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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年11月 9日 (日)

反戦の寺 明泉寺を訪ねる

先日、NHKEテレの再放送、「戦争は罪悪である~ある仏教者の名誉回復」 を見ました。 かねてから、宗教と戦争との関わりについて関心がありましたので、大変興味深く視聴しました。

この番組は、日中戦争のさなか、戦争反対を説いて逮捕された高僧 竹中彰元(たけなか しょうげん)師のドキュメンタリーです。

Dscn07401 雨の明泉寺(岐阜県垂井町)

当時、戦争は国民の義務でした。そして、日本は 「東洋平和のために大局的見地から聖戦に臨む」 として、戦争を正当化していました。 いつの場合も戦争は正当化されるものです。

東本願寺 真宗大谷派では、「一殺多生(いっせつ たしょう)」 = 多くを生かすために少しを殺すことは、やむを得ない。と言う仏教の教えに基づき、積極的に戦争に協力していました。 (注)実際には、親鸞聖人の教えとは違いますし、仏教には「不殺生」と言う戒律があります。

しかも、真宗大谷派では、「萬歳の交響楽」という小冊子の中で、「太平が續くと人間は利己的になる。この利己心を打破するには、戦争は最も良い導きである。」 と説いていました。耳を疑うほどの恐るべき主張です。

このような風潮の中、戦争に反対した竹中師は、真宗大谷派からも処分を受け、僧侶としての位を最下位に落とされました。 

しかし70年の時を経て、本山は竹中彰元師の名誉回復に動き、2007年ついに、これを決定し、竹中師は復権を果たしました。

Dscn07411_2 その時、山門に建てられた記念碑です。

現在、東本願寺 真宗大谷派では、戦争に協力した宗門の罪を懺悔して、不戦の誓いを表明しています。

戦争という狂気が、いかに人間の判断力を捻じ曲げてしまうのか深く考えさせられる番組でした。

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