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書の作品

  • Img_20170518_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • 座右の銘

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

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2014年3月の35件の記事

2014年3月29日 (土)

「我」のない心で自己を拝む

このほど、天皇皇后両陛下が伊勢神宮を参拝されました。

近鉄名古屋駅で両陛下をお迎えした際、後方の宮内庁職員がうやうやしく運んでいたハードケースの中身が、いわゆる「三種の神器」のうちの、「八尺瓊勾玉 やさかにのまがたま」と、「草那芸之大刀 くさなぎのつるぎ」です。

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       時事通信社ニュース写真より

伊勢神宮のご神体は、「八咫鏡 やたのかがみ」です。

私たちは、この「かがみ」をご神体として拝むことになります。

「かがみ」には、拝んでいる自分自身が映ります。

すなわち、神様に向かって手を合わせる時、私たちは自分自身の姿を拝んでいるわけです。

神様を拝むということは、自分自身の神性を見出すことにつながっているのです。

しかし、私たちが鏡に映る「自己の神性」を見出すためには、心の中の「我」という意識を取り払わねばなりません。

自己中心の「我」の心を取り払うことで、私たちは神の御心(みこころ)と一体になれるのではないでしょうか。

その数式は、

かがみ(鏡) - が(我) = かみ(神)

How to organize cats !

Google+ で注目の投稿 より転載


「Creative Ideas」

How to organize cats !

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       猫の嫌いな方にごめんなさい

2014年3月28日 (金)

楽器の最高落札額を更新か!

アントニオ・ストラディバリが、1719年に製作した世界最高峰のビオラ、その名も「マクドナルド」が、ニューヨークで競売に出品されたが、予想落札価格が何と4500万ドル(約46億円)になるという。

このビオラは、あのアマデウス弦楽四重奏団のビオラ奏者、故ピーター・シドロフ氏の遺族が出品した。状態は極めて良好らしい。

入札は封入入札で行われ、6月25日に最高落札者が発表されるという。

ビオラ一本に46億円! 46億円と言えば、1億円の豪邸でも46邸建つ。マクドナルドのビッグマックなら14000000個買える。 何かと人騒がせなストラディバリウスである。(先のブログ「人騒がせな楽器」)

いったいどんな人が買うのだろうか? 6月25日が待ち遠しい。

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           Peter Schidlof with "MacDonald"

似て非なるもの

STAP細胞が、疑惑にまみれている。連日の報道に、佐村河内事件も陰をひそめてしまったようだ。

ここへきて、STAP細胞そのものの存在も怪しくなってきた。 まさか捏造とは思いたくないが・・・。 しかし、各社のニュースによると、捏造の可能性は否定できない。

もしそうだとしたら、世紀の大発見は嘘だったことになる。

佐村河内事件と似ているが、こちらはゴーストライターとは言え、新垣隆氏の書いた曲自体は存在している。

存在そのものが危ぶまれているSTAP細胞と、日本中が絶賛した新垣氏の曲。 比較するのもおかしな話だが、両事件はやはり「似て非なるもの」と言わざるを得ない。

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そうは言っても、夢のSTAP細胞が本物であってほしいと願うのは自然な思いではないだろうか。

2014年3月27日 (木)

シャガール 「夢の花束」

いかにもシャガールらしいタイトルですね。 仏の文化相 アンドレ・マルロー の依頼でマルク・シャガールは、パリ・オペラ座の天井画を制作しました。

その作品名が、「夢の花束」です。この天井画は、仏、露、独、伊などの大作曲家14人のオペラ、バレエ曲をモチーフに描かれています。 モーツァルト「魔笛」、ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」、チャイコフスキー「白鳥の湖」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」などなど。

天井画は、彼が78歳の時(1964年)に完成しています。(彼は長命で、98歳で死没。)

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今春、東京、大阪を除く全国5会場で、シャガール展が開かれます。シャガール展は何度もありましたが、今回は未公開作品を中心に約250点が展示されるとのことです。

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   初公開予定の「カルメン」

また、シャガール展に合わせて、「シャガールコンサート~パリ・オペラ座の天井画」というコンサートも企画されています。http://www.aac.pref.aichi.jp/sinkou/event/chagall/

3月27日は、シャガールの忌日で、ベートーヴェン(3/26)と一日違いでした。

2014年3月26日 (水)

二つの声楽コンサートを聴く

3/23(日) 地元のオーケストラのファミリーコンサート「オペカル」を聴いた。オペカルとは、オペラとミュージカルを足して二で割った合成語だそうだ。

テノールの清水徹太郎は、びわこホール四大テノールの一人だが、すがすがしく癖のない美声の持ち主だった。ウエストサイドや、トゥーランドット、トスカなど聴きごたえ十分。

ソプラノの八田亜哉香は、劇団四季出身で、オペラ座の怪人ほかを歌ったが、声質がやや粗いのが気になった。 PAの具合か、体調が悪かったかも知れない。

このコンサートの指揮者コーナーで、私の尊敬する知人が飛び入り出演し、カルメン前奏曲を振ったが、とてもカッコ良く決まっていたnotes

このようなファミリーを対象にしたクラシックコンサートが数多く催されることを願っている。

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3/26(水) 「春への誘い~ソプラノの歌声にのせて」を聴いた。

ソプラノの古田真由実は、東京二期会オペラ研修所マスタークラス出身だけあって、本格的な歌唱を披露した。 豊かな声量、伸びやかな高域、流れに乗った感情表現など、どれも素晴らしい。モーツァルト、グノー、プッチーニなどを歌ったが、今後の活躍が大いに期待できそうだ。

