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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

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2014年12月の25件の記事

2014年12月31日 (水)

平成26年回想録

早かった平成26年。 手帳は埋まっていても、中身は濃いとは言えず悔やまれる一年でした。

年初に考えていたことが、ほとんど手つかずで反省しきりです。

「 いかにして誠の道に叶ひなむ 千歳の中の一日なりとも 」

この歌を詠んだ 良寛和尚の気持ちが少しは理解できます。信じた道を究めることの難しさは言うまでもありませんが、その緒に就くことさえ困難が伴います。一歩踏み出す勇気を与えて欲しいと思いました。

しかし、息災で大過なく平和に過ごせたことは、天地に感謝して余りある有難さです。大いなる恵みに感謝いたします。

そんな中、新たに3年の任期で拝命した「自治会長」職が、意外と大変で、地域の行事を通して社会に奉仕するという大切さを実感しました。 運動会や防災訓練、盆踊りや成人式、地元の小学校のウォークラリーなど多岐にわたる活動のお手伝いをさせて戴きました。また、親睦会では長良川の鵜飼いを楽しみました。

一方、趣味の世界は少し深まった感があります。 音楽はもちろん、書や絵画、真理の探究、仏典研究、読書、小旅行、映画、男の料理などを楽しむことが出来ました。 ( その多くは当ブログに書き表しました。)

音楽は、コンサート鑑賞の合間に、CD制作や個人のリサイタルのお手伝いをさせて戴く機会にも恵まれました。 また、地元の国際コンクールにも関わりました。

さらに、市の芸術文化協会のお手伝いもすることになり、微力ながらも音楽の世界でお役に立てたのではないかと自負しております。

そして今年も、将来ある 「若き音楽家」 から、 「中堅・ベテランの音楽家」 まで多くの方に接することが出来たことに感謝申し上げます。

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当ブログも開設から1年3か月で、3万5千回ものアクセスをいただきましたが、特に2月のソチ五輪の開会式・閉会式の音楽記事では、全国から3000回を超えるアクセスを頂戴しました。 

一年間、当ブログをお引き立て下さいましてありがとうございました。

2014年12月30日 (火)

年末イベント「第九」を聴く

年末のイベントと化した「第九演奏会」。本当はイベントとは呼びたくありませんが、日本では「お祭りさわぎ」のような演奏会も多く、誰もが手軽に参加できるのは結構ですが、次第に芸術との距離が広がっていることも残念な事実です。

さて、今回の「第九演奏会」、イベントの部類なのか、芸術の域に達しているのか、それはご想像にお任せします。

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街は迎春準備でにぎわっていますが、ホール内も千人を超えるお客様で熱気にあふれていました。

ステージも、オーケストラと合唱団を合わせると200名を超えますので、ギリギリで隙間がないほどでした。

一足早いニューイヤー気分で、ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツ 「春の声」 で始まり、シベリウスの「フィンランディア合唱付」、オーケストラと合唱バージョンの 「花は咲く」 が演奏され、いよいよメインの「第九」です。

雄渾な第1楽章、激しい第2楽章、天国的な第3楽章、そして人類愛を謳いあげた終楽章、何度聴いても名曲です。この曲で一年が締めくくられ、次の一年が始まります。

来る年が、皆様に取りまして佳き一年となりますよう祈念申し上げます。


例年、簡単な楽曲解説をプログラムに載せております。

「kaisetu2014.docx」をダウンロード

2014年12月24日 (水)

Piano Joint Concert ~音楽の贈り物~

3人の若きピアニストによるジョイントコンサート「音楽の贈り物」が、名古屋市内のホール「5/R Hall&Gallery」 で開かれました。 (2014・12・23)

年末の多忙な時期にもかかわらず、会場は多くのお客様でほぼ満席になりました。

このホールは地下鉄やJRの駅に近くアクセスはとても良好です。また、1Fにギャラリーがあって、文化的な薫りのする施設になっています。 

そして、開場前に並ぶ人のために椅子が用意されていて、座って待つことが出来ます。ホワイエにはドリンクコーナーや音楽グッズのショップもあり、ヤマハの音響設計による響きは、音が拡散して柔らかく、その割に音像がしっかりしていて、音のディテールが良く分かります。名器スタインウェイD274も一役買っているかも知れません。コンパクトながらお客様本位の良質のホールと思います。

