ピアノデュオの魅力に迫る
ランチタイムコンサート「 ピアノデュオで届けるロシアの風 」を聴いてきました。
最近にないフレッシュで爽やかなコンサートでした。まさにこの季節にピッタリです。
ほぼ満席のホール内は、温かな雰囲気に包まれていました。プログラミングがとても良く考えられていて、あっと言う間の60分でしたが、息の合った冒頭のラフマニノフ、ハープのように音が綺麗なアレンスキーのあとは・・・
あのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(第1楽章)! 寺澤麻也さんの冒頭の「 深い音 」に吸い込まれました。 ピアノの音色ってこんなに素敵なんですね。 そして松井順子さんの、流れるような音楽性。 オーケストラ伴奏で聴くより数倍素晴らしい演奏でした。 まさに連弾の魅力を再発見したコンサートでした。
さすがに場内からも「ブラボー!」の声、声、声。 年配のおじさん、おばさんも満足されたようです。 二人のトークも(ちょっとレクチャーもあって)好感度でした。
くるみ割り人形も、仮面舞踏会ワルツもとても楽しめました。 視覚的な見せ場のあるローゼンブラットの「 コンチェルティーノ 」。知ってるロシア民謡のメロディが出てくると会場から、かすかに歌声も聞かれ、和気あいあいといった感じです。
久しぶりにピアノディオを心から楽しめました。お二人の今後に大いに期待したいところです。
聴衆を楽しませた二人の演奏
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