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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2015年1月の26件の記事

2015年1月31日 (土)

映画 「マエストロ!」 に音楽の力をみる

当ブログでも紹介してきた 映画 「マエストロ!」 が本日封切りとなり、早速鑑賞して来ました。

「マエストロ!」 は、解散した元名門オーケストラ団員が、謎の指揮者と出会い、再結成に向けて奮闘する姿を描いた音楽映画です。

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何といっても、その演奏シーンには圧倒されます! 凄い気迫です! 指揮者 天道徹三郎役の西田敏行さんの鬼気迫る棒と、団員一人一人の真剣なまなざしに驚嘆しました。 

音声(演奏)は、佐渡裕指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団ですが、スピード感のある爽快な演奏です。(ベートーヴェン交響曲第5番「運命」、シューベルト「未完成」)

それにもまして、映像の迫力が凄いと思いました。 俳優の皆さんの表情が驚くほどリアルに撮られていました。まさに演技を感じさせない迫力の演奏シーンでした。 過去の音楽映画にこれほどのシーンは無かったと思います。

もちろん、映画館の大スクリーンと音響設備があっての迫力ですから、将来DVDをTVで観ても、この感動はないでしょう。映画館へ行かれることをお勧めします。

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コンサートマスター役の松坂桃李、フルートのmiwa(ミワ)の力演はもちろん、ヴィオラ役の古舘寛治、第1ヴァイオリン役の大石吾朗は、本物以上の出来(雰囲気)です。他のメンバーも一流奏者と見間違えるほどの出来でした。

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このコンサートシーンは、横須賀芸術劇場に1500人のエキストラを入れて5日間かけて撮影したようです。 撮影にはラジコンヘリまで使ったそうです。 敢えて言うならエキストラの年代がやや若かったことが気になりましたが、スタンディングオベーションのシーンはとても胸に迫りました。


そして、もう一つのこの映画の魅力は、「音楽の力」 がテーマになっているところです。

天道のセリフ、「わしら人間は誰でも死ぬ。音といっしょで一瞬や。」 でも、 誰かと響き合えたら一瞬が永遠になんねん。」

一番言いたかったことは、このことではなかったでしょうか。 団員同士が互いを尊重し合い助け合って響き合った時、音楽は命を得て永遠に鳴り響く。また、音楽が客席の聴衆の心に響いた時、音楽は時空を超えて永遠の命を得る。

かつてヒットした 「のだめカンタービレ」 のラブコメディタッチと違い、この映画は「音楽の力」に焦点を当てた人間ドラマです。指揮者 天道(西田)の強烈な個性と団員たちの織りなす人間ドラマです。

そして遂にオーケストラ再結成の夢は叶い、コンサートは大成功します。 エンディングには、辻井伸行作曲・演奏の美しいピアノとオーケストラの曲が流れました。 

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マエストロ オリジナル サントラ音楽 試聴サイト

映画 「マエストロ!」公式サイト

http://maestro-movie.com/

2015年1月28日 (水)

「第二楽章 福島への思い」 発売へ

昭和20年生まれの俳優 吉永小百合さんが、福島原発事故の被災者らの詩を朗読したCD 「 第二楽章 福島への思い 」 が、ちょうど震災4年に当たる 3月11日に発売されます。(JVCケンウッド・ビクターエンターテイメント 3024円)

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レコーディング中の吉永さん(出典http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/27/yoshinaga-sayuri_n_6559530.html

吉永さんが朗読する詩は、福島県出身の詩人 和合亮一氏や「詩の寺子屋」の子どもたちの作品など23編。

音楽は、尺八奏者の藤原道山氏、挿絵はスタジオジブリ作品の美術監督 男鹿和雄氏が担当します。



吉永さんは、原爆詩の朗読をライフワークとし、すでに3枚(※)
の朗読CDも発売中で、全てに「第二楽章」というタイトルが付いています。 緩徐楽章である第二楽章をタイトルにしたところに吉永さんの静かな祈りを感じますね。 

※ 既発売のCDタイトル/ 「第二楽章 広島編」、「第二楽章 長崎から」、「第二楽章 沖縄から」 今回の、福島編を入れて全4タイトルになります。



今年も3・11が近づく中、全国各地で追悼コンサートやシンポジウムなどが開催されますが、先日は原発を題材にした初めての創作オペラ「起承転転(きしょうてんてん)」が 演奏されました。 その模様は洗足音楽大学ライブ配信→https://www.youtube.com/watch?v=-u_J23f3zTA

「起承転転」というタイトルは、転転と彷徨う福島原発を象徴しているかのようです。


吉永さんも言っていますが、もうこんな悲惨な出来事を題材にしたCDは最後にして、日本が未来永劫 平和で豊かな国になるよう願っています。

中村紘子 大腸がんで演奏活動休止

ピアニスト中村紘子氏の所属音楽事務所 ジャパン・アーツは、27日、中村紘子が病気療養のため、今後(2/1~3/1)の公演を中止すると発表しました。


■ 訃報

中村紘子氏は、2016年7月26日、大腸がんのため自宅で逝去されました。
その前日 7月25日は、中村さんの72歳の誕生日でした。

5月8日に行われた兵庫県淡路島でのリサイタルが最後の公演になったとのことです。

何度も聴く機会に恵まれましたが、日本の音楽界にとっては喪失感が大きいと思います。

生前のご活躍を偲びつつ、謹んでご冥福をお祈りいたします。

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■ 中止になる公演は下記の通りです

2月1日(日)長岡市立劇場 大ホール
2月8日(日)洲本市文化体育館 文化ホール
2月11日(水・祝)愛知県芸術劇場 コンサートホール
2月14日(土)北見芸術文化ホール 音楽ホール
2月21日(土)山形テルサホール
3月1日(日)呉市文化ホール