そのホールで、3人3様の個性ある演奏を楽しむことが出来ました。車窓から眺める景色が変わるように、ステージ毎に個々の音楽の世界が広がります。

Dscn08791 久保寺志織

Dscn08801 稲葉洋子

Dscn08841 東谷亜紀

重厚でスケールのあるバッハのシャコンヌで始まり、ベートーヴェンの心のひだを表現した「悲愴ソナタ」に続きます、ショパン、リャードフ、ドビュッシー、最後は北欧の詩情をたたえたシベリウス「樹の組曲」で締めくくられました。

卒業した音大の学長さんはじめ、恩師や多くの友人が駆けつけて温かい声援が送られ、終演後のロビーは祝福の華やいだ雰囲気に包まれていました。

来場者は、熱演した3人の演奏家から、まさに音楽の「贈り物」を受け取って帰路についたことと思います。素敵な演奏ありがとうございました。益々のご発展を祈念いたします。

2014年12月22日 (月)

佐村河内氏9か月ぶりにTV出演

本日(21日)放送の、FNN報道特別番組 「今年のニュース決定版!」 に、佐村河内守氏が、独占インタビューに答えるかたちで、9か月ぶりにテレビ出演しました。 

何と、長髪とヒゲは元通りに、サングラスは普通のメガネになっていましたやはり、この格好の方が似合います。

Dscn08871TV画面より

この9か月間、外出したのは3、4日しかなかったそうですが、どんな思いで過ごしていたのでしょうか。

反省の日々を振り返り、「今後は嘘のない人生で、音楽は続けられなくても、何かで生きていければ・・・」 と語りました。

「どうして最初から共作と言わなかったのか?」 との質問には、新垣氏と利害が一致していたと語る一方、やはり自分にも 「欲があった。」 と認めました。

そして、あらためて指示書なるものを見せていましたが、(画面で見ただけですが) 相当綿密に書いてあり、クラシック音楽に対する知識はかなりあったと思われます。 交響曲HIROSHIMAは、佐村河内氏の指示なくしては完成しなかったことは明らかです。

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最後に、番組では宮根誠司氏が、佐村河内氏の音楽への情熱を感じたとして、プロデューサーとして再起可能ではないか、などとコメントして放送が終わりました。

神妙な面持ちで静かに語る 佐村河内氏でしたが、脚光を浴びる新垣氏に対する思いなど、胸中は複雑ではないでしょうか。 去就が注目されます。

2014年12月21日 (日)

まちかどコンサートを楽しむ

このところの雪で、コンサートを2本キャンセルしてしまい、とても残念な今日この頃です。

久しぶりに寒さが和らいだ歳末の日曜日、市の芸術文化協会の主催する「まちかどコンサート」が開かれました。  ( 私は、縁あって、このコンサートをお手伝いしています )

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本格的な筝曲、尺八の演奏。 若々しくエネルギッシュなダンス。そして、美しい女性コーラスの3団体が出演されましたが、どのステージも楽しめました。会場は立ち見が出るほどの盛況で、大きな声援が送られていました。

手作りのコンサートは温かみがあって優しい気持ちになれます。市民のホットなステージが身近にあることは素晴らしいことです。出演者、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

前回のコンサート記事 → 市民のホットなステージ

2014年12月20日 (土)

冬至 みかん色の月

日が短くなりました。もうすぐ冬至です。

以下の素敵な俳句を書の先生に教えてもらいました。

「ふり向けば 冬至の月の みかん色」

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この時期にお勧めの曲は、ハンガリーの作曲家ドホナーニ(1877-1960)の、ピアノ曲 「 冬の輪舞 」 Op.13-No.10  (youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=K83jKULFLoE 

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2014年12月19日 (金)

