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書の作品

  • Img_20170518_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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特別記事 【ルーツを辿る旅】 ↓ (作成中)

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2013年12月の24件の記事

2013年12月30日 (月)

平成25年回想録

年明け早々にサントリーホールへ出かけたが、東京は7年ぶりの大雪に見舞われ、予約してあったスカイツリーの展望台へは行けず、皇居も参観中止、コンサートは何とか聴けたが、散々な一年の幕開けとなった。

しかし終わってみれば、クラシックコンサート、講演会、美術展、旅行、習い事など充実した一年であった。

特に、ミラノスカラ座(ドゥダメル)を聴けたこと、話題の佐村河内氏の交響曲第1番の演奏は、印象に残っている。

4月には、かつしかシンフォニーヒルズで親しい知人のピアノリサイタル、6月には神戸で、応援しているピアニストのリサイタルを聴く機会に恵まれたが、今後益々の活躍を期待したい。そして、すべての若き音楽家の皆さんの輝かしい未来を微力ながら応援したい。

トータル30本近い洋楽コンサートを聴く一方で、今年も、雅楽(東京楽所)、筑前琵琶、歌舞伎(市川猿之助)といった「日本の古典芸術」にも触れることができ、音楽の世界観が少しは広がったような気がする。

また、美術鑑賞の分野でも、念願だった千葉県の「ホキ美術館」を訪ね、現代写実画の頂点ともいうべき数々の名品が見れたことは大きな喜びであった。

上村松園(日本画)、円山応挙(日本画)、オールド大倉(陶器)展など見応えのある美術展も多かった。

11月には、錦秋の京都を訪ね、ここでも古き良き「日本の伝統文化」を肌で感じることが出来た。

た、河口湖への一人旅は、霊峰富士を目前に拝し、心の洗われる思いだった。

そして何と言ってもこの一年のテーマは「挑戦」だった。

音楽や書画の趣味に加え、今年から「ヨガ」「ストレッチ(体操)」「水彩スケッチ」を新たに始めた。おかげで予想外に忙しくなったが、やってみれば意外と楽しく、新しい出会いもあり、充実感を味わう一年でもあった。

初めての展示会には、下手な作品(書)を他人様に見てもらうはめになったが、これもまた「挑戦」であった。

そんな中、10月にはお世話になった前会社の会長が亡くなった。その夜一人でモツレクを聴いた。ご冥福を心よりお祈りしている。

色々あったが、このブログも今年(9月)から始めた。

書いてみると、あまりにも趣味が多岐にわたり、支離滅裂の様を呈しているので、もう少しクラシックに特化しようとも考えたが、3か月でアクセスが2500回を超え、さまざまな読者がいらっしゃる以上は、従来通り幅広いジャンルで書いていこうと思っている。

これからも、ご笑覧いただければ幸いである。

最後に、ブログに載せた「名言」(赤字で記した言葉)の中から、ベスト3を自薦して、一年の御礼に代えさせて頂きたい。

1位 人は歳を取っても、「始めること」さえ忘れなければ、いつまでも若い。   フーバー

2位 悪いことも良いことも、それはすべて自分の最良に向って起こっている。  イチロー

3位 心が貧しいと、人を責めたくなる。

    心が卑しいと、人の欠点ばかり見えてくる。

    心が豊かになると、人のいいところが見えてくる。               片岡鶴太郎
  

今年一年の多くの素晴らしい「出会い」と「気づき」に感謝申し上げます。

2013年12月29日 (日)

蝶にも劣る生きざま

沖縄県の仲井間知事が、辺野古埋め立てを承認した。

振興予算という「エサ」と引き換えに、現実的な選択だったとする意見もある。

しかし、公約を反故にされた県民は怒っている。

結局、基地は沖縄でたらい回しにされるだけで、沖縄の現実は変わらない。

もう少し骨のある知事だと思っていただけに残念だった。

晩節を汚すとは、このことを言う。

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2013年12月27日 (金)

海を渡る蝶

久しぶりに絵の師匠に会ったら、自分が好きだと言う 「一行詩」 を紹介してくれた。

 「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」

ちょうちょうが一匹、だったん海峡を渡って行った。

詩人、安西冬衛(あんざいふゆえ)の作った 「春」 と題する詩であった。

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何という鮮烈な響きであろうか。

韃靼とは、だったんと読み、タタール人のことを指すらしい。(ボロディンのだったん人の踊りも同様)

