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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2014年2月の29件の記事

2014年2月27日 (木)

違和感のあるリベンジポルノという言葉

一般的に「リベンジ」とは、負けたり失敗した時に、もう一度再挑戦して今度は成功し、名誉を取り戻すことだと思っていた。

スポーツ選手などがよく使っていた言葉で、以前に流行語大賞にも選ばれている。私たちはあまり悪い意味とは知らず、「雪辱を果たす」という意味で使っていたような気がする。

しかし、語源は英語の「revenge」であり、本来の意味は、復讐、仕返し、だそうだ。

最近のニュースで「リベンジポルノ」という言葉を耳にするが、なんでも別れた交際相手のワイセツ写真などをインターネット上に公開する卑劣極まりない行為のことを指すらしい。

どうして日本語で「卑劣なポルノ犯罪」と言わないのだろうか? 「リベンジポルノ」という言葉の奥には犯罪者の気持ちを理解または容認するような空気が少しだけ感じられる。 日本では(たとえそれが間違った理解であっても)、「リベンジ」を、再挑戦して名誉を挽回させることだと思っている人が多いからだ。

だから、何でも横文字にすることは、事の本質を微妙に変質させる恐れがある。特に性犯罪の用語にはやたら横文字が多い。セクシャルハラスメント、ドメスティックバイオレンスなどだ。


私たちは横文字文化の弊害にもっと関心を寄せるべきではないだろうか。

2014年2月26日 (水)

確かにヤマハです。

ソチ五輪の閉会式の音楽について書いたところ、1000件を超えるアクセスがあり、思わぬ反響に驚いています。

音楽的には、素晴らしい閉会式でした(開会式も同様に)。これだけのアクセスがあったというのは、やはり多くの方が音楽に関心をお持ちになった証です。

ところで、デニス・マツーエフが弾いたピアノが、どうして「 ヤマハCFⅢ 」と分かったのかと問い合わせが数件ありましたが、そもそも彼が1998年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した際に使用したピアノは、ヤマハCFⅢSでした。

多分、今回の閉会式でもヤマハを使うだろうと見ておりましたが、NHKTVの映像にハッキリ映っていました。

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                     ↑

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            NHKTV映像より

オペラ万葉集 名古屋初演 合唱団員募集中

万葉集は盛況裏に終了しましたが、好評につき、 再演が決定しました。

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2014年公演のチラシ↑

当日の感想 → http://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-1878.html



■ 2016年3月26日(土)愛知県芸術劇場コンサートホールにて再演決定!

只今、このオペラに出演する合唱団員を募集しています。

詳しくは以下をご覧ください。(クリックで拡大します)

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クリックで拡大します

 

2014年2月24日 (月)

音楽からみたソチ五輪閉会式

17日間にわたったソチ五輪も閉会式を迎えた。

開会式も楽しめたが、さすが芸術・文化の国ロシア、閉会式も素晴らしかった。

まず、ムソルグスキー「展覧会の絵 より バーバー・ヤーガの小屋」のオーケストラ演奏で幕が開けた。実はこの曲は、終曲「キエフの大門」に続くのだが、さすがにウクライナの首都キエフにちなんだ曲は選べない。バーバー・ヤーガで上手く終わっていた。

ロシア国歌が、ゲルギエフ指揮の1000人の児童合唱団によって歌われたが、伴奏のオーケストラを指揮していたのは、世界的なヴィオラ奏者としても有名なユーリ・バシュメットだった。 続いてロシア軍音楽学校による打楽器のみのマーチングバンド、ドリルがきれいだった。

クロスカントリーの表彰式で、ノルウェー国歌やロシア国歌が流れたあとは、いよいよショーの始まりである。

ロシアの絵画の世界では、シュニトケの「弦楽四重奏のためのポルカ」をヴィオラのユーリ・バシュメット他が演奏した。

ロシアの音楽の世界では、1998年チャイコフスキー国際コンクールの覇者デニス・マツーエフが、浅田真央のフリーの曲でもお馴染みの、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を堂々と演奏した。 使用ピアノは、ヤマハCFⅢ(世界最高級のコンサートピアノ、現在は生産完了している)。他にも62台の小型グランドピアノを使った素晴らしいショーだった。

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              NHK TV画面より

ロシアのバレエの世界では、リムスキー・コルサコフの「シエラザード」をバックに、ロシアの誇るボリショイ劇場バレエ団と、マリインスキー劇場バレエ団による夢の共演となった。

ロシアの文学の世界では、トルストイなどロシアの12人の文豪が登場、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会よりワルツ」が華麗に演奏された。(この曲も真央ちゃんで有名)

ロシアのサーカスの世界では、ショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲第2番6楽章よりワルツ第2番」が色彩豊かに演奏され、サーカスの演技とマッチして会場を楽しい雰囲気に包んだ。

オリンピック賛歌の中、オリンピック旗が下ろされると、次期開催国の韓国ピョンチャンのショーの始まりである。韓国の正装を身に着けた二人の少年少女による韓国国歌の可愛らしい歌唱のあと、韓国の伝統楽器 「伽耶琴(カヤグム)」 の演奏が始まった。曲は「アリラン」。 この曲を、韓国の世界的なオペラ歌手スミ・ジョーが引き継ぎ、ジャズヴォーカリストのナ・ユンソンがジャズ風にアレンジして歌う、そして日本生まれの韓国音楽家「梁邦彦(りょうくにひこ)」が白いピアノで弾いて、人気歌手のイ・スンチョルがロック風に歌った。