苦境続く佐村河内氏

収入が1,8倍に増えた 新垣隆氏とは対照的に、佐村河内氏は経済的に苦境に立たされているようです。

週刊ポスト 12月26日号によると、神奈川県内にある 佐村河内氏の自宅マンションが仮差し押えされたとのことです。(マンションは温泉付きで、当時佐村河内氏は即金で購入したと報じられました。)

今回の仮差し押さえは、先日 佐村河内氏に対し6100万円の損害賠償訴訟を起こした サモンプロモーション側が、財産保全のため、大阪地裁を通じて行った措置です。

ついに自宅が差し押えられた佐村河内氏ですが、事件後はCDはもちろん、ネット配信もストップして、かなり厳しい状況のようです。また、JASRAC(日本著作権協会)は、作品の使用許可を停止していますので、佐村河内氏に使用料が入ることはありません。

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一方で佐村河内氏は、フジテレビ 「IPPONグランプリ」 をBPO(放送倫理・番組向上機構)に、名誉感情を侵害されたとして、審理するよう申し立てを行いました。 今年10月の、TBS「アッコにおまかせ!」 に続く申し立てです。

地に落ちた名誉を回復させることも大事ですが、収入の道を確保することも大事です。

「私は共犯者です。」 と謝罪した新垣氏は、何故か大人気に。 佐村河内氏だけが社会から批判されて収入の道も閉ざされた状況に。 この事件の行き着く先に何があるのでしょう。

2014年12月15日 (月)

シラケ鳥選挙 勝った党はない

国民が愛想をつかした今回のシラケ鳥選挙が終わりました。 シラケている証拠に、国民の半分は投票に行きませんでした。

再登場のシラケ鳥 ↓

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棄権した人の気持ちも分かります。どの党に入れても、どの人に入れても、世の中は変わらないからです。政治に真剣さが見られないからです。世襲議員がやたらに多いのも気になります。


そして、本日の朝刊、新聞各社の見出しは、

朝日、自公大勝。 読売、自公圧勝。 日経、自公勝利。 産経、自公圧勝などと報道していますが・・・

自公が勝ったのではありません。野党が負けただけです。

あまりにも野党がだらしないのです。この2年間何をやってたんでしょう。離合集散を繰り返し、国民の声を真剣に聞こうとしなかったのではないでしょうか。

特に民主党は猛省してほしいと思います。党首が落選しましたが当然です。しかも落選の言い訳が子供じみています。維新の党の橋下さんの弁に比べるとあまりに低次元です

それでも民主党は多少議席を増やしましたが、これは前回の惨敗の反動です。※2012年総選挙で、国民を裏切った民主党は議席を4分の1に減らしています(230→57議席)。

また共産党は今回大躍進した、と毎日新聞が報じていますが、本当でしょうか。自公政権への批判票の受け皿になっただけではないでしょうか。「日本の右傾化」 を危惧する声が、共産党票につながっただけだと思います。

組織票のある公明党は、低投票率の選挙で強みを発揮します。そして、消費税の軽減税率では女性票を獲得したはずです。あとは原発や憲法で、自民党にすり寄らないよう期待するだけです。

横ばいだった維新の党は、身を切る改革を断行すると言っていますが、公約だけに終わらないよう、国民がしっかり監視する必要があります。何しろこの2年間どの党も避けてきた事案です。もし本気で取り組んだら、維新の党は次回の選挙で国民の支持を集めるでしょう。

ともかく700億円使って総選挙は終わりました。

安倍政権は、政策が信任されたとして、強気の政権運営に走るでしょう。アベノミクスだけでなく、原発再稼働や集団的自衛権、憲法改正の動きも加速されます。 


選挙が終わってみれば、自民は前回より議席を減らしました。公明は低投票率に助けられました。民主は前回惨敗の反動があっただけです。共産は自民の批判票が流れただけです。維新は横ばいでした。

結局、どの党も勝ったわけではありません。積極的に支持された党はあったのでしょうか。国民はシラケています。もう怒る気力もないのです。 

国民の半数が棄権するという深刻な政治不信の中で、不毛の選挙は終わりました。

 

 

2014年12月14日 (日)