だったん海峡とは、間宮海峡のことで、樺太(サハリン)と、ユーラシア大陸の間の海峡をいう。

もし、この詩が、「間宮海峡を渡って・・・」 であったら、迫力がない。 韃靼(だったん)の二文字が強烈に印象に残る。


それにしても、渡り鳥ならいざ知らず、あの可憐な蝶が、海を渡れるのだろうか。

でも以前TVで見たことを思い出した。

海を渡る勇敢な蝶はいるようだ。その姿を、安西冬衛は見たのだろうか。

調べてみると、彼は病に伏せて大陸に留まり、樺太(当時は日本領)に帰ることは叶わなかったらしい。


彼は、蝶を見てはいない。


故郷に帰れない自分の気持ちを、蝶に託して、蝶を見送ったに違いない。

詩情あふれる詩だが、切なくもある。


解釈は色々できるが、私は、この詩は 「人間の生きざま」 を詠んだ詩ではないかと考え た。

春とはいえ、まだ寒風吹きすさぶ洋上を、果たして蝶は無事に故郷(樺太)にたどり着けたのであろうか。


飛び立ったら、決して、戻ることも休むことも許されない決死の旅立ちである。

ひたすら羽を動かし、必死に飛び続けるしかない。人生にはそんな厳しい時期がある。


しかし、ある瞬間、追い風が吹いて、蝶はうまく風に乗った。自然に任せ、蝶はひらひらと宙を舞った。 が、そんな蝶を渡り鳥が狙っている。蝶も油断できない。


自然と蝶が織りなす壮大なドラマがそこにある。

絵の師匠は、自分の人生をこの蝶に重ねたかも知れない。


大自然の中で生かされている私たちは、この蝶の純真な生きざまと覚悟を学ぶべきではないか。


たった18文字の詩が、こんなにも心を豊かにしてくれるものかと改めて思った。


2013年12月25日 (水)

ノーベル賞と人間国宝

今年のノーベル賞に日本人は一人も選ばれなかった。

有力候補と言われた村上春樹氏も賞を逃した。


それにしても、ノーベル文学賞があるのに、何故「ノーベル音楽賞」はないのだろう。


もしあったら、私なら、チェリストで作曲家、指揮者、平和活動家の
パブロカザルスを筆頭に挙げる。

次に、指揮者で作曲家のレナード・バーンスタイン」。

過去までさかのぼれば、イギリスの「エルガー」。フランスのラヴェル」。北欧からシベリウス」。イタリアは何と言ってもプッチーニ」。ロシアは多くてラフマニノフ「ショスタコーヴィッチ」「ストラヴィンスキーなど、すごい顔ぶれになる。

演奏家では、「リヒテル」や「ホロヴィッツが相応しい。

上記はいずれも、ノーベル賞創設後の偉大な音楽家であり、受賞資格は充分だと思う。


日本からは、やはり
山田耕筰が筆頭で、次は「滝廉太郎と言いたいが、彼は23歳で世を去っているので難しかったかも知れない。

私は宮城道雄も国際的に名を知られているので、受賞しても不思議でないと思う。

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そんな事を考えていたら、日本の「人間国宝」にも音楽(西洋)関係者はいないことに気が付いた。


Wikipediaで調べてみたら、「人間国宝」の概説として、

演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で、我が国にとって歴史上又は芸術上価値の高いもの・・・と書かれている。

古典音楽とは書かれていないし、芸術上価値の高いものなら、クラシック音楽界に優れた芸術家は多い。


私なら、ピアニストの
内田光子を筆頭に挙げる。十分人間国宝の価値がある。

そして、やはり指揮者の小澤征爾であろうか。

忘れてはならないのは、音楽評論家で随筆家の吉田秀和」。文化勲章も受章している。昨年98歳で他界された際の、お別れの会には、皇后陛下も臨席された。

まだまだ名前を挙げることは出来るが、このような空論にお付き合いいただくのは申し訳ないので、この辺で筆を置くことにする。

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真理の勉強会

「真理の勉強会」というのは、私が勝手に付けた名前で、本当は別の名称で集まっている会です。

私が尊敬している先生が、毎回講師として話されます。

今回のテーマは、大願成就について。 その方法を伝授していただきました。

その方法は、いたってシンプルです。 夢を実現しようと思ったら、まずイメージすることです。出来るだけ具体的に、映像的にイメージします。

その夢を、大きなボード(コルク、発泡スチロールなど)に貼り付けます。写真やイラストがいいみたいです。例えば、マイホームだったり、車だったり、健康だったり、お金でも、ダイエットでも、海外旅行でも何でもいいです。