いよいよ聖火の消灯シーン、モスクワオリンピックの最後に流れたという、「ダ・スヴィダーニヤ(さようなら)私たちの可愛いミーシャ」の曲が再現され、ミーシャが息を吹いて聖火を消すと、ミーシャの頬に一筋の涙が流れて、最も感動的なシーンとなった。

歌姫ビブラ・ゲルズマーワの、さよならソチの歌唱に続いて、フィナーレの花火が豪華に打ち上げられ、バックに待ちに待ったチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第1楽章が演奏された。やはりクラシックの最後はチャイコフスキーだった。

DJが登場し、盛大なダンスパーティが始まると、選手たちもフィールドに下りて、思い思いに踊りに加わり、ソチの夜を楽しんだ。お互いの健闘を称えあい世界がひとつとなったパーティである。これで放送は終わった。皆さんお疲れ様でした。


2020年東京オリンピックの開会式、閉会式に素晴らしいショーはあるのだろうか?→興味のある方は、2020年東京オリンピックセレモニー構想をご覧ください。

2014年2月23日 (日)

森は海の恋人 すべてはつながっている

「森は海の恋人」

元になった歌は、歌人熊谷龍子(くまがい りゅうこ)氏の、

「森は海を 海は森を 恋いながら 悠久の 愛紡(つむ)ぎゆく」 である。


「森は海の恋人」という言葉は、自然環境の保全などを活動分野にしている気仙沼市のNPO法人の名前として広く知られるようになったが、興福寺貫主の、多川俊映(たがわ しゅんえい)氏はこの言葉に触れて、著書「心に響く99の言葉」の中で次のように語っている。

この素晴らしい言葉は、すべてはつながっている、ということでもあろう。ものごとのプリミティブな形とは、そういうものだ。そして、そこに戻ることで、私たちはふたたび、豊かな世界の住人たり得るのだと思う。

それにしても、私たちは当面の都合だけで、関係性の有無を判断し、無いと見ればものの見事にバッサリと切り捨ててしまう。そうして、わが世界を自ら狭くしている。視線を遠くに投げかけて、頑(かたく)なになった心をほぐしたい。

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    すべてはつながっている。 人も自然も。





2014年2月21日 (金)

3月11日を慰霊の日に

8月11日を、新たな祝日「 山の日 」にしようという案が浮上している。

超党派の国会議員で作る「山の日制定議員連盟」が、今国会中に法案を提出する予定。もし決まれば、再来年から実施される。

祝日が増えることは結構だが、祝日=レジャー という単純な思考にして欲しくない。

どうせ一日増やすなら、3月11日を「 慰霊の日 」として休みにし、犠牲者の霊を慰め、家族や地域のきずなを確かめ、防災を心がけ、被災地に心を寄せる一日としたい。既に沖縄県が6月23日を慰霊の日に定めているが、これは沖縄県だけの問題ではない。

もちろん慰霊の日には、多くの日本人が犠牲になった戦争も含まれる。広島、長崎そして沖縄も含まれる。心ならずも亡くなったすべての日本人への慰霊である。


4度目の3月11日が近い。

もう一度、決して忘れてはならない慰霊の日を心に刻んでほしい。(参照 以前のブログ海ゆかば

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            画像は「indigo blue」より

2014年2月20日 (木)

ヴァイオリニストのソチ五輪

日本ではあまりメジャーとは言えませんが、シンガポール出身の世界的なヴァイオリニスト「ヴァネッサ・メイ」が、タイ代表として、ソチ五輪アルペンスキー女子大回転に出場しました。

開会式で見たときは驚きました。怪我でもしたら演奏活動どころではありません。

昨日のニュースによると、結果は67位(67人中)とのことです。まあ怪我もなく安心しました。それにしても過去に世界的な音楽家がオリンピックに出場したことはないと思います。彼女は、純然たるクラシック畑ではなく、クロスオーバーの演奏家で有名です。CDは世界中で1000万枚以上のセールスらしいです。

トリノ五輪の、荒川静香の曲「誰も寝てはならぬ」のヴァイオリン演奏でも有名ですね。

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         The Voice of Russia より

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武満徹を偲ぶ

2月20日は、日本を代表する作曲家、武満徹(享年65歳)の命日である。

代表作は言うまでもなく「ノヴェンバー・ステップス」。

しかしこの曲、申し訳ないが何度も聴く気がしない。もしかして、武満徹はあまり好きでないという方がみえたら、是非次の映像(音楽)を聴いて欲しい。

武満徹作曲 Face of Another.Waltz(他人の顔 ワルツ) 映画音楽

https://www.youtube.com/watch?v=rZ8s_cVpG_0

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      指揮は同じく作曲家の林光氏

2014年2月18日 (火)

待ち遠しい春

「白梅の花に蕾に枝走る」      

                倉田紘文(くらた こうぶん) 

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次の句も好きですが、まだ時期が早いですね。

「花にふれ蕾にふれて桃の花」


佐村河内事件の真相に迫る (アクセス6000回記念特別投稿)

衝撃の告白から10日余り、まだまだ騒動が続く佐村河内ゴーストライター事件。ついに障害者手帳も取り消しが検討されているという。そして、コンサート企画会社、出版会社、CDメーカーなどからの損害賠償請求(検討中)も、その額は実に4億円以上とされる。

さらに15日には、二人の弁護士が辞意を表明して、新たな展開に入ったが、弁護士の辞任で、本人の記者会見は当分先になりそうだし、仮に行われても真相は闇の中かも知れない。 