音楽評論家 遠山一行氏亡くなる

音楽関係者の訃報が続きます。

遠山一行(かずゆき)氏と言えば、アンチカラヤンで有名でした。

カラヤンの大衆迎合的な音楽を批判し、フルトヴェングラーの言葉を借り、「芸術は非大衆的なものだ。」 として、芸術が商業主義に陥るのを嫌いました。

「すべての人にベートーヴェンを!」 と言ったカラヤンを、遠山氏は許せませんでした。遠山氏から見たら、ベートーヴェンはそんな安っぽい音楽ではなかったのです。

常に芸術の価値を高めようとした遠山氏にとって、万人受けするカラヤンの音楽は芸術とは言えず、単なるムードミュージックにしか聴こえませんでした。

しかし、カラヤンのお蔭で、クラシック音楽は世界中に広がりました。完璧なまでに美しい彼の演奏は、多くのファンを魅了したのです。


芸術の本質とは? 芸術の価値とは? 難しい問題です。


確かに、ベートーヴェンには普遍的な芸術が認められますが、そもそもベートーヴェンこそが、芸術を大衆化した革命的音楽家でした。それまでの貴族の為のクラシック音楽を、一般大衆のために解放
したのです。

遠山氏の芸術観は理解できますが、一方で、芸術の大衆化も歓迎すべきことです。

誰にも理解されない孤高の芸術。分かる人には分かる高尚な芸術。誰にでも分かる大衆化した芸術。

誰にでも分かる芸術は、もはや芸術とは呼べないのでしょうか。

遠山氏の訃報に接したことで、芸術の在り方について、あらためて考える機会に恵まれました

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2014年12月13日 (土)

寒さに負けずにスケッチを楽しむ

月1回の週末スケッチ。今回は「ノリタケの森」に行ってきました。 パーク内は、すっかり Xmasムードです。

この時期、戸外のスケッチは寒さが身に沁みます。 陽のあたっているベンチを探し、ようやくスケッチを始めました。

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レンガを描くのが難しいですが、レンガが無かったら「ノリタケの森」に来た意味がないと思い、何とか完成させました。 写真と比べると、目線の高さが違うようです。

2014年12月12日 (金)

ニーステッド(Nystedt)氏 99歳で亡くなる

ノルウェーオスロ出身の作曲家 クヌート・ニーステッド氏が99歳で永眠されました。

合唱ファンならご存知の方もあるかも知れませんが、隠れた存在の作曲家でした。

↓個人的には、この曲は不思議な名曲だと思います。

     Immortal Bach (不滅のバッハ)

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https://www.youtube.com/watch?v=bw9TA5NWwxY


原曲は、バッハの 「甘き死よ、来たれ」 BWV478ですが、美しい合唱が次第に微妙にゆらいで、不思議な感覚に襲われます。不協和音があっても清澄な音楽です。

安らかにお眠りください。この曲が天上に響きますように・・・

もし映画に興味のある方は、カンヌ映画祭グランプリ受賞「サクリファイス」 の一部をご覧下さい。↓バッハの原曲(管弦楽版)が使われています。(ストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団)

https://www.youtube.com/watch?v=oNlIANSDX54&list=PLwVoLXt1kMF0b0S2fv2dH9Q2nqrakqdvU&index=19

歎異抄を学ぶ 2

月1回~2回の月例聞法会。 先月から始まった「歎異抄」を勉強しました。

内容が深いので、この先3~4年かかって勉強することになりそうです。

さて、歎異抄は原本が発見されていません。したがって作者は不明ですが、定説として、親鸞聖人に師事した 唯円 (ゆいえん 1222~1289) ではないかと言われています。

現存する最古の写本は、蓮如上人によって500年以上も前に書かれたもので、国の重要文化財に指定されています。もし原本があったら、第一級の国宝です。

宇宙の中の生きとし生けるものを支えてくれる一番の根底にあるものは何でしょうか。世界と人間がそこから成り立つ根本のものは? ( 請願の不思議 大峯顯著 )

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2014年12月11日 (木)