同じくソプラノの高木良子は、どちらかと言うとリートが得意のようだ。モーツァルト、シューベルト、シューマンなどを歌ったが、明るくブリリアントな声質は、聴き易く心地よい。歌詞を大切に、一曲一曲を丁寧に歌うところに好感が持てた。

全部で13曲もの伴奏を一人でこなしたピアニスト東谷亜紀は、オペラ、リート、日本歌曲と、それぞれ伴奏を弾き分けて、歌唱を陰から支えたが、まだまだ秘めた実力を感じさせるピアニストだ。

地方にもこのような逸材がいることは、音楽愛好家の一人として嬉しい限りである。

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喜劇は終わっていない。

死の3日前、「諸君、拍手したまえ。喜劇は終わったのだ。」という有名な言葉を残して、ベートーヴェンは56歳の生涯を閉じました。

1827年の3月26日のことです。

ベートーヴェンの人生は、本当に喜劇だったのでしょうか?

聴覚を失った作曲家としては悲劇の人生であり、名声を得たことは輝かしい人生でありました。

そして、時に気難しく、家庭も持たず、人間嫌いの彼が、人類愛を歌った「第九」を作ったことは、喜劇と言えなくもありません。

拍手こそしませんでしたが、ベートーヴェンの葬儀には2万人もの市民が参列しました。

ベートーヴェンの音楽は、今も生き続け、喜劇は終わることなく不滅の輝きを放っています。

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2014年3月25日 (火)

久しぶりの音楽映画

先のブログ、その歌声に、世界は息を飲んだー でご紹介した映画「ワンチャンス」を観て来ました。

誰も寝てはならぬ、衣装をつけろ、星は光りぬ、清きアイーダ、冷たい手など、オペラアリアの名曲が、ポール・ポッツ本人の声で歌われます。オペラファンなら嬉しい映画でしょう。

携帯電話ショップの店員だったポールは、イギリスのオーディション番組で優勝し、一躍スターに。 エリザベス女王の前でも歌声を披露しました。 そしてCDは世界中で発売され大ヒットしました。

映画には、パヴァロッティが登場します。もちろん、この映画の製作時には死没していましたから、そっくりさんでしたが、とても良く似てました。パヴァロッティのそっくりさんに、「君はオペラ歌手にはなれない。」と言われ失望のあまり歌うことを諦めるポール。

この映画の良いところは、そのポールを助ける恋人や友人、家族の温かい心です。失意のポールを励ましたり、支えたり、慰めたり、その人間愛が素晴らしい映画でした。


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2014年3月24日 (月)

咲きそめし梅を仰ぎ見る

20度を超える陽気に誘われて、梅の名所へ行ってきました。

園内には約50種1300本の梅があります。

ミツバチもたくさん集まっていました。

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つばらかに 咲きそめし梅 仰ぎつつ 優しき春の 空に真むかふ

                                    美智子妃 御歌

※つばらかに = 思い残すことなく、の意




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おまけです。たまにこんな日があってもいいと思います。

金縷梅(まんさく)

春の寒さとも、そろそろお別れですね。



まんさくや 春の寒さの 別れ際

                 籾山 梓月(もみやま しげつ)

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  背景の写真は、DADA’sさんのブログから拝借しました

2014年3月23日 (日)

無観客試合に思う

浦和レッズが、Jリーグ史上初の無観客試合を行った。

サポーターあってのチームであり、観客のいない試合は空しさだけが残る。


クロード・ルルーシュ監督の映画 「愛と哀しみのボレロ」 を思い出した。

戦後まもなく、カラヤン/ベルリンフィルは、ニューヨークのカーネギーホールで公演するが、客席には、ニューヨークタイムスの記者ら二人しかいなかったのである。

チケットは完売していたが、これはユダヤ人が買い占めたためで、観客はゼロだった。

カラヤンは大きな屈辱を味わう。 ユダヤ人は、ナチ党員だった彼を絶対に許すことは出来なかったのである。

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しかし、これはフィクションであり、実際にはホール前で、ユダヤ人による抗議行動はあったものの、公演は成功裏に終わったとされる。

スポーツであれ、音楽であれ、観客の存在は大きい。

三波春夫じゃないが、「お客様は神様。」である。

2014年3月22日 (土)

心に届いた音楽

先に案内しました「小見山純一ピアノリサイタル」が終わりました。

500席のホールは満席。


お客様の視線がとても温かく、応援している気持ちが会場にあふれていました。

そのせいか緊張することもなく、落ち着いて演奏できたようです。

真摯な性格が表出して、音楽が純粋に感じられました。

芸術は、音楽でも美術でも、伝える力がどれほどあるかで決まります。

今日の演奏が、多くの皆様の心に伝わったとすれば、ピアニスト小見山純一は、芸術家のひとりだと言えます。

空間に飛び散り、空間をただよい、そして皆様の心に届いたとすれば、演奏者としてそんな嬉しいことはありません。

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■ 2015年7月30日(木) 宗次ホールランチタイムコンサートに出演します。

  詳しくは→  小見山純一 ショパンのこころを探して

2020年東京オリンピックセレモニー(アクセス1万回記念)

TVでソチ五輪の開会式、閉会式を観て、ロシアの芸術・文化に圧倒された。そこで、2020年東京オリンピック・パラリンピックの式典の構想について考えてみることにした。