私は音楽ファンの一人として、この特異な事件の真相に迫ってみたいと思った。もちろん、あくまでも憶測、推論に過ぎないので気軽な読み物としてお付き合いいただきたい。

そもそもこの事件の発端は、昨年10月に発売された雑誌「新潮45」に書かれた「全聾の天才作曲家 佐村河内守は本物か」という記事にある。著者は音楽学者の野口剛夫氏。この中で氏は、「どこか作り物、借り物の感じが付きまとう。」とし、すでに虚構を見抜いていた。氏の眼力(真偽を見分ける洞察力)には各方面からの評価が相次いでいる。

しかし私は、この記事こそが新垣氏が仕組んだ「事実上のリーク記事」ではないか?と思えてならない。

佐村河内氏と新垣氏のコンビは18年間に及ぶが、爆発的にフィーバーしたのは実は昨年3月の、NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家」の放映がきっかけであり、2011年7月に発売されたCDもそれほど売れていた訳ではない。  しかし放映の反響が著しいと知った商魂たくましい業者によって全国ツアーが決まり、CDもヒットチャートの上位に躍り出た。 この、思いがけない事態に一番驚いたのは当の二人だったに違いない。

もともと気の弱い新垣氏は、あまりの展開に悩むこととなる。さすがに良心の呵責にさいなまれ、「このままでは多くの音楽ファンを騙すことになる」と、眠れぬ夜を過ごすことになる。そこで新垣氏は、意を決して佐村河内氏に会い、今回を最後にコンビを解消するよう提案したが・・・。

強欲な佐村河内氏は、直ちに提案を拒否。世界中から評価されている曲を敢えて汚す必要はないと言い張った。そして第二第三の「HIROSHIMA]でさらに大きく稼ぐことを夢見ていたのである。

考え悩んだ末に、新垣氏は、事実をそれとなくリークさせて、佐村河内氏の暴走にブレーキをかける事を思いついたのである。(交響曲HIROSHIMAの2014年全国ツアーも決まり、ソチ五輪を半年後に控えた昨年夏)、彼は、同じ桐朋学園の先輩にあたる野口剛夫氏に会って、すべてを打ち明け、協力を要請した。最初は驚いた野口氏だったが、後輩の悩みに同情しこれを快諾、さも自分が見抜いていたかのように偽装して、「全聾の天才作曲家 佐村河内守は本物か」という記事を書いたのである。(言い当てているのは当然である。)

この記事は前述の通り、雑誌「新潮45」に掲載された。 新垣氏は自分で仕組んだその記事を佐村河内氏に見せて、「発覚は時間の問題。」として再度、コンビの解消を迫った。

しかしまたしても佐村河内氏は首を縦に振らない。「こんな記事はタブロイド記事だ」と一蹴する。この時点で両者の間には致命的な溝が生まれた。(後に行われた新垣氏の記者会見で、彼は淡々と語りながらも、佐村河内氏をかばうことは一切なかった。)

結果的には、野口剛夫氏を使った「新潮45」作戦は不発に終わり、新垣氏は困っていた。しかし、意外なところから助け舟が来ることになる。それは、義手のヴァイオリニスト少女大久保美来ちゃんの両親からのSOSだった。(今回高橋大輔選手がソチで使用した曲は、もとは彼女のために書かれたものである)

その頃佐村河内氏からの過度の要求や、一方的なメールなどで関係がギクシャクしていた大久保さんは、このことをかつての音楽の先生である新垣氏に相談していたのである。新垣氏にとっては最後のチャンスが来たのである。

新垣氏にとって都合の良いことに、「みっくん光のヴァイオリン」の著者でフリーライターの神山典士(こうやまのりお)氏も同時に大久保さんから相談を受けていたのである。

新垣氏は、この際、大久保さんと神山氏に洗いざらいぶちまけて、真実を暴露し、謝罪し、その全貌を記事にするようフリーライターの神山典士氏に依頼する。かくして週刊文春(2月6日発売)に大スクープとして発表されることとなった。

この勝負、新垣氏の粘り勝ち。発売日前日の2月5日、佐村河内氏はついに代理人を通し、関係機関へ告白し謝罪したが、その次の日(6日)に新垣氏が単独で記者会見を行い、佐村河内氏の虚飾の過去と、耳が聞こえる事実を暴露し、音楽界から永久に追放したのである。

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2014年2月17日 (月)

円熟のピアノと、若き俊才を聴く

マリア・ジョアン・ピリスのピアノ、ロビン・ティチアーティ指揮のスコティッシュ・チェンバー・オーケストラを聴いてきました。(このオケは初めて聴きました。)

1曲目、「フィンガルの洞窟」は、20歳のメンデルゾーンがスコットランド旅行中にインスピレーションを得て作られた曲です。揺れ動く弦楽器の波間に現れた「神秘的ともいえるフィンガルの洞窟」。 とても描写的な音楽で、光景が目に浮かびます。ワーグナーが彼を「音の風景画家」と称賛したことがありましたが、まさに描写音楽に素晴らしい才能を発揮したようです。ちなみにメンデルスゾーンは、水彩画も得意で、多くの作品が残っています。

さて、ノータクト(指揮棒を持たない)のティチアーティは、細部まで行き届いた指揮で、音楽に流れがあり、生き生きとした表情も感じました。 編成は40人ほどと小さいですが、その分、軽快でまとまりの良い演奏でした。さすが本場の演奏でしょうか。若き俊才は、団員の音楽性を引き出しながら、一体感を演出し、一方でしなやかな感性が全面に出た秀演だったと思います。