その後の情報では、回復してもリハーサルが十分出来ないので、3月以降の公演も一部キャンセルするようです。

音楽家の病気が気になります。最近では指揮者の井上道義氏、ギタリストの村治佳織氏、音楽家の坂本龍一氏などが病魔に襲われました。

中村紘子氏の一日も早いご回復を心から祈念申し上げます。

■ 朗報 

中村紘子さんは2016年4月4日、 予定通り今月から演奏活動を再開する考えを明らかにしました。

東京交響楽団(指揮・飯森範親)と4月30日に川崎市で、5月4日には東京都八王子市で共演、 モーツァルトのピアノ協奏曲を披露する予定です。

新垣隆 初の全国ツアーとCD発売

ピアニストで作曲家、そしてタレントでモデルの新垣隆氏が、自身の名義では初のCDアルバム 「 ロンド~珠玉のヴァイオリン名曲集 」 を、3月11日に発売し( ソニー・ミュージックダイレクト )、同26日から全国ツアーを開始すると言う ビッグニュースが入りました。

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新垣氏とタッグを組んだのは、ヴァイオリニストの礒(いそ)絵里子氏。 アルバム収録曲は、全16曲ですが、新垣氏書下ろしによる新曲は、「ロンド」、「哀しい鳥」の2曲です。

■ CD曲目

01ロンド (新垣隆)02朝の歌 (エルガー)03夜の歌 (エルガー)04愛の喜び (クライスラー)05愛の悲しみ (クライスラー)06白鳥 (サン=サーンス)07黒鳥の歌 (ヴィラ=ロボス)08エストレリータ (ポンセ)09ゴリウォーグのケークウォーク (ドビュッシー)10ひばり (ディニク)11チャルダーシュ (モンティ)12我が母の教え給いし歌 (ドヴォルザーク)13ツィゴイネルワイゼン (サラサーテ)14瞑想曲 (グラズノフ)15タイスの瞑想曲 (マスネ)16哀しい鳥 (新垣隆)

■ 新垣隆&礒絵里子コンサート(現時点で決定分)

3月26日(木):宮城・石巻ビッグバン
3月30日(月):東京文化会館(小) ※昼・夜2回公演
5月22日(金):埼玉・川口リリア音楽ホール
6月14日(日):岐阜・飛騨市文化交流センター
7月16日(木):愛知県立芸術劇場(コンサートホール)
11月11日(水):東京・浜離宮朝日ホール

生の新垣氏が見れるチャンスです。ピアノも聴けます。是非お出かけ下さい。

 

2015年1月27日 (火)

人類滅亡まで あと3分 終末時計の警告

NHKなど報道各社によると、このほど(3年ぶりに)終末時計が2分進められて、ついに人類滅亡まで残り3分に迫ったとのことです。

終末時計(Doomsday clock)とは、核戦争などによる人類の滅亡を、午前零時になぞらえ、その終末までの残り時間を示す時計です。(Wikipediaより) 現在の時刻は、午後11時57分です。

過去には、冷戦下の1953年、午後11時58分まで進められましたが、1991年に米ソが戦略核兵器削減条約に署名した際には、午後11時43分まで戻され、危機から最も遠のいた時期もありました。

しかし、その後も時間は刻々と変わり、福島の原発事故の翌年、針はさらに進められ、あと5分を指していました。

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クリックで拡大します

この時計を運用する米国の科学誌(Bulletin of the Atomic Scientists)の事務局長は、「気候変動と核軍備競争は、人類を脅かし続けているが、世界の指導者たちは、市民を守るために必要な行動を取らず、地球上の人々を危機に陥れている」と述べました。

確かに、世界の原子力政策は失敗しており、原発の危険性、核兵器がテロの手に渡る危険性は完全には除去されていません。 また、地球温暖化の原因は分かっていても、真剣な取り組みは後回しの状態です。


今回、中東で起きた日本人拉致事件は、テロとは無縁と思っていた日本国民にとって世界の現状を知るきっかけになりました。 危機はすぐそばにあります。

未だ収束しない福島の原発事故、テロの脅威、~終末時計は警告しています。もうこれ以上1分も針が進むことがないよう人類の英知を結集しなければなりません。

2015年1月26日 (月)

民間人の戦死者 ~戦争を憎む~

イスラム国によって野蛮にも日本の民間人が殺害されたもようである。

戦後70年戦争をしなかった日本は、一人の戦死者も出さなかった(※)が、今回の事件は民間人の戦死者と言っても良い。

中東では、2004年小泉政権下でも、日本人青年が犠牲になっているが、紛争地での邦人救出は容易でないことが今回再認識された。弱者が狙われ犠牲になっている。これは民間人の戦死である。

イスラム国の蛮行は断じて許せるものではないが、今回の安倍首相のイスラム国空爆支持と、周辺各国に総額2億ドルの支援を表明したことが、この事件の引き金になったことは否めない。ただ、私は安倍首相を責めるつもりはない。バラマキ外交は今に始まったことではない。表向き、日本は国際社会と歩調を合わせたに過ぎない。