■ まず大前提として、開催時期の問題がある。2020年東京オリンピック開催期間は、7月24日~8月9日と決まっているが、その時期は言うまでもなく猛暑の真っ只中である。

お、も、て、な、し、がテーマでもある東京オリンピックでは、開会式、閉会式はもちろん、各競技場や選手村、接続道路、その周辺に「涼の演出」が欠かせないと思う。

連日35度前後、湿度70%以上では外国選手は競技どころではない。温度はまだしも、欧州の選手は湿度にまいってしまうだろう。それは外国人観光客も同様だ。

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      日本列島は猛暑の真っ只中

「涼の演出」は、水だけではない。涼しげな音、涼しげなライト、氷柱などのアイテムから食事のメニューまで多岐にわたる。 この大事な演出は、ニューヨーク在住の画家、千住博氏に委嘱したらどうか。彼なら代表作「ウォーターフォール」のようなダイナミックな涼の演出が出来るだろう。

もし、「涼の演出」が出来なければ、日本の印象は「暑い、暑い」で終わってしまう。これで東京オリンピックの評価が下がってしまうことは何としても避けたい。

■ さて、本題のセレモニーに入る前に、2016年リオデジャネイロ大会の閉会式で、日本は次回東京オリンピック・パラリンピックをどう紹介するかも大きなポイントである。

東京は、8分間のプレゼンテーションを行い、東京や日本の魅力をアピールすることが決まっている。 (次期開催国に大会の旗を引き継ぐ、「フラッグハンドオーバーセレモニー」)

最新ニュースによると、セレモニーの内容を検討するメンバーに、音楽家の椎名林檎さんや、オリンピアンの小谷 実可子さんら8人が選出されている。

また、東京オリンピック組織委の理事の一人に、AKB総合プロデューサーの秋元康氏が決まっているが、間違っても、日本の紹介シーンにAKBは出して欲しくない!

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秋元氏は作詞のセンスは評価が高いので(参考 先のブログ季節の足音、他にも美空ひばりの川の流れのようになど)、「おもてなし」をテーマに作詞してもらい、俳優の渡辺謙さん(ハリウッド映画出演)あたりに朗読してもらう。もちろん、ワンフレーズ毎に、世界20か国語程度の言語で朗読する。女性を起用する場合は、東京招致で活躍した滝川クリステルさんが適任だろう。

この時、バックの演奏は、2014年グラミー賞を受賞した世界的ヴァイオリニストの五嶋みどり氏(正確にはグラミー賞は五嶋氏個人が受賞したわけではない)にお願いしたらどうだろう。これならアピール間違いなし!

そして日本の紹介シーンのメインは、やはり日本古謡「さくら さくら」で決まり。スタジアム全体に淡いピンクのさくら吹雪を降らせ、コーラスグループ「フォレスタ」か、おばちゃんに人気の「秋川雅史」に歌唱してもらう。「平原綾香」にポルトガル語(ブラジル語)で歌ってもらう手もある。

和琴の演奏も欠かせない。和装の日本を代表する生田流、山田流の奏者100名による「さくら さくら」の華麗なる演奏を、是非リオデジャネイロのスタジアムで響かせたい。

大事なことを忘れていたが、このリオデジャネイロ大会での日本のプレゼンテーションをナビゲートするのは、もちろんロボットのASIMO君だ。日本の高いロボット技術を大いにアピールしてもらいたい。

◆ 雨の中、フラッグハンドオーバーセレモニーは終わったが、やはり椎名林檎さんの演出は、既成概念にとらわれない斬新なものだった。

日本古来のイメージはなく、マリオやキティ、ドラえもんが登場、ハイテク映像と、スピード感のあるパフォーマンスで東京をアピールした。 途中の映像の中で、安倍首相の腕時計がオメガだったのが気になったがどうでもよいことかも知れない。 そして、ポケモンが登場しなかったのは残念だった。

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マリオに扮して土管から現れた安倍首相、トレードマークの、「青の吊ズボン」に「赤の帽子」をアッという間に脱ぎ捨てたのは残念!もう少し着ていてほしかった。


そして、作曲家 三宅純さんがアレンジしたという新感覚の国歌 「君が代」 には驚いた。正直言って賛否両論あるだろう。普段は単旋律で聴いているので、4声で聴くと妙な感覚になるが、日本の伝統音楽を感じさせつつ現代的に響かせているのはさすがと言うべきだろう。

「君が代」 を聞く際、小池新都知事が、胸に手を当てていたが、防衛大臣を経験したとはいえ、かなり違和感があった。胸に手を当てるのはアメリカ人が国家に忠誠を誓うポーズであって、日本人には馴染まない。以前、なでしこジャパンが同様のポーズをとって話題になったが、次回東京オリンピックまでに統一できるよう見解を示すべきだろう。

尚、今回の椎名林檎さんの演出を見て、2020年東京の開会式のセレモニーは、やはり若いエネルギーと新しい日本が表現されるのではないだろうか。楽しみでもあり不安でもある。

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■ いよいよ本題の2020年東京オリンピック開会式。

開式を告げるファンファーレは、あの新垣隆氏に作曲してもらう佐村河内守氏のゴーストライターを18年務め、ソチ五輪フィギアの高橋大輔選手の音楽も作曲しているので、実力は十分。彼なら世界に通用する華やかで荘厳なファンファーレを作ってくれるだろう。