余談ですが、この「フィンガルの洞窟」は、10分ほどの小品ですがメンデルスゾーンの最高傑作ではないかと思います。見事なオーケスレーション(管弦楽法)で表現された音楽は、その洞窟を目の前で見ているかのような感動を呼び起こしてくれます。そして、メンデルスゾーンの共通点は曲の冒頭の入り方に作為性がなくとても自然なことです。Vn協奏曲やピアノトリオを聴けば、その空気に溶け込むような冒頭部分に驚きます。

シューマンのピアノ協奏曲、冒頭は、ピリスの「ややシャープさを欠く演奏」に戸惑いましたが、ピリスも70歳? ティチアーティとは親子以上の差です。次第にオケがピリスに合わせるようになり、2楽章はピアノとオケの対話が十分楽しめました。1楽章のカデンツァは堂々とした演奏でした。また、3楽章も多少のミスタッチが気になりましたが、全体的には温かく優しい演奏に聴こえました。

ところで、この日のピアノは、YAMAHAでしたが、、音が柔らかで温かみがあり、ピリスが好むところです。世界最高水準のピアノです。ただ、フォルテッシモの鳴りが今一つ弱いのです。決して悪い意味ではありませんが、私はいつもそう感じます。国際コンクールのガラコンサートなどでも、やはりS社のピアノと比べて音が飛ばないのは残念でなりません。繊細な音色と、強靭な音量は両立しないかも知れませんね・・・。生演奏の宿命でしょうか、CDではこのような不満を感じることはありません。

尚、ピリスのアンコールは、シューマンの予言の鳥、私にはそっけない演奏に聴こえました。

最後に、ベートーヴェンの「運命」。最近は意外と生で聴くことが少ないですね。今回の演奏はやはり編成が小さい分、軽快でスピード感があり、ちょうど軽自動車のスポーツカーみたいな印象を受けました。今日の重厚な「運命」に慣れていると迫力不足ですが、この響きは当時に近いはずです。ユニークな解釈も見られましたが、若々しい演奏を楽しく聴かせていただきました。ただ、最後のティンパニ、どう見ても不可解な終わり方でした。

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余談ですが、会場は8割以上の入り、相変わらず中高年が目立ちますが、ちらほら学生や親に連れられた子供の姿もありました。1階席前から3列目付近に子供さん(ご姉妹?)がおとなしく座っているのを発見、感心しましたが、よく見ると二人ともスマホ(ゲーム機?)に夢中のようです。その画面の明かりが、上の階の席に光って見えます。別に迷惑ではありません。これも時代の流れでしょうか。

2014年2月14日 (金)

バレンタインデー (カペルマイスターのチョコ)

チョコレートで有名なゴンチャロフのブランド 「カペルマイスター」(日本訳で宮廷音楽家、指揮者など)のチョコレートは、パッケージが全部楽器なのです。それほど珍しくもないかも知れませんが、ゴンチャロフのHPには、「響きあうチョコレートの味わいを優雅な交響曲に見立て、その音楽を奏でる楽器などをモチーフにイメージを展開した。」と記されています。

確かに、響きあうチョコレートの味わいは優雅な交響曲のようですね。それぞれに個性あるチョコレートが、口の中で溶け合って甘~い交響曲を作り出す。世の男性の中には、チョコレートを貰いすぎて、口の中でマーラーが鳴り響く気の毒な人もいるかと思います。

室内楽程度が最もハーモニーがきれいですよ。

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            クリックすると拡大します

2014年2月13日 (木)

バリケードから流れるショパンの調べ

インフルエンザに罹り、予定していたコンサート、講演会、カルチャーをすべてキャンセルしました。 ブログに書けなくてとても残念です。

さて、つい先日、日本公演があったばかりのウクライナの名門キエフバレエですが、そのウクライナでは、EU加盟をめぐって数万人のデモ隊と機動隊が衝突し、多くの死傷者を出しているようです。外務省も注意喚起しています。

衝突の最中、首都キエフでは、反政府デモ隊の作ったバリケードの上に、ピアノが置かれ、地元の音楽家などが、ウクライナ国歌、ショパン、ビートルズナンバーなどを演奏しているとのことです。

政権側はこれに対抗し、ロシアのポップソングを大音量で流し、さながら音楽でも対立する形となりました。 音楽で対立するのは悲しいことですね。

ロシアのポップソングを流すということは、今のウクライナ政権が親ロシアだということです。もともとウクライナは、旧ソビエト連邦の崩壊により独立した国ですが、体制の違う東西の国々に挟まれ(東にロシア、西にはEU加盟国ハンガリー、ポーランド、スロバキア、ルーマニアなど)、不安定な要素があるかも知れません。

ウクライナと言えば、忘れてはならないチェルノブイリ原子力発電所のある国です。そして、首都キエフには、ムソルグスキーの「展覧会の絵」のキエフの大門がある国です。

遠くてもどこか近い国「ウクライナ」の事態の収束を願わずにはいられません。

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2014年2月11日 (火)

「建国記念日」と「建国記念の日」の違い

今日は、「 建国記念日 」です。 建国記念日と微妙に違います。カレンダーにも「 建国記念日 」と印刷されています。

どうして「」が入っているのでしょう? (これは雑学です)

そもそも日本の建国日はハッキリとは確認出来ません。それだけ歴史がある証拠です。 ただ日本書紀による日本の起源は、初代天皇であった神武天皇が即位した紀元前660年2月11日と記されており、明治時代から戦前までは、2月11日を「紀元節」として奉祝してきました。

しかし、神武天皇は天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫とされ、神話の世界に登場する天皇です。歴史学上は実在されたかどうか確認されていません。したがって2月11日も不確実な日付とされました。