そもそも、イスラム国誕生の背景には、「サイクス・ピコ協定」と言う欧米帝国主義による世界支配の構図に対するイスラム陣営の反発があることは見落とせない(植草一秀氏)。そうだとすれば、欧米による力の支配構造が今日の世界中の紛争の一因とも言える。

9・11以来、米国はテロとの戦いを大義名分に、アフガン侵攻、イラク戦争、そしてイスラム国爆撃に突き進んで来た。日本は同盟国として常に米国を支持している。「テロに屈しない」とは正義感に満ちているが、テロを作り出したのは誰なのだろう。戦争で莫大な利益を得ている者はいないのか。戦争は意図的に仕組まれているのではないだろうか。

真実は闇に葬られ、都合の良い大義名分が闊歩する。

戦争の最初の犠牲者は真実である When war is decleared, Truth is the first casualty.」 と言う有名な言葉もある。

もちろん、そんなことは分かっていても、ハッキリ言えないのが外交だろう。もっともらしい建て前が優先するのが政治の世界であり、本当のことを言うのは得策ではない。世界の大勢を見れば、長いものに巻かれろというのが正解になる(長いもの=国際社会=米国の意向)。それが自国の利益につながると現政権が判断したなら仕方がないだろう。

しかし、いつの時代も戦争で犠牲になるのは兵士だけではない。多くの無辜の市民が尊い命を亡くしている。今もイスラム国への空爆によって市民が犠牲になっている。大義名分とは、自国にとって都合の良いことであって、人類にとっては何の意味もなさない。国際社会がいつも正義とは限らない。

もういいかげんに、私たちは気づくべきではないだろうか。戦争に大義名分も正義もない。ただあるのは、流血と死体の山、親を亡くした子、子を亡くした親、悲しみ、慟哭、嘆き、恨み、憎しみ、憤り、無力感、荒廃した国土・・・

ありとあらゆる不幸。


私は戦争を憎む。


今回の事件から、あらためて人命の尊さ、平和の大切さを考えていこうと思った。


※朝鮮戦争下、機雷除去中の事故で、当時の海上保安庁隊員が1名殉職している。

※シベリア抑留で多くの日本人捕虜が、終戦後に非業の死を遂げた。

※沖縄では米軍基地が関係する事故、事件で、日本の民間人が多数亡くなっている。

上記の3例の犠牲者は、戦闘中ではないが、広義では戦死と呼んでも良いと思う。


2015年1月23日 (金)

「太陽と月のしらべ」 展 & スケッチ展

名都美術館の企画展 「太陽と月のしらべ」 ~輝きに導かれ~ を鑑賞してきました。

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太陽と月からインスピレーションを得て制作された34点、陽光に照らされた大地の喜び、月の幻想的で静かな輝き。

特に、下田義寛の「遠い風」、東山魁夷の「秋映」に見惚れてしまいました。 ただ、一番見たかった 川端龍子の「虹の如く」は、何故か今回展示されていませんでした。

帰りに、Gallery Cafe nuno で開催中の「 井手典子 冬のスケッチ展 」 を見て来ました。

店内に飾られた二十点程の素敵な水彩画が、あたたかく出迎えてくれます。カフェの雰囲気にとても良くマッチして居心地は最高でした。

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この店で、美味しいランチと香り高い珈琲をいただきました。 大いに癒された冬の一日でした。

日本の大和言葉を美しく話す 本の紹介(No.010)

巷(ちまた)に溢れる、「 チョー 」。  「 チョーむかつく 」 「 チョーやばい 」 等々

巷(ちまた)に溢れる、「 マジ 」。  「 マジかよ!」 「マジうまい!」 等々


日本語が 「 チョー乱れています 」。 「 マジやばいです! 」。


そう思ったら、この本を読みましょう。

「 日本の大和言葉を美しく話す 」  高橋こうじ著 (東邦出版 2014・12月発売 1400円+税)

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日本語の単語は大きく分けて、漢語( 中国から来た言葉 )と、外来語( 中国以外から来た言葉 )、そして日本固有の「 大和言葉 」 の3種類になります。

例えば、故郷(こきょう)は漢語ですが、大和言葉では「ふるさと」になります。著者は、唱歌「ふるさと」の歌詞はすべて大和言葉で書かれていると言います。そして、一音一音が先祖たちの感性の投影だと説いています。

うさぎ追いし彼(か)の山 こぶな釣りし彼(か)の川 夢はいまもめぐりて 忘れがたきふるさと

太古の歴史と風土が育んだ日本固有の「大和言葉」。 著者が言うように心に沁みます・・・。 この本には、そんな大和言葉が数多く紹介されています。

大和言葉の魅力を暮らしに取り入れ知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを身につけてみませんか?(本書の帯文より)

どれも黄金の間です ~金運のある一年に~

京都新聞によると、京都 東本願寺の阿弥陀堂では修復工事が進んでいて、本尊を安置するお堂の中の中心部、「内陣本間」は、天井から柱まで金箔が押され、まばゆいばかりの黄金色に覆われているそうです。(工事は今年中に完成予定)

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京都新聞 写真より

この写真を見て思い出すのが、オーストリア ウィーンのウィーン楽友協会ホール「黄金の間」(通称 黄金のホール)です。ニューイヤーコンサートの会場としても有名です。

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さらに思い出すのが、平泉 中尊寺 金色堂です。

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伊勢 安土桃山文化村の安土城 「黄金の間」(茶室)

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こちらは、近江八幡 安土城天守 信長の館 「黄金の間」

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加賀 金箔の館 「黄金の間」

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こちらはヴェルサイユ宮殿ならぬ、サンクトペテルブルグ エカテリーナ宮殿「王座の間」。 DADA’sブログさんの写真です。