なお、この式典全体の総合プロデューサー(式典全体の演出)は、すでに組織委理事に選ばれた秋元康氏の可能性もあるが、何といってもAKBのイメージが強すぎる。 かといって劇団四季の浅利慶太氏(1998年の長野五輪プロデューサーだった。 開催時87歳)、蜷川幸雄氏(写真家実花氏のお父上、開催時85歳)、パリ在住の世界的演出家笈田(おいだ)ヨシ氏(開催時87歳)、宮崎駿氏(開催時79歳)、山本寛斎氏(開催時76歳)などは、みなさん年齢がネックになってしまう。 若さだけなら、三谷幸喜氏(開催時58歳)は魅力的だが、少し軽い気がする。

そこで、先般オーストリアで、モーツァルトの「魔笛」を演出して世界が絶賛した若手演出家の宮本亜門氏が最有力と思われるがどうだろう。開催時の年齢も62歳なら大丈夫だ。

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  世界が絶賛 宮本亜門氏  (撮影 平田光二氏)

次に音楽監督であるが、今日の日本を代表する世界的な音楽家と言えば、坂本龍一氏だと思うが、三枝成彰氏、加古隆氏、千住明氏、久石譲氏など演出家に比べれば候補は多い。

もちろん知名度から言えば、小澤征爾氏だろうが、やはり開催時の年齢84歳は厳しいだろう。良きアドバイスを頂戴したいところだ。(小澤氏は1998年長野五輪の音楽アドバイザーだった。)

選手団の入場行進曲は、1964年東京オリンピックの時は、古関裕而氏だったが、今回はどうなるか。 ベテラン池辺晋一郎氏あたりを起用するか、若手の服部隆之氏か、他にも渡辺俊幸氏、菅野由弘氏、吉松隆氏など候補は多い。いずれもNHK大河ドラマのテーマ曲などを作曲し評価は高い。思い切って女性を起用すれば、大島ミチル氏、田中カレン氏、「花は咲く」の作曲でも有名な菅野よう子氏に期待したい。変わり種では、宮川彬良氏、お祭り気分の曲が出来るだろう。余談だが、日本選手団のユニホームは、「浴衣」 を採用すべきだと思う。

尚、オーケストラ演奏は、国家的事業なので、NHK交響楽団が最適だが、リハーサルも含めて長期の拘束は難しいように思う。多分、在京のプロオケから選抜した特別編成のオーケストラになるのではないだろうか。

指揮は、大野和士氏が最適だが、佐渡裕氏、大植英次氏、上岡敏之氏らが続く、残念ながら、世界的指揮者といえる日本人は少ない。ビジュアル的には西本智実氏が振っても面白い。小澤さんがもう少し若ければ一番良かったが、もしお元気なら世界最高齢の現役指揮者として指揮台に上がっても話題性は十分あるが可能性は低いだろう。

2020年は、あのベートーヴェンの生誕250年なので、「1万人の第九」 で有名な佐渡氏に 「第九」 を演奏してもらう案が浮上するかも知れない。「第九」は入場行進にも使える。「人類愛」 は、オリンピックの精神にも合致する。

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 5か国語(日、英、仏、独、伊)を話す大野和士氏  (写真 東京都響のWebより)

■ ここからは一番メインのショー(パフォーマンス)の中身に言及したい。

西洋文化の芸術性をまねるのではなく、日本の伝統文化、日本のハイテク技術、そして日本を代表する芸術家による総合的なコラボレーションが必要で、世界をあっと言わせるショーにするべきである。

演出は、前述の宮本亜門氏。 ショーのテーマは、ズバリ!「日本の四季」!

【春】 スタジアムに、日本を象徴する花「さくら」を満開にさせる。この日に合わせて日本のバイオ技術の粋を集めて「さくら」を開花させ、その「さくら」のもとで、宮城道雄の「春の海」の大合奏、和琴と尺八による本格的な日本を代表する名曲を披露する。スクリーンには、日本の桜の名所が映し出される。艶やかな日本舞踊が彩を添える。

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ロゴマークが、上記の通り決まりました。(2016・4・25)

【夏】 日本の夏祭り、特に東北の祭を紹介する。青森ねぶた祭り、仙台七夕祭り、盛岡さんさ踊り、福島ちょうちん祭り、秋田竿燈祭りなど、会場は祭り囃子の中、熱気と興奮に包まれるが、これは東北の復興も象徴している。やがてスタジアムに精霊流しのライトが点灯して、日本の風情を感じさせる。 最後に花火が上がり盛大に幕を下ろす。

※夏のシーンでは、日本の音響技術により、スタジアム全体をリアルな音で包み込む。また、家庭でも音響効果が楽しめるよう、TVメーカーと協力して臨場感のある立体音響システムを完成させ、販売できるよう準備しておく。

【秋】 夏から一転して、月明かりの中に日本の古城が浮かぶ。そう滝廉太郎の「荒城の月」である。海外にもよく知られた名曲であり、必ず採用するべきと思う。 歌唱は、世界的メゾソプラノ歌手の藤村実穂子がダントツ最有力。 伴奏は、奇跡の一本松の一部で作ったヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、さらに「コカリナ」を使用する。しみじみとした音楽が流れるが・・・、しかし突然、合戦のほら貝と共に、東西より甲冑姿の武士が登場する。合戦のシーンでは、国際的に活動中の和太鼓グループ「TAO」や「鼓童」の見事なパフォーマンスが観客を魅了して止まないだろう。