戦後、「紀元節」を、「建国記念日」として復活する際、さまざまな論争があったようです。特定できない日を、「建国記念日」とするのではなく、「」を一字入れることで、広く国民が建国をしのび、国を愛する心を養う日として、「建国記念日」としました。

「建国記念の日」に、あらためて日本の未来を考え、今日の日本の延長線上にどんな未来があるのか真剣に考えてみる必要があると思います。子供たちのために輝ける未来を希求し、出来ることを実行する。そのことが、2600年続いた美しい日本を愛することだと思います。

2014年2月10日 (月)

世界の空から観た成幸者たちの3つの習慣

↑という長いタイトルの講演会に行ってきました。

講師の黒木安馬(くろき やすま)氏は、日本航空(JAL)の国際線客室乗務員(チーフパーサー)として30年間勤務され、現在は作家、人材育成コンサルタント、日本成功学会CEOなど幅広く活躍されている。 詳しくは氏のWebサイト「 黒木安馬HP 」をご参照下さい。

人生おひとり様、一回一度限り、面白くなくちゃ人生じゃない!をモットーに、JAL時代の経験を生かして、「人生の成幸哲学」をユーモアを交えて話されました。会場は500人以上の大盛況ぶりでした。

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          会場のホテルロビー

成功するには成功者に会え! その手始めは、

黒木氏いわく、人間には①認められたい②ほめられたい③役に立ちたい、という3つの願望があるので、人と話すときは、「 S O S 」 の3つのアルファベットから始まる言葉を使うことで、良好なコミュニケーションが図れると言う。

S ・・・・ すごいですね! すばらしいですね! すてきですね!

O ・・・・ おどろきましたね! おもしろいですね!

S ・・・・ さすがですね!

この手のことは、他の啓発本などにも書かれていますが、さすがに生の講演会では素直に頭にインプットされます。 少しは成功者に近づくことが出来るでしょうか(*^m^)

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明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ。            ガンジー

                                                  黒木氏のHPより

都民の選択は正しかったのだろうか?

低投票率の中、新しい東京都知事は舛添要一氏に決まった。

防災や福祉、待機児童、もちろん経済、そして6年後のオリンピック、これらの政策は誰が知事になっても取り組まなければならない問題だった。誰が知事になっても都政は変わらないから、投票率が低いのである。

ただ原発だけは違う。今回、舛添氏が勝ったことで、原発再稼働は推進する。脱原発の願いは遠のくだろう。このことをどれだけの都民が分かっていたか? 相変わらず低い投票率を見る限り、分かっていなかったと思う。


2/8付の日経新聞Web版に、福島県の子供たちの甲状腺がんが増えているとの記事が出ている。今回の調査によると、甲状腺がんと診断された子供は前回(昨年11月)より7人増えて33人、がんの疑いは9人増えて41人、計74人になったとのことである。

国立がん研究センターによると、10代の甲状腺がんは、100万人に1~9人程度とされる。 今回の調査人数は、25万4千人である。100万人の4分の1の調査で、疑いも入れて74人というのは、余りにも異常な数値である。

ソチ五輪の報道の陰に隠れて、この事実はあまり報道されない。もちろん、まだ因果関係は確認されていないが、確認される頃には原発は堂々と再稼働しているだろう。

私は、先のブログ「 海ゆかば 」で、日本人として決して忘れてはならない「 慰霊の日 」について述べてきたが、未曾有の被爆を三度も経験した日本人なのにどうして懲りないのだろうか!

遠く離れたドイツでは、福島の原発事故をうけ、2022年までに17基ある全ての原発を閉鎖することを決めている。また中国では、すでに再生可能エネルギーとして風力発電を推進し、2012年現在、世界一の発電量に達している。これは実に日本の150倍にあたる。

各国の再生可能エネルギーの取り組みは本格化しているが、TV新聞ではあまり報道されないので、知らない人も多い。このままでは日本は取り残されるだろう。


今回の都知事選の結果は、近い将来の原発再稼働を意味している。しかしもうこれ以上、日本に「 慰霊の日 」を増やしてはならないと思う。

2014年2月 8日 (土)

音楽からみたソチ五輪開会式

いよいよソチ冬季オリンピックが開幕した!

さすが芸術大国ロシアらしく、開会式はクラシック音楽、バレエなどが効果的に使われていた。

早速オープニングから流れたのは、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」第2幕から「だったん人の踊り」。スケールと歴史を感じさせる曲なのでとても効果的だった。

国歌斉唱は、モスクワに古くからあるスレテンスキー修道院の合唱団による格調高い男性合唱。600年以上の伝統ある修道院、音楽が深い。伝統と実力を感じた。

選手団入場はクラシック音楽はお休み。続いてロシア建国から今日までのステージ、トロイカの登場場面で、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」が演奏されスタジアムを盛り上げた。トルストイ「戦争と平和」のシーンでは、ボリショイバレエのプリマバレリーナのスヴェトラーナ・ザハロワが華麗に踊り、イワン・ワシーリエフも加わった。

ついに、ロシアを象徴する機関車が登場すると、ロシアで人気の作曲家スヴィリドフ曲の「時よ前進!」が流れ、大きなクライマックスを形成した。カッコよい曲である。

このあとロシア民謡「モスクワ郊外の夕べ」が哀愁をたたえて演奏されると、いよいよプーチン大統領の開会宣言。 そして満を持して、チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」のシーンに移る。

電飾ドレスを身にまとった、ロシアバレエ界の花 ディアナ・ヴィシニョーワ(ローザンヌ国際バレエコンクール1位。日本の二山君も取りましたね)が幻想的な白鳥を演じた。今回の開会式で最も素晴らしいシーンだった。