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黄金には全く縁がない私は、どこへも行ったことはありません。ただネット上で楽しむだけです。 (ネットの写真を一部勝手にお借りしました。ご容赦下さい。)


でも本当は、ネット上だけでなく、実生活でも金運のある一年にしたいものです。

2015年1月20日 (火)

音楽が聴こえる 写真家 木之下晃氏逝去

クラシックファンなら、その写真を必ず見たことがある、音楽写真家の木之下晃(あきら)氏が12日にお亡くなりになりました。(享年78歳) (公式サイト発表)

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Herbert von KarajanⓒAkira KINOSHITA

カラヤン、バーンスタインを始め、世界的な音楽家の写真(音楽シーン)を撮り続け、氏の写真からは 「音楽が聴こえる」 と称賛されていました。

写真集 「音楽家のオフステージ」(東京書籍 )は、普段は気難しい巨匠たちの素顔を切り取った貴重な写真が満載です。

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表紙は、あのヴァイオリニスト メニューインが、薄くなった髪の毛を櫛でとかしてもらう姿です。ステージに立つと大きく見える巨匠も子供のようですね。 ご婦人はメニューインの奥様です。本番前のステージ袖のワンシーンだと思います。ご夫妻の愛情が伝わってきますね。(この写真集は現在は絶版ですが、各地の図書館にある場合があります)


木之下晃氏のご功績を称え、ご冥福をお祈りいたします。

2014-2015 音楽番組 寸評その2

以下は、音楽番組 寸評1 の続きです。

8.NHK紅白歌合戦(NHK 12/31)

もはや国民的番組ではなくなった紅白だが、やはり名シーンはあった。美輪明宏の「 愛の賛歌 」 は、神々しいまでに昇華して~まさに愛の化身 美輪の魂の歌だった。

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9.ミュージカル「オペラ座の怪人」 ケン・ヒル版 (BS171 1/1)

劇団四季のオペラ座とは違い、クラシックのオペラアリアを効果的に使用して、ドラマ性を高めている。真珠採り、ルサルカ、ホフマン、ファウスト、ドン・ジョバンニなどの名アリアが楽しめるので、オペラファンには嬉しいだろう。

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10.ウィーンフィル ニューイヤーコンサート(NHK Eテレ 1/1)

世界92か国で見れる正月定番のクラシック番組。 今年も客席に和服姿の日本人が目立った。 スタジオゲストは、東京芸大出の俳優の井上芳雄、爽やかな笑顔が好感度だった。 コンサートは、珍しい「電磁気ポルカ」など面白かったが、初登場のワルツ「エルベ川にて」(J・シュトラウス最後のワルツ)はお洒落で味わい深い一曲だった。

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11.映画 「 ドクトル・ジバゴ 」   (BS151 1/2)

音楽番組ではないが、この映画の音楽は忘れられない。まだ中学生の頃、母に連れられて映画を見たが、やたら長くストーリーは全く覚えていない。 しかし、アカデミー賞作曲賞のモーリス・ジャールの 名曲 「ララのテーマ」 だけは耳から離れなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=vXtFRl1nSs4


12.パリ祭記念コンサート~エッフェル塔に響く平和の調べ(BS211 1/3)

降雨量の少ないヨーロッパは野外コンサートが多いが、一回で60万人を動員する野外コンサートは世界最大級。この数字は、4日間で350公演ある東京のラ・フォル・ジュルネより多い。 ネトレプコの歌う「亡くなった母」(アンドレア・シェニエ)は胸に迫る力唱だった。デセイ&ナウリのデュエット 「シェルブールの雨傘」 は、実にセクシー、往年のフランス映画は音楽が特上だ。

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13.NHKニューイヤーオペラコンサート(NHK Eテレ 1/3)

言うまでもなく、日本のオペラ界の紅白歌合戦。やはり豪華けんらん!選考基準は分からないが、深く考えずに楽しむことにしている。

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写真出典 NHKクラシック http://www.nhk.or.jp/classic-blog/400/204795.html

14.五木ひろし50th 「西本智実&五木ひろし」(BS241 1/4)

歌手生活50周年を記念して、サントリーホールで行われたコンサート。スタイリッシュな西本と、演歌の五木のミスマッチが面白い。五木がフルオーケストラをバックに(原語で)歌ったオペラアリア 「 人知れぬ涙 」 「 誰も寝てはならぬ 」 は、さすがに違和感があったが、そのチャレンジ精神には感服した。大好きな「契り」 は絶唱だった。

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居ながらにして、これらの音楽を楽しむことが出来ることに幸せを感じると共に、放映した各テレビ局に感謝いたします。

2015年1月17日 (土)

聴衆が若い! クラシックコンサートの今昔

先月、文化庁主催で 「世界における我が国オーケストラのポジション」と題するシンポジウムが開催されました。(12/9 東京国際フォーラム) ニュースソース YOMIURI ONLINE

米、英、独、仏、日本の音楽評論家を招いて、日本のオーケストラが世界から見てどのように認識されているか? 国際的な評価や、今後の方向性について意見を述べてもらおうと言う大変興味深い内容だったようです。

