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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2018年10月21日 (日)

黙守知存道

秋の夜が更けて午前零時を過ぎると、さすがに日中の喧騒が消えて静けさが戻ってきます。

静寂の中で内観すると、ぼんやりと見えてくるものがあります。


黙守知存道(もくしゅ みちをそんするを しる)

興福寺貫主の多川俊映氏は、沈黙と静寂、空間を大切にし、「小さな真実は明晰な言葉をもつが、大きな真実は大きな沈黙をもっている。」 と教えました。

真理は沈黙の中にこそ在るのです。

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黙守知存道(もくしゅ みちをそんするを しる)


秋の深まりを感じながら、沈黙の意義を考えてみようと思いました。



2018年10月20日 (土)

小説家になった友人 第2弾

今年の1月(2018年)、突如として歴史小説を書き、作家デビューした友人が第2弾の小説を発表しました。

前作は、日本人のルーツに触れる壮大な歴史ロマンでしたが、今回は現代の銀行を舞台に繰り広げられる人間模様が描かれています。


「時代と共に 銀行の中」 吉田昭雄著 
(文芸社 2018・10・15発行 1100+税)

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昭和~平成、バブルとその崩壊、まさに激動の時代を生きた主人公 八神真一朗が、様々な困難と向き合いながら銀行マンとして実直に生きる姿。その折々の思い・・・

ある意味大らかで活力のあった時代は終わり、コンプライアンスに汲々とする現在の企業の在り方に疑問を感じながらこの小説は展開します。

そして、揺れに揺れた住専問題を始め、日本経済の負の軌跡を分かりやすく解説した小説でもあります。

おそらく、作家の自叙伝的要素の強い小説ですが、同時代に生きた人には共感する部分も多く、若い社会人には人生の一つの指標となることでしょう。


作者が到達した幸福な人生の境地とは・・・


時代と共に 銀行の中 Amazonサイト

小説家になった友人(当ブログ記事)

2018年10月17日 (水)

紅蓮白露秋

猛暑と台風の夏が過ぎ、やっと秋が到来しました。

しかし、朝夕はめっきり冷えて寒いくらいです。人間は勝手なもので、暑いとか寒いとか言いながら、一年が過ぎていきます。

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紅蓮白露秋(ぐれん はくろのあき)    禅語

真っ赤に色づいた木々の葉に朝露が光っています。


今年も、北海道や信州、北アルプスなどから紅葉の便りが届き始めました。

行楽の秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、貴方は短い秋をどう楽しみますか?



2018年10月16日 (火)

映画「日日是好日」を見る

この9月15日に75歳でその生涯を終えた樹木希林さん。

その樹木希林さんが、茶道教室の先生役で出演する映画 「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」 を見てきました。

生前の希林さんが1年以上の歳月をかけて役づくりに臨み、全精力を注いだ作品です。映画館は多くの中高年で混雑していました。

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(C)2018「日日是好日」製作委員会 映画.com

日本の四季を五感で味わうお茶の極意。人生の機微に通じた先生(樹木希林)の言葉。どのシーンも心に響き、静かな感動を覚えました。


さて、私自身も初心者ながらお茶席に招かれることがありますが、本当に奥が深く、とても勉強させて頂いております。

つい先日も、初めて正客(しょうきゃく)を仰せつかりました。正客とは、この映画にもありましたが、茶会における最上位の客のことです。

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清福亭の茶室

恥をかきながらの正客でしたが、良い経験をさせて頂きました。ご亭主に感謝申し上げますと共に、樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。


映画「日日是好日」公式サイト

2018年10月15日 (月)

医療経済の嘘 (本の紹介No.035)

「医療経済の嘘」 病人は病院で作られる 森田洋之著 (ポプラ新書2018・6・10発行)


森田さんは現役の医師ですが、この本は少しショッキングな内容でしたので、本文より一部要約してご紹介します。

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1980年代に、増大する医療費への危機感から、「医療費亡国論」が唱えられるようになりました。

したがって、国は診療報酬と医師数を制限するようになりましたが

診療報酬が下がると病院は困ります。

病院は診療回数を増やすよう「患者集め」に奔走(薄利多売)するようになりました。

その結果日本は、気が付いてみると・・・

① 病床数世界一(米英の4倍以上)