※なお、JOCのアンケートでは、サザンや嵐、EXILEなどが人気とのこと。無視は出来ないが、世界に通用するかどうか良く考えるべきであろう。 しかし、効果的な出演シーンがあれば反対する理由もない。

【冬】 ノーベル賞作家川端康成の「雪国」の冒頭シーンからショーは始まる。大きなSLがトンネルを抜けると、一面の銀世界である。さすがにスタジアムに大量の雪は持ち込めないが、天井から人工雪を降らせることは出来るはずだ。中田喜直の不朽の名曲「雪の降るまちを」が、ヴァン・クライバーン国際コンクール覇者の辻井伸行氏のピアノソロで演奏される。もしコンチェルト風なら、成長著しい牛田智大君も立派に役目を果たすはずだ。さらに、ヴァイオリンソロが加わるが、ご存じ竹澤恭子、諏訪内晶子のダブルキャストなら言うことない。 冬の京都金閣寺、金沢兼六園、白川郷合掌造りなどの映像はとても美しい。

※日本を代表するピアニストNo.1は、言うまでもなく「内田光子氏」だか、彼女は、こういうイベントには絶対に出ないと思う。 チャイコフスキーコンクール覇者の上原彩子氏になら可能性はあるが、いずれにしても、選曲か難しいだろう。

さて、この最大のショーをナビゲートする人物はいるのだろうか。2020年東京オリンピックは、まだマスコットが決まってないので分からないが、「初音ミク」のようなバーチャルアイドルがマスコットになる可能性もあるようだ。

以上、2020年東京オリンピックの開会式セレモニーを大胆に予測してみたが、お付き合いくださった読者の皆様はどのような感想をお持ちになったでしょうか。 もう今から構想を練らないと素晴らしい式典にはなりません。 世紀の祭典の行く末を見守りたいと思います。 ありがとうございました。

2014年3月21日 (金)

まもなくUP、アクセス1万回特別記事

昨秋から始めたばかりの当ブログが、おかげさまでアクセス10000回を迎えようとしています!

お引き立て誠にありがとうございました。

内容が支離滅裂で、「何でもありのブログ」ですが、今後とも宜しくお願い致します。


先日のソチ五輪の開会式、閉会式の音楽について記事をUPしたところ、思いがけず多くの方からアクセスをいただきました。(2000件ほど)

そこで、今回の1万回特別記事は、少し気が早いですが、2020年東京オリンピックのセレモニーについて、特に音楽を中心に私見を述べさせていただきます。

Netで見る限り、まだ当該記事は少ないようですが、このような小さなブログサイトからでも少しずつ2020年東京オリンピックを盛り上げていきたいと考えています。

                                                       壺中日月長

2014年3月20日 (木)

春に想う虚子の句

春分ですね。 「暑さ寒さも彼岸まで」 これからは過ごしやすい季節になります。


眼つむれば 若き我あり 春の宵              高浜虚子


もうこの歳になると、昨日の晩ご飯のおかずも思い出せないのに、何故か何十年も前のことは良く覚えているから不思議です。

昼間の雑踏から離れた春の宵、ふと目を閉じると、過ぎ去った青春の日々の想い出がよみがえります。 楽しかったこと・・・ 辛かったこと・・・

そんな自分の感傷的な心情を、この虚子の句が呼び起こしてくれるのです。

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しかし、まだまだ青春は続く。と勝手に思っている今日この頃です。(*^-^)



2014年3月17日 (月)

シルバー社会のコンサート(ホール)の在り方

日本の高齢化が急速に進んでいる。 若者のクラシック音楽離れが著しい。

先日、あるコンサートホールの階段状の通路で、年配の男性が足がよろけて転ばれるというアクシデントがあった。 また、ある会場では、バッハのマタイ受難曲の演奏中に、一階席のご高齢の紳士が突然気分が悪くなり、係員に抱えられて退場される場面があった。

今、特に地方都市のクラシックコンサートは、60代以上の高齢者が多くを占める異常事態が起こっている。 休憩時間には、男性用トイレの前にも列が出来ることがあるが、これは、お客の高齢化による、まさに珍(ちん)現象と言えるだろう。

トイレの前に行列ができるくらいならまだ良いが、トイレから戻ってきたら自分の席が分からなくなってしまいキョロキョロ探す年配者もいる。

 私は、このような光景を見るにつけ、これからのシルバー社会のコンサートやコンサートホールの在り方を考えるようになった。

 そもそも、コンサートホールの客席はバリアフリーになっていない。通路は必ずと言ってよい程、階段状またはスロープになっている。 もちろん、舞台(ステージ)を見るには、その形状が最も都合が良いからである。

しかし、前述のような足のおぼつかない高齢者にとっては、歩きにくいし危険な場所でもある。 いっそのこと、車いすの方が安全と思えるが、車いすに乗るほどでもない足の不自由な人が大部分を占めているのではないか。

そこで、ホール側の対策として、私は①通路に手すりを付けることを提案したい。そのためには、通路の幅を今の1,5倍位に広げる必要があるが、多少ホールの定員を減らしても、手すりを付けることが最も効果的だと思う。

また主催者は、チケットを販売する際にも、②シルバー席を用意することが望まれる。シルバー席は客席前方などの平らな通路に設定し、そのことは予めパンフレットなどで周知を図る。