各国の評論家からは、演奏技術や均一な音作りに称賛が送られたものの、「楽団員の自発性が乏しい」と言った指摘もなされました。

「受け身で、指揮者に従っているだけ」、「指揮者とのコミュニケーション不足」などと言った厳しい意見もあったようです。

確かに、日本のオーケストラは「間違えないこと」が最優先で(仙台フィル理事)、自発性には乏しいかも知れません。今後の課題ですね。



さて、このシンポジウムのチラシに、1957年(昭和32年)の東京交響楽団のコンサート風景が載っていましたが、あまりに聴衆が若いことに驚きました
。(その部分を拡大しました)

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クリックで拡大します

今なら、AKBのコンサートのようです。

いつも感じることですが、クラシックコンサートのお客は高齢化が進んでいます。それに輪をかけて、若者のクラシック離れが顕著です。日本だけの現象ではないかも知れませんが、このまま行けば、多分10~20年でクラシックコンサートは見る影もなく衰退するでしょう。 特に地方で深刻な問題です。

コンサート関係者や自治体でも対策を講じる動きはありますが、私は一番の問題点は学校教育にあると思います。

公立中学では音楽の授業時間が減って、以前のような音楽鑑賞が十分に行えない現状があります。 特に西洋音楽の鑑賞が激減しているのではないでしょうか。

当ブログでは、今後この点に絞って考察してみたいと思います。

シンポジウムのニュースから脱線しましたが、日本のオーケストラがいかに優秀でも、聴衆がいなかったら意味がありません。 この写真のように、クラシックコンサートを楽しむ若者が増えることを心から願っています。

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※当ブログ記事

クラシック音楽衰退の原因と対策

2015年1月16日 (金)

「 平和の俳句 」 に込められた思い

中日新聞(東京新聞)が、元旦から始めた 「平和の俳句」 。

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俳壇の長老 金子兜太(とうた)氏(95歳)と、作家の いとうせいこう氏(53歳)が選考し、優秀作品は、毎日朝刊の一面を飾ることになっています

選者の一人 いとうせいこう氏は、「これは国民による軽やかな平和運動です。」と語っています。


記念すべき 元旦の句には、18歳の浅井将行さんの句が選ばれました。

「 平和 とは一杯の飯 初日の出 」

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(浅井君は毎日のご飯に感謝し、その毎日の平和を守る覚悟だ。)  金子兜太先生 評


戦後70年の今年は、平和について考える一年にしたいものです。この新聞社の企画に賛辞を送りたいと思います。

「 芋 南瓜(かぼちゃ) 命繋(つな)いで 八十路かな 」  佐藤ヨシ子さん(83歳)

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平和の俳句 サイト

2015年1月14日 (水)

ドラマ 「 ゴーストライター 」 始まる

「私がいないと何にも出来ないくせに!」

13日(火)19時~TVドラマ 「ゴーストライター」 (フジTV)が始まりました。

設定は音楽家ではなく小説家ですが、多分に佐村河内事件を意識したドラマです。初回を見る限りは、かなり面白いドラマに仕上がっているようです。

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写真出典 http://www.musicman-net.com/artist/43014.html

ドラマの中で、ゴーストが吐き捨てるように言うセリフ 「 私がいないと何にも出来ないくせに!」 の感想を聞かれて、新垣氏は、自分も 「 心のなかのどこかでそういう気持ちはあったかもしれないですね。」 と語りました。

このドラマを見た 新垣氏の感想 動画サイト

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核心に触れる部分を聞いて、私はますます佐村河内事件の深部に迫りたいと思いました。

佐村河内氏は、新垣氏を通じて何が表現したかったのでしょうか? どんな音楽が表現したかったのでしょうか? 聴衆に伝えたかった音楽とは?

18年間の協力関係で生み出された音楽とは? 代表作「交響曲HIROSHIMA」に込められた音楽とは? 調性音楽と現代音楽の行方は?

このTVドラマを見ながら、そんなことを考えていました。

2015年1月12日 (月)

2014~15 音楽番組 寸評 その1

各TV局の年末年始の音楽番組は見逃せない。録画したものを順番に観ているが全部で15本、観るには時間がかかる。まず半分の感想を書き記した。(画像はTV画面より)


1.2つの第九 「ベジャール第九」(NHK BS 12/22) &恒例の「N響第九」(Eテレ 12/31)

ベジャール振付、バレエで見る第九全楽章、贅沢な第一級の演奏陣と表現豊かなバレエ、そして第4楽章コーダの輪舞は、人類愛を表わし感動的だった。 大晦日に放映のN響の第九も聴いたが、ロトの指揮は軽快で歯切れが良い、ノンヴィブラートだから賛否が分かれても新感覚は楽しめた。

二つの第九を聴いて大満足の年末だったが、特にベジャールの第九は素晴らしかった。放映したNHKに謝意を表したい。

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2.美しく青きドナウ~名ワルツはこうして生まれた(NHK BS 12/26)

この名曲が何故か初演は大失敗! 当初は合唱付だったこの曲は、そのバカバカしい歌詞のために不評だったと言う。名曲誕生の秘話がたっぷり楽しめる好番組(仏制作)だと言える。

 
3.小椋佳 生前葬コンサート(NHK 地上 12/27)

あの頃が思い出され胸がキューンとなった。彼も年を取ったが、しみじみとした歌唱だった。過ぎ去った青春の日々、誰もがギター片手に、「しおさいの詩」や「さらば青春」を歌ったのを思い出した。あの娘は今頃どうしているだろう・・・そんな感慨にふけった。

 
4.シンフォニー・ジャパン1961~2015(BSジャパン 12/29)