ボードにベタベタ一面に貼ります。「海外旅行」だったら、行き先の写真と一緒に文字も書き込みます。「家族でハワイへいくぞ!」でもいいです。

すると、夢いっぱいのボードが完成します。

そのボードは、目に付くところに掲示しましょう。

描いたものは成就する!これを「夢宝地図」というそうです。

私も試してみようかと思います。o(*^▽^*)o

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2013年12月23日 (月)

能楽堂で鑑賞する筑前琵琶

名古屋能楽堂で開催された「筑前琵琶 橘流 日本橘会 名曲鑑賞会」に行ってきました。

とても新鮮な体験でした。

連綿と受け継がれた「日本の伝統芸術 筑前琵琶」を、錚錚(そうそう)たる演奏者によって、間近で鑑賞することができました。

演奏が始まると、情景が目の前に浮かんで、ついつい物語に引き込まれるようです。

悲しく淋しい楽曲、激しく力強い音楽、ドラマティックでもあり、はかなくもあり、感情の起伏や心の陰影など、筑前琵琶の演奏は、人の声と、琵琶の織り成す一大藝術だと思いました。

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宮下旭菖師範

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田中旭泉師範


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箕浦旭声秀師範

 

2013年12月22日 (日)

心があたたまる曲

今日は冬至ですね。

言うまでもなく、1年で一番夜が長い日です。

そんな日は、この曲を聴いて心を暖めて下さい。


↓アンドレ・ギャニオン 「チェロとピアノのためのソナタ」

https://www.youtube.com/watch?v=GAI6aDP2H08



梅の花降り覆ふ雪を包み持ち

  君に見せむと取れば消(け)につつ               詠み人知らず

(梅の花に降り積もる雪を手のひらに包んであなたに見せようと取ってみれば、すぐに消えてしまいます。)


2013年12月21日 (土)

美女と野獣 子供たちのミュージカル

会場は熱気に溢れ、和やかで、暖かな雰囲気に包まれていました。

児童合唱を久しぶりに聴きましたが、その清涼な歌声に感激しました。

どのステージも趣向を凝らしたもので、楽しく、元気で、陽気で、可愛らしく、最高でした。

とりわけ、ミュージカル「美女と野獣」は、素晴らしかった!

劇団四季の協力があったそうですが、本物の劇団四季に勝るとも劣らない歌唱と演技に多くの観客から、驚嘆と賞賛の声が聞かれたのは言うまでもないことです。

ご指導の先生の力量、ご父母の協力はもちろん、歌唱を支える演奏や、舞台、演出、振り付け、衣装など、全ての結晶が今日の舞台でした。

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素晴らしいステージをありがとうございました!

2013年12月20日 (金)

倍返しされた?猪瀬知事

東京都の猪瀬知事が辞意を表明した。

都議会で追及される知事を見て、気の毒に思えた。

汗を流し、オドオドした表情で答弁する姿は、哀れでしかない。

つい先日、2020年東京オリンピック開催が決まったが、彼はまさにオリンピック招致を成功に導いた「立役者」である。

その瞬間、彼は「亡妻の写真を入れたペンダント」を握りしめたというエピソードは、なかなか感動ものだった。

その彼が、たった3か月余りで、こんな辞め方をすることになるとは、誰が想像したであろう。

人生とは、本当に分からないものである。


それにしても、彼を擁護する勢力がまったく無かったことは、どうした現象なのか。

マスメディアはもちろん、都議会も、職員も、都民も、政治家や実業家なども一斉に彼を見放したようだ。

疑惑の最中、彼は孤立を極めていた。

思えば、もともと作家の彼が、いきなり副知事になり、その後の選挙で、史上最多得票数で知事に選ばれたことが、彼を自信過剰でワンマンな人格に変貌させたのかも知れない。

常に上から目線で部下を叱責し、強引な都政運営を行ってきたのではないか。

行政経験も政治経験もなく、巨大組織のトップに立ったわけである。やはり、水面下で彼に不満を持つ人や、反感を持つ人も多かったのではないか。

そうとしか説明がつかない。

今回の件は、もちろん知事に非があることは明白で、弁護の余地はないが、容赦ない都議会の追及、マスコミの報道をみる限り、今まで知事に煮え湯を飲まされた多くの反対勢力からのお返し、まさに「倍返し」のような気がしてならない。