そして会場には、③ボランティアスタッフを配置し、高齢者が安全にコンサートが楽しめるよう、マンツーマンで対応(介添え)する。

さらに、④突然の発作や急病に対応できるよう、医者か看護師を常駐させる。地域の医師会などと連携し、どのコンサートにも必ず医師を常駐させるようにすれば、演奏中の思わぬアクシデントに慌てる必要もない。

また、時々見かける⑤「母子室」は、コンサートの内容によっては、「シルバー室」として活用する。健康に自信のない人でもコンサートを楽しんでもらうためには、このような配慮も欠かせないと思う。

今後ますます高齢化が進むと、⑥コンサートの開催曜日、コンサートの開演時間、コンサート自体の長さ、休憩時間の頻度や長さなども検討しなければならなくなる。また、お茶のペットボトルくらいはホール内へ持ち込みOKとしたほうが良い。そして、プログラムは活字が大きく見やすいものが良いだろう。
 

今日のコンサートが、シルバー世代で成り立っている以上、上記のような様々な見直しは近い将来必ず考えるときが来るだろう。 シルバー割引も良いが、チケット代を安くするだけがサービスではない。 コンサートの主催者やホール関係者には、今までコンサートを支えてくれた高齢者に敬意を表して、いくつになっても安心安全でコンサートを楽しんでもらえるように心を込めたサービスをお願いしたいと思う。

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 あるホール内の階段

2014年3月16日 (日)

その歌声に、世界は息を飲んだ-。

冴えなさすぎる男の世紀の逆転劇。 映画「ワンチャンス」が、3/21より公開される。

オーディション番組から身を起こし、全世界でCD400万枚をセールスした、奇跡のオペラ歌手ポール・ポッツの実話である。 映画の中で演奏されるクラシック名曲の数々も見どころの一つ。

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        映画「ワンチャンス」公式サイト

2014年3月15日 (土)

春になると思い出す美智子妃のお歌

天地(あめつち)に きざし来たれるものありて

           君が春野(はるの)に 立たす日近し


天皇陛下の心臓手術後に、春の気配を感じ、陛下が元気に「春の野」にお立ちになる日も近いと、心弾んだ思いを込められた御歌。

この御歌の中に、陛下の手術執刀医の天野篤(天、野、あ、つ、し、)教授のお名前を詠み込んで感謝の意を表されたとされる。(この技法を折句というそうです)

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       河村 容道 画 (逆光の桜たち)

         

ぼったくり増税

久しぶりにスーパーへ行ったら、トイレットペーパーや洗剤などの日用品の棚がガラガラになっていた。 楽天のセールでも、トイレットペーパーが41万ロール売れたという。

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4月からの消費増税を前に、庶民のせめてもの抵抗だと思う。


やるべきことをやらずに、国民に負担を強いる今の政治の在り方は、「ぼったくり政治」と言われても仕方がないだろう。

身を切る改革をやってから消費税の増税をお願いする、と言っていたが・・・・

1. 国会議員の定数削減はどうなったのか。 722人もいる国会議員。政府の試算では議員一人当たりの経費は年間3億1千万円以上かかるというが・・・

2.天下りの禁止はどうなったのか。渡り歩くと、数億円も支払われるという退職金・・・

3.特別会計(184~233兆円)へのメスはどうなったのか。民主党がやった事業仕分けは何だったのか・・・

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シロアリ退治をしなければ、やがて家屋は倒壊する。 日本の衰退は免れないだろう。

2014年3月14日 (金)

季節の足音

春めいてきました。 歌謡曲にも素敵な詞がありますね。 今の季節にピッタリの歌詞を抜き出してみました。


柔らかな陽が差して
コートを脱ぐように
桃色の蕾たちが
春を連れて来る

季節の足音が
聞こえて来る度に
誰も
生きるという喜びに
満たされている

穏やかに
時は過ぎ
今日も輝いて
一日が終わることを
感謝してます

    
    「季節の足音」より
作詞:秋元康  作曲:羽場仁志  歌:由紀さおり

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       DADA'sブログさんからお借りした画像です   

 

2014年3月13日 (木)

CD録音に立ち会って

某一流クラシックホールを貸切り状態にして、CD録音を行いました。

日本歌曲からオペラアリア、そして邦人作曲家の作品まで13曲を録音しました。

そのうち5曲は専門家のアレンジで、伴奏にヴァイオリンも加えました。

朝9時から夕方まで皆さんお疲れ様でした。 この模様はいつかYouTubeにアップする予定です。

趣味を極める喜び、悔いのない人生の選択、生き方の達人を目指したいものです。

(以前のブログ 輝ける日 趣味を極める人たち

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2014年3月10日 (月)

天までとどけ 故郷を追われた福島の思い

3・11を前に、9日東京では3万人の大規模な脱原発デモがあった。音楽家の坂本龍一氏らも参加した。 このあと、全国175か所でも原発抗議行動が予定されている。(毎日新聞ニュース)

あれから3年、原発事故で未だに故郷に帰れない福島の人たちの思いが、どれだけ政府に伝わっているのか。原発再稼働にこだわる政府の真意が分からない。

故郷を追われた福島の思い、その切なる思いが天まで届いて欲しい。

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出逢いはいつでも偶然の風の中

きらめく君僕の前に

ゆるやかに立ち止まる

懐かしい風景に再びめぐり逢えた

そんな気がする君の胸に

はるかな故郷の風

舞いあがれ風船の憧れのように

二人の明日天までとどけ       

                                                                                 さだまさし(作詞 作曲)

ピアノデュオで届けるロシアの風 宗次ホール

ソチ五輪の開会式や閉会式を見て、あらためてロシアの芸術文化に感銘を受けました。


今回のコンサートは、松井順子さんと寺澤麻也さんの、将来とても有望な音楽家二人による息の合ったピアノデュオです!