② 外来受診者数世界2位(欧米諸国の3~4倍)

③ CT・MRIの保有台数も世界一(CTは英国の10倍以上、MRIは7倍以上)

国際的に見て異次元レベルの現状です。医師不足と言われていますが、ただの需要過多ではないでしょうか。


■ 病床がある分だけ病人が作られる

日本一病床数が多い高知県では、入院医療費も日本一で、滋賀県民の2倍も使っています。まさか高知県民が滋賀県民の2倍も病気になる訳はありません。

高知県は日本一高額の医療費を使い、日本一多い病床があるのに、平均寿命は全国42位と下位です。

ちなみに滋賀県は、病床数が全国47都道府県中で41番ですが、男性の平均寿命は全国1位、女性は4位です。 (最新データ)

本当なら、病院をたくさん作った県、病床が多い県ほど病気が減って寿命が長いのが普通ですが、実際にはそうではありません。

「病床が多い=医療費が高い=病気が治る=健康で長生き」 とはならないのです。

驚くべきことに、病床がある分だけ病人が作られているのです。

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出典 厚生労働省 医療施設調査 平成28年 クリックで拡大

この本には多くの問題提起が含まれていますが、このような現状を誰かのせいにしていては問題は解決されません。

国が悪いとか、病院が悪いとか言う前に、私たち国民自身が健康管理に留意し、生活習慣(病)を改善し、「自分や家族に本当に必要な医療とは何か」を真剣に考えてみることが大切だと、森田医師は訴えています。

2018年10月14日 (日)

秋の黄昏

文化祭の帰り道、陽が落ちようとしていました。

次の瞬間、陽は大きな光を放ちました。

そして、美しい雲の模様ができました─

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あの雲の先には何があるのでしょう・・・

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故郷は 雲の先なり 秋の暮(れ)      一茶



もの悲しく、人恋しい 秋の黄昏

千人の交響曲を聴く

滅多に演奏されることのない「マーラー千人の交響曲」を聴く機会に恵まれました。

(名フィル第461回定期演奏会 2018・10・12 日本特殊陶業市民会館 満席)

10代の頃、レコードで初めて聴いた時は、「音の洪水」としか感じませんでしたが、その後何度も聴くうちに、壮大な宇宙観に興奮し、マーラー独特の天上の調べに酔いしれました。

今回の演奏も、オーケストラの咆哮、大合唱の圧倒的な迫力、存在感を見せつけた独唱陣、的確な棒さばきなど、音楽史上に残る力演であったと思いました。

特に長大な歌詞(一部はラテン語、二部はドイツ語)を歌い切り、清澄かつエネルギッシュな演奏を聴かせた合唱団は見事でした。

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さて少し余談ですが、この曲は約百年前のミュンヘン万博で、マーラー自身の指揮で初演された際は、本当に1000人で演奏されたそうです。

我が国でも1985年にコシュラー/東京都響で1000人規模の演奏会が行われています。東京文化会館の特設ステージは演奏者で溢れ、ラッシュアワー並みの混雑ぶりだったとのこと。 

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都響創立20周年記念演奏会(1985年10月1・2日/東京文化会館)©木之下晃

今回の演奏は、オーケストラ(名フィル+中部フィル)133名、合唱(7団体)355名、ソリスト・指揮者合わせて約500名でしたが、実際にはこの規模が限界だと思います。

貴重な演奏を聴くことが出来て感激でした。児童合唱を含む500名の演奏者と多くのスタッフ関係者に感謝したいと思います。

※ 後日調べてみると、1981年に朝比奈隆/大阪フィルでも1000人規模の演奏会が行われていました。(CD化もされているようです)また2012年には名古屋マーラー音楽祭(井上道義指揮)で1000人規模の演奏会が挙行されています。まだあると思いますが調査中です。

2018年10月11日 (木)

半年ぶりの料理教室

6か月ぶりに 「男の料理教室 in ほのりんクッキングスタジオ」 に出掛けました。

1.なすと豚肉のうま煮

2.ほうれん草とえのき茸の辛子明太子和え

3.鬼まんじゅう

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今日は、近くの女子中学生が3人実習に来ていました。いつもは中年以上のオジサンばかりですが、若いパワーをもらって美味しい料理が完成しました。

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終了後、いつもの喫茶コーナーで出来立ての鬼まんじゅうを食べながらチョコチーノを飲みましたが、チョコとサツマイモがマッチして幸せな気分でした。


思い立って高山祭りへ

思い立って、秋の高山祭りに出掛けました。高山祭りは30年ぶりです。

この日の高山は快晴、最高気温は26℃、汗ばむほどの好天のもと─

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絢爛豪華な祭り屋台が桜山八幡宮の表参道に曳き揃えられました。圧巻です!