有終の美を飾れなかった人の悲哀をひしひしと感じた。


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2013年12月19日 (木)

第九の季節

今日もどこかで、第九が演奏されている。

あるオーケストラから、第九のプログラムの解説を頼まれたので、私の拙い解説文を、このブログで紹介することにします。

ロマン・ロラン(フランスのノーベル賞作家)が云うように、ベートーヴェンは「不幸な星のもと」に生まれた。

宮廷歌手だった父は収入も少なく、祖父が死んで援助が無くなると、まだ14歳のベートーヴェンは、アルコール中毒の父と、病弱の母、そして二人の弟たちの面倒をみなければならなかった。 

敬愛するモーツァルトに会い、一筋の光明を見るも、母の病状悪化で帰郷し、結局愛する母は亡くなった。生活が困窮する中、熱愛する恋人とも破局を迎える。さらに、この頃から作曲家にとって致命傷ともいえる耳の病気が容赦なく彼を襲うことになる。

あまりの絶望感から、彼は自然の中に逃避し、せせらぎや鳥のさえずりの中に身を置ことで、精神の安らぎを得るのである。

やがて彼は絶望の淵から立ち直り、「創造する喜び」が溢れて、数々の傑作を生むことになる。

「苦悩を経て歓喜に至る」ベートーヴェンの信条はこうして作られたと言っても過言ではない。

 

第九には、大きく3つの特徴がある。

 

 交響曲に合唱が入っている。(第4楽章)

 

 第2楽章と第3楽章が明らかに逆になっているが、瞑想的な第3楽章は、終楽章への導線として大いに効果的といえる。

 

 かつてなく編成が大きく、第3番「英雄」のスケールと、第5番「運命」の劇的表現のどちらをも凌駕している。

  第4楽章は、ベートーヴェンが最も敬愛していたシラー(ゲーテと双璧の詩人・作家)の詩「歓喜に寄す」と、ベートーヴェン自身の作曲による交響曲という2つの潮流の見事なまでの合流であり、歴史上誰も成し遂げることが出来なかった「詩と音楽」の融合であり、人類史上まれに見る音楽芸術の頂点であり、不滅の生命力の源泉であると云える。

 

2001年、第九の自筆楽譜は、ユネスコの世界記憶遺産(他にアンネの日記などがあるが、楽譜では第九のみ)に登録されたことはあまり知られていない。

 

最後に、高名な解説者だった故志鳥栄八郎(しどり えいはちろう)氏の名言を紹介し、この解説を閉じたい。

 


「ナポレオンやヒットラーは、武力によって世界を征服しようと試みたが、遂に果たせなかった。だが、ベートーヴェンはどうであったか。彼は「第九」というこの曲ひとつで全世界を制覇したのである。」「音楽の力はなんと素晴らしいことか!

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     第九自筆楽譜ファクシミリ版より

2013年12月16日 (月)

さようならクラシックカレンダー

長年、音楽愛好家に親しまれてきた「グラモフォン・クラシックカレンダー」が、来年から姿を消すと言う。さみしい限りである。

今どき、モノクロのカレンダーは珍しかったが、シックで高級感があり、クラシックファンには人気があった。

若い頃は、年末になると、このカレンダーを手に入れるのが楽しみだった。そして、部屋に飾ると、その場所が見違えるように「格調高く」なったのである。

近年は多少新鮮味はなくなったものの、その格調高さは、まだまだ健在だった。

代替品として別のメーカーから、「モノトーン・クラシカルカレンダー」なるものが発売されたので(現物を見ていないから分からないが)、こちらに期待するしかない。ただ、「グラモフォン」という名前が消えたことが残念である。