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は名曲ですね。デュオでは滅多に聴けないから楽しみです。そう言えば、真央ちゃんも素敵でしたね。ハチャトゥリアンの仮面舞踏会ワルツも、真央ちゃんですっかりお馴染みの曲です。

くるみ割り人形は、パラリンピックの開会式にも使われていました。 他もぜひ聴いて欲しい曲ばかりです。 トークと一緒にお楽しみ下さい。

5月の風に乗ってロシアの薫り豊かな音楽が皆様の心に届きますように・・・

当日のコンサートの感想です↓

http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-d2cb.html

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           クリックで拡大します

2014年3月 9日 (日)

薄幸の詩人

青いお空のそこふかく

海の小石のそのように

夜がくるまでしずんでる

昼のお星はめにみえぬ

      見えぬけれどもあるんだよ

      見えぬものでもあるんだよ


ちってすがれたたんぽぽの

かわらのすきにだァまって

春のくるまでかくれてる

つよいその根はめにみえぬ

      見えぬけれどもあるんだよ

      見えぬものでもあるんだよ


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夫に童謡を書くことを禁じられ、失意のあまり病気になって、やがて離婚。わが子の将来を母親に託し、26歳の若さで自死した薄幸の詩人、金子みすずの「星とたんぽぽ」という詩です。命日の3月10日には、毎年故郷の長門市で「みすず忌」が行われます。

オペラ万葉集 名古屋初演 合唱団募集中

リンクエラーのため、再度アップいたします。

オペラ「 万葉集 」 (音楽/千住明 台本/黛まどか)

万葉集は盛況裏に終了しました。

当日の感想 →  http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-1878.html

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2014年公演のチラシ↑


■ 2016年3月26日(土)愛知県芸術劇場にて再演決定!

只今、このオペラに出演する合唱団員を募集しています。

詳しくは以下をご覧ください。(クリックで拡大します)

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クリックで拡大します

2014年3月 8日 (土)

ピアノ王子を聴く

ルックスが可愛くて実力もあると大人気の、牛田智大(うしだ ともはる)君を聴いてきた。久しぶりに会場は満席。

曲は、「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」(本日の演奏が日本初披露とのこと)。指揮は、高関健。オーケストラは大阪フィルハーモニー交響楽団。

一楽章冒頭から、牛田君の力強い演奏に引き込まれた。とても14歳とは思えない堂々たる演奏、豊かな響き、甘いルックスから想像出来ない強靭なタッチ、スケールの大きい音楽。この若きピアニストの才能を目の当たりにしては、大阪フィルも色あせて見えた。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲で、ピアノ王子はまた一回り大きくなったようだ。

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            写真は minkabu.jp より

2014年3月 7日 (金)

あべのハルカス美術館

大阪で、日本一の高層ビル「 あべのハルカス 」が開業しました ( 60階建、高さ300メートル )。

ビルの中には美術館もオープンします ( あべのハルカス美術館 3/22オープン )。

音楽的にも注目は、8/5~の 「 デュフィ展 」です。(東京では、Bunkamuraザ・ミュージアム 6/7~  名古屋では、愛知県美術館10/9~ の予定です)

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R・デュフィ 「バッハへのオマージュ」(パリ国立近代美術館蔵)


ラウル・デュフィは、色彩の魔術師と呼ばれたフランス近代の画家。オルガニストの父親、バイオリニストの母親という、まさに音楽一家に育ちました。

音楽をモチーフにした色彩豊かな作品も多く、今回の展覧会には、代表作「バッハへのオマージュ」は展示されるようです。 しかし、展示作品の詳細は分かりません。

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ストラヴィンスキーは、彼の死の6年後に、「 二重カノン ラウル・デュフィを偲んで 」を作曲しています。 とても静かな小品ですが、この曲を聴きながら絵画を鑑賞したいものですね。

佐村河内氏の緊急会見

TVカメラ57台、記者225名以上という注目の記者会見が行われた。

一番驚いたのは、その風貌の変化である。やはり私たちは、佐村河内氏の風貌に惑わされていたのは間違いない。

ごく普通のおじさんになった佐村河内氏は、手厳しい記者の質問に、手話通訳を介することなく淡々と答えていた。

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謝罪をする一方で、新垣氏を名誉棄損で訴えるなどと発言し、対決姿勢も見せている。

真相は明らかになるのか? 日本中を感動させた曲だけに、私は佐村河内氏ひとりを糾弾して事件の幕を下ろしてほしくない。先のブログ(佐村河内事件の真相に迫る)。

2014年3月 5日 (水)

啓蟄(けいちつ)

四季に恵まれた日本。 日本人のこまやかな感性は、四季の移ろいを春分から始まる二十四節気と、さらに細分化した七十二候に分けました。

今日は、その二十四節気のうちの「 啓蟄 」です。

啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころをいいます。(日本の七十二候を楽しむ 東邦出版より)

また、ふきのとうの花が咲くころをいいます。 春の兆しを感じて、ふきのとうの花が咲くころ、冬眠していた虫たちが、暗い地中から顔を出して動き出す。 生命の喜びが伝わりますね。