簡単なおせち料理に挑戦 ほのりんプラザ

毎回楽しみな「男の料理」も、今年最後の教室になりました。 そこで、今回は去年に引き続き 「おせち料理」 に挑戦しました。

1.筑前煮

2.伊達巻

3.紅白かまぼこ

4.くるみ田作り

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筑前煮は、鶏もも肉、里芋、ごぼう、茹でたけのこ、干し椎茸、人参、こんにゃく、絹さやを使います。 材料の種類が多いので、皮をむいたり、スジを取ったり、包丁で切ったり、下茹でしたりと、結構やることが多くて大変でした。

でも苦労しただけあって、最高に美味しく出来上がりました。

参考 ↓ 去年のプチおせち料理

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2014年12月10日 (水)

海外のクラシック話題をまとめて5つ

ちょと気になる海外のクラシック関連ニュースを5本セレクトしてみました。

1.ショパンの心臓、70年ぶりに調査

39歳の若さで客死したショパンですが、遺体はパリに、心臓は(姉が持ち帰り)ワルシャワの聖十字架教会に安置されていました。

このほど、その心臓が70年ぶりに容器から出され、死因を調査することになりました。

病弱だったショパンは、肺結核で亡くなったとされていましたが、諸説あるようです。今回の調査でどこまで正確に判明するか世界が注目しています。

死後165年も経っているショパンの心臓。そっとしてあげたい気もしますが。

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2.ローマ歌劇場存亡の危機を乗り越えられるか

今年来日公演をしたばかりの、イタリアの名門「ローマ歌劇場」が、当局の財政難から、大幅(180人)な団員(オーケストラ、合唱)のリストラ策を打ち出し、労使が交渉していた騒動は、解雇を撤回し給与のカットで収束したようです。

調べてみると、この劇場の運営には、古くから労働組合の意見が反映されていて、その過度の要求にも問題があったようです。

合唱団やオーケストラに払われる各種の手当。 例えば、外国語手当(外国語で歌った場合)、武器手当(舞台でやりなどを持った場合)、フロックコート手当(フロックコートを着用した場合)、湿気手当(野外で演奏した場合の楽器手当として)、シンフォニー手当(オペラ以外を演奏した場合)などなど。

劇場が閉鎖したら元も子もなくなってしまいます。双方歩み寄って、オペラ芸術の振興に努めてほしいものです。

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3.脳手術中にヴァイオリン演奏

手の震えが止まらない イスラエルのヴァイオリニストが、自分の手術中にヴァイオリンを弾きました。

医師の求めに応じたもので、脳の患部にペースメーカーを挿入する際、正確に場所を見極めるために演奏する必要があったとのことです。

手術は成功して、このヴァイオリニストの手の震えはなくなりました。

しかし、麻酔をかけずに手術したのでしょうか? 不思議なニュースでした。

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4.ノーベル賞コンサート、200年前の同日に初演された曲を聴く

ノーベル賞授賞式を前にして、現地ではスウェーデン国王も臨席され、歓迎のクラシックコンサートが開かれました。曲目は、ベートーヴェン交響曲第7番です。 (アンドリス・ネルソンス指揮/ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団他)

さすがにノーベル賞ともなると格式が高いですね。

凄いことに、この12月8日(現地時間)は、ベートーヴェンの交響曲第7番の初演の日(1813年12月8日)と同じです。偶然にしては良くできています。200年前にタイムスリップかのような感覚を味わったでしょうか。

しかし、クラシックファンの赤崎氏は別にして、天野、中村両氏は演奏中に眠ってしまったようです。もったいない限りです。

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5.指揮者ティルソン・トーマスの結婚

グラミー賞受賞者で、アメリカの指揮者 マイケル・ティルソン・トーマス氏(69歳)が、38年間交際していたマネージャー(67歳)と結婚しました。

CDの名盤も多く、日本でも人気の世界的な指揮者ですが、結婚の相手は男性です。

長年のパートナーとしての信頼関係は結婚という形で結実したようです。同性婚であっても心から祝福したいと思います。

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今月、日本でいう古希(70歳)を迎えるトーマス氏(右)、とても嬉しそうです。

2014年12月 9日 (火)