たかがカレンダーといっても、この国の文化度を表している。

サントリーは、酒造メーカーであるにもかかわらず、ホールを作り、クラシック音楽に大いに貢献している。

まして、音楽関連企業なら、利益も大事だが、文化を創造し、育み、受け継いで、文化に貢献するという「高い志(こころざし)」は持てないものだろうか。このカレンダーを切り捨てた会社に言いたい。

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2013年12月15日 (日)

小見山純一ピアノリサイタルのお知らせ

おすすめのピアノコンサートをご紹介します。


このコンサートは終了しました。 その模様は
心に届いた音楽 をご覧ください。

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クリックするとチラシが拡大」します↑


小見山純一ピアノリサイタル


2014年3月22日(土) 14:00開演
(13:30開場)

岐阜市文化センター小劇場

入場無料(要整理券)

詳しくはチラシをご覧ください。

■ 入場整理券を希望される方は、お手数ですが、このブログのプロフィールページから、加藤宛にメールにてお知らせ下さい。必要枚数を郵送させていただきます。

■ 2015年7月30日(木) 宗次ホールランチタイムコンサートに出演します。

  詳しくは→  小見山純一 ショパンのこころを探して

2013年12月14日 (土)

阿弥陀経を学ぶ

初詣、七五三、合格祈願、結婚式、クリスマス、葬式、法事など、私たちは知らず知らず宗教と関わっている。

しかし、日本人の大多数は特定の宗教を持たない。

宗教には、あまり良いイメージがないのだろうか。

昭和20年、絶対に負けたことのない「神国日本」が戦争に敗れたことで、多くの日本人は、神への絶対的な信頼を失ったのだろうか。

また、その後のめざましい復興の中で、「心」より「物」中心の社会に染まってしまったのだろうか。

いかがわしい宗教が、信者とのトラブルでニュースになる時代でもある。

いずれにしても、物質中心の豊かな文明社会では、宗教が表舞台に立つことはないだろう。宗教に頼らなくても生きていける時代である。

そんなことを考えながら、この「月例聞法会」に参加した。

テーマは、引き続き「阿弥陀経」の勉強会である。「阿弥陀経」の名前は知っていても、どんな経典なのか、何を説いた経典なのか知る機会はない。

そもそも、法事の時など、お経の意味が判って聞いている人は何人いるであろうか。

足は痛いし、退屈だし、早く終わって欲しいと、心の中で思っている人は多いはずである。

しかし、もし、お経の意味が判ったら・・・。これは面白いと思う。

「阿弥陀経」は、8万4千巻あるとされる経典の中でも特別なお経である。普通、お経は、釈迦が弟子の質問に答える形で書かれているが、このお経は、釈迦が直接、弟子に教えを説いたもので「無問自説経」とよばれている。

しかも、「阿弥陀経」には、極楽浄土の世界が詳しく書き表されているのである。

その部分が、実に神々しい。光と安らぎに満ち、天上の音楽が聞こえる。

だから私は、この経典を勉強する。

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2013年12月13日 (金)

ガラガラでも最高の演奏

ピアノのユジャ・ワンと、チェロのゴーティエ・カプソンによるデュオリサイタルを聴いてきました。

会場は、ガラガラ。客席は3分の1位しか埋まってません。

ああ、これが地方のクラシックコンサートの現状です。

東京では、即日完売のコンサートなのに、あまりに残念です。

主催者の会館は、本当にチケットを売るために努力したのでしょうか。

方法も、手段も、労力も、熱意も、知識も、何もなかった、としか考えられません。

(まあ、無理に動員して、演奏中に居眠りされても困りますが・・・。)

さて、演奏の方は、感動ものでした!

チェロのゴーティエ・カプソンは驚きの名手です。音色は変幻自在。

そよ風のような「柔らかで優しい音」。せせらぎのような「みずみずしい音」。光り輝く「力強い音。」 

静かな湖面に映る風景を見るような静寂と、ほとばしる情熱。

陰影のある「彫の深い演奏」は、ラフマニノフのチェロソナタで頂点に達しました。

まるで人生のすべてを表現しているかのようなドラマティックな演奏でした。

現在望み得る最高のラフマニノフを聴いた気がします。

ピアノのユジャ・ワンも素晴らしい演奏でした。

二人の、寄り添うような息の合った演奏。激しくぶつかり合う造形美。

今、最も充実している二人の、まさに「世界最高レベルの競演」でした。

今夜は、なかなか眠れそうにありません・・・。


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2013年12月12日 (木)

プチおせち料理

あと半月あまりで新年を迎えます。(本当に早いですね)

 月1回の「男の料理」は、おせち料理に挑戦しました。

 1.市松かまぼこ  2.アーモンド入り田作り  3.菊花かぶ  4.伊達巻  5.寒天の寄せもの  6.鶏のウイング

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巷には、男性の料理教室がたくさんあるようですが、この教室は、

先生が素晴らしい! 参加しているメンバーがいい人ばかり! キッチンが綺麗で最新!