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オリンピック旗が入場すると、旗を持つ8人の中に見たことのある人が・・・ 世界的指揮者のヴァレリー・ゲルギエフである。 でも本当は指揮をしてほしかった。オリンピック旗の掲揚場面で、これまた世界的オペラ歌手の、アンナ・ネトレプコが登場。こんなドラマティックなオリンピック賛歌はかつて聴いたことがない。グランドオペラを見ているような感動を覚えた。

そして聖火が入場、聖火台に点火するその瞬間、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」が高らかに奏され、開会式の興奮は頂点に達した。 本当に芸術性の高い開会式であった。最後には、チャイコフスキーのくるみ割り人形から「ロシアの踊りトレパック」、同じく「眠れる森の美女」、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会ワルツ」などが流れ、約3時間に及ぶ開会式が終了した。 疲れたが音楽とバレエは最高だった。

2020年東京オリンピックの開会式、閉会式のショーはどうなるのだろう。その構想について考えてみたので興味のある方は→2020年東京オリンピックセレモニー

2014年2月 7日 (金)

93歳の現役歌手 栗本尊子

つい先日、80歳のオペラ歌手の来日について書いたばかりですが、よく調べてみたら、93歳の日本人の現役オペラ歌手の記事が見つかりました。勉強不足でした。m(_ _)m

昨年12月、日経新聞にて「93歳衰えぬ奇跡の歌声 戦後に劇団でオペラ歌手としてデビュー、まだまだ現役」という記事です。山田耕筰との思い出も語っています。

栗本尊子(くりもと たかこ)氏 大正9年5月9日生まれ、93歳、メゾソプラノ歌手として、1946年蝶々夫人のスズキ役でデビュー以後日本のオペラ界で活躍(現在は二期会名誉会員)。ご主人はバリトン歌手の栗本正氏。

幸運にも、2012年7月19日ヤマハホールでのリサイタルの動画がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=jdd1PfiIy2s

Kurimoto

早速DVDを購入しました。そして後日CDも買いましたが、その中の1曲 「 くちなし 」 は素晴らしいの一言です。

ご参考 → 図書館で出会った 107歳音楽家の本(当ブログより)

発売中止のCD ネットで5万円とは!

連日世間を騒がせている佐村河内守作曲とされていた「交響曲第一番HIROSHIMA」のCD(定価3200円)が、早くもアマゾンなどネット上で高値で売買されている。

新品は、5980円~、中古品でさえ5380円~

何と最高価格は、50000円! 驚きというより馬鹿げている。

DVDにいたっては、悪ふざけも過ぎるが、500万円の値をつけるSHOPも現れた。

本(交響曲一番)も定価1680円が、中古本(ほぼ新品)で9800円!

一時的な現象かと思うが、音楽チャートは21位に急上昇とのこと。

この騒動どこまで続くのか・・・

Hiroshima

Kateigahou

高橋選手のSPの曲、改めて聴いてみても躍動的な名曲だと思う

2014年2月 6日 (木)

開運の作法 本の紹介(No.006)

今回は、私の尊敬する友人で、清水療術院院長の清水祐尭(しみず ゆたか)氏の本をご紹介します。

名付けて、「 開運の作法 」 。 増刷に次ぐ増刷、売れています!

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もともとカイロプラクティックの先生でしたが、心の癒しの必要を感じ、パーフェクトハーモニー(東京)に出会い、施術法を学び、今では、そのエネルギーで多くの方を癒して感謝されています。 私もたびたびお世話になっています。

氏は、運のいい人と運の悪い人の行動に着目し、数千人以上を観察して、「運」の研究をして、きわめて簡単に「運を良くする方法(作法)」を発見したと言うのです。

□ 名前は丁寧に書く  □ ドタバタ歩かない  □ 「おかげさまで」が口ぐせ  □ 独り占めしない  □ 調子に乗る 

チェックしてみて下さい。 あなたは開運の作法ができていますか? 

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       開運の作法 現代書林 1400円(税別)

偽りのメロディ 驚きの続報

18年間佐村河内氏のゴーストライターだった新垣(にいがき)隆氏は、今日の記者会見で、「私も共犯者です。」と謝罪した。

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悪いが、この人には何のオーラもない。嘘で塗り固められた18年だったが、もし本当のことを言って、この新垣氏の作品として世に出したら、これほど売れることは無かっただろう。

結局私たちは、佐村河内氏の「生い立ちや風貌」に惑わされ、全ろうの作曲者という「偽りの情報」をすっかり信じて、この曲を聴いていたことになる。皮肉なことに、そのように偽装したからこそ、この曲が大ヒットしたと言える。

これはある意味佐村河内氏の功績と言える。

この曲が世に出たことは幸運であり、名曲に変わりはない。だから、私は騙された世間が悪いとは決して思わない。感動的なフィナーレは多くのファンの心を捉えた。たとえなんと言われようと芸術的価値はあると断言できる。

ある音楽評論家が、週刊誌に「佐村河内守は本物か?」という記事を書いて、その中で、「どこか作り物、借り物の感じが付きまとう」とし、虚構を見抜いていたなどとあるが、これも怪しい。そんな簡単に見抜けるはずはない。

どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか、もう誰も信じられないが、この曲を聴いて感動したファンの姿は真実だった。

2014年2月 5日 (水)

音楽界に衝撃走る 佐村河内氏の告白

現代のベートーヴェンなどと昨年から大フィーバー中の全聾の作曲家 佐村河内守氏が、「実は自分の作品ではなく、別人の作曲でした。」と、突然告白したことは大きな失望と戸惑い、さらには怒りとなって日本列島を駆け巡った。

交響曲第一番「HIROSHIMA」 会場で聴いた「あの感動」は何だったのか!