そして、最大の呼び物「布袋台のからくり」が境内で奉納されました。

9人の綱方で36本もの糸を操ってのからくりは、唐子人形(中国風の衣装・髪形をした子供の人形)がブランコを飛び移る演技が、日本のからくりの最高傑作といわれています。

20分ほどでしたが、固唾をのんで見物させていただきました。見物客からは、唐子が鉄棒に飛び移る度に大きな拍手が湧き起っていました。

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https://www.takayama-gh.com/tabaru/article/takayamafes/

それにしても、外国人観光客が多いのに驚きました。このからくりの前の解説も、日本語と英語で行われます。高山は国際都市ですね。

ある土産物屋さんに立ち寄ると、

外国人 : 品を手に取って 「How much is this?」 と尋ねています。

店のおばちゃん : 即座に、「One thousand Three Hundred Yen」 ─ その対応は手慣れたものでした。恐るべし高山!

2018年10月 8日 (月)

モンセラート・カバリェの思い出

スペインの世界的ソプラノ歌手モンセラート・カバリェさんが他界されました。

追悼の意を込めて、彼女の日本公演の思い出を書くことにしました。先ずはNHKイタリア歌劇団公演についてです。


■ NHKイタリア歌劇団日本公演
(1956年~1976年)

NHKが招聘した「イタリア歌劇団」の日本公演は、戦後のわが国のオペラ芸術の発展とファンの育成に多大の貢献を果たしました。 

クラシックファン垂涎の世界の超一流のオペラ歌手が、この日本の舞台で熱唱したのです。日本初演のオペラも数多くありました。

あの、デル・モナコもテバルディも、シミオナートやタリアヴィーニ、ベルゴンツィ、プロッティ、スコット、コッソット、クラウス、ギャウロフ、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス、カバリエなど、世界のオペラ界に燦然と輝く名歌手たちが続々と来日したのです。

これはNHKの偉業と云っても良いでしょう。

1973年に今のNHKホールがオープンして以来、私もこのオペラ公演を聴く機会に恵まれました。もう40年以上も前のことです。

当時はまだチケットのオンライン販売がなく、すべてNHKの窓口でしか入手出来ませんでしたので、徹夜でNHK名古屋放送局の窓口に並んで貴重なチケットを手に入れました。チケットはS席で当時10000円だったと記憶しています。

中でも、モンセラート・カバリェさんが主役の、「アドリアーナ・ルクヴルール(チレア作曲)1976年NHKホール」 は忘れられません。 (日本初演)

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モンセラート・カバリェ NHK映像より

■ 大番狂わせ!カバリェ体調不良で代役に

モンセラート・カバリェの歌う第1幕のアリア「私は神のいやしいしもべ です」は本当に感動的でした。会場に響き渡る豊満な声量、驚くほど繊細なPianissimo、かすかに陰りのある魅力的な声質、人間の声がこれほど深く神秘的なものかと驚愕して聴き入りました。

ところがその後、カバリェは体調不良で舞台を降板してしまったのです。公演中に舞台の幕が下ろされることは滅多にありません。オペラはいったん休憩して、ガブリエッラ・ノヴィエッリが代役を演じることになりました。残念ですが、このようなアクシデントは生演奏では避けられません。

その夜は友人の音大生の寮に泊めてもらいましたが、数時間前に聴いたカバリェの声が耳から離れなくてどうしても眠れませんでした。


■ モンセラート・カバリェの死

2018年10月6日、カバリェさんは85歳の生涯を閉じました。

あの日聴いた 「アドリアーナ・ルクヴルール」で共演したテノールのホセ・カレーラス氏は「彼女は素晴らしい声域と完璧なテクニックとをあわせ持っていた。ソプラノ歌手すべてを思い出しても、カバリェのような歌い手はいなかった」 と述べました。

また、スペインのペドロ・サンチェス首相やスペイン王室も最大限の弔意を表しています。


どうか安らかにお眠りください。今も貴女の声が聴こえています・・・

Ecco: respiro appena ....
semplicemente
lo son l'umile ancella
del Genio creator:
lei m'offre la favella,
io la diffondo ai cor ...
Del verso io son l'accento,
l'eco del dramma uman,
il fragile strumento
vassallo della man ...
Mite, gioconda, atroce,
mi chiamo Fedeltà:
un soffio è la mia voce,
che al novo dì morrà ...