と、三拍子そろってます。

今日も美味しく、そして楽しくいただきました。ごちそうさまでした。(*^m^)

2013年12月11日 (水)

心に響く命の音

左手のピアニスト智内威雄(ちないたけお)を聴いてきました。

左手のピアニストといえば舘野泉が有名ですが、

NHKのETV特集(11・16放映)「左手のピアニスト、もうひとつのピアノレッスン」を見て、智内さんを知りました。

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          CDジャケットより



片手で弾くわけですから、端的に言って音が半分になります。どうしても隙間ができるので、ペダルを使って音を伸ばしてやります。伸びている間に次の音を重ねます。

ですから、音がとても豊かに響きます。中世の教会で聴くように、空間にパーッと拡がり、心地よく響きます。頭上から降り注ぐようです。

こうして片手だけのピアノを聴くと、両手で弾く曲は、音の密度が高く、窮屈で、まるで早口言葉を聴くようです。不思議ですね。

智内さんの演奏には、ゆったりとした時の流れを感じます。そして、より大きな感情の起伏を感じます。

一音一音が心に響き、語りかけてくれるようです。

ただ、この日のコンサートは、会場が広くないこともあり、過剰に響き、音量もやや大きいと思いました。常にmf~ffくらいに聞こえました。もっともっとppがあって良いと思います。購入したCDは、音楽的に処理されて、ppがとてもきれいでした。

これからも智内さんを応援したいと思います。ありがとうございました。

2013年12月10日 (火)

男は大きな河になれ

以前、「題名のない音楽会」で、初めて聴いて、改めて 「さだまさし」 のファンになりました。

スメタナ作曲「交響詩モルダウ」に、さだまさしが詩を付けたものです。

辛いとき、悲しいとき、どうしようもない挫折感を味わったときに聴いて下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=TPl0Ih4g5k8&hl=fr&gl=SN&feature=plcp

(リンク切れはご容赦下さい)

寂しいのは一人だけじゃない

歩けば転ぶ 怪我もする

泣かずに雨を集めて そして

男は大きな河になれ


人生の応援歌ですね。

タイトルは「男は・・・」となってますが、「優しき人」すべてへのメッセージです。


「失敗もなく、挫折もないという人はいない。もしいたら、その人は、よほど優れているか、何もしない人だ。人は皆、なにほどか失敗し、、挫折を経験しながら、今日ただ今を生きている」   興福寺貫主 多川俊映    
 
「心に響く99の言葉」 ダイヤモンド社


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2013年12月 9日 (月)

無関心は国を危うくする

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特定秘密保護法案が怒号の中、参院本会議で可決成立した。

このブログは、芸術文化の話題を中心にしているが、どうしても国民の一人として黙っていられないので、敢えて発言することにした。

私は、この法案に100%反対するつもりはない。

国家たるもの、安全保障上の機密があるのは当たり前で、別に今に始まったことではない。過去にも「沖縄密約」など多くの重要な政策が、国民に知らされることなく秘密裏に行われてきた。

ただ、今回の法案は、公然と「秘密」を指定し、運用次第では永久に闇に葬り去ることができる法律である。

国民の「知る権利」を著しく侵害するのは自明の理であり、法律で縛ることで、この秘密に関わった一般市民までもが、犯罪者にされる危険性も否定できない。

米国の(元CIA職員)スノーデン氏の情報暴露事件、尖閣での映像流出事件などは記憶に新しいが、いづれも当局にとっては極めて都合の悪い情報が流出したわけで、国家権力にとっては大問題であるが、国民の利益に反するような事案ではなく、隠す側と、知ろうとする側の見解の相違に他ならない。