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報道各社は、「偽りのメロディ」と、伝えている。 本当に残念でならない。

予定していた全国コンサートツアーは中止、CDは出荷停止、ネット配信も中止、広島市民賞も取り消し検討中などと、波紋は大きい。

あのフィギアスケート高橋大輔選手のショートプログラムも佐村河内氏の曲ではないと分かり、ソチ冬季五輪に泥を塗ったかたちとなった。

過去に佐村河内氏の番組を制作し、ブームのきっかけを作ったNHK広報部も謝罪した。

CD18万枚販売、全国ツアーの大成功、偽りのメロディーに踊らされたファンの憤慨は治まらない。

クラシック界で活躍する女性

Yahooニュースによると、東京都知事選に立候補中の舛添要一氏が、過去に雑誌「BIGMAN」に女性差別とも取られかねない一文を載せていたと、社民党の福島みずほ氏が自身のブログで紹介しているようです。

多少クラシックに関係しますので、このブログに取り上げました。

記事のタイトルは、「増殖するマドンナ議員は日本をダメにするか!?」 舛添要一

「僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。女が作曲した曲に大したものがない。なぜか、と考えてみると、実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。これはシングル・イシュー・ポリティックス(単一争点政治)とも関係してくる。」「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。そのとき、月1回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。」

「女が作曲した曲に大したものがない。」「生理のときはノーマルじゃない」などと言いたい放題ですね。

ちなみに、モーツァルトやメンデルスゾーンの姉は有名な作曲家でした。いまでも時々コンサートのプログラムに選ばれます。クララ・シューマン(シューマンの妻)のピアノ協奏曲も有名ですね。あの「乙女の祈り」を作曲したバダジェフスカも女性です。

マーラーの妻アルマ・マーラーは本格的な歌曲を作り、昨年も東京、名古屋などで演奏されています。またマーラーとの愛の軌跡は映画化されアルマの名は広く知られています。

一方指揮者でも、人気の西本智実や、ベテランの松尾洋子、三ツ橋敬子、最近ではブザンソン指揮者コンクールセミファイナリストの田中祐子もいます。海外では、ベルリンフィルやウィーンフィルも振っているオーストラリア出身の「シモーネ・ヤング」がいます。アメリカやイギリス出身の有名な指揮者もいますよ。CDもたくさん出ています。

ご存知の大島ミチルや田中カレンなどの作曲家も活躍中です。

少なくとも女性宇宙飛行士や女性エヴェレスト登山家よりは多いと思います。舛添さんも勉強してくださいね。

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NHK音楽祭で来日したシモーネ・ヤング

2014年2月 4日 (火)

80歳のソプラノ歌手が来日

テレビ朝日開局55周年記念 なんでも!クラシック2014で、80歳のソプラノ歌手が演奏します。

このほど、彼女の最新映像が公開されました。驚異の歌唱です。

https://www.youtube.com/watch?v=nUDtYkdjShs

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リナ・ヴァスタさん80歳(本当は84歳ではないかとも言われている)、イタリア出身のソプラノ歌手です。16歳でオペラ界にデビューしてスカラ座やローマ歌劇場でも活躍していたのですが、何でも指揮者だったフィアンセが超やきもち焼きで、彼女がラブシーンを演じると不機嫌になったらしく、仕方なく結婚を機に27歳の若さで引退したとのこと。イタリアらしいエピソードですね。

やきもち焼きのご主人が亡くなって、演奏活動を再開し今日に至っている。日本にも度々来て、公開講座やTV(「題名のない音楽会」など)に出演している。

 

 

2014年2月 3日 (月)

運命は口ぐせで決まる 本の紹介(No005)

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「鬼はー外! 福はー内!」  今日は節分です。

ちなみに、豆まきの由来は、「魔(ま)を滅(め)っする」からきているそうです。


日本には「言霊(ことだま)」という概念がありますが、口から発する言葉には不思議な力があるという意味です。日本人は、言葉に宿る不思議なパワーを「言霊」と言って古くから大切にしてきました。

ですから、「鬼はー外! 福はー内!」と言って、言葉の持つ不思議な力で、邪気を払い、福を呼び込んで、一年間の無病息災を願ってきました。



言葉の力に着目した本があります。

「運命は口ぐせで決まる」 医学博士・理学博士 佐藤富雄 著 (知的生き方文庫 三笠書房 533円)

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「実はあなたの人生はあなたの言葉通りになる」という法則があるらしいのです。

「あなたの望むことが必ず叶う法則」

自分の人生を思い通りにしてきた著者が、その極意を教えます。良い言葉を何度も言う、口ぐせにする、そうすることであなたの5年後、10年後は劇的に変わるかも知れません。


2014年2月 2日 (日)

地に落ちた公共放送

NHKは世界トップクラスの良質な番組を作る素晴らしい放送局である。

特に「ドキュメンタリー番組」と「芸術番組」に於いては他の放送局の追従を許さない。

お蔭で、どれだけ世界の真実を知り、世界一流の芸術に接してこられたか計り知れない。


そのNHKのトップが耳を疑うような発言をして、日本ばかりか世界をも驚かせている。(ちなみにNHKのトップと言えば、総理大臣より給料が多く、その発信力は絶大で、責任も重い)


問題発言は色々あるが、中でもジャーナリズムの根幹にかかわる部分は、


「 政府が右と言っているものを、左と言うわけにいかない。」 と言う発言である。


と言うことは、政府の言いなりになると言うことである。(自分の言っていることの重大性が分かっていないのだろうか。)政府の言いなりになるなら、日本放送協会ではなく「 政府放送協会 」に名称を変えてもらいたい。


すでにNHKの報道番組は見ない主義だった私は別に驚かなかったが、「ああ、やはりそうだったのか・・・」という失望感が心をよぎった。


NHKは紛れもない公共放送局である。民放のように企業から広告収入を得ることもなく、国から税金が投入されることもない。本来なら全くの中立、公正な立場の放送局である。

そして、受信料を収めている国民のために良質な番組を提供し、公正な報道をする責任と義務がある。


残念ながら、このような人がトップになり、もはや日本では真実の報道が国民に伝わらなくなった。 ネットの世界では、マスコミのことを「 マスゴミ 」と言って蔑視する人たちがいるが、マスコミ関係者はこんなことを言われて何とも思わないのか!