私は初めてこの言葉を知った時、日本人に生まれて良かったと思いました。

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フキノトウの写真。まだ花は咲いていないようですが、とても生命力にあふれた写真です。いつも素敵な写真を掲載される「 DADA'sブログ 」さんから拝借しました。

どうしても見たい1枚の絵

42年前の3月2日、近代日本画家の巨匠 鏑木清方(かぶらき きよかた)が、93歳で亡くなっています。

鎌倉市の鏑木清方記念美術館には、彼の代表作が多く収蔵されていますが、その中の1枚、「 秋宵(しゅうしょう) 」は、日本画では珍しく、洋楽器を演奏する女性が描かれています。

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モデルは新婚当時の奥様のようです(左手の薬指には結婚指輪らしきものが)。日本髪に薄手の着物を着た女性が、すらっと立っています。

洋風の柱とバイオリン、女学生風の袴姿が、ハイカラでエレガンスな雰囲気を醸し出していますね。 近い将来、実際の絵を見たいと願っております。


そのほか、日本画で洋楽器を題材にしたものは、日本画家 中村大三郎の屏風絵「 ピアノ 」(京都市美術館蔵)。大きな作品なので、楽譜の音符まで鮮明に描かれているそうです。ちなみに楽譜は、シューマン「小さなロマンス」と、「トロイメライ」とのこと。振袖とピアノが妙にマッチしていますね。

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中村大三郎と同門の北野以悦(きたの いえつ)が描いた「 ハープ 」。やはり振袖姿の令嬢が優雅にハープを弾いています。昭和初期、ハープは珍しかったでしょうね。なお、丸椅子が「ピアノ」と同じタイプのようです。

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      朝日カレンダーより

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彭城貞徳 ( さかき ていとく ) 「 和洋合奏之図 」 (長崎県美術館蔵)

尺八の師範でもあった彭城は、明治初期にバイオリンも始めていたそうです。この作品は、バイオリンと尺八の珍しい合奏風景(彭城の自宅)を描いたものです。 畳に置かれた楽譜は尺八のものらしく、この曲は尺八がメインの曲と思われます。


2014年3月 4日 (火)

シルバー川柳 本の紹介(No.007)

色々な記念日がありますね。今日はドイツ人のユーハイム氏が日本で初めてバウムクーヘンを製造販売した日で「バウムクーヘンの日」だそうです。

私もいい年輪を重ねたいものです。

いい年輪を重ねたシルバー世代の気持ちが素直に表れたシルバー川柳の本をご紹介します。

シルバー川柳  「 誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ 」  ポプラ社(952円+税)

先日サラリーマン川柳が発表されましたが、シルバー川柳も楽しいですよ。

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ここ数年のシルバー川柳から選んでみました。

 1.LED 使い切るまで ない寿命

 2.恋かなと 思っていたら 不整脈

 3.景色より トイレが気になる 観光地

 4.お辞儀して 共によろける クラス会

 5.「アーンして」 むかしラブラブ 今介護

 6.動かない エレベーターや 押し忘れ

 7.カード増え 暗証番号 裏に書き

 8.改札を 通れずよく見りゃ 診察券

 9.金貯めて 使う頃には 寝たっきり

10.耳遠く オレオレ詐欺も 困り果て

11.初恋の 人と出会った 墓石ツアー

              健康で長生きをいたしましょうヽ(´▽`)/

吉報を聞くことなく

2日前のブログ(110歳のピアニストの死)でお伝えした、アリス・ヘルツ・ゾマーさんの半生を描いた映画「The Lady In Number 6 : Music Saved My Life」が、短編ドキュメンタリー部門で、アカデミー賞を受賞しました。

しかし、彼女はその知らせを聞くことなく先週亡くなりました。

日本での公開は未定のようですが、是非見てみたいと思います。

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2014年3月 2日 (日)

 今、開く未来の扉 若き音楽家の挑戦

コンサートのお知らせです。

今、開く未来の扉 若き音楽家の挑戦。 小学生4人、高校生3人のフレッシュで感性豊かな演奏をお楽しみ下さい。とても本格的なプログラムです。未来へ大きく羽ばたいて欲しいですね。応援お願いします。

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           クリックすると拡大します

110歳のピアニストの死

世界最高齢のホロコースト生存者で、ピアニストのアリス・ヘルツ・ゾマーさんが亡くなった。110歳だった。

2年間ナチ収容所に入れられたが、多くの同胞のためピアノを弾き続けた。

その映画 「The Lady In Number 6 : Music Saved My Life」 が今年のアカデミー賞の候補になっている。直訳すると、「ナンバー6の女性 : 音楽が私の命を救った」。 映画のタイトルは、「6号室の婦人」。

折しも、日本の図書館では、アンネの日記が破られるという異常な事件が起こっている。海外メディアも悲しみをもって報道している。

戦争の傷が癒えることはない。


108歳の誕生日に、ヘルツゾマーさんが弾いた「ショパン ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2」

平和への祈りが聞こえてくるようだ。

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https://www.youtube.com/watch?v=RJAKyGXLIqc

ご冥福をお祈りします。

 

2014年3月 1日 (土)

音楽で結ばれた二人

後輩の結婚式に招待された。

由緒ある神社での厳かな結婚式。

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音大時代に管楽器で結ばれた二人。音楽仲間がたくさん駆けつけた。さながらコンサート会場のようだ。

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1歳半になる長男竜一君が、とても可愛くてみんなのアイドルだった。

末永くお幸せに。

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