佐村河内氏に感謝している

9日、TBSのTV番組 「 いっぷく 」 に出演した 新垣隆氏は、質問に答える形で、「 佐村河内氏に感謝している部分もある。」 と語りました。

Dscn08431TBS「いっぷく」TV画面

理由として新垣氏は、彼のお蔭で、多くの人に聴いてもらえる音楽を作ることが出来た。普段 自分がやっている現代音楽は理解されないが、佐村河内氏に 「何故多くの人に聴いてもらえる音楽を作らないんだ」、と言われ、その一点は正しいと思った。などと当時を振り返りました。

また彼にはプロデューサーとしての一面もあったと評価しました。

さらに、「ゴーストライターは悪いことではない。」 と語り、自分の場合は間違っていたが、「ゴーストライターにも色々ある。」 と微妙な言い回しながら、ゴーストライターという存在に理解を示しました。

確かに、佐村河内氏がいなければ、新垣氏は一生 「冴えないオジサン」 で終わっていたかも知れません。 作品が、これほど注目されることもなかったでしょう。

今回の事件を冷静に受け止めることが出来る余裕を、新垣氏に感じました。


また、同日放送の別のTV番組で、新垣氏は今年を振り返り、「災い転じて福となす」1年だったと明かしました。

そして、収入が1,8倍(本人弁)になった新垣氏の来年の目標は、①自分の名前でオーケストラ曲を書く。 ②ラジオのDJをする。 ③婚活する。 の3点とのことです。

そうそう彼は独身でした。結婚相手が気になるところです。来年の目標がすべて叶いますように・・・

竹田恒泰 講演会で日本を再発見

テレビでお馴染みの 竹田恒泰氏の講演会に誘われて出掛けました。

ほとんど笑いっぱなしの90分でした。これはもう、綾小路きみまろの世界です(笑)。  会場は竹田さんのファンも含めて1200席がぎっしり埋まっていました。

しかし、笑いの中に 「日本人が忘れていた真実」 があります。

「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」と題した講演でしたが、①日本人としての誇りを持つこと ②輝きを取り戻すこと ③日本の歴史を正しく学ぶこと ④人のために生きること。を身振り手振りで力説されました。素晴らしい講演会でした。

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「竹田恒泰はなぜ日本中でいちばん人気があるのか 」 が良く分かりました。(感謝)

くつろぎのコンサート in 徳川園

週末は今冬の初雪になりました。

徳川園の日本庭園に降る雪はとても風情があります。貴重な光景でした。

その日本庭園に面したガーデンホールで、くつろぎのサロンコンサートと題したピアノ演奏がありました。ピアニストは、縣(あがた)ゆりえさんです。

バッハの平均律第1巻第13番フーガの演奏に始まり、約40分間のサロンコンサートです。ショパン華麗なる円舞曲作品34-1、4つのマズルカ、ノクターン第2番、シューマン子供の情景などを、ゆったりくつろいで聴かせていただきました。

温かい音色と、語り掛けるようなトークが印象的でした。

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あいにく、雪景色は撮れませんでしたが、山側の紅葉はとても綺麗でした。

演奏終了後、地元の高校生の皆さんの手作りのクッキーと温かい紅茶を戴きました。ショパンの時代のサロンコンサートの雰囲気を少し味わうことができた気がしました。

2014年12月 6日 (土)

シラケ鳥の飛ぶ総選挙

多くの国民は、まだアベノミクスによる恩恵を受けていません。

むしろ物価が上がり、生活は苦しくなっています。

では、アベノミクスに代わる政策はあるのでしょうか?

野党はそのビジョンを描いていません。

野党は相変わらず出来もしない政策を並べ立てるだけです。


かつて小泉さんは、郵政選挙で圧勝しました。

しかし、国民の生活は良くならず、むしろ格差が広がりました。

民主党が政権を取って、日本は変わったでしょうか?