 

2018年10月 6日 (土)

「マチネの終わりに」映画化

芥川賞作家 平野啓一郎さんの小説「マチネの終わりに」(毎日新聞出版)が映画化されることになり、2019年秋に公開が決まったニュースはご存知の方も多いと思います。

「マチネの終わりに」は、福山雅治、石田ゆり子の主演で映画化が決まって以来、すでに20万部の大ヒット作品となっています。

天才クラシック・ギタリスト蒔野聡史(まきのさとし)の役に福山雅治、フランスの通信社に所属するジャーナリスト・小峰洋子を演じるのは、石田ゆり子。初共演です。

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「マチネの終わりに」 映画化決定

マチネとは、クラシックコンサートや演劇などの舞台公演で、昼間に行われる公演を指します。小説のタイトルにはとても良い響きです。

読んでみると、この小説にはギターを中心に多くのクラシック曲が登場します。マイナーな曲もあって音楽ファンには興味が尽きません。 また、小説にタイアップしてCDも発売されています。

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「マチネの終わりに」 CDジャケット

小説内では、クラシックの名曲からポップスまでさまざまな楽曲が登場します。

◆アランフェス協奏曲(ロドリーゴ)◆セイス・ポル・デレーチョ(ラウロ)◆間奏曲第2番イ長調Op.118-2(ブラームス)◆無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009◆リュート組曲(バッハ)◆幻想曲作品54bis(ソル)◆ギター協奏曲第1番ニ長調 Op.99(C=テデスコ)◆カヴァティーナ組曲(タンスマン)◆スクリャービンの主題による変奏曲(タンスマン)◆プレリュードとフーガ(コシュキン)◆ソナタ・ジョコーサ(ロドリーゴ)◆ギターのためのソナチネ Op.51(バークリー)◆大聖堂(バリオス)◆「ブラジル民謡組曲」よりガボット・ショーロ(ヴィラ=ロボス)◆ヴォカリーズ(ラフマニノフ)

※以上は主なクラシック曲



来年の今頃には映画館が人で溢れると思います。とても楽しみな映画です。

2018年10月 5日 (金)

台風7つの疑問

平成30年(2018年)は、台風の当たり年でした。

そこで、つい最近日本を襲った台風24号を例に、数々の疑問について私的に考えてみることにしました。

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画像出典 http://jin115.com/archives/52233801.html


■ 台風7つの疑問

の1.台風の名前

2000年(平成12年)から台風に名前が付けられるようになりました(アジア名の導入)。ちなみに、台風24号は「チャーミー」だそうです。凶暴な台風に似合わない可愛らしい名前に違和感を覚えました。

被害を及ぼす台風に、名前を付ける意味があるのでしょうか? もし、自分の名前が「チャーミー」だったら気分悪いと思いませんか・・・

何故、台風に(何の関係もない)名前を付けるのか疑問です。


その2.進路変更

西へ進んでいた多くの台風が、九州や沖縄周辺で進路を北東に変えて日本列島を縦断するのは、言うまでもなく偏西風のせいです(主な理由)。

まるで中国大陸に強力な神様がいて、台風を押し返しているようです。中国や韓国は守られていて、日本はいつも台風の通り道です。

本当は偏西風が犯人だと分かっていても、「台風よ、どうして向きを変えるんだ!」 と怒りたくなる今日この頃です。そして、どうして日本は台風に好かれるのか疑問に思う今日この頃でもあります。

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台風24号の経路 気象庁サイトより クリックで拡大


その3.台風情報

最大瞬間風速60メートル、総雨量500ミリ、時間雨量100ミリ超、伊勢湾台風並みの高潮、「大型で非常に強い台風」がやって来ます!

