を謳歌する魅力に溢れていますが、その為にはお金も必要です。 地位や名誉もあったほうが有利と言えるでしょう。

    何より、格差社会が浸透する中、お金がないと生きて行くのが厳しい世の中です。

    どうせ人生は朝露のように儚いものだから、地位も財産も捨てて、愛情深き人生を送りなさい。と言われても、ピンと来ません。 ハッキリ言って、お金のない人生ほど空しいものはありません。

    それだけ今日の社会が、モノモノカネカネの時代になった証拠です。物が溢れています。「金(カネ)」 が全ての時代です。「夢」 も金(カネ)で買える時代です。

    しかしその反動で、精神の病んだ人、心の貧しい人、思いやりのない人が増えています。 更なる豊かさ(資源)を求めて、国と国との対立も深まっています。


    では、
    何が本当の幸せなのか?

    答えは簡単に見出せそうにありませんが、これから秋の夜長にじっくり考えてみるのも悪くありません・・・






    2015年9月 1日 (火)

    才能の限界を偽装しただけ

    世界中に醜態を見せた 「疑惑の五輪エンブレム」 が白紙撤回になった。

    まだ4日前に、組織委は 「オリジナル」 との記者会見を行ったばかりだ。 この期に及んで、まだ 「正当性」 を主張する見苦しい会見だったが、説明に使った修正前のデザインが、更なる疑惑を生んで、結局は墓穴を掘ることになった。 お粗末というより他ない。

    今日の会見も、デザインの専門的な見地からすれば 「盗用ではない」 が、国民からみれば 「納得がいかないだろう」 などと、まだ往生際が悪い。

    また、佐野氏個人への誹謗中傷があるので、佐野氏から辞退したいと申し出があった、としている。あくまでも、組織委の選考には問題なかったということだろう。

    組織委は、エンブレムを決定した自分たちに火の粉が掛かるのを怖れているのだろうか。

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    写真 livedoorニュースより

    二度も修正している経緯からしても、このコンペは 「出来レース」 だったと言われても仕方がない。不透明なコンペから見えるものは・・・組織委や審査委員、政治家、広告代理店などの癒着体質ではないだろうか。

    佐野氏が世間を騒がせ、五輪のイメージを落としたことに変わりはないが、個人攻撃はするべきでない。

    考えても見れば、佐野氏も、ゴーストライター事件の佐村河内氏も、スタップ細胞の小保方氏も、「才能の限界を偽装した」 という意味で良く似ている。 悪意は感じられない。

    作家、作曲家、デザイナー、建築家、研究者などのクリエイティブな職業は、才能が枯渇したら終わりである。名声があればあるほど、その末路は哀れと言える。 何とも残念な事件だが、天国と地獄を味わった佐野氏をこれ以上責めることはやめたい。


    新しいエンブレムは公募するとのことだが、エンブレムに限らず、あらゆる五輪の事業をガラス張りにして、利権や癒着のない健全な大会を目指してほしい

    それこそが、安倍首相の言う 「国民に祝福されるオリンピック」 にする道である。




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