野田政権は公約違反の消費増税に踏み切りました。


今回も、与野党とも消費増税をする前に、身を切る改革を断行すると言っていましたが、何もしませんでした。

国が1000兆円も借金があるのに、国会議員の定数削減はしませんでした。そして、国家公務員の給与もボーナスもアップしました。

この国の政治に、もう誰も期待していません。


若者に、選挙に投票するよう促す新聞の社説を見ました。しかし若者は新聞を読みません。メディアの無能ぶりにも呆れます。

こうして、政治への期待は薄れ、無関心層が拡大します。

シラケ鳥が飛んでいます。

このままじゃ「ダメよ~ダメダメ」

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韓国版「のだめ」 待たれる日本公開

TVドラマ「のだめカンタービレ」が日本で放送されたのは、8年も前のことでしたが、今 韓国では、「のだめカンタービレ」を原作にした「ネイル(明日)もカンタービレ」が放送されています。http://www.kbs.co.kr/drama/cantabile/

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その「ネイルもカンタービレ」が、このほど全16話を終了しました。 日本の「のだめ」は全11話でしたから、韓国版の方が少し長いようです。

日本の「のだめ」は、一大ブームになり、クラシックCDが一時飛ぶように売れました。 そして、最終回の視聴率は21,7%でしたが、韓国版の視聴率は何故か低迷しているそうです。

それでも期待は膨らみます。早く日本で公開されることを願って、首を長くして待ちたいと思います。

バッハクラヴィア曲の権威 市田先生ご逝去

バッハ研究の第一人者で、武蔵野音大、信州大などの教授を歴任した 市田儀一郎先生が先月28日に亡くなりました。(享年82歳)

ピアノの先生などの音楽関係者には、全音のバッハ関係の教本で良く知られている存在でした。

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先生には、公開講座で何度もお世話になりましたが、とても温厚な方で、いつも親しく接していただきました。

バッハのクラヴィア曲の解釈と演奏法の権威で、「タッチ!このすばらしき手」と題した講座などは、素晴らしい内容で分かり易く、今でも良く覚えています。

お寿司屋さんで先生を囲んで音楽談義をしたり、宿泊先のホテルの割烹で、出版社の方を交え、深夜まで楽しく飲んだ思い出が昨日のようです。

先生のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表したいと思います。

2014年12月 5日 (金)

本業も頑張る新垣隆氏

バラエティ番組にも出演するなど多忙を極める新垣氏が、本業の作曲とピアノ演奏を主とするCDアルバムを来年2月、相次いで発売します。

1枚は、ヴァイオリニストの礒(いそ)絵里子氏とのデュオで、新垣氏は作曲とピアノ演奏を担当するそうです。

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「20年来の仲間である礒さんとのセッションは本当にありがたい。一時は音楽の世界には戻れないと覚悟していましたから、今回のアルバムは100点満点以上の出来栄えを目指し、頑張っています」 新垣隆 (日刊ゲンダイ インタビュー記事より)

もう1枚は、サックス奏者 吉田隆一氏とのデュオアルバムです。

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激動の今年一年を漢字一文字で振り返ると?。 という記者の質問に答えて、

「私たちをはじめとして、今年は虚偽で世間を騒がせてしまった方が多かったかと……。やっぱり、嘘はついちゃいけません。戒めを込めて『嘘』にしたいと思います」  新垣隆(日刊ゲンダイインタビュー記事より)

「嘘」がつけなかった正直者の新垣氏、ご自分を偽らず、本業に徹して仕事に励んでほしいと思います。

国を憂う俳優 菅原文太

菅原文太さんが亡くなってちょうど一週間が経ちました。

ご遺族はもちろん、周囲の方々にとって寂しさの増す頃です。あらためてご冥福をお祈りします。

脱原発を主張し、平和憲法を守る運動に加わり、辺野古基地に反対し、特定秘密保護法にも反対を表明、集団的自衛権の行使容認に異を唱えました、さらに無農薬の有機農業に取り組みました。

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それらの活動の根底には、「命の大切さ」に心を尽くす菅原さんの強い信念があったと思います。

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戦中戦後を知る立場から、とくに憲法をないがしろにし、右傾化する社会への危機感は以前から相当に強く、昨年8月のインタビューでは、

「いま大切なのは、われわれ国民が政府のデマゴギーにそそのかされず、自分で考えることでしょう。書物や新聞を読み、多くの人の話を聞いて、平和を維持するために自分は何をするべきかを模索する。熟慮の末に真実を知れば、戦後ひとりの戦死者も出していない憲法9条がいかに素晴らしいものであるかが分かるはずです。戦前のようにタカ派政治家たちの言葉に踊らされてはいけません」 と戒めていた。(文と写真 日刊ゲンダイより)