土砂災害、河川の氾濫、(日本中安全な所はありませんから) 直ちに「命を守る行動を取って下さい!」

日本列島をすっぽり覆う台風の予想進路図(下図)を見ると不安でいっぱいになります。

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2018/09/29 07:24 ウェザーニュース画像より

常に最悪の予測を発表して危機感を煽ることが悪いとは言いませんが、あまりに悲観的な予報は国民の不安を募らせるばかりです。

総理は、「空振りを恐れずに避難勧告などを出すように」 などと発言していますが、自分たち(行政)が非難されないよう予防線を張っているようにしか思えません。

正確な情報を出すことより、悲観的な情報を流す今日の台風情報の在り方に疑問を呈するものです。


その4.TV視聴率

台風が日本に接近するとテレビの視聴率は上がるそうです。まして、大型で強い台風が上陸するとなると、各TV局の報道番組は視聴率が数%は上がるとのこと。

まさか視聴率を上げるために過剰な報道をしているとは思えませんが、もう少し冷静で正確な分析があっても良いと思います。

現地を取材したあるアナウンサーが、大声で「倒木が倒れています!」と言っていました。すでに冷静さを失いヒートアップしていました。台風と視聴率の因果関係を意識するテレビ局に疑問を持ってしまいます。


その5.ライブ中継


かつて台風の様子は、海岸などの危険な戸外からライブ中継されていましたが、最近は屋内の安全な場所から中継されたり、無人カメラなどが使われています。

「海や川に近づかないで下さい!」「不要不急の外出は避けて下さい!」などと言いながら、アナウンサーやスタッフは危険な箇所でライブ中継するのはどうしたものかと疑問に思っていましたが、これで安心しました。

しかし、安全と思われる場所で、完全防備ヘルメット姿で、必死にレポートする(振りをする)アナウンサーにはやや疑問を感じます。もっと普通にありのままを伝えたらいかがでしょう。


その6.避難誘導

今回、伊勢湾台風並みの高潮と聞いて、あわてて避難した人は相当数あったと思います

何かあってからでは遅いので、行政が早めに避難勧告などの警告を出すのは当然ですが・・・

災害の多い多い日本では、地震や台風のたびに避難指示や勧告が発令されますが、あまりに多いのに驚かされます。

これでは、山沿いや海沿い、河川流域の人は年に何度か避難しなければなりません。一体いつまで逃げ回っているのでしょう。

避難するしか手が無い日本の現状に疑問を持たざるを得ません。治水、砂防対策はどうなっているのでしょうか。安心して住める日本を作ることが最優先の課題です。


その7.地球温暖化

1997年、地球温暖化を防止するため京都議定書が採択されました。2015年にはパリ協定も採択されました。

猛暑も台風の大型化も、地球温暖化が要因と言われています。

しかし、毎年100兆円以上の莫大なコストをかけて気温を0.05℃下げることが本当に正しい選択なのかは甚だ疑問です。

温暖化ビジネスに踊らされないよう、日本の進路を決めるべきだと思います。


■ 最後に

日本のするべきことは、遅れている治水対策、砂防対策を最優先して土砂災害や洪水などを防ぐと同時に、山沿いを造成する宅地開発は止めることです

高いマイホームに住みながら、台風や豪雨の度に学校や公民館に避難しなければならない日本の現状は異常です。リニアも五輪も良いですが、生活の根底にある「安心感」が得られる日本であって欲しいと思いました。



 

2018年9月29日 (土)

食品ロスを知ろう

大手スーパーイオンが全国2700店舗で、「食品ロス削減キャンペーン」を始めます。
イオン ニュースリリース PDF

この機に、食品ロスについて調べてみました。

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日本では、年間2,842万トンの食品廃棄物があり、このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は646万トンと言われています。(※農林水産省及び環境省「平成27年度推計」)

毎年、大型10トントラックで、64万6千台分もの「食べられる食品」が棄てられているのです。(この中には災害時の備蓄食品の廃棄や、畑で処分される農産物、港で棄てられる魚などはカウントされていません)