半世紀の時を隔てて響く2つのシンフォニーの物語。千住明、桐島ローランドの新しいシンフォニージャパン誕生までのドキュメンタリー。二見ヶ浦の日の出シーンから始まる美しい映像と音楽、日本の自然と文化、昼夜の表情、社会の光と影、そして閉塞感を千住の音楽が描写する。視点の全く違う2つのシンフォニーから過去と現代の日本を見ることが出来た。

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5.平原綾香 明治神宮奉納演奏(BS ジャパン 12/29)

心を込めて歌う平原のジュピター、その祈りのような歌唱は圧巻だった。

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6.2014サイトウ・キネン・フェスティバル松本(BS 151 12/28)

すでにNHKでも放送済みだが、あらためて幻想交響曲を聴いた。汗が飛び散ることは無かったが、やはり小澤の復活を感じさせる演奏だった。今年のセイジ・オザワ松本フェスティバルに是非行きたい。


7.東急ジルベスターコンサート2014-2015

昨年、スイスロマンドで聴いた山田和樹の指揮、シベリウスイヤーに相応しく「フィンランディア」を東混の合唱付で演奏したが、カウントダウンが大成功して本人が一番ほっとしていた。期待の新人、山本耕平(テノール)はこれから人気が出るだろう。

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https://www.youtube.com/watch?v=NNpv3_4bzxk



2014-2015 音楽番組 寸評その2

歎異抄を学ぶ3 宇宙を支える大誓願

月1回の「歎異抄」勉強会。 第一章は特に有名です。(テキストは大峯顯 誓願の不思議を使います)

「弥陀の誓願不思議ににたすけまいらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏まうさんとおもひたつこゝろのおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあづけしめたまふなり。・・・」

この部分を、大峯顯氏は著書「誓願の不思議」の中で、「 十万世界の念仏の衆生を助けることができなかったら自分は阿弥陀にならないと誓った法蔵菩薩の大誓願こそ、宇宙の中の生きとし生けるものを支えてくれているいちばんの根底 」 だと説いています。

さらに大峯氏は、「ヨハネ福音書」の第1章第1節にある「初めに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神なりき」 に出て来る言葉とは、「南無阿弥陀仏」に近いと言っています。一切の存在の根源として言葉があったのではないか、それは南無阿弥陀仏に置き換えることができると説いているのです。

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「誓願の不思議」(百華苑)著者 大峰顯氏(哲学者、大阪大学名誉教授 86歳)

このような真理が勉強できる幸せを感じています。お寺は葬式を営むところ、そして檀家に寄付を割り当てるところ、と思っていましたが、このお寺は全く違います。本来のお寺の在り方、すなわち正しい生き方を説き、衆生を救うことがお寺の本当の姿だと思います。ご住職に感謝申し上げます。



歎異抄に驚嘆した哲学者・ハイデガー  youtube動画

https://www.youtube.com/watch?v=OcvzJ2-kpTI

2015年1月11日 (日)

「平和の鐘が鳴る」 今年新成人になった意味

「新成人を祝い励ます会」 に、自治会長として出席しました。と言っても裏方です。

30数名の新成人を迎え、清々しい気分です。

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戦後70年、この年に新成人になった意味は大きいと思います。

前途洋々たる新成人の未来を素直に祝福したいところですが、残念なことに、日本の将来には暗雲が立ち込めています。

そうです、昨年日本は、平和への道を大きく踏み外しました。 今、70年の日本の歴史が大きく変わろうとしています。 そのことに、どれだけの新成人が気づいているのでしょうか?

新成人には、この一年、平和や命の尊さについて考えてほしいと思います。過去の歴史をもう一度学んでほしいと思います。


そんなきっかけになる歌をご紹介します。ミュージシャンが政治に口出しするな等の批判もあるようですが、平和を愛することを止めることは誰も出来ないはずです。是非聞いて見て下さい。


「平和の鐘が鳴る」 NHK放送90周年イメージソング  歌/サザンオールスターズ

過ちは二度と繰り返さんと、固く誓ったあの夏の日

今だ癒えない傷を抱えて長い道を共に歩こう

この世に生かされて~ここにいるのは私独りじゃない

過去と未来が繋いだこの命~

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http://special.sas-fan.net/special/sas2015/  歌詞全文

https://www.youtube.com/watch?v=E3_i4psVc1c youtube動画


平和の鐘が鳴る 響くのはだれの胸に・・・

                                    (2015年3月31日 ニュー リリース)

2015年1月10日 (土)

年の初めの早描きスケッチ

週末の戸外スケッチ。 年明けは、はだか祭りで有名な国府宮  「尾張大國霊(おわりおおくにたま)神社 」 に出掛けました。

初めて訪れましたが、ドッシリとした重要文化財の桜門や拝殿が印象的な、風格ある神社です。まだ初詣の参拝客でにぎわっていました。

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先ず拝殿で参拝してからスケッチを始めました。コート、マフラー、帽子、マスクという完全防備ですが、寒いので約1時間で書き上げます。 その結果は・・・・

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神様に叱られそうな出来です(ノ_-。)が、寒さをこらえて描いたので何とか許してもらえないでしょうか。 帰りの電車でホット缶コーヒーを飲んで冷えた身体を温めました。

2015年1月 9日 (金)

鶴が舞う 縁起の良い年に

新春に一番似合う鳥は、何といっても  「鶴 」 ではないでしょうか。

縁起が良くて、幸運の鳥  「鶴 」 。 JALやルフトハンザのマークにも使われています。


鶴舞ふや 日は金色の 雲を得て      杉田久女(すぎたひさじょ)