「政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」       菅原文太

東京藝大 早期英才教育に着手

韓国の芸術英才教育院について書いたばかりですが、我が日本でも東京藝術大学が、地方の音楽的才能のある小学生を発掘して、直接指導する初の「早期英才教育」に乗り出すことが分かりました。 (毎日新聞記事)

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「逸材リサーチ・プレレッスン」として、音楽部門で導入が決まったようです。

早期に原石を発掘し、教授陣が直接指導して、国内外のコンクールにも挑戦させ、いずれは世界で活躍できる音楽家を育成するとしています。

同大では、音楽学部の16年度入試から「飛び入学制度」を実施する予定ですが、一方で、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、さらには、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団などのトップオーケストラとも連携して、世界レベルの芸術家を獲得する計画です。


一流の芸術家を輩出すれば、その国の文化的ステータスは上がります。すでに日本では多くの世界的な芸術家を輩出しており、さらなる今回の試みは、韓国、中国など他国の台頭を意識してのことかも知れません。

「原石」も磨き方次第で宝石になるように、地方にいる「音楽の原石」をトップクラスの先生が指導して、一流の音楽家に育てようとする今回の計画は成功するでしょうか。

教育による格差は、音楽の世界にも浸透してきたようです。

ジュネーブ国際ピアノ部門 韓国学生が優勝

第69回ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門で、韓国芸術総合学校音楽院1年生の ムン・ジヨン氏が、韓国人として初めて優勝しました。 (朝鮮日報日本語版12・4配信)

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高松国際ピアノコンクール優勝時(2014年)のムン・ジヨン氏(四国新聞より)

このコンクールピアノ部門では、2010年に日本人として初めて 萩原麻未が優勝しています。 そして、仲道郁代やヴィオラの今井信子など日本人の入賞者も多数います。

ただ、このところ韓国勢の国際コンクールでの活躍が目立っています。2011年のチャイコフスキー国際では、ピアノ部門で2位、3位、声楽部門で、男女とも1位、ヴァイオリンで、3位と大躍進でした。同年のエリザベート王妃国際では、女性声楽部門で韓国人のホン・ヘラン氏が優勝しています。 他にも、今年のバイロイト音楽祭では、韓国声楽家が重要なポストを独占する状態でした。 

世界中のコンクールや音楽祭での韓国音楽家の著しい活躍は、韓国の英才教育にあるかも知れません。いずれリサーチしてみたいと思います。

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韓国芸術総合学校付属芸術英才教育院(写真 韓国芸術総合学校)

パワー全開! 音大生の第九を聴く

名芸大オーケストラ第32回定期演奏会 「第九」 を聴く機会がありました。

この演奏会は、名古屋自由学院創立60周年記念事業として無料招待のかたちで行われました。( 2014・12・4 日本特殊陶業市民会館フォレストホール )

会場(約2300席)は満席のようでした。

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「フィデリオ」序曲から始まりましたが、学生オケは何度聴いてもすがすがしくて、全力投球する姿勢に打たれます。相当な練習を重ねて今日に臨んでいるのでしょうね

メインの「 第九」 は、ソリストも合唱団も第1楽章からステージに登壇していました。

第1楽章~3楽章の間、じっとして待っていなければなりません。これは、「第九」 が全楽章を通してひとつの曲だと言う意識を持つ意味で重要ですが、待っている方は少しきついかも知れません。

迎えた第4楽章、200名近い若々しい合唱の迫力に圧倒されました。さすが音大生、パワーがあります。 (多少、年配の方もみえましたが) 指揮の古谷氏は終始冷静な感じでしたが、ソリストも合唱団も熱い演奏でした。

無料でこんなにパワー全開の 「第九」 が聴けたのは嬉しい限りでした。これから日本のあちこちで「第九」が演奏されますが、今回のように元気がいただける演奏会で一年を締めくくり、来る年に備えたいと思いました

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