要は、この法案でいう特定秘密を、「指定する段階」、「途中経過の段階」、「解除する段階」で、全く行政と無関係の第三者によって「チェックできる」機能を持たせることが、重要かつ不可欠と思われる。権力者が恣意的に法律を運用することを防ぐためである。

残念ながら、この法案には上記のようなチェック機能がない。野党に指摘されて、慌てて出した「・・・委員会」とか「・・・監察室」は、全て行政機関の中にあり、独立性に乏しく、権限もない。米国の「情報保全監察局」のように、立ち入り調査、情報の請求、指定解除の勧告もできる組織とは対照的ともいえる。

大体、まず先に法律を通して、あとから運用面で、チェック機関を設け、国民の不安を払拭しようという「官房長官」の発言は、あまりに無理がある。

このような大事な法律は、通す前に、十分議論を尽くし、広く国民の声を聞き、民主的に決めるべきであり、「先に法律ありき」ではない。丁寧な説明が前提である。

だから、この法律は、法律自体と成立過程と二重に問題がある。

何故そうまでして、この法律を通そうとしたのか。確かに精度の高い情報を他国(特に米国)から入手するには、日本の国内法が整備されていなければならない。でなければ、本当の情報は入手しにくいだろう。防衛やテロ対策、外交の多国間交渉など、今後は益々、情報の「質とスピード」が問われるであろう。

中国や韓国との関係がギクシャクする中、日本の頼みの綱は米国なのである。

米国との強固な関係が、防衛、外交、テロ対策で最も大切になる。その大切なパートナーの証(あかし)となるのが、この法案である。

その意味は分からなくもないが、今回は急ぎ過ぎであり、不備も多く、国民の多くは反対を表明している。

ノーベル賞受賞者の益川、白川両博士や、女優の吉永小百合、音楽家の坂本龍一氏などが法案反対の姿勢を鮮明にしている一方で、多くの学者や著名人が沈黙を守っている。そして、多くの国民もまた沈黙している。

そんな中で、何故、強行採決が行われたのか。それは、与党の力が大きいからである。力とは、数のことである。(言うまでもなく、衆参両院で、与党が過半数を得ている。)

ちょうど一年前の12月、衆議院選挙で自民党が圧勝したが、これは、民主党野田政権のお粗末な政権運営への批判票が、自民党へ流れてだけのことで、自民党が支持されたわけではない。期待はずれの民主党に誰も票を入れなかっただけである。民主党が勝手に自滅し、自民党が勝ったというのが真実である。

また、今年7月の参議院選挙に於いても、自民公明が圧勝した。原発問題や消費税など争点が多い選挙だったが、なんと投票率は戦後3番目に低い52,6%。これには、残念というより悲しくなった。民意は反映されなかったのである。

国政選挙に行かず棄権した人は恥ずべきである。

国会議員は選挙によって選ばれた「国民の代表」である。その代表が多数決によって決めた法律が、この国を支配する。

すなわち、主権は「国民」にあるといってよい。だから、選挙行動が全ての原点である。

「誰に投票してもいっしょだから。」とか、「何党に入れたら良いか分からない。」などと言う人がいるが、勉強不足もはなはだしい!そして、日本の将来、しいては自分の将来すら考えていない愚かな人である。

今回の強行採決は、このような愚かな多数の国民によって引き起こされた恥ずべき行為であり、選挙を棄権した人は、今後、日本がどのような国になっても文句は言えないだろう。

今、特に不満がなくても。今、何不自由なく生活している人であっても、この平和な日本を未来永劫にわたって受け継いでいくために、「政治への参画」が必要なことを分かって欲しい。

いつの間にか、日本があらぬ方向に進むことがないように、いつもチェックし、その都度、政治家を選び、正しく導いていく知恵を身につけて欲しい。

それが、先の大戦の反省である。

わずか67~8年前には、日本は暗黒国家であった。知る権利も表現の自由もない恐怖政治が、富国強兵のもと平然と行われていたのである。その結果、国土は焦土と化し、300万人を超える尊い命が失われたのである。

この特定秘密保護法は、運用次第では、時計の針を逆転しかねない危険をはらんでいる。

私たちは、選挙権を行使することで、政治に参画し、政治をチェックし、未来を明るいものにしなければならない。無関心であったり、傍観者であることは自滅への道である。

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安らかに眠って下さい。

          過ちは繰り返しませぬから。

2013年12月 8日 (日)