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「虹の如く」  川端龍子(かわばたりゅうし)画 (名都美術館 蔵)


同世代の俳人と日本画家、二人の感性が重なって見えます。


戦後70年、鶴が舞う平和な一年でありますよう・・・

2015年1月 8日 (木)

新春から料理に親しむ

歯医者の予約を変更して、ほのりんプラザ 「 男の料理 」 に出掛けました。

還暦を過ぎた普通のおじさんなら、料理とは無縁に生きて来たのではないでしょうか。そんなおじさんばかりが今日も元気に集まりました。

未知の世界のナビゲーターは、料理研究家の山川潤子先生です。


1.鮭のチャンチャン焼き風

2.肉豆腐

3.柚子大根

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柚子大根は、京都の名店で買えば高価ですが、自宅で作れば安価で美味しく、しかも保存OKです。夜食のお茶漬けにもってこいですね。

料理のあとは、例によってコーヒータイムです。床暖房が快適です。コーヒーも無料でゆったりくつろげます。今日はBGMに、モーツァルトのピアノ協奏曲21番第2楽章が流れていました。こんな優雅な料理教室はありません。

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次回は、1.なごや土手煮 2.おかず風かぶら蒸し 3.スノーボウルクッキーです。毎回メニューを考えるのも大変だと思います。

2015年1月 6日 (火)

著作権は誰のもの? 佐村河内事件

報道各社によると、日本著作権協会(JASRAC)は、佐村河内氏との「著作権信託契約」を、昨年12月末付けで解除したとの事です。(解除された曲は97曲)

すでにJASRACは、事件発覚後は使用料の分配を凍結していましたが、その後も佐村河内氏側に対し、著作権が誰にあるかが分かる資料(著作の帰属を保証する資料)の提出を求めていました。

しかし、その回答が十分とは言えず疑義が残ったとして、今回の措置に踏み切ったようです。

果たして著作権は誰のものでしょうか?

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実際にはゴーストだった新垣氏が作っていたのですから、著作権者は新垣氏だと言う意見もありますが、そう簡単な話しではありません。

現に、新垣氏は「ヴァイオリンのためのソナチネ」と「ピアノのためのレクイエム」の2曲のみ著作権を主張していますが、他の曲については言及していません。

すでに新垣氏は作曲の対価として、佐村河内氏から700万円を受け取っています。要は自分の曲を売ったわけですから、今さら自分のものだと言っても通りません。しかも、自分の曲と言っても、詳細な指示書に基づき、二人で協議して出来た曲です。ここは百歩譲っても 「 共作 」 としか言えません。

一方、佐村河内氏の弁護士によると、「著作権は佐村河内氏にあるとする文書」を、代作者(すなわち新垣氏)と連名で提出しており、今回の措置には納得できないとしています。事実なら、弁護士の言い分は正しいと思います。

ただ、JASRACも最終判断に迷い、今回は取り敢えず契約解除したわけです。本来なら、著作権のプロの団体であるJASRACが積極的に調査するべきだったと思いますが、難しい判断を避けたようです。

今回の措置で、今後は楽曲を使用したい場合、佐村河内氏と直接交渉して許諾を得て、使用料を決めなければなりません。 佐村河内氏とされる作品は多く、クラシック以外にも映画音楽やゲーム音楽、吹奏楽、エレクトーン曲など多岐にわたります。

もし、演奏やCDを流す場合などやはり著作権は発生します。連絡も取れない佐村河内氏とどうやって交渉するのでしょうか。そもそも、佐村河内氏と交渉することは、著作権者が彼にあると言うことを前提にしています。だったら今まで通りJASRACが管理代行すれば良いのではないでしょうか。

どうも今回の二ュースは良く分かりません。

自己を演出し「全聾」と偽っていた佐村河内氏と、才能ある新垣氏。 しかし利害が一致していた両者。 支配的で強欲だった佐村河内氏と、イエスマンだった新垣氏。 謝礼をもらい結果的に共犯者であった新垣氏。 そして今日の両者の明暗。その複雑な関係にあまり関わりたくないJASRAC。

著作権の行方はまだ闇の中かも知れませんが、数々の名曲が存在することは紛れもない事実です。

https://www.youtube.com/watch?v=DS2mu59d2T8

2015年1月 4日 (日)

新垣氏の新曲に歌詞を募集中!

新年早々、新垣隆氏の話題です。

週刊誌 「AERA」 (1月5日発売)の企画で、新垣隆氏が新曲 「みんなでうたおうよ」 を作曲しました。 (ニュースソースと写真は、朝日新聞DIGITALより)

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テーマは、「優しくなれる曲」とのことです。 早速聴いて見て下さい。 とても親しみやすい可愛らしい曲です。 

http://www.asahi.com/articles/ASGDZ5CXQGDZUEHF01D.html 


尚、「AERA」 編集部では、この曲の演奏や歌詞を募集しています。

2015年はシベリウスイヤー

近年、生誕○年とか没後○年とか言う 「メモリアルイヤー」を良く耳にすることがあります。

クラシック音楽界では、今年は生誕150年のシベリウス(1865-1957)イヤーに当たります。

代表作「フィンランディア」や、「交響曲第2番」、「ヴァイオリン協奏曲」「トゥオネラの白鳥」 などで有名な北欧フィンランドの作曲家です。

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今年は、国内外で、シベリウスの作品が多く演奏されるでしょう。日本でも、交響曲全曲演奏会などが予定されています。  (フィンランド放送響&日本フィル、ラハティ響)