国連世界食糧計画(WFP)は、貧困国に対し年間約320万トンの食料を援助(2015年)していますが、日本はその倍の食糧を廃棄しているのです。

そして、646万トンの約45%にあたる289万トンが、食べ残しなどによって家庭で棄てられています。

何ともったいないことでしょう。

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出典 www.y-mainichi.co.jp

肉も魚も野菜も、すべて命(いのち)あるものです。その命(いのち)をいただいて人間は生きています。正確には生かされています。

生きていくためには、他の生物の命(いのち)を犠牲にしなければなりません。これも食物連鎖の一部だとする意見もあります。

しかし、弱肉強食の野生動物は、自分の食べる分だけ食べて、それ以上狩りをすることはありません。

人間だけが平気で食べ残し廃棄しているのです。これでは殺された動物たちも浮かばれないでしょう。

大量に生産し、大量に販売し、大量に消費し、残ったものは大量に廃棄する。世界では8億2100万人もの人が飢えで苦しんでいるというのに・・・

私たちは、この現実を認識することから始め、出来ることから「食品ロス」を減らすことを実践しなければなりません。

先ずは、買い過ぎない、作り過ぎない、食べ残さない、そして感謝して食べることではないでしょうか。

そして、政府、自治体はもちろん、生産者、販売業者、飲食界、流通業界、研究機関、メディア、そして各家庭が一体となって知恵を出し合い、食品ロスを減らすことに真剣に取り組むべきだと思いました。

2018年9月27日 (木)

ほめカー

■ バッシング社会

週刊誌が有名人のスキャンダルや不祥事をスクープして世論に火をつけ、テレビのワイドショーが茶の間に垂れ流す。

世の不正が暴かれることは決して悪いことではないし、スキャンダルに食いつく国民に罪はない。

ただ今回は、世論に火をつけていた出版社が、批判の火の粉を浴びて、月刊誌を休刊せざるを得なくなった。出版社もバッシングされたのである。

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健全な社会が辛うじて機能している一方で、バッシング社会はエスカレートしている。

それだけ世の中が悪くなっているのだろうか─

■ 人を責める社会と褒める社会

暗いニュースが蔓延している世の中だから、「スーパーボランティアおじさん」が、あんなにも大きな話題になって日本中から賞賛されたのではないか。

近年、あんなに明るい話題はなかったように思う。人を賞賛する社会ほど気分の良いものはない。本当は誰もがこんなニュースを望んでいる。

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NHKニュース映像より

逆説的に考えれば、世の中の悪い面ばかりに目が行くから、世の中が悪くなるのではないだろうか。

もう少し社会の明るい面にスポットを当てることはできないだろうか。

日々そんなことを考えていたら・・・

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■ ほめるをつくる会社

ほめカーと言う世にも珍しい車が東京を走っていることを知った。(日本テレビ系「ヒルナンデス!」 2018・9・19 放送)

この車の持ち主は、「ほめる人が増えれば、ほめられる人が増える!そして日本が明るくなる!」をテーマに活動する『松下徽章(きしょう)』という会社である。

その会社は「ほめビル」の中に存在し、ほめるをつくるファクトリーを作り、様々なワークショップを通して「ほめるをつくる」ことに取り組んでいるそうである。

ほめカーは、「ほめる」場所に駆けつけて表彰式を素敵に演出するとのこと。

その他、「ほめる学校プロジェクト」などもあり、褒めることに特化したユニークな会社である。

もし、こんな会社が日本中に出来たら、世の中はさぞかし明るくなるに違いない。

ほめカーのような存在になりたいと思った。

2018年9月24日 (月)

秋の思い出

子供の頃、仏間で寝ていました。

その仏間は、中庭に面していました。

庭と仏間の間には障子が四本あるだけです。

その障子を通して、秋気が感じられました。

ある晩、なかなか寝つくことができず・・・

ふと障子に目をやると。

月明かりに照らされ─

庭木がゆらゆらと障子に映っているのでした。

ちょうど影絵のように。

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その光景は、今も思い出します。

さみしい秋の夜でした。



詩人 田中冬二が、私と同じような体験を詩に書いています。

雨戸なんかしめない

ランプをけして 障子だけでねる

目をさますと 晩い月の出に

障子には 木木や草が不思議な生きもののかた

 ちに映つて

かれらどうしでしきりになにごとか話しあって

 ゐる

そっと障子をあけてみるには

あまりに神秘なかげである 

田中冬二 山へ来て(昭和3年)


今夜は中秋の名月です。

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