海行かば

日本人が忘れてはならない慰霊の日は5日ある。

(このうち、1.~ 4.までは、今上天皇が皇太子時代に述べられたもの)


1.8月15日 終戦記念日

2.8月 6日 広島原爆投下の日

3.8月 9日 長崎原爆投下の日

4.6月23日 沖縄戦終結の日

5.3月11日 東日本大震災・福島原発事故の日



今日12月8日は、310万人の犠牲者を出した「太平洋戦争」開戦の日である。

「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報1通で、日本は米英と戦闘状態に入ったのである。

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ニイタカヤマ(新高山)は、当時大日本帝国領であった台湾の王山(ぎょくざん)のことで、標高3952mは、富士山を抜いて、日本最高峰の山だった。(画像はウィキペディアより)


310万人の内訳は、軍人230万人、一般人80万人とされるが、軍人にも家族があったわけで、つまりは日本国民が310万人犠牲になったと云える。

戦争犠牲者数については資料も多く、諸説ある。関心のある方は↓

http://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/03.pdf

http://nvc.webcrow.jp/TR7.HTM

日本人として決して忘れてはならない日を、もう一度心に刻みたい!



2013年12月 5日 (木)

行く秋を惜しむ 

短かった秋。

銀杏の名所を訪れました。

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銀杏の落ち葉が、あたりを黄色く染めていました。

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東山魁夷 行く秋(1990年) ドイツ北部 

こちらは、楓の黄葉が一面に敷き詰められた様子



秋の見納め・・・



秋深き隣は何をする人ぞ                       芭蕉

2013年12月 4日 (水)

お洒落なコンチェルト

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12月3日は、イタリアの作曲家、ニーノ・ロータの誕生日である。

純然たるクラシックの作曲家だが、映画音楽のほうが有名になった。

「道(ジェルソミーナのテーマ)」、アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」

「ロミオとジュリエット」、「ゴッドファーザー(愛のテーマ)」など

しかし、このピアノコンチェルトは、ロマンティックでお洒落である。

ピアノ協奏曲ホ短調「小さな古代世界」第1楽章。(バックはマティス絵画)

冒頭だけでも聴いてみてください。

2013年12月 3日 (火)

錦秋の京を訪ねて

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嵯峨野 天竜寺~二尊院境内


小倉山 峰のもみじ葉 こころあらば

     今ひとたびの みゆき待たなむ              百人一首

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渡月橋から望む嵐山付近



「そうだ京都いこう。」 11月下旬、昼と夜の京都を訪ねました。

幽玄の京を訪ねて

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ライトアップされた「青蓮院門跡」


親鸞聖人が得度した「青蓮院」 その時、わずか九歳で詠
んだ有名な歌↓


明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものとは

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まさに幽玄の世界でした。

 

2013年12月 1日 (日)

あがたゆりえピアノリサイタル

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私が、微力ながらも応援している「縣友里恵」さんの第3回目のリサイタルが開かれました。

1回でも大変なのに、3回(3年連続)も開くことは並大抵のことではありません。


縣さんは、たゆまぬ努力の人であり、果敢に挑戦する人であり、音楽を愛する素晴らしい女性です。

先生やご家族の支え、何より多くのお客様に支えられて、素敵なコンサートでした。


11.こわがらせ(シューマン子供の情景Op.15より)

窓の外を見てごらん         

静かに夜になっていく

ひっそり闇が広がっていく

耳を澄まして聞いてごらん

闇が広がる外の世界

何か聞こえてこないかな

ヒュッと何かが横切って

カサカサ何か隠れてる

何がいるかわからない

気をつけないといけないよ

そっと近くに忍び寄り・・・

「パタン!!」

心配しなくて大丈夫

家の中なら安心だ

みんなでいればこわくない

ヒュッと何かが通っても

カサカサ何か聞こえても

それはきっと風の音

さっと通り過ぎるだけ


プログラムには、縣さんがイメージした「ポエム」が載っています。

お客様の多くは、プログラムの「ポエム」を見ながら、曲を聴いています。


このコンサートは、クラシック音楽の「新しい聴き方」を提案したと思います。


今後の活躍を大いに期待したいものです。



Agata

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