生誕150年では他にも、デュカス(仏)、グラズノフ(露)、ニールセン(デンマーク)もいますが、知名度も作品もシベリウスには及びません。

没後で見れば、スケーターズ・ワルツで有名なワルトトイフェル(露)が没後100年、スクリャービン(露)が同じく100年、日本の山田耕筰が没後50年に当たります。 (余談ですが、) 山田耕筰は風貌( 頭部 )がシベリウスに似ていますね。 

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こうしてみると、メモリアルイヤーはクラシック界の一つの話題作りかも知れません。特定の作曲家にスポットを当てて、低迷するクラシック音楽に少しでも目を向けてもらおうと言う狙いではないでしょうか。 大いに結構だと思います。今年はシベリウスで盛り上がって欲しいと思います。

さて、シベリウスはもちろん素晴らしいですが、個人的には、没後100年のロシアの作曲家 タネーエフがお勧めです。 あのチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番の初演をしたピアニストでもあります。彼の未完の作品で、交響曲第2番変ロ長調(youtube)に、映像の美しい動画を見つけました。

タネーエフ 交響曲第2番2楽章 youtube

2015年1月 3日 (土)

新春マラソンで歩く

久しぶりに青空が広がった3日、地元の新春マラソン大会に参加しました。

と言っても、ジョギング・ウォーキングの部ですcoldsweats01

親しい友人に誘われて初めて参加しましたが、受付でもらった立派な大会プログラムに、自分の名前が載っているのが不思議です。

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この部門は、もちろんタイムを競う訳でなく楽しむことが目的です。ですから仮装大会みたいな恰好で参加する人もたくさんいます。 日本エレキテル連合(ダメよ~ダメダメ)とか、人気キャラクター 「くまもん」 とか、ミッキー親子や、パンダ、マリオなどが楽しそうに走っていました。

参加無料なのに、ドリンクやバナナ、スープ、ぜんざいなどの「おもてなし」を受けることが出来ます。 ゴールでは、白玉ぜんざいをご馳走になって、軽く疲れを取ることが出来ました。 

今回の参加を機会に、これからも身体を動かして健康に留意したいと思います。皆様もどうかご健勝にてお過ごし下さい。

2015年1月 2日 (金)

雪の初詣 と 書初め

雪化粧の元旦の朝、産土の神様に詣でました。

↓正月三が日で76万人が参詣する神社ですが、この通りです。

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↓例年は、この混雑ぶりです。(参考写真)

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昨年暮れに書いた「書初め」を、簡単な軸にしてみました。

お手本通りには書けないものです。(ノ_-。)

袖口に日の色うれし今朝の春 

    三浦樗良(みうら ちょら)


和服の袖口に春の陽光があたり、ちょっと嬉しい気分になった女性の、元旦の風景かと思います。正月を祝う作者の気持ちが表れ、書初めに最適な一句と言えるでしょう。

最近は、正月に晴着を着る女性は少なくなりましたが、和服には日本人の心が宿っていると思います。成人式と結婚式だけでなく、観劇やコンサート、会食、同窓会、記念日、旅行などでも、ぜひ和装を楽しんでもらいたいものです。 


袖口に風ささやける蓬摘(ヨモギ摘み)
   古賀まり子

2015年1月 1日 (木)

瑠璃色の地球

新年あけましておめでとうございます。

平成27年の輝かしい新年を迎えました。

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本年は、戦後70年という大きな節目の年です。さらに、広島・長崎に原爆が投下されて70年にあたる意義深い年でもあります。

戦後生まれの人口が80%を超え、戦争は次第に風化しています。 そして、国会議員の実に90%以上が戦後生まれになりました。


昨年、日本は平和への道を大きく外れ、時計の針を逆転させました。

集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更、特定秘密保護法、ベースロード電源としての原発再稼働、さらに武器輸出の解禁、ヘイトスピーチの容認、メディアへの政治介入など、劇的な大転換を行ったのです。

いづれは平和憲法も改正されることでしょう。 実際、先の衆議院選挙で国民は現政権に信任を与えてしまいました。

歴史は繰り返すと言いますが、戦争だけは二度と繰り返してはなりません。

70年の節目に当たる本年は、その意味でとても重要な年です。平和への思いをあらためて希求し、命の尊さを考える年にしなければなりません。 でなければ、先の大戦で命を落とされた300万人の御霊(みたま)を慰めることが出来ません。

今も世界では紛争やテロが絶えません。人間同士が憎しみ合い、殺りくを繰り返す現実に心が痛みます。地球という美しい星に生まれながら、自然を破壊し、戦争を繰り返す人類とは、いったいどんな生き物なのでしょうか。 


「 瑠璃色の地球 」 、松田聖子が歌ってヒットした曲ですが、松本隆の歌詞の中に、今日の、きな臭い日本と不穏な世界情勢にあっても、希望を失わず生きてゆけるヒントがあるような気がします。

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年頭に当たり、その一部をご紹介して、当ブログの元旦の記事と致します。


夜明けが来ない夜は無いさ

あなたがポツリ言う

燈台の立つ岬で

暗い海を見ていた

(略)

争って傷つけあったり

人は弱いものね

だけど愛する力もきっとあるはず

ガラスの海の向こうには

広がりゆく銀河

地球という名の船の

誰もが旅人

ひとつしかない

私たちの星を守りたい

朝陽が水平線から

光の矢を放ち

二人を包んでゆくの

瑠璃色の地球 

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