私は先の記事「日本を変えられるか」で、日本のジャーナリズムの劣化を嘆いたが、最も中立であるべきNHKの報道姿勢も劣化していることを深刻に受け止めたい。

陳謝したとはいえ、今回の発言は、受信料を収めている国民の一人として看過できない嘆かわしい出来事だった。

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       東京新聞 Tokyo Web より

子供たちの消えた公園

町の公園から子供たちの歓声が消えて久しい。 

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    ある土曜日の午前 閑散とした公園


ランドセルに防犯ブザーを付ける時代である。

誘拐、ワイセツなどの事件も多発し、公園は親がいなければ安全な遊び場とは言えなくなった。

砂場はバイキンがウヨウヨ、遊具は壊れて大怪我、などとニュースは伝える。

一部のPTAでは、公園で遊ばせないよう注意喚起しているほどだ。


これなら、(門を閉ざした)学校の校庭の方が安全である。しかし土日は少年野球などに解放している学校もあるが、多くの学校では土日も放課後も解放していない。何か事故があったら困るからだ。

スポーツ少年団や地域のスポーツクラブ、サークル活動も存在するが、大多数の子供たちは、家庭内のゲーム機で遊んでいるか、塾や習い事へ通っているのではないか。

もう町の公園の存在価値はなくなったかも知れない。


そして考えてみれば、ブランコ、すべり台、シーソーの「公園三種の神器」は時代にマッチしているとは思えない。今どき、これらの遊具で喜ぶ子供はいるだろうか。大人が考えた遊具で、「これで遊びなさい」、と言っても無理があるような気がする。


ミニアスレチックのある公園はどうだろう。大人も子供も楽しめて健康作りにも役立つ。アスレチックの他にも、バスケットのゴールや、ミニパターゴルフ、全天候型(?)のランニングマシンなどあったら面白い。

ちょっとした休憩スペースを設けて、テーブルとイスを置き、手軽なピクニック気分でお弁当を食べたり、近所の人たちとお茶を飲んだり語らいの場にしたらどうか。

野鳥が来るように水飲み場を作ったり、一角には花壇を作り、近所の人たちに開放し、思い思いの花を植えてもらったらどうか。

すでにそのような取り組みはあるように聞くが、要は考え方次第で公園の姿は変わるはずである。



公園は子供たちの遊び場から脱皮して、地域の健康作りや、自然との触れ合い、そして何よりコミュニケーションの場として、お年寄りから赤ちゃんまで利用できる施設になることが望ましい。

地域住民、自治体が一体となって、公園再生を考える時がきた。思考停止は大敵である。

佐藤由美チャリティピアノリサイタル

ピアニスト佐藤由美さんのコンサートに出かけました。


このコンサートは、ホームレスや生活困窮者の支援をしているNPO法人の主催で行われ、収益金は全額寄付されるとのことでした。とても素晴らしい活動ですね。


さて、いつも通り颯爽と登場した佐藤さん、前半のショパンは有名どころのオンパレード、とても楽しめました。音色が綺麗で丁寧な演奏です。

後半は、リストです。圧巻でした! 特に「死の舞踏」-(怒りの日によるパラフレーズ)は、もともとオーケストラ曲をピアノソロに編曲したものです。 ピアノ一台でオーケストラの曲を演奏する訳ですから大変です。もう鍵盤の上は戦争状態、だから視覚的にも面白いです。演奏は色彩に富んで、千変万化、まさに超絶技巧の代名詞みたいな演奏でした。


本当にお疲れ様でした。 もし、会場のピアノがフルコン(フルコンサートピアノ)だったら、もっと迫力があったかも知れません。ピアノの限界を見た気がします。


アンコールの「のわみ相談所の歌」ピアノ版は、やさしく美しく祈るような曲でした。

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2014年2月 1日 (土)

10分で出来る「お清め」

毎月一日に、土地のお清めを行っています。


わたくし流のその方法は、

1.神棚に「お塩」と「お酒」をお供えし灯明をつけます。

2.二礼二拍手一礼して祝詞(のりと)を唱えます。(祝詞奏上)

  ◆祝詞は、祓詞(はらえことば)と神棚拝詞(かみだなはいし)の2種類を暗記しました。「norito.docx」をダウンロード

3.祝詞が済みましたら、再度二礼二拍手一礼して、「お塩」「お酒」を下げます。

4.家の土地の四隅に、「お塩」「お酒」をまきます。最初は北東(鬼門)から時計回りに四隅を回ります。これで約10分です。

もちろん、神主さんがされるような正式なものではありません。ただ、お清めが終わると、すーっとします。 心の持ち方の問題ですね。

経済優先、物質至上主義の現代だからこそ、心のありようが重要視されるのではないでしょうか。

Kamidana

     朝日があたる我が家の神棚

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